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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4612号】訂正

2006年10月14日
四六一一号三面、消息欄氏名、「井刈堅治氏」を「井苅堅治氏」にお詫びして訂正いたします。

【4612号】消息

竹中正夫氏(無任所教師) 八月十七日、逝去。八〇歳。中国の北京に生まれる。一九五〇年同志社大学神学部卒業。五五年から九七年まで同大学神学部に神学教師として奉職した。遺族は妻の百合子さん。 小井沼國光氏(無任所教師) 八月二四日、逝去。六一歳。栃木県に生まれる。一九九六年日本聖書神学校卒業後、二〇〇六年までサンパウロ福音教会在外教師として務めた。遺族は妻の眞樹子さん。 伊藤忠雄氏(隠退教師) 八月二六日、逝去。七二歳。東京都に生まれる。一九五四年日本聖書神学校卒業。六〇年西都教会に赴任。その後豊後高田、相模原、橋本、下田、波田、大台めぐみ各教会を牧会し二〇〇〇年隠退した。遺族は妻の卓江さん。  

【4612号】教区コラム 兵庫教区

問いつつ、問われつつ 菅根信彦 この八月開催された、教区社会部平和聖日集会において『教会から考える教育基本法』を主題に、扶桑社の歴史教科書採択反対運動を通しての講師の証しを伺いました。そこで、改めて思想や信教の自由を含めてその権利が脅かされている教育現場の危うい統制化された現状を教えられました。 同時に今を生きる私たちが「コンフリクト・フリー」の状況に陥ってしまっていることを想起させられました。周りで重大な事態が進行し、それによって大きな被害を受ける可能性が高いか、あるいは、実際に受けているにも関わらず、当時者の内面で葛藤や軋轢が感じられなくなった状態をそう呼ぶそうです。元来は、コンピューター用語ですが、近年は精神医学の世界でも広く使われています。思考の面で言えば、論理の矛盾に対して一定程度のセンシビリティー=感性もなくなってしまった状況です。このような感性を抑圧して、同調的圧力……

【4612号】台湾基督長老教会、国際日語教会へ うすきみどり宣教師派遣式

うすきみどり宣教師派遣式が、村山盛芳世界宣教協力委員会委員の司式、木村量好八幡ぶどうの木教会牧師の説教で八月二〇日に八幡ぶどうの木教会で執り行なわれた。うすき氏は柳田剛行・柳田雅江宣教師の後任として台北の台湾基督長老教会、国際日語教会に派遣される。木村氏は説教で「教会の交わりの中で育まれた命のつながりの中でうすき氏を台湾にお送りしたい」と語った。 うすき氏は同志社大学神学部を卒業後、八幡ぶどうの木教会、同志社高校、ぶどうの木保育所と幅広く活動した。この幅広さを物語るように、派遣式には多くの参加者があった。 国際日語教会は一九七三年に日語礼拝が創設され、一九八五年に日語教会が開設された。現在は、日本の企業から派遣されて台北に駐在している日本文化を母体とし、日本語を母語としている日本の方が午前中に台北郊外の天母礼拝に集っている。日本の約五〇年間の植民地統治によって日本語を母語としているが、……

【4612号】三国間教会協議会に備える 第三回スイス協約委員会

第34総会期第三回スイス協約委員会が、二〇〇六年九月十三日、教団会議室で開催された。まず常議員会からの報告として、当委員会が所属する世界宣教協力委員会を「世界宣教委員会」に改組するための議案が、次回教団総会に上程される予定であることの説明があり、これに関連して、新しく傘下に入るであろう六つの委員会相互の「横のつながり」を生むための工夫が望まれるという意見が出された。 協議事項では、今年十一月に、スイス国バーゼルで開催される「スイス・韓国・日本三国間教会協議会」に関する準備的な話し合いが中心になった。協議会の総合主題である「God's  Migrating People」は、グローバリゼーションの時代に特徴的な広義の「人の移動」、すなわち留学や外国駐在あるいは国際結婚、あるいは移住労働や移民そして難民、さらには人身売買などから生じる社会的および政治的な諸問題を、まずは念頭に置いたものである……

【4612号】ドイツ・台湾から宣教師帰国活動報告 第六回世界宣教協力委員会

第34総会期第六回の世界宣教協力委員会が去る九月八日(金)教団会議室において行われた。 今回の委員会には任期を終えて帰国されたケルン・ボン日本語キリスト教会の小栗献宣教師と台北の国際日語教会の柳田剛行、柳田雅江両宣教師をお招きし、共に昼食を頂きながら懇談し、活動報告を伺った。 小栗氏は映像を示しながら現地の様子や集会の状況等を分かり易く話された。 柳田剛行氏は第二次世界大戦後の台湾の歴史に触れつつ、現在の社会状況及び教会の現状を報告され、柳田雅江氏はご自身が取り組まれた教会学校について語られ、子どもたちやその親たちとの交わりの中で支えられた七年間であったことを感謝された。 委員一同三人の方々のご苦労に感謝し、それぞれのために二名の委員が祈祷をささげた。 しかし、悲しい知らせもあった。サンパウロ福音教会をご病気のため辞任し、帰国療養中であられた小井沼國光氏が療養の甲斐なく去る八月二……

