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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【5032号】2025年度教区総会報告 1(2面)

2025年5月24日
教区機構改定をめぐり協議 北海・大阪・四国 北海 軍事力に依らない平和への取り組み推進を決議  5月6〜7日の日程で、札幌北光教会を会場にし、第85回北海教区定期総会が開催された。開会時の議員数は、正議員109名中93名。  開会礼拝の中で准允式、按手礼式が執り行われた。なお、式の冒頭原和人議長は、「教団の二種教職制度については問題提起がなされ、教団の課題となっているが、いまだその解決には至っていない。この問題が早急に解決することを願って式に臨む」と語り式が執り行われ、議場は新たな教師誕生の喜びを共有した。  諸報告ではまず議長総括がなされた。その中で、他教団との関りについての言及があり、議場からの「その関りについて具体的に何か事が進んでいるのか」という問いに対し、議長は「現在はまだ他教団のアイデアを聞いたり、情報交換程度の話である」と答えた。「北海道クリスチャンセンターについ……

【5032号】教育委員会 (3面)

教区青年担当者会を開催  第43総会期第1回教育委員会が、3月24日に教団会議室にてオンライン併用で行われた。委員は、横山ゆずり(委員長)、堀川樹(書記)、阿部倫太郎、石田真一郎、金南救、中島あずさ、リーディー・デイヴィッド。  横山委員長から前総会期の活動報告を受け、今総会期の計画に入った。毎年9月に開催してきた「教区青年担当者会」については、前総会期では青年ではなく、青年担当者に焦点を当てて開催した。今期も継続して青年担当者会を実施し、各教区、地区の青年、また青年担当者が置かれている状況と課題を共有し、祈りを合わせ励ましの時を備えることとした。日程は9月8日オンラインを用いて開催予定。テーマ、講師等については、次回委員会で検討する。  また、総会期に1回開催の「教区教育担当者会」については、今回もキリスト教学校を訪問する方向で検討された。開催日程は2026年2月上旬を予定している……

【5032号】記事一覧

【5032号】ペンテコステメッセージ(1面) 【5032号】2025年度教区総会報告 1(2面) 【5032号】教育委員会 (3面) ︎【5032号】宣教研究所委員会(3面) 【5032号】事務局報(3,4面)……

︎【5032号】宣教研究所委員会(3面)

 『宣教の未来』、「協力」をテーマに  第43総会期宣教研究所委員会の第1回委員会が、3月24日に教団会議室で行われた。  7名の委員の自己紹介の後に組織が行われ、招集者の寺田信一委員が委員長に選出され、上田彰委員が書記に選出された。それ以外の委員の氏名は以下の通り。阿部啓、片岡賢蔵、長山道、松木進、宮㟢新。なお議事には道家紀一幹事と新名知子職員が陪席し、網中彰子総幹事からの挨拶もあった。  前総会期の活動紹介(西日本宣教研究協議会への参加報告を含む)を終えた後、今総会期の活動方針について議論した。前総会期になされなかった「宣研だより」の発行と、前々総会期から続いている『宣教の未来』の発行それぞれの可否について中心的に話し合った。一つの総会期を越えた教団の宣教像のヴィジョンを本研究所がどう持ちうるか、という議論でもあったといえよう。バラ色の未来を語り得ない現実を直視しつつ、それでも希……

【5032号】ペンテコステメッセージ(1面)

混乱(バラル)から救いへ 創世記11章1~9節 中西真二 牧師の憧れの日  愛する兄弟姉妹の皆さん。ペンテコステおめでとうございます。聖霊が使徒たちの上に降り、様々な国の言葉で福音を語り出したと聖書には記されています。聖霊降臨は、世の牧師たちにとって一番憧れを持つ聖なる日です。  聖霊の表現として「鳩のように」や「炎の舌」とあります。炎のように熱く、しかもその形が舌とありますから、聖霊を受けた使徒たちは心が熱く燃え、流暢に福音を語り出したと思われます。そして、鳩のようにと言う表現から見ても語られた言葉は平和の象徴のような御言葉だったと思われます。  誰にでも届く言葉、そして平和に満ちた言葉を語るのは実に難しいです。私はできうる限り聖書の御言葉から語るべき言葉を見出しているつもりですが、それでも聞く人によっては同じ言葉でも違う風に受け止めてしまうことがあるのです。  そこには、……

【5032号】事務局報(3,4面)

