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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
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新着情報

日毎の糧

  • 2024.02.25:
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    ヨハネによる福音書9・13~41
  •  人々は、前に盲人であった人をファリサイ派の人々のところへ連れて行った。 イエスが土をこねてその目を開けられたのは、安息日のことであった。 そこで、ファリサイ派の人々も、どうして見えるようになったのかと尋ねた。彼は言った……

公募・公告

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■ 日独ユースミッション 2024 年参加者公募 ■  昨年はドイツゲストを迎え日本で開催されましたが、2024 年はドイツに日本のユース 10 名ほどを派遣します。 この日独ユースミッションは 20 年以上、続けられています。 今回はベルリン・ミッションの 200 周年を記念して行われるユース・フォーラムにも参加いたします。 貴重な経験と主にある出会…

日本キリスト教団とは

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  • アブラハムの子孫として<br>――ガザとイスラエルの和解を求める――<br><br>28ユダヤ人もギリシャ人も存在せず、奴隷も自由人も存在せず、男性と女性は存在しない。なぜなら、あなたたちはみなキリスト・イエスにおいてひとりだからである。29もしあなたたちがキリストのものであるのなら、あなたたちはアブラハムの子孫であり、約束による相続人たちだからである。<br>(ガラテヤ人の信徒への手紙3章28−29節[私訳])<br><br> ガラテヤ書3章28−29節は、民族差別、身分差別、性差別を止揚するキリスト教の平等性の根拠となる聖書テクストとして頻繁に引き合いに出されてきました。しかし、これはあくまでも教会内倫理として、キリスト教徒が教会内においては差別することもされることもないという限定条件つきの平等が語られているにすぎません。しかも、パウロが敢えて差別ゼロ宣言をしていることから、実際には教会内に差別が横行していたことが想像できるのです。したがって、パウロのこの言葉を手放しで賞賛することはできません。にもかかわらず、担当者が今月の聖書の言葉としてこのテクストを選択したのは、現在のパレスティナ・ガザの惨状を考えるとき、この言葉に一縷の希望があると感じたからにほかなりません。<br><br> ガラテヤ書3章28−29節において、パウロの関心が置かれているのは、29節がアブラハムに言及していることからもうかがわれるように、民族の垣根の問題です。パウロはキリストにおいて民族間の障壁が取り除かれ、「キリストのもの=キリスト教徒」もまたユダヤ人と並んで「アブラハムの子孫」(単数形)となり、「約束による相続人たち」(複数形)になると言っているのです。これはキリスト教徒もユダヤ教徒と並んで、救いに与れるということを述べており、パウロの論理に従えば、ユダヤ教徒もキリスト教徒も「アブラハムの子孫」なのです。そして、この「アブラハムの子孫」というパウロの論理を突き詰めると、それは現代の宗教間対話において展開されている「アブラハムの宗教」に逢着します。すなわち、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教という一神教は全てアブラハムの信じた同じ神を信仰する宗教だという考えです。<br><br> イスラエルとパレスティナ・ガザの戦争という名の殺戮の連鎖を止めるためには、「アブラハムの子孫」や「約束による相続人たち」という開かれた宗教的言説を通じて、パレスティナ人とイスラエル人の双方が「アブラハムの子孫」として、民族の垣根を超えて、「約束による相続人たち」となって、パレスティナ/イスラエルの地に共存していくしか現実的には道はないように思えるのです。わたしたちキリスト教徒もまた、ユダヤ教徒とイスラム教徒と同じく「アブラハムの子孫」に属しています。「アブラハムの子孫」として、「アブラハムの宗教」に連なる者として、パレスティナ・ガザとイスラエルの和解を求めたいのです。(小林昭博/酪農学園大学教授・宗教主任)<br><br> #日本基督教団 #日本キリスト教団 #uccj #イスラエル #ガザ #アブラハム #宗教 #子孫
    アブラハムの子孫として
    ――ガザとイスラエルの和解を求める――

    28ユダヤ人もギリシャ人も存在せず、奴隷も自由人も存在せず、男性と女性は存在しない。なぜなら、あなたたちはみなキリスト・イエスにおいてひとりだからである。29もしあなたたちがキリストのものであるのなら、あなたたちはアブラハムの子孫であり、約束による相続人たちだからである。
    (ガラテヤ人の信徒への手紙3章28−29節[私訳])

     ガラテヤ書3章28−29節は、民族差別、身分差別、性差別を止揚するキリスト教の平等性の根拠となる聖書テクストとして頻繁に引き合いに出されてきました。しかし、これはあくまでも教会内倫理として、キリスト教徒が教会内においては差別することもされることもないという限定条件つきの平等が語られているにすぎません。しかも、パウロが敢えて差別ゼロ宣言をしていることから、実際には教会内に差別が横行していたことが想像できるのです。したがって、パウロのこの言葉を手放しで賞賛することはできません。にもかかわらず、担当者が今月の聖書の言葉としてこのテクストを選択したのは、現在のパレスティナ・ガザの惨状を考えるとき、この言葉に一縷の希望があると感じたからにほかなりません。

     ガラテヤ書3章28−29節において、パウロの関心が置かれているのは、29節がアブラハムに言及していることからもうかがわれるように、民族の垣根の問題です。パウロはキリストにおいて民族間の障壁が取り除かれ、「キリストのもの=キリスト教徒」もまたユダヤ人と並んで「アブラハムの子孫」(単数形)となり、「約束による相続人たち」(複数形)になると言っているのです。これはキリスト教徒もユダヤ教徒と並んで、救いに与れるということを述べており、パウロの論理に従えば、ユダヤ教徒もキリスト教徒も「アブラハムの子孫」なのです。そして、この「アブラハムの子孫」というパウロの論理を突き詰めると、それは現代の宗教間対話において展開されている「アブラハムの宗教」に逢着します。すなわち、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教という一神教は全てアブラハムの信じた同じ神を信仰する宗教だという考えです。

     イスラエルとパレスティナ・ガザの戦争という名の殺戮の連鎖を止めるためには、「アブラハムの子孫」や「約束による相続人たち」という開かれた宗教的言説を通じて、パレスティナ人とイスラエル人の双方が「アブラハムの子孫」として、民族の垣根を超えて、「約束による相続人たち」となって、パレスティナ/イスラエルの地に共存していくしか現実的には道はないように思えるのです。わたしたちキリスト教徒もまた、ユダヤ教徒とイスラム教徒と同じく「アブラハムの子孫」に属しています。「アブラハムの子孫」として、「アブラハムの宗教」に連なる者として、パレスティナ・ガザとイスラエルの和解を求めたいのです。(小林昭博/酪農学園大学教授・宗教主任)

