【5039号】第43総会期 第5回常議員会(1面)
【5039号】全国財務委員長会議・予算決算委員会・監査委員会(2面)
【5039号】伝道委員会・在日韓国朝鮮人連帯特設委員会(2面)
【5039号】「障がい」を考える小委員会・宣教委員会(2・3面)
【5039号】世界宣教委員会・部落解放全国会議(3面)
【5039号】事務局報(3面)
【5039号】日本キリスト教団出版局事業整理・縮小のお知らせ(4面)
【5039号】〔議長談話〕第43回教団総会議場での発言について(4面)
【5039号】《第45回カナダ合同教会総会》(4面)
【5039号】人ひととき(4面)
【5039号】変わらない課題にある確信(4面)
……
大韓イエス教長老会[統合](PCK)、韓国基督教長老会(PROK)総会に招かれ出席した。PCKではアフリカ・ドイツ・韓国という枠組みで宣教協力が行われていることが報告された。PROKではドイツEMS(福音連帯宣教会)のアジア担当幹事の交代にあたり、次幹事がPROKから与えられるため契約に立ち会うことになった。ただ見守るつもりで会場に行くと、NCC総幹事時代にもお世話になったPROKのパク世界宣教幹事が「二人の間に彰子が入ったらいいんじゃないか」と提案され、EMS総幹事とPROKの候補者との間に立って写真を撮った。教団単体では出来ない様々な宣教協力が出来ることを喜び、神さまに感謝した。
朝・昼・夕の食事時は会話が尽きない。教団総幹事として初の海外出張だったが久々にNCC時代の交流を思い出した。
どの国も礼拝出席の減少や高齢化、次世代への伝道が課題となっている。求めるものが何か、それ……
希望は見えずとも、展望がある
伊東教会員
堀江明子さん
堀江姉の信仰生活の期間は、国内に限れば比較的浅い。海外赴任の夫に合わせ、台湾日語教会を振り出しに、香港に移ってからは現地日本語教会(JCF)以外に中国語礼拝や英語礼拝を訪れた。培った関係は、今も続いている。現在も日本留学を希望する学生たちとの関わりがある他、香港時代の日本人の教会仲間との連絡も取っている。
ごく最近も台湾の日語教会を訪れた。香港や台湾社会の今後に注視している。「天を本国とする」キリスト者として、世情に振り回されすぎてはならない。香港のキリスト者が、希望が見えないのに希望の讃美歌を歌っていた様子を思い出す。「自由と希望が見えづらい閉塞状況でも絶望しない姿が印象的だという。
5年前の夫の逝去後に生地である伊東に戻り、息子・娘と生活する中、最近になって病気が判明。これを一つのきっかけにしてキリスト者の看板を掲……
公正と多様性を大切にする豊かで安全な議論の場
カナダ合同教会総会に参加
8月7〜11日、カナダ・アルバータ州カルガリーで開催された第45回カナダ合同教会(UCC)総会に海外団体からの招待者17名のうちの一人として参加した。UCCは70以上の海外団体と交流がある。招待参加者が議論を深め意志決定のプロセスを豊かにすると考えている。
今総会のテーマは「ビジョンと夢」、アメリカ合同教会カレン・トンプソン議長が主題講演を行った。議長選出選挙では5名の候補者が事前に動画で自己紹介をし、人となりや働きが周知された。キンバリー・ヒース牧師が次期議長に選出された。会議では、紙を一切使わず、専用ウェブサイトで資料確認や投票が可能だった。パソコン貸出があり、使用方法が不明な参加者への事前説明会および当日のサポート体制が整えられていた。
対面会議に先立ちオンラインでいくつかの議事を進行、ハラスメント……
第43総会期第1回常議員会(2024年12月9〜10日)において、第43回教団総会(2024年10月29〜31日)での議案審議において、「そのままにしてしまったことを悔い改めなければならない発言」(第43総会期第1回常議員会議事録より)があったとの指摘がありました。
しかし、その内容は、憶測であったり、議案審議の内容から外れていたり、伝聞であったりと、公けの会議の場での発言としては不適切なものであったと言わざるを得ません。そして、何よりも、教憲第1条「本教団はイエス・キリストを首(かしら)と仰ぐ公同教会であって、本教団の定める信仰告白を奉じ、教憲および教規の定めるところにしたがって、主の体たる公同教会の権能を行使し、その存立の使命を達成することをもって本旨とする。」に著しく反する発言であったと言えます。
以上のことから、それぞれの発言者には、今一度、自らの発言を深く省みることを求……
主のみ名を賛美いたします。
日本キリスト教団出版局のために祈りお支えくださっていることを感謝いたします。
