【4652号】教団総会議員選出是非で議論 京都

第72回京都教区定期総会は、五月五日から二日間、京都丸太町教会で開催され、正議員一五五人中、開会時一一六人が出席した。 組織会の後、「教団問安使拒否ならびに教団議長と総幹事報告の取り扱いにふれてから議事に入るべき」との意見が出され、望月修治議長は教区総会議長報告の一部を朗読し、「教師退任勧告」について『京都教区常置委員会は教団の一方的で横暴な執行体制に対する抗議の意志として今回の教区総会でも、教団問安使の受け入れを拒否しました。この問題に対する京都教区の今後の対応については、まず教区総会で「抗議」と「見解」を決議し教団議長および常議員会宛に教区の立場を明らかにしたいと考えます』と述べ、教団議長の挨拶と総幹事報告については「回収するつもりはない」と述べた。
昼食後の教区総会議長報告に関する件で、「一方的立場の抗議に反対。二〇〇二年の教区総会での教区宣教基本方策を巡る協議会では、教団信仰告白による一致は前提であるとの見解があったはずだが、記録が残されていない。少数意見を切り捨てないよう要望する」「多様性とは何か。教団は信仰告白と教憲・教規によって一致しているはずではないか」との意見が続き、望月議長は「聖餐理解についての一定の見解を出しているのではない。多数決で教師資格を奪うような行為への抗議である」と述べた。続いて「教規準則の制定経過は不明であり、準則違反を根拠にして勧告を行うことが教規違反である」「手続き論が主張されているが、聖餐の中身が問題にされていないことに危惧を覚える」などの議論が続いた。
教団総会議員の選挙に関する件では、現在の教団状況との関わりで常置委員会で協議し、総会出席の方向で選挙することを提案するに至った経緯が述べられた。これに対し「選ぶべきではない」「教団執行部に結果的に教団総会の正当性を与えてしまう」などの意見がある一方で「議員を送り、一九六九年の機構改正を否定するかのような偏向と変質を食い止める勢力の存在を知らしめ問題提起をするべきである」「教団全体を考え異論を主張し続けるべき」などの意見が続いたが、結論を得るに至らず、二日目に継続となった。
准允式・按手礼式執行に関する件では、二〇〇一年度按手礼・准允式検討小委員会の答申に基づき「按手の意味は祝福という象徴行為であり権威の委譲ではない。准允は、選びは自分ではなく神であることの確認である。按手は、総会を代表して議長一人が手を按く」ことを踏まえての執行であることが述べられ、承認された。
一日目夜の協議会は望月議長が、教師退任勧告を巡る経過を資料で振り返りながら発題し『「多様性」か「一元化」か、どちらが豊かにされるかの問題。「各々その歴史的特質を尊重しつつ」との教憲前文を捨象してはならない。』と述べ、熱心な協議が続いた。
二日目朝、三人の准允と七人の按手礼が執行された後、教団総会議員選挙の件が再開され「選出された人は行く権利も行かない権利もある」ことをふまえて選挙に入った。
常置委員会提案の教区改革にむけた議案のうち「京都教区教会謝儀支援規則」と関連した「教職謝儀補助会計」処理については承認され、新たな支援体制が整備された。「京都教区改革検討委員会」設置については、時期尚早との意見が相次ぎ、継続となった。
教団常議員会による「教師退任勧告」問題への対応に関する件では、「手続き論で行くならそれに集中するべき」との意見が続き、協議会での議論の成果もふまえて修正の後、「抗議」と「見解」が承認された。
その他建議案、「日本基督教団三里塚教会」に連帯し京都教区が国家と教会の問題に取り組む件が採択され、決議された。
教団総会議員選挙結果
【教職】望月修治(同志社)、井上勇一(洛南)、大澤宣(紫野)、竹ヶ原正輝(丹波新生)、美藤章(近江八幡)、横田明典(近江金田)、谷村德幸(水口)、入治彦(京都)、山田真理(上鳥羽)
【信徒】志賀勉(紫野)、奥野カネコ(膳所)、造田弘司(水口)、谷口ひとみ(八幡ぶどうの木)、原田潔(大津東)、押本年眞(丹波新生)、矢島哲夫(醍醐)、菅恒敏(京都)、中尾義人(丹陽)
(林牧人報)

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