    #日本基督教団 #日本キリスト教団 #uccj #イスラエル #ガザ #アブラハム #宗教 #子孫
  • YouTube更新しました。<br>毎月お届けしている「今月のメッセージ」<br>2024年2月は「詩編を祈る」のタイトルで、桜美林大学教員・チャプレンのジェフリー・メンセンディーク宣教師からのメッセージをお届けしています。<br>YouTubeはストーリーもしくはプロフィールのリンクツリーからどうぞ。<br>https://uccj.org/message/48413.html<br>https://youtu.be/5YWxnQ8b118<br><br>#日本基督教団 #日本キリスト教団 #基督教 #キリスト教 #uccj #詩編 #イエス #キリスト #メッセージ #動画 #説教
    YouTube更新しました。
    毎月お届けしている「今月のメッセージ」
    2024年2月は「詩編を祈る」のタイトルで、桜美林大学教員・チャプレンのジェフリー・メンセンディーク宣教師からのメッセージをお届けしています。
    YouTubeはストーリーもしくはプロフィールのリンクツリーからどうぞ。
    https://uccj.org/message/48413.html
    https://youtu.be/5YWxnQ8b118

    #日本基督教団 #日本キリスト教団 #基督教 #キリスト教 #uccj #詩編 #イエス #キリスト #メッセージ #動画 #説教
  • 能登半島地震緊急救援募金のお願い<br> <br> 主の御名を讃美いたします。<br> 1月1日16時10分頃に、能登半島を中心に、マグニチュード7.6、最大震度7の地震が発生いたしました。<br> 中部教区の教会を中心に、また能登半島地域を中心に、多くの被害が報告されています。<br> ただちに募金を開始し、受け入れます。<br> 祈りをもってご協力をいただきますようお願い申し上げます。<br><br> 2024年1月2日<br> 日本基督教団社会委員会委員長 柳谷知之<br><br> 募金期間 特に定めず<br> 目標額 特に定めず<br> 送金先 加入者名 日本基督教団社会委員会<br> 郵便振替 00150-2-593699<br><br>※通信欄に「能登半島地震緊急救援募金」とお書きください。<br>献金使途にご指定がある場合は、通信欄に下記のようにご記入ください。<br>人道的支援のため<br>教会等再建支援のため<br><br>クレジットカード献金も可能です。詳細はホームページの献金ページをご確認ください。<br><br> 〒169-0051東京都新宿区西早稲田2-3-18-31<br> 日本基督教団社会委員会<br> 電話 03-3202-0544<br> Mail shakai-c⭐︎uccj.org<br> ※⭐︎を@マークにしてください<br><br>#日本基督教団 #日本キリスト教団 #中部教区 #能登半島地震 #募金 #教会 #uccj
    能登半島地震緊急救援募金のお願い
     
     主の御名を讃美いたします。
     1月1日16時10分頃に、能登半島を中心に、マグニチュード7.6、最大震度7の地震が発生いたしました。
     中部教区の教会を中心に、また能登半島地域を中心に、多くの被害が報告されています。
     ただちに募金を開始し、受け入れます。
     祈りをもってご協力をいただきますようお願い申し上げます。

     2024年1月2日
     日本基督教団社会委員会委員長 柳谷知之

     募金期間 特に定めず
     目標額 特に定めず
     送金先 加入者名 日本基督教団社会委員会
     郵便振替 00150-2-593699

    ※通信欄に「能登半島地震緊急救援募金」とお書きください。
    献金使途にご指定がある場合は、通信欄に下記のようにご記入ください。
    人道的支援のため
    教会等再建支援のため

    クレジットカード献金も可能です。詳細はホームページの献金ページをご確認ください。

    〒169-0051東京都新宿区西早稲田2-3-18-31
     日本基督教団社会委員会
     電話 03-3202-0544
     Mail shakai-c⭐︎uccj.org
     ※⭐︎を@マークにしてください

    #日本基督教団 #日本キリスト教団 #中部教区 #能登半島地震 #募金 #教会 #uccj
  • 能登半島地震緊急救援募金のお願い<br> <br> 主の御名を讃美いたします。<br> 1月1日16時10分頃に、能登半島を中心に、マグニチュード7.6、最大震度7の地震が発生いたしました。<br> 中部教区の教会を中心に、また能登半島地域を中心に、多くの被害が報告されています。<br> ただちに募金を開始し、受け入れます。<br> 祈りをもってご協力をいただきますようお願い申し上げます。<br><br> 2024年1月2日<br> 日本基督教団社会委員会委員長 柳谷知之<br><br> 募金期間 特に定めず<br> 目標額 特に定めず<br> 送金先 加入者名 日本基督教団社会委員会<br> 郵便振替 00150-2-593699<br><br>※通信欄に「能登半島地震緊急救援募金」とお書きください。<br>献金使途にご指定がある場合は、通信欄に下記のようにご記入ください。<br>人道的支援のため<br>教会等再建支援のため<br><br>クレジットカード献金も可能です。詳細はホームページの献金ページをご確認ください。<br><br> 〒169-0051東京都新宿区西早稲田2-3-18-31<br> 日本基督教団社会委員会<br> 電話 03-3202-0544<br> Mail shakai-c⭐︎uccj.org<br> ※⭐︎を@マークにしてください<br><br>#日本基督教団 #日本キリスト教団 #中部教区 #能登半島地震 #募金 #教会 #uccj
    能登半島地震緊急救援募金のお願い
     
     主の御名を讃美いたします。
     1月1日16時10分頃に、能登半島を中心に、マグニチュード7.6、最大震度7の地震が発生いたしました。
     中部教区の教会を中心に、また能登半島地域を中心に、多くの被害が報告されています。
     ただちに募金を開始し、受け入れます。
     祈りをもってご協力をいただきますようお願い申し上げます。

     2024年1月2日
     日本基督教団社会委員会委員長 柳谷知之

     募金期間 特に定めず
     目標額 特に定めず
     送金先 加入者名 日本基督教団社会委員会
     郵便振替 00150-2-593699

    ※通信欄に「能登半島地震緊急救援募金」とお書きください。
    献金使途にご指定がある場合は、通信欄に下記のようにご記入ください。
    人道的支援のため
    教会等再建支援のため

    クレジットカード献金も可能です。詳細はホームページの献金ページをご確認ください。

    〒169-0051東京都新宿区西早稲田2-3-18-31
     日本基督教団社会委員会
     電話 03-3202-0544
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    #日本基督教団 #日本キリスト教団 #中部教区 #能登半島地震 #募金 #教会 #uccj
  • YouTube更新しました。<br>毎月お届けしている「今月のメッセージ」<br>2024年1月は「新しい年、一歩を共に」のタイトルで、宇和島中町教会の梅崎須磨子先生からのメッセージをお届けしています。<br>YouTubeはストーリーもしくはプロフィールのリンクツリーからどうぞ。<br>https://uccj.org/message/48070.html<br>https://youtu.be/OpUnrjwoxYw<br><br>#日本基督教団 #日本キリスト教団 #基督教 #キリスト教 #uccj #ルカによる福音書 #イエス #キリスト #メッセージ #動画 #説教 #ペトロシモン #シモン #漁師
    YouTube更新しました。
    毎月お届けしている「今月のメッセージ」
    2024年1月は「新しい年、一歩を共に」のタイトルで、宇和島中町教会の梅崎須磨子先生からのメッセージをお届けしています。
    YouTubeはストーリーもしくはプロフィールのリンクツリーからどうぞ。
    https://uccj.org/message/48070.html
    https://youtu.be/OpUnrjwoxYw

