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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4574号】人ひととき 松下充孝さん

2005年3月19日
キリストを土台とする建築士 大きな身体に柔和な笑顔がトレードマークの松下さん。 二年前、さいたま市から児童養護施設の基本計画策定を依頼された彼は、キリストの愛の精神を活かした施設を設計建築しようと試みた。養護施設よリ家庭的養護の場としてのノーマライゼーションを設計方針として取り組んだ。既存のキリスト教施設や、牧師の意見を参考にしながら設計を完成した。しかし、従来の行政指導の施設運営では、設計理念が生かされるか危惧していた。 このような時に、主の不思議な導きにより施設長が民間から浦和東教会員の九里氏に決定し、キリストの愛に根ざした運営がなされた。子供達がいきいきと生活する様子に県内外から注目と、多くの期待が寄せられた。 超過密スケジュールの中から十一月、中越地震のボランティアの一員として小出・見附へと出向き、被災された教会や教会員の建物を調査。耐震診断士としての専門的知識を活かし……

【4574号】津波インド・ダリット村 被害甚大 命があぶない!

二月八日~十六日迄、津波で甚大な被害を受けたインド洋の海岸に面したタミール州のダリット村を訪問した。五日間かけて南インド合同教会の津波現地救援スタッフ三名、谷本の計四名で津波に襲われた地域十二の村々を訪問した。 チェンナイ市から一六〇キロ離れたクドリア村。村は津波によって跡形もなく、ただここに昨年十二月二六日午前八~九時、津波が押し寄せて来るまで家があったという家の敷石の跡が残っているだけ。 この村の生業は漁業。辺り一面、無残にも津波によって壊れた船の残骸。網の散乱。海辺で茫然と立ちつくす人々と話し合う。彼らは「津波によって全ての物を失った。死者六一七人。負傷者一九八人。家屋一五、二〇〇軒が一瞬に消えた。全ての船が使えなくなり、網を失った。家財道具、水飲み場、子どもたちの学校も無くなった。政府は一家族に一、二〇〇円の見舞金、五〇キロの米、二セットの服を支給してくれただけ。NGOは三日間……

【4574号】牧師のパートナー

雪国の牧師館日記 荒瀬 典子 (喜多方教会員) 一月〇日 今日は幼稚園のソリ滑りの日。昨日までの吹雪が止んで青空に銀世界が眩しい絶好の雪遊び日和。近くの公園の雪山まで三十人の園児、二人の先生のお手伝いとして私もお供。時々ノリコセンセイとなるのも大事な務めだ。 一月〇日 冷え込みが厳しい礼拝堂、早くからストーヴに火を点け、お湯を沸かし、主日の準備をする。温かさが何よりの歓迎、CSにはホットココア、昼食用にはうどんの用意をする。宿屋のおかみさんの気分だ。時にはトイレの排水まで凍結しているので、お湯を溶かすなど雪国ならではのこともある。 一月〇日 礼拝後役員会もあって夫も疲れた様子なので、夕方、町の「道の駅」の温泉に誘う。車で十分。入湯料三百円というのも嬉しい。贅沢な豊かな楽しみに感謝。雪見の露天風呂は最高! 一月〇日 雪があまりにも美しいので写真を撮ることにした。十二年前、牧師……

【4574号】消息

仲本幸哉氏(隠退牧師) 昨年一二月一七日、逝去。七二歳。大阪府に生まれる。一九五七年、同志社大学神学部大学院修了後、国分教会、住道一粒教会、長浜教会、高石教会を経て、七一年から二〇〇一年まで神戸雲内教会を牧会し、隠退した。遺族は妻の志津江さん。 大石啓三氏(無任所教師) 一月二六日、逝去。七四歳。神奈川県に生まれる。一九六二年、日本聖書神学校卒業後、千葉本町教会に赴任。千葉南教会を開拓し、六四年から九〇年まで二六年間牧会。その後、南房総に於て地域伝道に努めた。遺族は妻の貞子さん。 小泉定夫氏(夜久野教会担任)                                                             一月二七日、逝去。七三歳。栃木県に生まれる。一九五三年、関西農村教化研究所飯盛野伝道学校卒業。八六年から八八年、佐伯教会に赴任し、九五年から夜久野教……

【4574号】教区コラム 四国教区

教区雑感 芦名弘道 准允の教区面接で教団の教師となる志を問われ、「各個教会に仕えることによって全体教会に仕えたい」と答えた。二〇年を経た今も、その思いは変わらない。 ある時、教区の先輩牧師から「教区は各個教会を支える主体である」と聞き、自分の教会への召しと教区の役割が真っ直ぐ繋がった。換言すれば「教区は各個教会のためにある」となろう。 しかし「ために」ということの理解は決して一様ではない。これを教区内諸教会全体の益のためと受け止めれば、教会は他教会のためにという視野を持つこととなり、自己の利害に固執せず、互いに仕え合う中で自らが問い直され、常に新しくされる歩みが必然化する。 それに対し、教区は自分たちのためにあると受け止めれば、自教会の都合の良し悪しで教区を測り、悪ければ都合良くしようと水面下の画策が始まる。それは結局利己主義に他ならない以上、自己を問い直す機会を失い、無自覚……

