現役で召された長老の納骨式を行った。忘れられないのは、5年ほど前のお母様の納骨式だ。高尾の霊園にご遺族が皆集まった。私は皆が揃ったことを確認して、「お揃いのようですので、始めましょう」。石屋さんが「では、お骨を…」と言うと、皆が顔を見合わせた。その瞬間、「あっ、忘れた!」。「えーっ!」。当然、「おいおい、どうすんだよ!」となる。「ごめん!絶対に忘れちゃいけないんで、玄関の真ん中に置いたんだよ!」。で、忘れた。
ここは高尾、お骨は茅ヶ崎。仕方がない。「皆で一緒にみ言葉に聞いて祈ることが大事ですので、納骨式を行います。ご遺骨は時間差で後日納めていただきましょう」と私。ご遺族も「そうだ、それがいい。骨がなくても大丈夫」。「お骨のない『ノー骨式』です」で、一同爆笑。
そんな思い出を語り合いながら、長老である息子さんの納骨式後の食事会も、とても楽しいひとときとなった。ご遺族は大勢集まったが……
主が何を求めておられるか
カナダ長老教会所属、久我山教会出席
デイビット・マッキントッシュさん
カナダで、神学生の父と国語教師の母の間に生まれた。1歳の頃に、父がカナダ長老教会から在日大韓基督教会宣教師として派遣されたことで来日、幼少期を大阪で過ごした。
高校、大学時代はカナダで学び、卒業と共に、翻訳、通訳の仕事をする傍ら、日系カナダ人に向けたテレビ番組のアナウンサーも経験。カナダで経営学修士課程に進んだ後、在大阪カナダ総領事館で働いた。
その後、日本人の牧師と結婚、しばらく日本で過ごした後、妻の留学に伴いカナダへ、この時期に日系カナダ人の「9条の会」に立ち上げから働きに加わった。
東日本大震災を機に来日、NCCのエキュメニカル震災対策室、アジア学院、教団東日本大震災救援対策本部で働いた後、複数の教派が協力して立ち上げたマイノリティー宣教センターに勤務。教会と繋がり……
「能登半島地震2年を覚えて」記念礼拝
中部教区では「能登半島地震2年を覚えて」、記念礼拝を行います。
《Zoom&YouTubeによるライブ配信》
*Zoom=中部教区内のみ
*YouTube=全国配信
◎日時 2026年1月1日16:00〜17:00
◎司式 加藤幹夫(中部教区総会議長)
◎説教 新藤 豪(輪島教会牧師)
中部教区総会議長 加藤幹夫
https://youtube.com/live/Z6nf8JYGV8s?feature=share
「兵庫県南部大地震記念の日」追悼礼拝
『わたしはある』ということ〜生きることの座標軸〜
望月修治さん(日本基督教団隠退教師)
◎日時・場所 2026年1月17日(土)午後4時
日本基督教団神戸栄光教会
◎主催・問合せ 日本基督教団兵庫教区(℡078-856-4127)……
ルーツを活かした協力関係の中で
富田林教会・初芝教会牧師(兼務)
兼子 洋介
初芝教会の歴史は、大阪長野教会(現在の河内長野教会)の出張伝道から始まりました。「20年史」によると、1948年5月に地域の東初芝会館を借りて子ども会を行ったのが最初の活動でした。「ああ無情」のスライド上映や、紙芝居などを行うと、地域へのチラシ配りをして告知、子ども向けの活動を中心に、伝道開始。1954年には、初芝伝道所設立まで、進展しました。さらに河内長野教会、登美丘教会、また、初芝と同じように、聖書学校の分校のような形で、戦後の伝道が再開されていた富田林教会との、生い立ち上のつながりもあり、この年「河南ミッション委員会」が立ち上げられ、その支援もあって、1956年9月には、教会用地取得、1960年10月会堂建築、献堂式と進み、東初芝会館を会場に行っていた活動を、すべて伝道所の会堂において行……
途切れることのない学生のボランティア
「バトンをつなぐ」
関西学院高等部
関西学院高等部は、昨年・今年と能登の被災地を訪問した。
1年目は北陸学院大学のプログラムで輪島へ行った。