    #日本基督教団 #日本キリスト教団 #基督教 #キリスト教 #uccj #ルカによる福音書 #イエス #キリスト #メッセージ #動画 #説教 #ペトロシモン #シモン #漁師
  • 逃げて、愛しい人<br>――「逃げて」と言える雅歌の世界線に希望を置く一年を――<br> <br>13「園に住まう女(ひと)よ、<br>〔貴女の〕仲間の男たちが貴女の声に注意を向けている、<br>〔貴女の声を〕俺に聞かせて。」<br>14「逃げて、愛しい男(ひと)よ、<br>そしてカモシカや若いシカのようになって、<br>香料の山々の上で。」<br>(雅歌8章13−14節[私訳])<br> <br> 雅歌は古代ユダヤの恋愛詩集であり、引用した8章13−14節は雅歌の最後を飾る恋愛詩です。この詩に登場する「園に住まう女」と「愛しい男」は恋人同士なのですが、どうやら敵対する集団に属しているようです。このように解釈すると、13節の「仲間たち」がこの女の属する集団の男たちを指しており、敵対する男を捕まえるために罠を仕掛け、その罠から「愛しい男」を救うために、14節で女が「逃げて」と声を張り上げている意味が理解できるのです。<br> 今回担当者から雅歌8章13−14節が指定されたとき、新共同訳の訳文が一緒に送られてきたのですが、第一印象はやはり雅歌の異性愛主義(異性間恋愛主義)と恋愛至上主義であり、担当者もそれを重々承知のうえで、このテクストに何か感じるところがあったとのことなので、少々重たい気持ちでヘブライ語原文を眺めてみました。すると、そこには新共同訳の訳文とは全く異なる世界線が広がっており、新共同訳が「急いでください」と訳しているヘブライ語のבָּרַח(バーラハ)がここでは「逃げる」という意味で使われていることも了解できたのです。<br> この詩の内容を如上のように解釈できるとすれば、パレスティナとイスラエルやウクライナとロシアのように、民族や国などによって愛情や友情を引き裂かれた人たちの心情と通底する内容がここに記されていることが分かります。それは異性間の愛情だけではなく、同性間の愛情にも当てはまるものであり、さらには恋愛という枠組みには納まることのない友情にも該当すると言えるのです。<br> 雅歌8章14節において、恋人に会うために罠だと知りつつ敵陣に来た「愛しい男」に向かって、主人公の女は――「戦って」ではなく――「逃げて」と叫ぶのです。愛しい人に生きて自分のもとに戻ってきて欲しいと願うとき、「戦って」と求める世界線は絶望でしかありません。「逃げて」と言える雅歌の世界線こそが新しい年の一縷の希望ではないでしょうか。(小林昭博/酪農学園大学教授・宗教主任)<br><br>#日本基督教団 #日本キリスト教団 #uccj #雅歌 #イスラエル #パレスチナ #恋人 #ヘブライ語 #ウクライナ #ロシア
    逃げて、愛しい人
    ――「逃げて」と言える雅歌の世界線に希望を置く一年を――

    13「園に住まう女(ひと)よ、
    〔貴女の〕仲間の男たちが貴女の声に注意を向けている、
    〔貴女の声を〕俺に聞かせて。」
    14「逃げて、愛しい男(ひと)よ、
    そしてカモシカや若いシカのようになって、
    香料の山々の上で。」
    (雅歌8章13−14節[私訳])

     雅歌は古代ユダヤの恋愛詩集であり、引用した8章13−14節は雅歌の最後を飾る恋愛詩です。この詩に登場する「園に住まう女」と「愛しい男」は恋人同士なのですが、どうやら敵対する集団に属しているようです。このように解釈すると、13節の「仲間たち」がこの女の属する集団の男たちを指しており、敵対する男を捕まえるために罠を仕掛け、その罠から「愛しい男」を救うために、14節で女が「逃げて」と声を張り上げている意味が理解できるのです。
     今回担当者から雅歌8章13−14節が指定されたとき、新共同訳の訳文が一緒に送られてきたのですが、第一印象はやはり雅歌の異性愛主義(異性間恋愛主義)と恋愛至上主義であり、担当者もそれを重々承知のうえで、このテクストに何か感じるところがあったとのことなので、少々重たい気持ちでヘブライ語原文を眺めてみました。すると、そこには新共同訳の訳文とは全く異なる世界線が広がっており、新共同訳が「急いでください」と訳しているヘブライ語のבָּרַח(バーラハ)がここでは「逃げる」という意味で使われていることも了解できたのです。
     この詩の内容を如上のように解釈できるとすれば、パレスティナとイスラエルやウクライナとロシアのように、民族や国などによって愛情や友情を引き裂かれた人たちの心情と通底する内容がここに記されていることが分かります。それは異性間の愛情だけではなく、同性間の愛情にも当てはまるものであり、さらには恋愛という枠組みには納まることのない友情にも該当すると言えるのです。
     雅歌8章14節において、恋人に会うために罠だと知りつつ敵陣に来た「愛しい男」に向かって、主人公の女は――「戦って」ではなく――「逃げて」と叫ぶのです。愛しい人に生きて自分のもとに戻ってきて欲しいと願うとき、「戦って」と求める世界線は絶望でしかありません。「逃げて」と言える雅歌の世界線こそが新しい年の一縷の希望ではないでしょうか。(小林昭博/酪農学園大学教授・宗教主任)

    #日本基督教団 #日本キリスト教団 #uccj #雅歌 #イスラエル #パレスチナ #恋人 #ヘブライ語 #ウクライナ #ロシア
  • 事務局、出版局、部落解放センター、年金局、隠退教師を支える運動事務局は下記の通り、冬期休業を頂戴します。<br><br>2023年12月29日(金)から2024年1月5日(金)まで<br>→1月9日(火)より業務開始<br>※土日祝は通常休業日です<br><br>年内のご連絡は28日12時までにお願いいたします。<br><br>良いお年をお迎えください。<br><br>#日本基督教団 #日本キリスト教団 #uccj #日本キリスト教団出版局 #おやすみ #お休み #冬期休業 #冬休み
    事務局、出版局、部落解放センター、年金局、隠退教師を支える運動事務局は下記の通り、冬期休業を頂戴します。

