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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4613号】聖書注解書刊行一応の終結 (貯金通帳の返納のみを残して) 第6回宣教委員会

2006年10月28日
第34総会期第六回宣教委員会(今総会期最終)が九月十九~二〇日、教団会議室で開催された。開会礼拝を岩﨑隆委員長が担当し、エフェソ書第2章19節以下22節に基づき、「能力でも財力でもなく、主イエス・キリストを頭とするのが教会である。日本基督教団は、キリストという、かなめ石によって支えられている」と力強く語られた。委員会は常設専門委員会、全国教会婦人会連合等の報告を受け、協議に入った。 協議事項として、まず「障害者差別問題小委員会設置継続に関する件」を扱い、一同異議なく可決した。但し「障害者差別と取り組む活動者全国交流会」開催のための資金繰りを巡って、勝山健一郎担当幹事に今後支障なく開催できる運びを確認し申し送ることとした。 協議の主要事項として、「聖書注解書の刊行に関する件」を扱った。本件は、一九八八年の天皇代替わりを巡り、当時の常議員会で「いま宣教を考えるための聖書注解書」及びこれに関……

【4613号】問題提起の中で金額決定 教区活動連帯金配分検討協議会

九月十九日(火)、前日から行われていた全国財務委員長会議に続いて、教区活動連帯金配分協議会が開催された。出席者は各教区総会議長・財務委員長、教団予算決算委員長・宣教委員長・伝道委員長、陪席者は竹前昇総幹事、計良祐時財務幹事、教団予算決算委員、欠席者は東海教区総会議長・財務委員長、関東教区財務委員長であった。協議会は、前年度の教区活動連帯金配分検討委員会委員長の吉岡光人西東京教区議長が議長となり進められた。 冒頭に竹前総幹事から挨拶に代えて、「教区活動連帯金配分協議会」が教団のどこにも規定されていないことや連帯金のあり方について等の問題提起がされた。 その後、二〇〇五年度の協議会記録を承認し、教区活動連帯金配分検討委員会が原案として準備した二〇〇七年度教区活動連帯金配分額を元に、各教区からの意見表明があった。協議会そのものに対する疑義や、教区財政の理由により前年度と同額しか支出できない、……

【4613号】財務の課題から、教団の根本的問題に迫る 第二回全国財務委員長会議

第34総会期第二回全国財務委員長会議が九月十八日十九日に教団会議室で開催された。 飯塚拓也予算決算委員長が開会の祈祷を捧げた後、本会議の目的を「与えられた時間を有効に用いて、教団・各教区の課題を共有し、相互の理解を深める時としたい」と挨拶した。 第一日は、①各教区の現況、②教団財務状況、③二〇〇七年度教団予算方針及び負担金をテーマにして報告、概要説明、質疑応答が行われ教団・各教区が担う多岐にわたる課題を共有しあった多くの課題の中で、各教区がそれぞれの考え方で行われている謝儀援助(保障)・互助を取りあげる中で、「どのような教会を立てるのか、どういう伝道を目指すのか、教師をどのように遇するのか、といった方針を教団が示す時期に来ているのではないか」という根本的問題提起がなされたことに注目したい。 二日目は今回はじめてのプログラムとして、出版局と年金局の現状と課題について報告と協議の時を持っ……

【4613号】荒野の声

▼とても嬉しいことがあって、夫婦で祈った。アーメンと言って、目を開けたら、飼い犬がえさ箱の前でお座りし、盛んにしっぽを振っている。彼にとって、アーメンは食事の合図なのだ。▼四泊五日のキャンプもいよいよ閉会礼拝、楽しく無事に終えた感謝を祈り、アーメンと声を合わせた。その時、神学生が「いただきます!」。キャンプの間中三度三度、班ごとに競って調理し、用意のできた班から食べ始めていたものだから、率先して飯ごう炊飯の調理で働いていた神学生は、「アーメン、いただきます」がすっかり身体に染みついていたのだ。▼その後しばらく、教会学校の礼拝でアーメンというたびに、ドキリとした。クスクスと思い出し笑いする子もあった。▼長い修行の期間を終え、新しい教師たちが宣教の現場に出て行く。アーメンと唱える機会が、たくさんに増える。一日に十回以上ということさえある。どうか、心から感謝し、喜び、或いは辛い時でも、神さまによ……

【4613号】秋季教師検定試験 正教師試験、補教師試験とも、厳しい結果

学ぶ姿勢を形成すること 二〇〇六年秋季教師検定試験が、九月二六日(火)~二八日(木)に大阪クリスチャンセンターを会場として行われた。受験者総数は八六名。 正教師試験は六五名が受験し、うち合格者が二四名、保留者が三〇名、不合格者が一一名であった。又、補教師試験は二一名が受験し、うち合格者が六名、保留者が六名、継続者が九名であった。保留者というのは、学科試験の結果が合格点にわずかに及ばなかった場合に、受験者にレポートが課せられ、後日そのレポートによる再判定を受ける者のことである。また継続者とは、主にCコースにおいて複数年掛けて受験する者の中で次回以降も受験する必要がある者のことである。 秋季の教師検定試験は正教師試験の受験者が多いのであるが、結果は厳しいものであった。委員会は、提出物の課題・学科試験問題のいずれにおいても、今まで同様に基本的なものを出題した。教師として宣教に当たるとき……