私たちは、瓦礫の撤去や全壊・半壊した家の掃除に行ったつもりだった。しかし与えられた仕事は「能登キリコ祭り」の準備と仮設住宅での傾聴ボランティアだった。正直な思いは拍子抜け。もっとしんどいことをしにきたのに、高校生だから、女子生徒たちだから、しんどい仕事が回ってこない。無力さを感じるばかりだった。しかし同時に感じたことは、高校生だから若いからできることがあるということだ。仮設住宅で出会ったおばあさんは「若い人の姿は最強」、「若い人を見るとね、捨てられてないって思えるんだ。関西から来てくれてありがとう」と言ってくださった。被災地の方々は、大人には不満をぶつけることが多いそうだが、高校生には優し……
教団事務局・出版局・年金局は12月29日から1月4日まで休業いたします。
総幹事 網中彰子
神は共におられる
マタイによる福音書1章18〜25節
秋田桜・下浜教会牧師
雲然 俊美
クリスマスの恵みの内に
教会の暦では、クリスマスの恵みの内に新しい年の歩みを始めております。クリスマスにおいては、コロナ禍を経て、ようやく主にある交わりを再開することができた喜びを覚えた教会もあれば、災害に見舞われ、なお困難の中を歩んでいる教会もあることと思います。
クリスマスを迎えたからと言って、あるいは、新しい年を迎えたからと言って、それぞれの困難な状況が一気に好転するということはありません。困難な状況はそのままであり、苦しみと悩みは続いています。
けれども、私たちがクリスマスの恵みのメッセージとして聴くことは、私たちを罪から救う方がお生まれになったことであり、神さまが、苦しみや悩みの中にある私たちと共におられるということです。クリスマスの恵みの内に歩むとは、今も、これか……
【5040号】クリスマスメッセージ(1面)
【5040号】お知らせ(1面)・お詫び・訂正(3面)
【5040号】台湾ユースミッション2025(2面)
【5040号】教師委員会・教区事務担当者研修会(3面)
【5040号】社会事業奨励日メッセージ(3面)
【5040号】事務局報(3面)
【5040号】『日本基督教団年鑑2026』 刊行のお知らせ(3面)
【5040号】伝道のともしび(4面)
【5040号】「隠退教師を支える運動」 全教区推進協議会(4面)
【5040号】人ひととき(4面)
【5040号】舌読(ぜつどく)(4面)
……
10月7〜9日、奥羽教区(青森県、岩手県、秋田県)で初めて開催された部落解放全国会議に参加した。北東北の地における部落差別の歴史を掘り下げた、充実した内容であった。
会議の一日目の会場は、青森にあるハンセン病国立療養所松丘保養園であった。奥羽教区および近隣の教会は、長年、同保養園内にある単立キリスト教松丘聖生会と共に歩んでいる。
私は47年前、神学生時代に、同保養園で開催されたワークキャンプに参加した。内容は、園内整備作業と入所されている方々との交流であった。そこで衝撃的な出会いを与えられた。
私がお訪ねしたKさんは病気のために失明し、点字で聖書を読んでいたが、指先の感覚も麻痺してしまい、舌で点字を読んでいた。「舌読(ぜつどく)」であった。私が、「つばは出ないのですか?」と聞いたところ、Kさんは、「最初は点字の聖書がべとべとになったが、今は食事の時はつばが出るが、点字を読む時……
みんなのいばしょ
相模原教会員
武田恵さん
北海道でキリスト者の両親の下で育ち、高校2年生の時に受洗。短大のピアノ科、大学の英文科で学び、卒業後は塾講師とピアノ教師をし、結婚して神奈川に転居してからは、教会の付属幼稚園でピアノを教えた。母の介護で8年程離れた後、再びピアノ教師をしようと考えたが、コロナにより叶わなかった。この時期に、子どもが自由に集まれる広場の必要性を感じ、友人と共に「みんなのいばしょポプケ」を開始。「ポプケ」とはアイヌ語で「あたたかい」。近年、子どもが大人を信じられない状況が生まれていることに心を痛め、「社会は温かいもの」ということを伝えたいと思ったという。
生協の施設を借り、放課後の3時間、自由に時間を過ごす「いばしょ」を開設。地域の学校でも案内してもらい、40名程の子どもが集まっている。大人と子どもが一緒になって、ゲーム、卓球、工作等、思い思い……