    2023年12月29日(金)から2024年1月5日(金)まで
    →1月9日(火)より業務開始
    ※土日祝は通常休業日です

    年内のご連絡は28日12時までにお願いいたします。

    良いお年をお迎えください。

    #日本基督教団 #日本キリスト教団 #uccj #日本キリスト教団出版局 #おやすみ #お休み #冬期休業 #冬休み
  • クリスマスプレゼントをお届けします。<br> パレスチナ西岸地区にある、ミッションスクール(クエーカー)、ラマッラーフレンズスクールの生徒たちのクリスマスソングです。<br> 日本語字幕をつけました。<br> 主の御降誕の時、パレスチナ、ガザの子どもたちを覚えて、どうぞお祈りください。<br>オリジナルと両方、アップします。<br><br>日本語字幕バージョン<br>https://amara.org/videos/SYYu4mdMJ7W5/info/rfs-song-to-the-world/?fbclid=IwAR0l8r05XDRDsB_UmYA2YNrN7_qh8mIX--ouq8swYQ5DMuFh3eSB_qxTgMc<br>Subtitlesのjapaneseをクリックすると日本語字幕が出て来ます。<br>(翻訳:アハリー・アラブ病院を支援する会スタッフ 真下弥生)<br>オリジナルはこちらです。<br>https://www.youtube.com/watch?v=ZsEbIVJy0Gg<br><br>#日本基督教団 #uccj #キリスト教 #クリスマス #Christmas #ガザ #パレスチナ #ラマッラーフレンズスクール #こども #Christmassong #歌 #クリスマスソング
    クリスマスプレゼントをお届けします。
     パレスチナ西岸地区にある、ミッションスクール(クエーカー)、ラマッラーフレンズスクールの生徒たちのクリスマスソングです。
     日本語字幕をつけました。
     主の御降誕の時、パレスチナ、ガザの子どもたちを覚えて、どうぞお祈りください。
    オリジナルと両方、アップします。

    日本語字幕バージョン
    https://amara.org/videos/SYYu4mdMJ7W5/info/rfs-song-to-the-world/?fbclid=IwAR0l8r05XDRDsB_UmYA2YNrN7_qh8mIX--ouq8swYQ5DMuFh3eSB_qxTgMc
    Subtitlesのjapaneseをクリックすると日本語字幕が出て来ます。
    (翻訳:アハリー・アラブ病院を支援する会スタッフ 真下弥生)
    オリジナルはこちらです。
    https://www.youtube.com/watch?v=ZsEbIVJy0Gg

    #日本基督教団 #uccj #キリスト教 #クリスマス #Christmas #ガザ #パレスチナ #ラマッラーフレンズスクール #こども #Christmassong #歌 #クリスマスソング
  • YouTube更新しました。<br>毎月お届けしている「今月のメッセージ」<br>2023年12月は「最高のヒーラー」のタイトルで、蕃山町教会の服部修先生からのメッセージをお届けしています。<br>YouTubeはストーリーもしくはプロフィールのリンクツリーからどうぞ。<br>https://uccj.org/message/47979.html<br>https://youtu.be/Pz3d6NskPc0<br><br>#日本基督教団 #日本キリスト教団 #基督教 #キリスト教 #uccj #エレミヤ書 #イエス #キリスト #メッセージ #動画 #メッセージ #ドラゴンクエスト #ヒーラー #RX-8
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    毎月お届けしている「今月のメッセージ」
    2023年12月は「最高のヒーラー」のタイトルで、蕃山町教会の服部修先生からのメッセージをお届けしています。
    YouTubeはストーリーもしくはプロフィールのリンクツリーからどうぞ。
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    https://youtu.be/Pz3d6NskPc0

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  • クリスマスにガザの平和を願う<br>――ロバに乗ったメシアによる戦争放棄と平和の宣言――<br><br>  9大いに喜べ、娘シオンよ、<br>歓声を上げよ、娘エルサレムよ。<br>見よ、あなたの王があなたのもとに来る。<br>彼は義とされ、救われた者である。<br>貧しく、ロバに乗る者、<br>雌ロバの子である雄ロバに。<br>10わたしはエフライムから戦車を、<br>エルサレムから軍馬を断つ。<br>戦の弓は断たれ、<br>彼は諸民族に平和を語る。<br>彼の支配は海から海にまで、<br>大河から地の果てにまで及ぶ。<br>(ゼカリヤ書9章9−10節[私訳])<br><br> <br><br> ヘブライ語聖書(旧約聖書)にはシオニズムを正当化する言葉があり、そのことからユダヤ教の総体が現在のイスラエルを全肯定していると勘違いしてしまう向きがあります。しかし、歴代のラビたちはユダヤ人のディアスポラ(離散状態)ないしガルート(追放状態)を自分たちの罪を償うための宗教的義務と解釈し、その系譜に連なる現代のユダヤ教超正統派(ネトゥレイ・カルタ)はシオニズムに断固反対の立場を表明しています。ユダヤ教徒が一様に現在のイスラエルを支持しているわけではないのです。それと同様にヘブライ語聖書が一様にメシアの武力による世界統治を肯定しているわけではありません。<br> その典型が冒頭に引用したゼカリヤ書9章9−10節のメシア預言です。ここに登場するメシアは能動的に「救う者」(救済者)として世界に君臨しているのではなく、受動的に「救われた者」(新共同訳「勝利を与えられた者」、協会共同訳「勝利を得る者」)であり、貧しく、ロバに乗るメシアなのです。このメシアは全イスラエルから戦車と軍馬を、そして全世界から弓(武力)を断つことによって、世界中の人々に平和を語るのです。イエスのエルサレム入場がロバに乗った姿で描かれているのはユダヤ教の平和のメシア像を体現するものであり、古代ユダヤのラビ文書にはロバに乗った平和のメシアが繰り返し登場するのです。<br> 1948年のイスラエル建国によって事態が一変してしまったとはいえ、パレスティナ人は長い間、土着の民としてパレスティナの地に暮らし、そこでユダヤ人を隣人と遇して暮らしてきたのです。そして、イスラエルにはパレスティナ人の土地を奪うことを忌避し、共生を願う人たちがいるのです。イスラエルのメシアはロバに乗った平和のメシアであり、イスラエルによるパレスティナの武力統治や戦争がユダヤ教信仰に反していると信じているのです。<br> 翻って、キリスト教を省みると、その姿は平和の反対に身を置き続けてきたようにすら感じられます。ロバに乗った平和のメシアの系譜を継ぐイエスの誕生を祝うクリスマスに、キリスト教こそが武力ないし戦争を放棄し、世界に平和を語る責務があるとは言えないでしょうか。クリスマスにガザの平和を願います。(小林昭博/酪農学園大学教授・宗教主任)<br><br>#日本基督教団 #uccj #ゼカリヤ書 #クリスマス #ガザ #メシア #Christmas #イスラエル #平和 #ヘブライ語 #旧約聖書 #パレスティナ #パレスチナ
    クリスマスにガザの平和を願う
    ――ロバに乗ったメシアによる戦争放棄と平和の宣言――

      9大いに喜べ、娘シオンよ、
    歓声を上げよ、娘エルサレムよ。
    見よ、あなたの王があなたのもとに来る。
    彼は義とされ、救われた者である。
    貧しく、ロバに乗る者、
    雌ロバの子である雄ロバに。
    10わたしはエフライムから戦車を、
    エルサレムから軍馬を断つ。
    戦の弓は断たれ、
    彼は諸民族に平和を語る。
    彼の支配は海から海にまで、
    大河から地の果てにまで及ぶ。
    (ゼカリヤ書9章9−10節[私訳])



