【4617・18号】教区コラム 南支区

支区形成が課題
橋爪忠夫

東京教区南支区は教区を形造る支区の一つで、都内の目黒、品川、大田区と世田谷、港区の一部にある三〇の教会・伝道所が所属している。都心に近い地域ゆえに、変動激しく、教会員の異動も多い。また、ここ十余年で教職も大きく入れ替わった。そして、少しく歴史を振り返ると、一九九〇年まで紛争により約二〇年間、教区総会が開けず、最低限度の教務執行に終始した時代が続いた。
これらのことを背景にすると、支区も再スタートが現況であり、支区形成が大きな課題である。従ってこの課題をいかに担い、いかに克服して行くかに当然のことながら力を注いでいる。最も大切なことは、教団がその成立の根拠としている「信仰告白」や「教憲教規」に、支区形成がのっとって進められることである。教団の「信仰告白」や「教憲教規」はプロテスタントの教会史の上で特段の偏りのない、ほぼ常識とすべきものではないか。
さらに支区形成に大切なことは各個の教会をよく知り、その歴史と課題に理解を深めること、またそれぞれの教職がどのような教会形成や伝道を目指しているかをよく語り合い、支え合うような交わりを持つことである。支区はそのような交わりの場にならなければと思う。その意味で当然のことながら、この数年は本支区では、教師会を大事にしている。各個教会で開かれる教師会において、教職が自分の牧する教会について興味深い紹介を継続し、毎回認識を改めさせられている。
(東京教区南支区長)

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