【4612号】被災地に三度目の冬が近づいて 会堂牧師館再建、着工は来春以降 「新潟県中越地震」被災教会会堂等再建支援委員会

第10回「新潟県中越地震」被災教会会堂等再建支援委員会が九月五日に教団会議室において開かれた。 1、事務局報告 ①献金累計額(九月四日現在)一一〇、〇一四、四二七円。このうち、六月六日以降の増加額は一一、七四一、八九四円。一八三件。 ②被災支援関連の会計監査が実施された。(七月常議員会決定) ◎教団事務局 八月二九日実施。 ◎関東教区被災支援関連会計 九月二六日教区事務所で実施予定。 ③「新潟県中越地震」被災教会会堂等再建募金のお願いを全教会あてに送付した。 2、関東教区報告 村田元中越地震被災教会・被災地支援センター統括主任から被災教会の現況について報告を受けた。 ①長岡教会=関係工事はすべて終わっている。 ②栃尾教会=六、七月には低迷していた礼拝出席も八月にはもとに回復してきた。 会堂部分の修復工事は終わったが、融水パイプの修理、井戸掘り工事等、業者のやり繰りがつ……

【4612号】「社会活動基本方針」の法的位置付けを確認 社会委員会

第34総会期最後となる第六回委員会を九月十一日(月)十二日(火)に教団会議室にて開催した。山本光一委員の奨励による礼拝の後に、愛澤豊重教団総務幹事より、 第29総会の常議員会提案「社会活動基本方針を廃止する件」の取り扱いとその最終結論についての発題を聞いた。前総会期より社会活動基本方針に関する学びを重ねているが、「社会活動基本方針」が教団において現在どのように位置づけられ、法的に取り扱われているかを確かめる必要性を感じていたからである。そして、委員会は次の事柄を確認することができた。総会から差し戻されて第29総会期第五常議員会は三役提案を議決承認、すなわち「議案としては廃案」としたこと、故に教団において「社会活動基本方針」はそのまま存続している、ということである。 おもな協議決定事項は次のごとくである。 1、社会福祉施設援助金を関東、神奈川、大阪、兵庫、東中国、九州の六教区から推薦のあ……

【4612号】課題が残る無任所教師への取組 教師委員会

第34総会期最後となる第九回教師委員会が九月七日教団小会議室で開催された。 今回の委員会では、次期教師委員会への申し送り事項を中心にして協議が行われた。 まず、今委員会の二年間の活動を振り返り、次の三つの課題に取り組んだことを受け止めた。それは、「九州教区常置委員会からの提訴の件」を受けて戒規を執行したこと、教師委員会内規を作成したこと、「セクシュアル・ハラスメント防止対策の取り組みに関する件」については、ガイドライン二次案を常議員会に提出したことの三つである。 しかし、教師問題に関しては、教憲第九条変更についての常議員会での取り扱いは終了したが、教師検定試験におけるABコースの課題への取り組みは残っていると委員会では受け止めている。この点について協議を発展させていくことができなかったことは今後の課題である。 また、女性教職の問題や無任所教師の問題についても教師委員会に取り扱いが求……

【4612号】山梨分区の互助の歴史と現状を学ぶ 伝道委員会

九月四日~五日にかけて、第34総会期第六回伝道委員会が、愛宕町教会で開催された。第五回伝道委員会議事録承認の後、以下の諸報告を承認した。 第五回常議員会報告、「働く人」編集委員会はことに、竹前昇総幹事に陪席を願い、「働く人」二〇〇七年三月をもって廃刊する件、第五回常議員会で継続議案になったことについての説明を受け、質疑応答があったこと、エクロフ委員会は特にエクロフ基金融資申込みについて、〇六年四月二〇日より、年間融資額一千万円の範囲内。利率は年利一%。返済は二年間据え置き、その後五年以内の返済に変更されたことが各々報告された。 協議事項として、①二〇〇九年にプロテスタント宣教一五〇年を迎えるにあたり、記念集会等を立案してもよいのではないか、②第35総会期「農」に関する活動者協議会についてそれぞれ協議した。また、第35回日本基督教団総会の伝道委員会報告を確認した。 この後、「山梨分区の……
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