     ヘブライ語聖書(旧約聖書)にはシオニズムを正当化する言葉があり、そのことからユダヤ教の総体が現在のイスラエルを全肯定していると勘違いしてしまう向きがあります。しかし、歴代のラビたちはユダヤ人のディアスポラ(離散状態)ないしガルート(追放状態)を自分たちの罪を償うための宗教的義務と解釈し、その系譜に連なる現代のユダヤ教超正統派(ネトゥレイ・カルタ)はシオニズムに断固反対の立場を表明しています。ユダヤ教徒が一様に現在のイスラエルを支持しているわけではないのです。それと同様にヘブライ語聖書が一様にメシアの武力による世界統治を肯定しているわけではありません。
     その典型が冒頭に引用したゼカリヤ書9章9−10節のメシア預言です。ここに登場するメシアは能動的に「救う者」(救済者)として世界に君臨しているのではなく、受動的に「救われた者」(新共同訳「勝利を与えられた者」、協会共同訳「勝利を得る者」)であり、貧しく、ロバに乗るメシアなのです。このメシアは全イスラエルから戦車と軍馬を、そして全世界から弓(武力)を断つことによって、世界中の人々に平和を語るのです。イエスのエルサレム入場がロバに乗った姿で描かれているのはユダヤ教の平和のメシア像を体現するものであり、古代ユダヤのラビ文書にはロバに乗った平和のメシアが繰り返し登場するのです。
     1948年のイスラエル建国によって事態が一変してしまったとはいえ、パレスティナ人は長い間、土着の民としてパレスティナの地に暮らし、そこでユダヤ人を隣人と遇して暮らしてきたのです。そして、イスラエルにはパレスティナ人の土地を奪うことを忌避し、共生を願う人たちがいるのです。イスラエルのメシアはロバに乗った平和のメシアであり、イスラエルによるパレスティナの武力統治や戦争がユダヤ教信仰に反していると信じているのです。
     翻って、キリスト教を省みると、その姿は平和の反対に身を置き続けてきたようにすら感じられます。ロバに乗った平和のメシアの系譜を継ぐイエスの誕生を祝うクリスマスに、キリスト教こそが武力ないし戦争を放棄し、世界に平和を語る責務があるとは言えないでしょうか。クリスマスにガザの平和を願います。(小林昭博/酪農学園大学教授・宗教主任)

    #日本基督教団 #uccj #ゼカリヤ書 #クリスマス #ガザ #メシア #Christmas #イスラエル #平和 #ヘブライ語 #旧約聖書 #パレスティナ #パレスチナ
  • ガザに平和を<br><br>  33見よ、眠らずにいなさい。あなたたちはその時がいつなのかを知らないからである34それは土地から離れているある人が自分の家を離れるときに、自分の僕たちに権限を与え、ひとりひとりにそれぞれの仕事を与え、門番に目を覚ましているよう命じるようなものである。35だから、目を覚ましていなさい。あなたたちはその家の主人がいつ来るのか、それが夕方か夜中か鶏が鳴く頃か朝かを知らないからである。36家の主人が突然来て、あなたたちが居眠りしているのを見つけることがないように。37あなたたちにわたしが言っていることを、全ての人たちにわたしは言っているのである。目を覚ましていなさい。(マルコ福音書13章33−37節[私訳])<br><br> 2023年10月17日にパレスティナのガザにあるアハリー・アラブ病院が爆撃されたというニュースが飛び込んできました。親しい人たちがアハリー・アラブ病院を支援する会を運営しており、そのひとりである友人から今月の聖書箇所のマルコ福音書13章33−37節が伝えられると同時に、ガザで起きている現実に胸が潰れるとの言葉が送られてきました。冒頭に引用したのは「小黙示」(マルコ福音書13章)と呼ばれる聖書の一節であり、世の終わりがやって来るときに目を覚ましているようにと警告するイエスの言葉です。これは世の終わりを予期しているという意味では、現代世界に生きるわたしたちには非現実的に映ってしまうかもしれませんが、友人が着目したのは37節「あなたたちにわたしが言っていることを、全ての人たちにわたしは言っているのである。目を覚ましていなさい」という言葉です。ガザの人たちは現実に安心して居眠りなどすることのできない状況に置かれていることをわたしたちは知らされています。それは小黙示が伝える終末の戦争を彷彿とさせます。イエスの言葉はパレスティナとイスラエルにだけに向けられているのではなく、わたしたち「全ての人たち」に「見よ、眠らずにいなさい/目を覚ましていなさい」と告げているのです。それは戦争のためにではなく、平和のためにです。ガザに平和をとの願いを込めて、アハリー・アラブ病院を覚えて支援の輪を広げたいとの思いでいます。(小林昭博/酪農学園大学教授・宗教主任)<br><br> ※アハリー・アラブ病院は1882年に聖公会が設立し、1954年に南部バプテスト連盟が運営を引き継ぎ、1980年代初期に聖公会に運営が戻され、現在は聖公会のエルサレム管区が運営しています。日本では「アハリー・アラブ病院を支援する会」が支援活動を行っています。<br><br> ※パレスティナ問題はバイアスのかかった報道が多いため、正確な情報を知ることがとても大切になってきます。大学の授業でパレスティナ問題を扱うときには、以下のウェブサイトを学生と一緒に確認しています。このサイトによれば、ガザの医療施設の攻撃はすでに50件を超えており、アハリー・アラブ病院の爆撃も報じられています。<br><br>If Americans Knew(https://ifamericansknew.org/)<br><br>#日本基督教団 #日本キリスト教団 #uccj #ガザ #平和 #アハリーアラブ病院 #マルコによる福音書 #イエスキリスト
    ガザに平和を

      33見よ、眠らずにいなさい。あなたたちはその時がいつなのかを知らないからである34それは土地から離れているある人が自分の家を離れるときに、自分の僕たちに権限を与え、ひとりひとりにそれぞれの仕事を与え、門番に目を覚ましているよう命じるようなものである。35だから、目を覚ましていなさい。あなたたちはその家の主人がいつ来るのか、それが夕方か夜中か鶏が鳴く頃か朝かを知らないからである。36家の主人が突然来て、あなたたちが居眠りしているのを見つけることがないように。37あなたたちにわたしが言っていることを、全ての人たちにわたしは言っているのである。目を覚ましていなさい。(マルコ福音書13章33−37節[私訳])

     2023年10月17日にパレスティナのガザにあるアハリー・アラブ病院が爆撃されたというニュースが飛び込んできました。親しい人たちがアハリー・アラブ病院を支援する会を運営しており、そのひとりである友人から今月の聖書箇所のマルコ福音書13章33−37節が伝えられると同時に、ガザで起きている現実に胸が潰れるとの言葉が送られてきました。冒頭に引用したのは「小黙示」(マルコ福音書13章)と呼ばれる聖書の一節であり、世の終わりがやって来るときに目を覚ましているようにと警告するイエスの言葉です。これは世の終わりを予期しているという意味では、現代世界に生きるわたしたちには非現実的に映ってしまうかもしれませんが、友人が着目したのは37節「あなたたちにわたしが言っていることを、全ての人たちにわたしは言っているのである。目を覚ましていなさい」という言葉です。ガザの人たちは現実に安心して居眠りなどすることのできない状況に置かれていることをわたしたちは知らされています。それは小黙示が伝える終末の戦争を彷彿とさせます。イエスの言葉はパレスティナとイスラエルにだけに向けられているのではなく、わたしたち「全ての人たち」に「見よ、眠らずにいなさい/目を覚ましていなさい」と告げているのです。それは戦争のためにではなく、平和のためにです。ガザに平和をとの願いを込めて、アハリー・アラブ病院を覚えて支援の輪を広げたいとの思いでいます。(小林昭博/酪農学園大学教授・宗教主任)

