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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4647号】教師検定試験公告

2008年4月4日
二〇〇八年秋季教師検定試験を左記の要領で行います。 一、受験要綱と受験願書の提出期限 受験要綱と教団指定の願書用紙は一六〇円切手を同封し、正教師受験志願者か補教師(A、B、Cコースの別も)受験志願者かを明記した上、封書でお申し込みください。願書と必要書類を整えて、受験料とともに所属教区に提出してください。 ①教区締切 二〇〇八年六月六日(金)(教区により締切が異なりますので、教区事務所に確認してください。) ②教団締切 二〇〇八年七月三日(木)(各教区から教師検定委員会に提出する際の締切です。) * 受験料は正教師一万三千円、補教師一万円。 二、正教師「説教」「釈義」の課題テキスト ①旧約 ヨブ記 十九章二十三節~二十七節 ②新約 ヘブライ人への手紙 十二章一節~三節 三、正教師の「神学論文」の課題 『今日における宣教の課題』「特に~をめぐって」という副題をつけ、ご……

【4647号】07年度第2次補正予算なる 「教団50年データ」発表 予算決算委員会

第35総会期第四回予算決算委員会は二月七日~八日開かれ、二〇〇七年度第二次補正予算、負担金算定等について審議された。 二〇〇七年度第二次補正予算の骨子は、予備費三一九〇万円の処理を、経常・収益事業両会計で行ったこと、新に設置された伝道一五〇年委員会に予算五〇万円など、教団の動きに対応する補正を決め、常議員会に提出することとした。 また、社会委員会が、これまで管理してきた「保育園貸出金」及び「同貸出資金」会計の債権及び資金を、元来帰属していた日本キリスト教保育所同盟に、同団体が自主活動団体に承認されたことに伴い移管したとの報告を受け、内容及び財務諸表中の異同を確認した。 二〇〇六年度法人税、消費税配賦額等に関し、栁澤享公認会計士から各センターの計算概要・配賦計算過程等について説明を受けた。これにより、各センターの課題も明らかとなった。 負担金算定方式について、二〇〇九年度は現行通りと……

【4647号】「新任教師オリエンテーション」協議 隠退教師を巡る問題で発題 教師委員会

二月十二日~十三日に教団会議室において、第35総会期第四回教師委員会が開かれた。 委員長・事務局報告では、教師委員会が神学校との教団の窓口であることから、教師検定委員会とAコース受験資格を持つ各神学校との話し合いの労をとったことが報告された。 神学校がおこなっている教師のセミナーへの参加費を補助する「教師継続教育研修費援助」については、開催されるセミナーがおもに教師を対象としたものであること、そして教区を通して申し込まれるものであることを確認した。 また、研修費援助金が底をついたため、教師継続教育基金より百万円を繰り入れることを決めた。 昨年十月と十一月におこなった各神学校の問安報告では、問安を振り返りつつ神学教育の現状を把握し、問題点を整理した。 今年六月二三日~二五日に伊豆の天城山荘で開かれる「新任教師オリエンテーション」について各プログラムの担当者等を協議した。今年はすでに……

【4647号】書籍出版意志決定の曖昧さ指摘 出版局の在り方巡る協議を深める 信仰職制委員会

第35総会期第四回信仰職制委員会が二月十四日に教団会議室で行われた。 式文改訂小委員会に対して当委員会からの問、「新しい式文作成に当たっては、礼拝指針の作成を要請したはずだが、『試用版』では不十分ではないか」に対する岡本知之式文改訂小委員長よりの報告を聞いた。同小委員会は一九九八年の設置以来、式文の作成と共に、その詳しい解説を作成する方向で作業してきた。十全な意味での「礼拝指針」の作成はむしろ信仰職制委員会の課題であると理解している。既に出版された式文は「試用版」であるから、これに対する諸意見を受けて、解説の部分も含めて今後検討し、教団の教会性が表される式文を作成していきたい、と表明された。 前回、総幹事より『信じる気持ち-はじめてのキリスト教』についての検討を要請する諮問があった。これは教団内任意団体からの要請を総幹事が受けとめて当委員会に諮問したものであるが、その後、同団体よりの要……

【4647号】荒野の声

▼説教テープを再生したら、前後の讃美歌も入っていた。久し振りに自分の讃美歌を聞き、滅入ってしまった。昔に比べて大分上達したと自惚れていたが、思い込みだったらしい。▼「君の歌は犬吠埼のネギだ」と揶揄されたことがある。その意味は、「銚子(調子)の外れ、(ネギには)ふしがない」。「礼拝のテープが楽しみです」と言ってくれる会員もあるが、もしかして、下手な漫才よりも笑えるという意味かも。▼次の週、しかし、歌わないわけにはいかない。一歩下がり小さい声で歌ったら、余計に歌えない。下手だからこそ、ちょっとでもやり方を変えると具合が悪い。開き直って、普段通り大声で、銚子の外れで…何とも。▼「信仰なくし て信仰を学ぶことは、節のない歌をうたうようなものだ。…『言の葉の木』、ル・グゥイン」。讃美歌は勘弁して貰うしかないとして、信仰なくして福音を語っても、伝道は出来ない。教団の伝道が奮わないについては、教団が、教……