【4574号】厳しい財政状況の中で 予算・決算委員会

第34総会期の最初の予算決算委員会は二月十日、十一日の両日、昨年十二月の常議員会において選任された七名の委員全員が出席し教団会議室で開催された。 冒頭、総幹事挨拶があり、新委員会が選任された経緯の説明、今期の予算決算委員会に望む事、実務的仕事として厳しい財政状況の中で、さらに教団財政の明確化が進められ、健全化に向かう事が期待されていると述べた。 ついで委員会組織について協議し、互選により委員長に飯塚拓也、書記に池田浩二、常任委員に伊藤瑞男の各氏を決定した。 担当の計良祐時幹事からは最近の事務処理事項について報告があり了承した。 今期の委員会は前33総会期から継続で、各委員が当委員会に関わる事項を分担・検討し、その結果を報告・協議する事を確認した。 具体的には、①会計構造の見直し、②C表の見直し、③二〇〇六年度予算審議、④二〇〇五年度実行予算審議、⑤全国財務委員長会議用の各教区報告……

【4574号】札幌で共同の研修会開催 統一原理問題東京地区連絡会

一月三一日~二月二日、北海道クリスチャンセンターを会場に統一原理問題東京地区連絡会(東京、西東京、関東、神奈川教区)共同研修会が開かれた。 講師は北大の宗教社会学教授である櫻井義秀教授とカウンセラーのパスカル・ズィヴィ氏、札幌「青春を返せ裁判」で統一協会から元信者たちに画期的勝訴判決を勝ち取った郷路征記弁護士の三氏。北海教区の牧師、被害者家族も含め、延一八名参加の研修会となった。 教団の抱えた三つの裁判全てが勝訴となり、一つの山を越えた観のある中での研修会であったが、今回は心に傷を受け、トラウマや被害妄想に悩む被害者の問題が共通話題となった。 この問題に取り組む全国の現場では、かつてのような初期段階ではなく長期にわたってカルト集団に所属した被害者や家族の相談が増える傾向にある。 カルト集団によって、あるいは不適切な介入によって(日本基督教団での相談ではそうした事態が起こらないよう徹……

【4574号】天と地のひびき轟く 『信徒の友』40年の感謝のつどい

『信徒の友』40周年記念感謝会が二月一二日午後一時半から、東京杉並区の阿佐ヶ谷教会で開催された。 二〇〇四年度はこの記念のために、例年の『信徒の友』セミナーに代えて、全国各地(兵庫、岩手、愛媛)で、執筆者たちによる記念講演会を開いてきたが、今回はその最後として「講演とオルガンのつどい」として行われた。 第一部は礼拝で、出版局前理事長の四竈揚牧師が司式し、讃美と聖書朗読(ヨハネによる福音書6章27節、34~35節)の後、感謝の祈り(連祷)を編集委員、執筆者、画家、読者の代表で捧げた。 第二部の「講演とオルガン演奏」では先ず、ドイツ文学者でフェリス女学院理事長の小塩節氏による「天と地のひびき」の講演があった。氏が幼少から親しんでこられたドイツの音楽とその作曲者たちとゲーテとの出会いが紹介され、さらに彼を感動させたバッハの旋律が「神を賛美し、人の心を生きかえらせるために」生まれたことが語ら……

【4574号】ドイツ教会の教師養成 神学部との関係の中で(上)

神学部の学問の自由と教会と 教会と切っても切り離せない関係にあるのが神学校、つまり教師養成機関である。日本基督教団には教団立東京神学大学の他に五つの教団認可校があり、教団から教師養成の任務を委託されている。教会と神学校の関係がいかなるものであるかについて、様々な議論が出来るが、ここでは視点を移してドイツ・バーデン領邦教会における教会と神学部のあり方について取材してみた。 △ △ まずは前提となる基礎知識について。ドイツの人口のほぼ三分の一がローマ・カトリック教会員、三分の一がドイツ福音主義教会(EKD)員、残りの三分の一が他の自由教会か他宗教、または宗教を特に持たない人という風に区分される。今回取材したバーデン領邦教会はこのEKDに加盟している合同派の教会の一つで、地域的にドイツ南西部(バーデン・ヴュルテンベルク州)に位置する。それぞれの領邦教会は独立しており、おのおの教会憲法を……

【4574号】イースターメッセージ

ローマ人への手紙 八章一~一一節 復活と生まれかわり 李 孟哲 復活について キリスト教が宣べ伝えている主イエス・キリストの復活のメッセージはキリスト教信仰の中の最も大事なことです。 しかし、一般の人々はそれを理性的に検証しようとしますので、なかなかキリスト教に入信することができません。復活は本当にあったのか、人は復活できるのか、復活する必要があるのかというのが彼らの疑問です。確かに、人類の歴史の中で、それを経験したことはありません。 聖書の中に何人かの復活について記されていますが、彼らはたとえ一度復活しても最後にはやはり死んでしまったのです。ですから、人の理性のみで判断しますと、復活の事実は受け入れ難いものです。 しかし、パウロはきっぱりと言いました、「もしキリストがよみがえらなかったとしたら、わたしたちの宣教はむなしく、あなたがたの信仰もまたむなしい」(Ⅰコリン……
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