     ※アハリー・アラブ病院は1882年に聖公会が設立し、1954年に南部バプテスト連盟が運営を引き継ぎ、1980年代初期に聖公会に運営が戻され、現在は聖公会のエルサレム管区が運営しています。日本では「アハリー・アラブ病院を支援する会」が支援活動を行っています。

     ※パレスティナ問題はバイアスのかかった報道が多いため、正確な情報を知ることがとても大切になってきます。大学の授業でパレスティナ問題を扱うときには、以下のウェブサイトを学生と一緒に確認しています。このサイトによれば、ガザの医療施設の攻撃はすでに50件を超えており、アハリー・アラブ病院の爆撃も報じられています。

    If Americans Knew(https://ifamericansknew.org/)

    #日本基督教団 #日本キリスト教団 #uccj #ガザ #平和 #アハリーアラブ病院 #マルコによる福音書 #イエスキリスト
  • YouTube更新しました。<br>毎月お届けしている「今月のメッセージ」<br>2023年11月は「役に立つってなんだ」のタイトルで、京葉中部教会の伊勢希先生からのメッセージをお届けしています。<br>YouTubeはストーリーもしくはプロフィールのリンクツリーからどうぞ。<br>https://uccj.org/message/47832.html<br>https://youtu.be/lSKLdGq2FLU<br><br>#日本基督教団 #日本キリスト教団 #基督教 #キリスト教 #uccj #マルコによる福音書 #イエス #キリスト #メッセージ #動画 #メッセージ
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    2023年11月は「役に立つってなんだ」のタイトルで、京葉中部教会の伊勢希先生からのメッセージをお届けしています。
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  • 時代を変える女性の物語<br><br>――詰める女と詰められるイエス――<br><br> 24さて、彼はそこから立ち上がってティルスの領域へと出かけて行った。そして、彼はある家に入ると、誰にも知られたくないと思った。そして、彼は隠れていることができず、25すぐにある女が彼のことを聞きつけた。彼女の娘が汚れた霊に憑かれており、彼女はやって来て、彼の足もとにひれ伏した。26さて、その女はギリシャ人であり、種族としてはシロ・フェニキア人であった。そして、彼女は彼に自分の娘から悪霊を追い出してくれるよう頼んだ。27すると、彼は彼女に言った、「まずは子どもたちが満腹になるようにさせてくれ。子どもたちのパンを取り上げて、子犬たちに放り投げるのは良くないからだ」。28すると、彼女は答えて、そして彼に言う、「主よ、食卓の下の子犬たちだって子どもたちの〔こぼした〕パンくずは食べるのですよ」。29すると、彼は彼女に言った、「この言葉のゆえに、帰りなさい。あなたの娘から悪霊は出て行った」。30そして、彼女が自分の家に立ち去ると、彼女はその子どもがベッドの上に放り投げられ、悪霊が出て行ったのを見出した。<br><br>(マルコ福音書7章24−30節[私訳])<br><br> マルコ福音書7章24−30節は「シロ・フェニキアの女の娘の癒し」と呼ばれる奇跡物語です。この物語をイエスの側から見ると、誰にも知られずに過ごそうとしているプライベートな時間にズカズカと入り込んできた女性に腹を立て、異邦人に関わっている暇はないと冷たい態度を取ってしまったものの、彼女の機知に富んだ言葉に感嘆したイエスが悪霊を追い出したという筋書きが浮かんできます。しかし、この物語を女性の側から見ると、この女性はイエスの足もとにひれ伏して懇願しているにもかかわらず、犬呼ばわりしてくるイエスにキレて、ひれ伏した状態からイエスを見上げて睨みつけ、「子犬にだってパンくずくらいくれたっていいじゃない!」とイエスを詰め、この女性に詰められてタジタジとなったイエスが悪霊を追い出さざるをえなかったように映るのです。前者の解釈が一般的ですが、後者の解釈の方がイエスを身近に感じられるのではないでしょうか。実はこの物語には「イエス」という固有名詞が出て来ないのですが、伝承とマルコの双方がバツの悪いイエスを描くことを遠慮しているように感じられるのです。ここでイエスはバツの悪さに逆ギレすることなく、この女性の言動を通して反省し、その姿勢を変えられています。その意味では、神の子をも動かす「詰める女と詰められるイエス」の物語は、時代を変える女性の物語として再読することができるのではないでしょうか。(小林昭博/酪農学園大学教授・宗教主任)<br><br>#日本基督教団 #日本キリスト教団 #キリスト教 #基督教 #マルコによる福音書 #イエス
    時代を変える女性の物語

    ――詰める女と詰められるイエス――

     24さて、彼はそこから立ち上がってティルスの領域へと出かけて行った。そして、彼はある家に入ると、誰にも知られたくないと思った。そして、彼は隠れていることができず、25すぐにある女が彼のことを聞きつけた。彼女の娘が汚れた霊に憑かれており、彼女はやって来て、彼の足もとにひれ伏した。26さて、その女はギリシャ人であり、種族としてはシロ・フェニキア人であった。そして、彼女は彼に自分の娘から悪霊を追い出してくれるよう頼んだ。27すると、彼は彼女に言った、「まずは子どもたちが満腹になるようにさせてくれ。子どもたちのパンを取り上げて、子犬たちに放り投げるのは良くないからだ」。28すると、彼女は答えて、そして彼に言う、「主よ、食卓の下の子犬たちだって子どもたちの〔こぼした〕パンくずは食べるのですよ」。29すると、彼は彼女に言った、「この言葉のゆえに、帰りなさい。あなたの娘から悪霊は出て行った」。30そして、彼女が自分の家に立ち去ると、彼女はその子どもがベッドの上に放り投げられ、悪霊が出て行ったのを見出した。

    (マルコ福音書7章24−30節[私訳])

     マルコ福音書7章24−30節は「シロ・フェニキアの女の娘の癒し」と呼ばれる奇跡物語です。この物語をイエスの側から見ると、誰にも知られずに過ごそうとしているプライベートな時間にズカズカと入り込んできた女性に腹を立て、異邦人に関わっている暇はないと冷たい態度を取ってしまったものの、彼女の機知に富んだ言葉に感嘆したイエスが悪霊を追い出したという筋書きが浮かんできます。しかし、この物語を女性の側から見ると、この女性はイエスの足もとにひれ伏して懇願しているにもかかわらず、犬呼ばわりしてくるイエスにキレて、ひれ伏した状態からイエスを見上げて睨みつけ、「子犬にだってパンくずくらいくれたっていいじゃない!」とイエスを詰め、この女性に詰められてタジタジとなったイエスが悪霊を追い出さざるをえなかったように映るのです。前者の解釈が一般的ですが、後者の解釈の方がイエスを身近に感じられるのではないでしょうか。実はこの物語には「イエス」という固有名詞が出て来ないのですが、伝承とマルコの双方がバツの悪いイエスを描くことを遠慮しているように感じられるのです。ここでイエスはバツの悪さに逆ギレすることなく、この女性の言動を通して反省し、その姿勢を変えられています。その意味では、神の子をも動かす「詰める女と詰められるイエス」の物語は、時代を変える女性の物語として再読することができるのではないでしょうか。(小林昭博/酪農学園大学教授・宗教主任)

