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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【5021号】第42総会期第11回常議員会(1面)

2024年7月27日
 第43回教団総会について協議  第11回常議員会が7月1〜2日、教団会議室で常議員全員が出席して行われた。  書記報告の中で黒田若雄書記は、出版局ステアリング・コミッティにつき、「今総会期をもって終了することを確認した」と報告した。  総幹事報告では網中彰子総幹事が、能登半島地震の対応について、教団として、3回、被災教会を公式に訪問したこと、新型コロナウイルスに関連して、礼拝出席者数の停滞は否めず、財政状況も悪化していることを受けて、既に行われている負担金削減プログラムに加えて、経費削減に努めること、教団メディア(広報)について、「オンラインルーム」が完成したこと等を報告した。  信仰職制委員会報告では田邊由紀夫委員長が、長年の課題である式文の改定に先立ち、現在用いられている、「口語式文」、「試案と解説」、「試用版」についての指針を、特に、准允、按手礼、洗礼式の式文を比較しつつ作……

【5021号】人ひととき(4面)

神様の御心のままに 柏樹 みつさん  柏樹みつさんは自然と洗礼へ導かれたと言う。高校を卒業して1年後の19歳のとき、近所にあった西新井教会で洗礼を受けた。受洗前も含めて若い頃は教会で誘われて、アメリカ・メソジスト監督教会から派遣されたミス・ペイン宣教師が開設した隣保事業・愛恵学園で時折開かれた集会に参加した。同世代の若者が集っていて、合唱や料理を教わったのは楽しかった。教会のクリスマスのときに三重唱で賛美したのも懐かしい思い出である。  数年後、勤め先で知り合ったノンクリスチャンの夫と結婚した。自分が教会に行くことは認めてくれたが、夫は教会に足を踏み入れようとしなかった。1、2年後、試練に襲われた。自分に初めて宿った小さな命を8か月で失い、耐え難い悲しみを味わった。神の罰としか受け止められず、ずいぶん苦しみ、立ち直るには時間が必要だった。その後、2人の子供が生まれて子育てに忙しくなり……

【5021号】︎全国社会委員長会議・社会委員会(3面)

 「災害に備える」をテーマに 社会委員長会議  6月24日、25日、全国社会委員長会議が教団会議室で開催された。出席者は教区・支区の代表者15名、発題者3名、社会委員6名、事務局2名の計26名だった。この会議のテーマは「災害に備える」というもので、開会礼拝では柳谷知之社会委員長より、マタイによる福音書25章31節以下およびヘブライ人への手紙13章1節以下より、日ごろの私たちの生き方、在り方を顧みる時が与えられた。続いて、各教区・支区より活動報告およびアンケート回答がなされた。今回は事前に災害への備えに関するアンケートを依頼し、当日はそのアンケートに基いて報告してもらった。  アンケート内容は以下の通り。「①教区における災害窓口はありますか。また、災害が起こった時にどのような組織や体制をお考えでしょうか。②教区として災害への備えをどのようになさっていますか。③今までに、災害に対してどの……

【5021号】2024年 在日大韓基督教会日本基督教団平和メッセージ(3面)

2024年 在日大韓基督教会 日本基督教団 平和メッセージ 2024年 平和聖日 日本基督教団 総会議長 雲然俊美  在日大韓基督教会総会長 梁栄友  主よ、平和をわたしたちにお授けください。わたしたちのすべての業を 成し遂げてくださるのはあなたです。わたしたちの神なる主よ あなた以外の支配者が我らを支配しています。 しかしわたしたちは あなたの御名だけを唱えます。 (イザヤ書 26章12節〜13節)  涙も枯れるほどの恐怖が、いまもガザ地区を覆います。主イエスが、愛と平和と和解をもたらすためにこの世に遣わされ、愚かなわたしどものために十字架刑となった地において、多くの無辜の命が強大な軍事力によって弄ばれるように奪われています。「わたしたちの神なる主よ あなた以外の支配者が我らを支配しています」。それは同時に、わたしどものうちにある愚かさでもあります。  しかしわたしどもは、……

【5021号】すべて手放す(4面)

 2000年生まれの教職も共に新任教師オリエンテーションに出席した。6月末。着任して3か月。それぞれ懸命に福音伝道のために力を注いでおられる中、学びと親睦の時が与えられた。じゃんけんで勝者の背後に敗者が連なっていくゲームの時、勝ち抜く新任教師をよく見るとパーしか出さない。そのことに皆気づき始め、結局負けてしまう。その後もその方はじゃんけんの時にはパーしか出さないのを見て、思わず「パーを出し続けるんですね」とお声をかけたら「そうなんです」と笑って頷いておられた。理由があるかもしれないが聞かなかった。  教師検定試験の直前の礼拝で説教者が「すべてを神さまに手放してください」と手のひらを上に向けたのを思い出す。洗礼を受けた時、もう完全に主のものとされた喜びを味わいながら、その後自分のこだわりなどをグーのように握りしめていないか。  教会学校のイースター礼拝で「グーからパー、握りしめていた自分……