教師逝去 棚谷直巳(西小倉めぐみ教会主任担任教師)  25年3月28日逝去、63歳。茨城県生まれ。85年同志社大学神学部卒業、91年准允、92年より西小倉めぐみ教会を牧会。遺族は妻・李清美さん。 岩井健作(隠退教師)  25年3月31日逝去、91歳。岐阜県生まれ。58年同志社大学大学院修了、同年より広島流川、呉山手、岩国、神戸教会を牧会し、04年隠退。遺族は妻・岩井溢子さん。 吉田 勇(隠退教師)  25年4月11日逝去、92歳。石川県生まれ。55年東京神学大学大学院修了、58年より久居、新井、諏訪、袋井教会を牧会し、01年隠退。遺族は妻・吉田祐子さん。 川又志朗(隠退教師)  25年4月8日逝去、89歳。神奈川県生まれ。60年東京神学大学大学院修了、61年より横浜明星教会を牧会し、フェリス女学院大学に務め、横浜明星教会を経て、16年隠退。遺族は妻・川又喜恵子さん。 藤﨑……

【5031号】記事一覧

2025年4月26日
【5031号】イースターメッセージ 新しい命に生きる(1面) 【5031号】 2025年春季教師検定試験 (2面) 【5031号】荒野の声(2面) 【5031号】能登半島地震被災教会会堂等再建支援委員会(3面) 【5031号】︎教師検定委員会(3面) 【5031号】︎信仰職制委員会(3面) 【5031号】第43総会期第2回・3回臨時常議員会 (3面) 【5031号】伝道委員会 (4面) 【5031号】出版局理事会 (4面) 【5031号】在日韓国朝鮮人連帯特設委員会 (4面) 【5031号】世界宣教委員会(4面) 【5031号】教師委員会(5面) 【5031号】事務局報(5面) 【5031号】伝道のともしび(6面) 【5031号】《ILGAアジア会議》(6面) 【5031号】人ひととき(6面) 【5031号】小高・浪江伝道所の今(6面)……

【5031号】能登半島地震被災教会会堂等再建支援委員会(3面)

「再建支援募金」7千万円を目標額に  第43総会期第1回の委員会を12月10日に対面で開催した後、1月17日に第2回、2月4日に第3回委員会をそれぞれオンラインで開催した。  第1回委員会では組織会の後、補修工事開始を間近に控えた魚津教会からの申請を受けて支援を決定した。また、早急に現地視察を行うこととした。  第2回委員会ではまず、宮本義弘委員長と加藤幹夫中部教区議長による被災教会訪問の報告を受け、現状並びに今後の再建計画等についての情報を共有した(『教団新報』第5029号参照)。  その上で、これまでの教団による再建支援の前例に倣い、支援対象の確認、支援申請手順及び申請手続き、今後の募金活動について協議した。  第3回委員会では、以下の事項を確認し、支援募金の開始を決定した。  ◎支援対象は、魚津教会、七尾教会、羽咋教会(富来伝道所を含む)、輪島教会の4教会、関連施設は、七……

【5031号】人ひととき(6面)

幼児と共に礼拝する恵み 河合ゆき江さん  河合さんは、神道の祖父、仏教徒の祖母という家庭で育てられ、仏教の幼稚園に通い、小中学生のころは祖母に連れられてお寺の奉仕をしていた。母が、信者ではないけれどもカトリック教会に足を運んでいたこともあり、高校は函館白百合学園に通った。そして、幼稚園教諭資格を取得するために、今度は仏教の短大に通うというように、流されるままに過ごしていた。  ところが、就職の面接で伝道所(当時)を訪れたことで、一変した。「ずいぶんと寄り道をして、ようやくたどり着いたがここにほんとうに神さまがいらっしゃる」と感じたという。幼児と共に、幼児礼拝で天地創造に始まる聖書物語をワクワクして聴いた。毎週主日礼拝にも出席し、御言葉が自分のために語られていると錯覚するほどに魂に注ぎこまれた。就職した年のクリスマスに受洗に導かれた。  渡島福島教会は青函トンネルの工事の際には20名……

【5031号】荒野の声(2面)

 石川一雄さんが3月11日に逝去された。昨年9月に行われた、「キリスト者による狭山要請行動」で、再審を求める要請文を東京高等裁判所と東京検察庁に提出する場に、取材者として同行していただけに衝撃を禁じ得ない。  教会は、主イエスの地上の歩みを「ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け」たものと告白して来た。ピラトは、殺害を企てたわけでもなく、裏切ったわけでもなく、無責任な叫び声を上げたのでもない。主イエスが何も悪いことをしていないことを見抜きながらも、最終的には群衆を恐れて十字架に引き渡した。ピラトの姿勢には、神よりも人を恐れ、真理よりも自己保身を優先させざるを得ない人間の支配の限界が現わされている。神の独り子が人間の罪を担った苦しみが、人間の支配が生んだ冤罪によってもたらされたのは示唆的だ。  「最大の悲劇は、悪人の暴力ではなく、善人の沈黙である」。キング牧師が見ていた「最大の悲劇」が乗り……
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