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  • YouTube更新しました。<br>毎月お届けしている「今月のメッセージ」<br>2023年10月は「神様におまかせ」のタイトルで、網中彰子総幹事からのメッセージをお届けしています。<br>YouTubeはストーリーもしくはプロフィールのリンクツリーからどうぞ。<br>https://uccj.org/message/47579.html<br>https://youtu.be/jEvy34MZO58<br><br>#日本基督教団 #日本キリスト教団 #基督教 #キリスト教 #uccj #マルコによる福音書  #イエス #キリスト #メッセージ #動画 #メッセージ
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  • 関東大震災の朝鮮人虐殺から100年を覚えて<br><br> 5さらに、ギレアドはエフライムに通じるヨルダン川の渡し場を占領した。エフライムの逃亡者たちが「渡らせてくれ」と言ってきたとき、ギレアドの男たちが「お前はエフライム人か」と言うと、彼は「違う」と言った。6すると、彼らは彼に「シッボーレト」と言ってみろと言い、彼が「スィッボーレト」と言って正確に発音できないと、彼らは彼を捕らえてヨルダン川の渡し場で虐殺した。こうして、このときエフライムのうちから4万2千人が斃(たお)れた。<br>(士師記12章5−6節[私訳])<br><br>  冒頭の引用は2022年9月1日に日本基督教団HPにアップされた金迅野牧師(在日大韓基督教会横須賀教会)のメッセージ「『関所』で新しい『われわれ』を紡ぐ」が用いている聖書箇所の一節です。このメッセージおいて、金牧師は関東大震災で「朝鮮人が井戸に毒をまいている」といったデマが流れ、戒厳令が敷かれたとき、語頭に濁音が立たない朝鮮語の特徴を利用して、軍隊や自警団が朝鮮人を見つけ出すために、「15円50銭(じゅうごえん・ごじゅっせん)」と言ってみろと言い、「ちゅうこえん・こじゅっせん」と正確に発音できない人を虐殺した歴史に触れています。<br><br> 士師記12章5−6節は紛争を制したギレアド人がエフライム人を殲滅するために、エフライム人がשׁ(sh)の発音ができずにס(s)と発音することを利用して、渡し場に来た者に「シッボーレト」(שִׁבֹּלֶת)という言葉を正確に発音できるかどうかを確認し、「スィッボーレト」(סִבֹּ֗לֶת)と発音するや否や虐殺したという物語です。ヘブライ語のシッボーレトは「穀物の茎」や「水流」を意味しますが、ここでは単にשׁ(sh)を発音できないエフライム人を罠に嵌めるためだけに持ち出されています。<br> この士師記の故事から、ある社会集団の成員と非成員を選別して排除する指標として用いられるフレーズや合言葉を意味する「シボレート」(シボレス)の概念が生み出されました。そして、日本でシボレートが用いられた代表的な事件こそが、先に紹介した金牧師が触れている今年100年を迎える関東大震災における朝鮮人虐殺にほかなりません。このようにシボレートとは特定の氏族や民族に対する憎悪から生み出され、士師記の「シッボーレト」や関東大震災の「15円50銭」という何気ない言葉が生と死の境を決定してしまったのです。関東大震災の朝鮮人虐殺から100年を覚えて、その歴史すらなきものにしようとする時代に抗して、「15円50銭」というシボレートによる朝鮮人虐殺という加害の歴史を忘れないとの思いを新たにします。(小林昭博/酪農学園大学教授・宗教主任)<br><br>#日本基督教団 #日本キリスト教団 #uccj #関東大震災 #士師記 #KCCJ #在日大韓基督教会 #100年
    関東大震災の朝鮮人虐殺から100年を覚えて

     5さらに、ギレアドはエフライムに通じるヨルダン川の渡し場を占領した。エフライムの逃亡者たちが「渡らせてくれ」と言ってきたとき、ギレアドの男たちが「お前はエフライム人か」と言うと、彼は「違う」と言った。6すると、彼らは彼に「シッボーレト」と言ってみろと言い、彼が「スィッボーレト」と言って正確に発音できないと、彼らは彼を捕らえてヨルダン川の渡し場で虐殺した。こうして、このときエフライムのうちから4万2千人が斃(たお)れた。
    (士師記12章5−6節[私訳])

     冒頭の引用は2022年9月1日に日本基督教団HPにアップされた金迅野牧師(在日大韓基督教会横須賀教会)のメッセージ「『関所』で新しい『われわれ』を紡ぐ」が用いている聖書箇所の一節です。このメッセージおいて、金牧師は関東大震災で「朝鮮人が井戸に毒をまいている」といったデマが流れ、戒厳令が敷かれたとき、語頭に濁音が立たない朝鮮語の特徴を利用して、軍隊や自警団が朝鮮人を見つけ出すために、「15円50銭(じゅうごえん・ごじゅっせん)」と言ってみろと言い、「ちゅうこえん・こじゅっせん」と正確に発音できない人を虐殺した歴史に触れています。

     士師記12章5−6節は紛争を制したギレアド人がエフライム人を殲滅するために、エフライム人がשׁ(sh)の発音ができずにס(s)と発音することを利用して、渡し場に来た者に「シッボーレト」(שִׁבֹּלֶת)という言葉を正確に発音できるかどうかを確認し、「スィッボーレト」(סִבֹּ֗לֶת)と発音するや否や虐殺したという物語です。ヘブライ語のシッボーレトは「穀物の茎」や「水流」を意味しますが、ここでは単にשׁ(sh)を発音できないエフライム人を罠に嵌めるためだけに持ち出されています。
     この士師記の故事から、ある社会集団の成員と非成員を選別して排除する指標として用いられるフレーズや合言葉を意味する「シボレート」(シボレス)の概念が生み出されました。そして、日本でシボレートが用いられた代表的な事件こそが、先に紹介した金牧師が触れている今年100年を迎える関東大震災における朝鮮人虐殺にほかなりません。このようにシボレートとは特定の氏族や民族に対する憎悪から生み出され、士師記の「シッボーレト」や関東大震災の「15円50銭」という何気ない言葉が生と死の境を決定してしまったのです。関東大震災の朝鮮人虐殺から100年を覚えて、その歴史すらなきものにしようとする時代に抗して、「15円50銭」というシボレートによる朝鮮人虐殺という加害の歴史を忘れないとの思いを新たにします。(小林昭博/酪農学園大学教授・宗教主任)