【5021号】救援募金延長(ウクライナ・ガザ)のお知らせ

 主の聖名を賛美いたします。  日本基督教団では、一日も早く、ウクライナとパレスチナ・ガザに平和と、人々の命が守られることを祈り、社会委員会を通して人道的支援のための募金を行っています。募金期間を2024年12月末まで延長いたします。ご協力をお願いいたします。  2024年7月 第42総会期日本基督教団 社会委員長 柳谷知之 ガザ救援募金・ウクライナ救援募金 募金期間:2024年12月末 目 標 額:特に定めず 送 金 先:加入者名 日本基督教団社会委員会 郵便振替:00150-2-593699 (通信欄に「ガザ救援募金」もしくは「ウクライナ救援募金」とお書きください。) ……

【5021号】事務局報(4面)

伊藤嘉朗(田川教会主任担任教師)  24年6月24日逝去、82歳。新潟県生まれ。69年東京神学大学大学院卒業、72年より亀有、宮古、松江北堀、鴻巣、永福町、広島府中、指宿、田川教会を牧会。遺族は妻・伊藤芳子さん。   正教師登録 金澤友幸 (2023・5・3受按)  補教師登録 久保吉隆 (2024・4・29受允) 西川 穂、廣瀨祥史 (2024・5・26受允) 平澤道男、成 智圭 (2024・5・28受允) 大下陽子、水野志帆子 (2024・5・29受允) 玉木光一 (2024・6・2受允)  教師異動 仙台東 就(代)近藤 誠 酒田  就(主)平澤道男 松井田辞(代)朝日研一朗  〃  就(代)林原泰樹 佐野  辞(主)松井 初 益子  就(担)大下陽子 宍喰  辞(代)野村義和  〃  就(主)松本直也 横浜二ツ橋 辞(代)鄭 富京……

【5021号】教区総会報告2024年度 4(2面)

全ての教区総会が日程通りに開催 沖縄・神奈川・総幹事総括 沖縄教区 教団総会議員、選出しないことを可決  第85回沖縄教区総会が5月26〜27日、沖縄キリスト教センターにて開催された。開会時の議員数は47名中41名の出席があった。今回も宮古島、石垣島からはオンライン出席が行われた。傍聴に関しては、沖縄教区内の教師・信徒のみを議場に入れ、他教区からの傍聴者は議場外にてモニターを通しての対応をとった。  開会礼拝、組織会、議事日程、総会特別委員選任等を行った後、早速に議長報告、常置委員会報告と共に、議長選挙、副議長選挙、書記選挙に入った。書記は慣例として新議長・新副議長の推薦を議場にての承認にて選出している。  議案第7号教団総会議員選挙に関する件では、今回も「教団総会議員を選出しないことを承認する」が賛成多数にて可決承認された。周知のとおり、第33回日本基督教団総会において名……

【5021号】教憲変更議案:「教憲9条を改正し、伴って関連教規条項を改正する件」掲載について(4・5面)

教憲変更議案:「教憲9条を改正し、伴って関連教規条項を改正する件」掲載について 第42総会期 日本基督教団総会議長 雲然俊美 2024年7月27日  第74回九州教区定期総会にて、第43回教団総会への提出議案として可決されました。本議案は、「教憲変更議案」となります。教憲12条に則り、教団新報にて「公表する」こととなりました。 教憲9条を改正し、伴って関連教規条項を改正する件 提案者 第70回九州教区総会 議案  現行の教憲第9条の規定「教師はこれをわけて,正教師および補教師とする」は、先の大戦下に宗教団体法(1940年施行)及び同施行令の命じるところに従って合同前各教派が不可抗力的に採るに至った「二種教職制」を踏襲して定められた旧日本基督教団規則第207条「教師ハ之ヲ分チテ正教師及補教師ノ二種トス」を、戦後の混乱期に充分な検討なくそのままに引き継いだ(1946年6月制定)……

【5021号】伝道のともしび(4面)

伝道推進室より応援した教会・伝道所 「さまよう人々」たちかえりて 竹野伝道所(代務)牧師 山本 桂子  竹野伝道所は特定の教派や教会、牧師による開拓伝道等でできた教会ではない。この地の住民によって自発的に形成され、続けられてきた教会だ。戦時中、フィリピンで捕虜となった与田敏夫という青年がクリスチャンの看守を通してキリスト教を知り、故郷の竹野村に復員した後、1946年に数名の仲間とともに小学校の教室で聖書研究会をはじめたことによる。同じ年に竹野で一般市民に向けた伝道講演会が開催され、講師だった岡山の内山下教会・ 吉野勝栄牧師が、その後も月に一度聖書研究会のためにやって来た。与田氏の妹で当時小学生だった田中美智子さんは、自宅で行われる聖書研究会に大勢の若者が集まり、母がたくさんの食事を用意していたこと、讃美歌を歌う時は自分もその中に入って歌ったことなどを覚えている。いつも歌われていたのが……
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