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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4607号】狭山事件第3次再審請求協力の呼びかけ 部落解放センター運営委員会

2006年7月22日
第34総会期第四回部落解放センター運営委員会が、天理教施設38母屋にて六月二〇~二一日開催された。 二〇〇五年度センター会計決算、および二〇〇六年度の会計予算案が審議されそれぞれ承認。二〇〇五年度の活動献金は目標額七〇〇万円のところ、約六四三万円が寄せられた。「インド洋津波ダリッド支援緊急募金」および「谷本一広さんを支える会」への募金と合わせ感謝である、との報告を受けた。 東谷臨時主事代行よりセンター報告がなされ、主に以下のことを決議または確認をした。「狭山事件の再審を求める市民集会」が五月二三日開催されたが、近年、日本基督教団からの参加者が減少傾向にあるとのこと。センターとしては、できるだけこの時期の教区総会開催をはずして日程調整をしていただき、同市民集会への各教区からの活動者派遣をお願いすると共に、狭山事件第3次再審請求も始まろうとしているので近々署名用紙を全国に配布して積極的に協……

【4607号】「…沖縄教区との関係修復を進めるため…件」僅差否決 神奈川教区総会報告④

第116回神奈川教区総会が、六月二四日、清水ヶ丘教会を会場に行われた。逝去教師を憶える開会礼拝の後、正議員二二五名中、一七六名で総会は成立した。例年は二日間の日程で行われる六月総会だが、今回は一日としたため、直ちに教団総会議員選挙に入り、予備投票が行われた。その後、補教師の准允執行に関する件が扱われた。前回の按手礼の際と同様、常置委員会の面接で行われたことを繰り返す必要はない等の意見が上がったが、いつくかの質疑を経て採決、准允式が執行され新たに五名の補教師が立てられた。 昼食後、教団問安使の竹前昇総幹事が挨拶し、教団議長の挨拶を簡略に述べた。議場から教団議長に対していくつかの疑義や要求が出され、竹前総幹事は議長に伝えると答えた。 続いて、つきみ野伝道所が、名称も「林間つきみ野教会」と新たに第二種教会として設立されることが承認された。昨年までは教区の教職謝儀互助の受給教会だったが、自給独……

【4607号】「ミッションスクールの伝道」について 教区伝道委員長会議開催

六月十九日から二〇日にわたって、第34総会期教区伝道委員長会議が金城学院と中京教会で開催された。出席者は教区伝道委員十四名、講師一名、伝道委員七名、スタッフ二名、他一名、計二五名。開会礼拝は、北紀吉教団伝道委員長が行った。 その後、金城学院から中学校・高等学校の校長である深谷昌一先生から挨拶があった。 続いて、今回の教区伝道委員長会議の主題である「ミッションスクールの伝道」について、青山学院大学宗教主任である嶋田順好氏に「青年伝道について-大学の現場から-」という題で講演をしていただいた。今日の伝道の状況は、礼拝出席者の高齢化に伴って、全国的に振わない現状が指摘された。現代日本の高齢化が教会内において反映されているものの、その振わない原因は、教団内の伝道の姿勢にあるのではないか、と問題提起をされた。また同時に、キリスト教学校(ミッションスクール)でも、その傾向が現れていることが報告され……

【4607号】帰国宣教師活動報告に聞く 第五回世界宣教協力委員会

去る六月二〇日(火)午前十一時より午後六時まで教団会議室において第34総会期第五回世界宣教協力委員会が委員全員の出席を得て行われた。 今回の委員会では二人の帰国宣教師をお迎えして昼食を共に頂いた後、その活動報告を伺った。 サンパウロ福音教会(ブラジル)で働かれた小井沼真樹子宣教師は、現地の貧しい人々の中にあって自分が富める階級に属する者であり、多く与えられている者として多くの責任を求められていることを自覚させられたことや、日系人の高齢化に伴い、介護の仕事にたずさわるようになられた様子を語られた。また、重い病にかかられた小井沼国光宣教師の状態も報告して下さった。 米国パイン合同メソジスト教会で働かれた西村篤宣教師は、報告書に基づいて教会における働きや日系人高齢者ホームの事業等、多岐にわたる活動の報告をされた。 次に、昨年十一月よりジャカルタ日本語キリスト教会で働いておられる松本章宏氏……

【4607号】多岐にわたる委員会活動総括 第五回伝道委員会

六月二〇日から二一日にかけて、第34総会期第五回伝道委員会が、名古屋北教会で開催された。第四回伝道委員会議事録承認の後、以下の諸報告を承認した。 第四回常議員会報告、宣教方策会議(三月六~七日)、宣教委員会(三月七~八日、六月十二~十四日)。エクロフ委員会(四月二〇日)、「信徒の友」「こころの友」編集委員会、「働く人」編集委員会。開拓伝道援助金(〇六年度分八教会、計一二〇〇万円)の送金。〇五年度伝道委員会関係会計決算承認。「こころの友」文書応援伝道の報告。〇六年度日本基督教団全国教誨師協議会・教区代表者会報告。 協議事項として 一 第34総会期教区伝道委員長会議についての総括。嶋田順好氏より「ミッションスクールの伝道」をテーマに主題講演をいただいたが、今日の教団の伝道の現状分析と共に、ミッションスクールの現状とこれからの伝道方法について現場である金城学院の会場提供をいただき、参加者と……