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  • 先日、出版局のFAXの通信障害についてお知らせしましたが、復旧の見込みがないことから、出版局のFAXを一本化いたします。<br>03-3204-0627は廃止、03-3204-0457のみを使うことになりました。<br>経理課・讃美歌委員会・「信徒の友」「こころの友」へのFAXも、今後は03-3204-0457にお送りください。<br>どうぞよろしくお願いいたします。<br><br>#日本基督教団 #日本キリスト教団 #日本キリスト教団出版局 #uccj #お知らせ
    先日、出版局のFAXの通信障害についてお知らせしましたが、復旧の見込みがないことから、出版局のFAXを一本化いたします。
    03-3204-0627は廃止、03-3204-0457のみを使うことになりました。
    経理課・讃美歌委員会・「信徒の友」「こころの友」へのFAXも、今後は03-3204-0457にお送りください。
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  • 2023年 在日大韓基督教会 日本基督教団 平和メッセージ<br><br>主はこう言われる。正義と恵みの業を行い、搾取されている者を虐げる者の手から救え。寄留の外国人、孤児、寡婦を苦しめ、虐げてはならない。またこの地で、無実の人の血を流してはならない。(エレミヤ書 22章3節)<br><br> 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、日常の私たちの生活を揺るがし、身体に危険を及ぼしたばかりでなく、社会構造や経済構造の弱い部分に打撃を与え、矛盾や不平等を露呈させ、孤立と分断を増長させました。その不安や対立が暴力や戦争まで引き起こし、感染症が収束に向かう中でも、世界が未だに大きな混乱の中にあります。<br> 主イエス・キリストは、ご自身の十字架によって敵意の中垣を壊し、二つのものを平和の中で一つにしてくださいました。私たちは主イエス・キリストこそ和解と平和の主であることを信じ、主が私たちに求められる隣人愛を心に刻み、この愛から生まれる平和だけが、この世界の危機を克服出来るものと信じ、ここに平和メッセージを宣言いたします。<br><br>全文はホームページをご覧ください。<br>韓国語、英語でも掲載しています。<br>https://uccj.org/news/47205.html<br><br>#日本基督教団 #日本キリスト教団 #在日大韓基督教会 #UCCJ #KCCJ #平和メッセージ
    2023年 在日大韓基督教会 日本基督教団 平和メッセージ

    主はこう言われる。正義と恵みの業を行い、搾取されている者を虐げる者の手から救え。寄留の外国人、孤児、寡婦を苦しめ、虐げてはならない。またこの地で、無実の人の血を流してはならない。(エレミヤ書 22章3節)

     新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、日常の私たちの生活を揺るがし、身体に危険を及ぼしたばかりでなく、社会構造や経済構造の弱い部分に打撃を与え、矛盾や不平等を露呈させ、孤立と分断を増長させました。その不安や対立が暴力や戦争まで引き起こし、感染症が収束に向かう中でも、世界が未だに大きな混乱の中にあります。
     主イエス・キリストは、ご自身の十字架によって敵意の中垣を壊し、二つのものを平和の中で一つにしてくださいました。私たちは主イエス・キリストこそ和解と平和の主であることを信じ、主が私たちに求められる隣人愛を心に刻み、この愛から生まれる平和だけが、この世界の危機を克服出来るものと信じ、ここに平和メッセージを宣言いたします。

    全文はホームページをご覧ください。
    韓国語、英語でも掲載しています。
    https://uccj.org/news/47205.html

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  • 現在出版局の経理課・讃美歌委員会・「信徒の友」「こころの友」のFAX番号03-3204-0627が使えなくなっています。<br>復旧には時間を要する見込みです。<br>復旧までは03-3204-0457のFAX番号をご利用ください。<br>ご迷惑をおかけしまして申し訳ありません。復旧しましたら改めてお知らせいたします。<br><br>#日本基督教団 #日本キリス教団出版局 # FAX #通信障害 #お知らせ #日本キリスト教団 #uccj
    現在出版局の経理課・讃美歌委員会・「信徒の友」「こころの友」のFAX番号03-3204-0627が使えなくなっています。
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  • 安心して眠れる夜を<br>――ひとりひとりの生と平和を大切に――<br> <br>6わたしは横たわって眠り、目を覚ましました。<br>ヤハウェがわたしを支えてくださるからです。<br>7わたしは恐れません。<br>取り囲んでわたしに迫り来る万の民を。<br>(詩編3編6−7節[私訳])<br> <br> 詩編3編6−7節は身を横たえることすらままならない苦悩の最中で、いつぶりかと思えるように安心して眠り、目が覚めたら朝を迎えていたというただそれだけのことが、いかに幸いであるのかを詠っています。この詩には誰しもが経験する悲嘆や苦悩が詠われており、詩編の詩人も孤独に苛まれて眠れぬ夜を過ごすわたしたちと変わらぬ苦悩を抱えていたことに慰められる思いがします。しかし、日本の侵略戦争を懺悔しつつ、広島、長崎、沖縄にも思いを馳せる暑い夏にこの詩編を読むと、やはり戦時下の状況が浮かんできます。戦争は民族や国などの一定の社会的集団の問題として大局的に捉えられる傾向にありますが、そこに個々の人間がおり、個々の「生」(生命・人生・生活)があるということが忘れられているとの感を禁じえません。詩編3編6−7節は民族や王国という社会的集団よりも、ひとりの詩人の「生」に徹底してこだわり、ひとりの人間存在にフォーカスを当てています。神学的に戦争や国家を省察することも重要かもしれませんが、せめて8月だけは安心して眠れぬ夜を過ごしている個々の人間の思いに寄り添い、ひとりひとりの生と平和を大切にする日々にしたいのです。(小林昭博/酪農学園大学教授・宗教主任)<br><br>#日本基督教団 #日本キリスト教団 #uccj #キリスト教 #詩編 #ヤハウェ #平和
    安心して眠れる夜を
    ――ひとりひとりの生と平和を大切に――

    6わたしは横たわって眠り、目を覚ましました。
    ヤハウェがわたしを支えてくださるからです。
    7わたしは恐れません。
    取り囲んでわたしに迫り来る万の民を。
    (詩編3編6−7節[私訳])

     詩編3編6−7節は身を横たえることすらままならない苦悩の最中で、いつぶりかと思えるように安心して眠り、目が覚めたら朝を迎えていたというただそれだけのことが、いかに幸いであるのかを詠っています。この詩には誰しもが経験する悲嘆や苦悩が詠われており、詩編の詩人も孤独に苛まれて眠れぬ夜を過ごすわたしたちと変わらぬ苦悩を抱えていたことに慰められる思いがします。しかし、日本の侵略戦争を懺悔しつつ、広島、長崎、沖縄にも思いを馳せる暑い夏にこの詩編を読むと、やはり戦時下の状況が浮かんできます。戦争は民族や国などの一定の社会的集団の問題として大局的に捉えられる傾向にありますが、そこに個々の人間がおり、個々の「生」(生命・人生・生活)があるということが忘れられているとの感を禁じえません。詩編3編6−7節は民族や王国という社会的集団よりも、ひとりの詩人の「生」に徹底してこだわり、ひとりの人間存在にフォーカスを当てています。神学的に戦争や国家を省察することも重要かもしれませんが、せめて8月だけは安心して眠れぬ夜を過ごしている個々の人間の思いに寄り添い、ひとりひとりの生と平和を大切にする日々にしたいのです。(小林昭博/酪農学園大学教授・宗教主任)

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