日本基督教団の出版業務を行う出版局は、近年売り上げが徐々に減少しておりました。危機の中、働きの継続のため運転資金を借り入れながら力を注いでまいりましたが、2025年5月に債務超過となり、経営継続が困難な状態となりました。これまで経費削減を含め経営改善のための努力をしてまいりましたが、協議の結果、10月28日の日本基督教団常議員会において事業の整理・縮小を決議いたしました。具体的な改善策を実行することが出来ず、このような事態となりましたことを心よりお詫びいたします。
日本キリスト教団出版局の名称は残し、今後は讃美歌の著作権管理業務、『日本基督教団年鑑』等の商品を日本基督教団事務局内において扱っていく予定です。またキリスト教学校において教科書としてご採用いただいている商品の4……
宇喜多克典(無任所教師)
25年9月21日、または22日逝去、89歳。京都府生まれ。76年東京神学大学大学院修了。77年より79年まで白河教会を牧会。遺族は、姪・長沼陽美さん。
大宮チヱ子(隠退教師)
25年9月24日逝去、93歳。福岡県生まれ。58年東京神学大学大学院修了。同年より曙、阿佐ヶ谷、東中通、阿佐ヶ谷教会を牧会し、02年隠退。遺族は、夫・大宮溥さん。
髙橋玲二(深川愛隣伝道所主任担任教師)
25年9月27日、逝去、94歳。東京都生まれ。59年青山学院大学卒業。60年より深川愛隣伝道所を牧会。遺族は、妻・髙橋キヱ子さん。
舩戸良隆(勝沼教会主任担任教師)
25年10月24日、逝去、89歳。東京都生まれ。65年東京神学大学大学院修了。同年より聖和、千歳船橋教会を牧会し、タイのバンコクで在外教師を経てアジアキリスト教教育基金に勤め、大月新生、勝沼教会を牧会。遺族……
▼世界宣教委員会▲
働きを終えた宣教師の報告を聞く
第2回世界宣教委員会が、10月16日オンライン併用で開催された。
今年3月をもってドイツのケルン・ボン日本語キリスト教会での働きを終えた佐々木良子宣教師より宣教報告を受けた。礼拝出席者の減少や継続的に出席している会員の高齢化など、日本語礼拝を継続していくことの困難について、また、現地のルター派教会との連携や、別の都市にある日本語教会への支援などを、宣教師が一人で担ってきた状況についても共有された。委員会が、より緊密な連絡をとって支援していく必要が改めて確認された。
最後に佐々木宣教師より、国内の「支える会」をはじめとして、諸教会からの支援に感謝の言葉が述べられ、祈りをもって報告を閉じた。
また、エキュメニカル奨学金について、申請書類を精査の上、アジア学院で学ぶインドとスリランカ出身の2名への受給を承認した。
海外教会……
▼「障がい」を考える小委員会▲
全国交流会の詳細を確認
10月29〜30日、第2回委員会が開催された。初日は教団会議室にて協議の時を持ち、2日目には東京都国立市矢川にある社会福祉法人「滝乃川学園」を訪問した。
初日の協議では、常議員会および宣教委員会からの報告を受けた後、「障がい」を考える全国交流会について、プログラムを含めた詳細が確認された。講師には、岩手県の社会福祉法人「カナンの園」事務局専門委員・佐藤真名氏を迎える予定で、主題は「教会から広がる福祉の輪〜地域と共に生きる」。開催日時は2026年10月5〜6日。会場は従来の戸山サンライズから教団会議室に変更。案内は2026年春頃、各教区事務所へ発送される予定である。
二日目は、東京都国立市矢川にある滝乃川学園を訪問。職員の案内のもと、まず国登録有形文化財であり、設立者の名を冠した「石井亮一・筆子記念館」を見学。館内には滝乃……
▼伝道委員会▲
小規模教会の支援事業に関して協議
第3回伝道委員会が9月25日、オンラインで開催された。今回の主な協議事項は以下の通り。
⑴「小規模教会」の支援事業に関する件 前回の協議を受け、チラシ事業に限らず「祈りと賜物ネットワーク伝道事業」とすることが担当者から提案された。「小規模」の定義は年間予算500万円以下の教会、伝道所。教団全体に呼びかけ近隣の複数教会でネットワークを形成し、小規模教会の伝道を支援する。資金面では必要経費の50%、上限3万円として支援を検討。課題はどのようにネットワークを形成するか。なお協議することとし、継続審議とした。
⑵第43総会期教区伝道委員長会議の件 日程=2026年2月5〜6日、会場=教団会議室、テーマ=「これからの伝道協力を考える〜日々仲間を加えるために」、発題1=小規模教会支援「祈りと賜物ネットワーク伝道事業」について、発題=中……