【4607号】宣教委員会、沖縄での開催 保育所同盟が自主活動団体に

第34総会期第五回宣教委員会が六月十二~十四日、沖縄で開催された。豪雨と落雷の影響で、宜野湾セミナーハウスには遅れて到着した。 当委員会は、沖縄で開催するにあたり、特に沖縄の歴史を学ぶことをプログラムに組み入れた。沖縄大学で教鞭をとる又吉盛清(またよしせいきよ)教授(沖縄・東アジア地域研究専攻)の講演を聞いた。又吉氏は、過去の植民地支配と侵略戦争の歴史を今日的な課題と結びつけて、具体的な事象を挙げて明らかにする調査研究がなおざりにされてきたことを懸念しつつ、これまで執念とも言うべき調査研究を行ってきたことを語った。その研究の成果は、著書『日露戦争百年』に詳述されている。講演は「沖縄でアジアを考え、アジアと共に生きる」と題し、主に「私と台湾-植民地問題を考える」ことに焦点をあてて、一八七四年の台湾出兵から一八七九年の琉球処分を経て沖縄から台湾、更に朝鮮、中国等の支配に向かう日本植民地主義の……

【4607号】荒野の声

▼主任担任教師として初めて執行した葬儀式は、五才の男の子のものだった。▼将来牧師になった時に、葬儀を司るということは、勿論、神学校の時から念頭にあった。それに備える授業もあった。しかし、本当の意味での自覚はなかった。▼何回かの葬儀で、その都度、牧師として働くことに挫折感を覚える程の体験をした。同時に、全く矛盾する思いを味わった。牧師になった、神さまに用いていただいたという実感を与えられた。▼誰ひとり出席者のなかった祈祷会の直後に、青年がふらりと礼拝堂に入り込んできた。式を目前にした婚約者の裏切りを知り、死んだ方がましだという告白を聞いた。慰め励ます言葉を持たない自分の無力に、辞めた方がましだと、その時は思った。▼白々と夜が明けようとしている時に、ガリ版の週報を刷り直した。どうしても、予告した箇所で説教原稿が書けなかった。▼特別な体験ではない。誰もが体験することだ。打ちのめされて、ただ、主に……

【4607号】新任教師オリエンテーション

教師である重さを実感する 参加者の関心は説教に集中 二〇〇六年度新任教師オリエンテーションが、六月二六日から二八日まで静岡県伊豆市にある天城山荘を会場に開催された。主題は今年度も「教団の教師として宣教を共に担う」。参加した新任教師は七一名(昨年度未参加者九名を含む)、教育委員会から委託を受けているキリスト教教育主事の参加は三名、関係者を含めると計九七名が参加した。無我夢中で駆け抜けた新任教師が自らの三ヶ月の歩みを振り返り、教師であることの重さを実感する三日間となった。 新任教師オリエンテーションの大まかな日程は次のようなものである。第一日目、「合同教会としての教団」山北宣久教団総会議長。第二日目、「教団の教師像」小林眞副議長。「教団の働き」竹前昇総幹事。「教団の取り組み~差別と人権」東岡山冶部落解放センター運営委員長。「牧会の課題」佐藤誠氏(特別講師・愛誠メンタルクリニッ……

【4606号】日本基督教団の土俵

2006年7月8日
私たちは、言うまでもなく、プロテスタント教会に属するキリスト者であるが、その信仰の大枠は、少々乱暴な表現をすると「聖書正典と信仰義認」の二つであろう。 しかし私たちは、より狭く、日本基督教団という教会に所属する。 従って、その場合の枠とは、前述の二つの枠を前提として、教会組織としての法や規約などが加わり、具体的には「教団信仰告白に立ち、教憲・教規に則る」ことになるのである。 このことは、キリスト者としての誕生の「洗礼式」と、教師としての出発の「准允式」に用いられる式文を見ても明らかである。 即ち、両方とも、誓約に際して「教団信仰告白を告白すること」と、「教憲・教規を守ることを志すこと」の二つが、当該の本人に求められており、この誓約時に「ノー」と拒めば、キリスト者にも教師にもなれないのは当然のこと。 各教区総会に問安使として挨拶をし、「教憲・教規が、私たちの土俵」と言うと、「頷く人……

【4606号】ジャワ中部地震救援募金のお願い

主の聖名を讃美いたします。 ジャワ島中部を襲った去る5月27日の地震による災害は、報じられる度に犠牲者の数が増しています。ユニセフの発表では、家を失った人の数は13万にも及ぶと言われています。 WCCとルーテル教会世界連盟(LWF)でつくる人道支援組織ACTは、そのメンバーである現地の教会や団体YAKKUM Emergency Unit(YEU)、Church World Service(CWS)、Yayasan Tanggul Bencana Indonesia(YTBI)による調査とそれに基づく救援を行うための募金準備をすすめています。 日本キリスト教団でもそれにこたえることができるように、救援のための全国募金を行います。祈りをもってお献げ下さい。 集まった募金はACTから右記の団体の救援活動のために用いられます。 ▼募金期間=2006年8月末まで ▼目標額=特に定めません……
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