【4647号】イースターメッセージ わたしたちは皆、主の復活の証人

使徒言行録2章22~32節 西原 明 今日、全世界の教会が「主はよみがえられた」と讃美の声をあげています。 しかし、最初、主イエスの十字架の死に直面し、主から切り離された弟子たちは、主の復活を信じることができず、死の怖れに覆われて沈黙していたのです。 だが、弟子たちそれぞれの情況に応じて現れてくださった復活の主ご自身が、彼らの実存を根底から揺り動かし、新しい命へと再創造されたことは、その後の使徒たちの言行が証ししています。聖霊降臨の日、使徒たちは「あなた方が十字架につけて殺したイエスを、神は死の苦しみから解放して、復活させられました。わたしたちは皆、そのことの証人です」と宣教し始めたのです。 *主がともにおられる ユダの後継者を選出するとき、ペトロは「主イエスがわたしたちと共に生活されていた間…いつも一緒にいた者の中からだれか一人が、わたしたちに加わって、主の復活の証……

【4646号】人権宣言30周年

2008年3月22日
昨年十二月三日~六日、台湾新竹市聖経学院で台湾基督長老教会主催の会合が持たれた。人権宣言三〇周年国際研討会である。出席者はスタッフ二八名を含めて二三五名、国際と名付けられた会だけに十五ヶ国から代表が集った。 あの時、台湾基督長老教会(以下PCTと記す)が非常な苦難に立たされている台湾の国際的現状にあって世界に向けて発した人権宣言に大きな衝撃を与えられ、教団も目覚めさせられた。 この大会がいかに大切な意味を持つものであるかは歴代の総会議長・投獄生活を続けさせられた高俊明元総幹事らが講演をなし、アピールを発していたことからも充分伝わってきた。 私も三〇分のレスポンスを担当させていただいたが、同胞のために苦しみ闘いを引受け、深い祈りと信仰に裏打ちされた勇気ある言動によって教団もどれだけ教えられ、励まされてきたことか、PCTとの生命的交わり、絆に感謝しつつ語った。 この人権宣言のスピリット……

【4646号】人ひととき 後藤 和子さん

地に足をつけて 機屋(はたや)商人の四人姉妹の次女として生まれる。先に姉が生まれたので両親は次こそ男の子、と期待されての誕生だった。両親の期待を裏切った事を肌で感じて成長する。それ故、ひねくれ、ひがみ根性たっぷりの性格に育った(本人の弁)。敗戦当時の中学校担任教師は、東京女子大卒業生であり、その人格的影響を強く受けて日本女子大学に進学した。そこでキリスト教と出逢い、弓町本郷教会に足を運ぶようになる。そして当時の田崎健作牧師から洗礼に与った。 日本女子大在学中は、学生YWCA の会長を務め、カンファレンスで日本全国を回って活躍する。大学卒業と同時に父親により実家に引き戻されるが、館林教会の前身となる働きをしていた金子牧師夫人と、農繁期に子どもを預かる季節託児所を立ち上げた。その伝から地域の学校長の裁量で、音楽の教師として採用される。しかし、キリスト者として未熟な私では「生徒を指導する……

【4646号】「農の視点から見た憲法」 農村伝道協議会総会及び研修会

去る一月二一日~二二日にかけて、農伝協の総会及び研修会が、岩手県の舘坂橋教会で行われた。参加者は、日帰りも含め二五名であった。 農伝協の特徴は、食材を持ち寄り調理し、それを皆で食べるという会の持ち方を大事にしている。また、教会の礼拝堂の長椅子を利用させていただき、ベッドを作り、持ち寄りの寝袋で宿泊させていただくというやり方も定着している。これをすることにより、食事への思いが入ることは当然だが、突然参加者が増えたりしても、気楽に対応できるし、参加費も安くできるという特徴を持っている。自給率の高いメニューを太田先生は「陸の刺身」と表現された。 今集会のテーマは「農の視点から見た憲法」だった。東山道晴牧師による開会礼拝から憲法に添った奨励は良い繋ぎになったと思う。 主題講演は太田一男氏(酪農大名誉教授)にしていただいた。まとめが難しいので、印象に残る言葉を列記してみたい。 ◎グローバル化……

【4646号】宣教師からの声

「種を蒔く人」として召され バートンルイス・キャシー (UMCからの派遣宣教師) 四〇年近くになる日本での宣教活動、そして自分の人生を顧みるとき、これ程長い年月を経たものかと驚きを隠せません。 一九七〇年一月、夫ハリー、まだ乳飲子だった娘と共に私は東京に到着しました。薄曇りの寒々とした日と記憶しています。多くの人が外出時に白いマスクをする様子を不思議に思いました。日本で生活を始めてから今まで、解らない事だらけの私を辛抱強く支えてくれたのは、仕事仲間や友人でした。心から感謝しています。 最初に赴任したのは筑波学園教会でした。爾来二〇年間、茨城地区の牧師先生、教会員の皆様からの御指導と教えに恵まれました。夫は巡回説教に当たり、筑波大学でも教鞭を執りました。私は女性のための英語クラスで教え、教会付属幼稚園では英語も教えました。又筑波クリスチャンセンターでは、夫婦で聖書勉強会を行い、……
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