【4612号】働きの多様性に

2006年10月14日
去る六月一日全国教誨師連盟創立50周年の記念式典に日本宗教連盟理事長として出席し祝辞を述べさせていただいた。千名もの参加があった。 一八〇〇名のうち二五〇名のキリスト者が教誨師として奉仕し、教団からも多数が従事しておられる。改めて敬意を表するとともにこの働きへの協力を誓いたい。 六月十五日~十六日、浜松で日本社会事業同盟の総会、研修会が開催された。 六〇を超える施設の代表が全国から集まって研修していた。私が議長として「聖書に基本理念を確認する」との主題によって講演させていただいたが、学ばせられたのはこちらの方であった。 同席しておられた阿部志郎氏が「教団議長が社事同の総会に参加するのは62回にして初めてのことではないか」と議場にて意義を語って下さった。 多岐にわたる社会福祉事業の奉仕と働きに参与することにより教団も教会も生命を得るにちがいない。このことを痛感させられる。 内内伝……

【4612号】人ひととき 三ツ谷友起子さん

挫折を友として 小学生時代をアパルトヘイト真っ盛りの南アフリカで過ごした。キリスト教の授業があり、雰囲気がとても好きだった。帰国後、友人の誘いで教会に通う。洗礼を受けたいという希望も持ったが、「日本は仏教の国。結婚に差し支えるのでは」と家族に言われ、先延ばしにしていた。 婚約中だった二九歳の時、風邪を拗らせ、腎不全になった。生きるか死ぬかの状態の中で、「自分はどこに行くのか、こんな自分でも神様は召して下さるのか」との問いを持った。入院先は聖路加病院。鐘の音に支えられて、毎日礼拝に通った。病気と婚約破棄という大きな挫折の中で、「礼拝を守れてとても嬉しかった」と語る。退院後、求道生活を始め、受洗した。 「実は、まだ挫折を乗り越えてはいません」にこにこと笑いながらそう語る。けれども自分の挫折に構っていられない出来事が起きた。父が癌で余命半年と宣告される。「自分の問題も大変。でも、父とは……

【4612号】お知らせ

◇ 宣教師公募 ◇ 任地=ドイツ、ケルン・ボ ン日本語教会 /任務=宣教 師 /条件=教団正教師・赴 任後ケルン市在住・独語ま たは英語力要他 /任期=四 年八ヶ月 /応募締切=二〇 〇六年十二月十五日 /他詳 はお問い合わせ下さい。世 界宣教協力委員会(TEL〇三-三二〇二-〇五四四) ◇ 宣教師公募 ◇ 任地=台湾、台湾基督長老 教会高雄日本語教会付属め ぐみ幼稚園 /任務=幼稚園 教諭 /条件=教団信徒又は 教師 /幼稚園教諭免許 /任 期=三年 /応募締切=二〇 〇六年十二月十五日 /他詳細はお問い合わせ下さい。世界宣教協力委員会(TEL〇三-三二〇二-〇五四四)

【4612号】信徒の交流の時を

全国の信徒が一堂に会し、交流の時を持ちたい、というのは永い願いでありました。知り合っていなければ、協力しても力は半減してしまうからです。 そこで、教団総会の日程の中へ、そのための時間と場所を設定するようにお願いしたところ、総会準備委員会が工夫してくださり、第五回常議員会で決定されました。 設定を申し入れた主旨は、会の性格を決めることにもなるので、その全文を掲げて、広く全国の信徒の皆さんのご理解をお願いする次第です。 ◇◇ 『教団に属する全国の信徒の交流の機会は三〇有余年もたれていない。教区内での交流は比較的良く行われているので、その交流の輪をつなぎ合わせなければならない。 以前には、教団総会の中に時間を設けたり、全国規模の研修や、信徒大会が行われていたことを思うと、残念であり、責任を果たしていない事にもなる。 先の宣教方策会議の席でも、津村正敏氏始め複数の方から、開催を……

【4612号】宣教師からの声

神の全能の力の中に生きる ゼブリー・クリスチャン ゼブリー・ケイ (PCUSAから教団への派遣宣教師) この紙面を借り、日本の皆様にお別れの挨拶が出来ますこと、感謝に耐えません。私どもが日本伝道の働きを始めたのは1988年、盛岡の善隣館、潮義男牧師のもとででした。当時、善隣館のディレクターで、私ども家族を抱きかかえんばかりに、温かく迎えて下さいました。先生は私たちの伝道にかける気持ちを育てて下さり、短い期間で日本を心から愛するようになりました。私たちは外人ですが、盛岡は私たちの日本での生まれ故郷です。 私たちはずっと盛岡で住むものと思っていましたが、神様の計画は別でした。善隣館で英語を教えて一年たった頃、教団が、青年プログラムを改善すべく長期契約の宣教師として私たちを招いて下さいました。この新しい使命は私たちが大学時代に得た青年伝道への使命という、予言ともいえる幻を具現化する……
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