第39総会期第1回委員会が、3月30日、教団会議室にて委員7名のうち6名の出席によって開催された。
今総会期に招集された委員は、松井睦(聖徒・招集者)、川崎善三(姫路福音)、小泉健(東京神学大学)、小堀康彦(富山鹿島町)、野村稔(鳥居坂)、林牧人(西新井)、村上義治(舘坂橋)。招集者による開会祈祷の後、組織会を行い、互選により、委員長に松井睦、書記に林牧人を選任した。
「教規」ならびに「宣教研究所規定」に基づいて、総幹事の下に置かれている委員会の位置づけと任務について確認した後、長崎哲夫総幹事からの挨拶を受けた。総幹事より宣教研究所所蔵資料の整備と保存の見通しについての検討を期待する旨が述べられ、要望として承った。
続いて前総会期委員会からの申し送り事項について検討し、今総会期の活動方針として、以下の通り確認した。①万博・東神大・教師検定問題年表改訂について、今期……
3月20日に教団救援対策本部第4回(通算第38回)、4月24日に第5回(同第39回)会議を、教団会議室にて開催した。
第4回会議においては教団派遣専従者からの報告を受けた。佐藤真史専従者(エマオ仙台)は祈りとスローワーク(出会いとコミュニケーション)の二つの軸を中心に、仮設住宅入居者への寄り添い支援等を行っており、地域からの信頼を得ていること、深谷有基専従者(エマオ石巻)はお茶っこなどの仮設住宅支援、高齢者宅の訪問などの在宅支援等を行っていること、平田信之専従者(ハートフル釜石)はお茶っこのニーズが依然として高いこと等を報告した。報告の後、それぞれの働きに対する感謝の祈りをささげた。
第5回会議においては、3月末日をもって終了した全国募金(国内募金)が10億528万6914円と、目標の10億円を超えたことが感謝をもって報告された(海外からの献金は3億8625万4525円)……
2015年の宣教師会議は3月22日~26日にかけて京都の関西セミナーハウスを会場にして開催された。参加者は62名。内容は大きく3つに分けられる。
一つは教団の将来にも関わるディスカッション。二つ目は京都のキリスト教と関連する歴史を深く知るプログラム。三つ目は宣教師の交わりを中心に据えたプログラムである。今年は派遣元(海外教会)にも招待状を出した結果、合同メソジスト教会から2名、アメリカ合衆国長老教会より2名、台湾基督長老教会から3名が参加した。各教区にも参加を呼び掛けた結果6名の教区代表の参加を得た。62名の参加者のうち、英語を母国語とする人は20名に満たない。それゆえ23日正午までは日本語で会議が行われた。
23日午前中に行われた第1回目のパネルディスカッションでは、「パートナーへの期待」というテーマで、教区を代表して邑原宗男奥羽教区議長、宣教師を代表してルツ・ウェーラ……
坂本龍五郎氏(国府教会担任教師)
14年12月8日逝去、84歳。56年東京神学大学大学院卒業。藤沢教会、57年より国府教会を牧会。
遺族は娘・坂本道子さん。
渋川孝行氏(十条伝道所主任担任教師)
15年1月13日逝去、76歳。東京都に生まれる。68年に日本聖書神学校を卒業、70年より豊島駒込、巣鴨、小石川白山、千城台、勝沼教会、十条伝道所を牧会。
遺族は妻・渋川怜子さん。
加藤 實氏(隠退教師)
15年3月1日逝去、80歳。東京都に生まれる。62年東京神学大学大学院卒業。同年より平塚、二宮教会を経て、68年から香港、台湾へ宣教後、片瀬、信州教会を経、00年から中国の南京師範大学、華中師範大学で務め、08年に隠退。
遺族は妻・加藤鈴さん。
阪西直和氏(隠退教師)
15年3月9日逝去、85歳。兵庫県に生まれる。57年東京聖書学校卒業。同年より大津東……
本年、台湾基督長老教会(PCT)は、英国長老教会による台湾南部宣教150年(1865、J・マックスウェル)、カナダ長老教会による台湾北部宣教144年(1871、G・マッケイ)の記念すべき年として4月から11月まで連続した感謝集会をもって覚える年としている。
PCTは、この第一段に去る4月5日(主の復活節)「150年を越え、新しい台湾を望む」を主題として、台北・国立体育大学綜合体育館に150人のフル・オーケストラと300人の聖歌隊を編成、1万5千人の教職信徒による大感謝礼拝を行った。
この時、WCCのオラフ・F・トベイト総幹事はマタイ 28・5より、「世界に恐ろしい不安が逆巻くとも、主の弟子はそれらを回避せず、恐れず強く立って解決に立ち向かう」と説教した。
この前日、4月4日朝、うすきみどり台北・国際日語教会教団宣教師の夫・蔡裕栄長老の葬儀が台北市内で営まれ、同宣教……
東日本大震災後4年、被災地の様子も、少しずつ変わり、被災地救援のボランティアに求められるものも、変わって来た。「大勢でやる仕事が無くなって来た。今求められているのは、被災者、殊にお年寄りの心のケアの問題」と石巻エマオ専従の深谷有基さんは言う。
仙台エマオにも、共通していることだが、膨大な瓦礫、家の中にびっしり入り込んだ土砂をいかに取り除くかという第1段階の仕事は、殆ど終了した。未だ残っているのは、個人では出来ない行政の仕事である。
新教出版社の編集者として長年、キリスト教書籍の出版に携わって来た深谷さんは、昨年11月、石巻エマオ専従に就任した。この春休みに石巻エマオにやって来たボランティアは、週10人ほどが最多で、一頃に比べるとかなり減少した。女性の方が多くなり、大学生ではリピーターが目立つというのが最近の特徴である。
今、ボランティアに期待されているのは、「仮設……
エマオ笹屋敷(エマオ仙台が支援している地域)のビニールハウス(地域の方々が用意してくださった、エマオの休憩所、作業用資材置き場)にエマオ途上の絵が飾られている。日本基督教団が贈った絵だ。暗い顔をして歩く二人の弟子と、共に歩かれる復活の主イエス。
この主を見つめながら、被災地の方々に寄り添う活動がなされつづけてきた。
4月15日から18日まで、この地に出かけてボランティアに参加し、現場スタッフと交流の時を持った。
私のボランティア活動では、草取りを30分するとその家の方に声をかけられて、1時間くらい休憩してお茶やアイスをご馳走になってお話をし、また30分作業をすると、声をかけられて休憩して1時間お話をするという楽しいボランティアの時となった。
エマオ現地スタッフから感動的な話を聞いた。仮設住宅でエマオが行う「お茶っこ」に来てくださる方々から、「エマオに行って……
全教団的な被災支援取り組み 石橋秀雄
全教団的に取り組んだ結果
2011年3月13日から4日間の被災地訪問で、津波の凄まじい破壊の地に立ち、祈る中で「わたしたちの助けは、天地を造られた主の御名にある」(詩編124編8節)と示され、帰宅後、ただちに議長声明を書いたが、その冒頭にこの御言葉を掲げた。この御言葉は、バビロン捕囚の苦難の中から生ける主に出会い、断固たる告白に導かれたように、東日本大震災被災支援という重大な課題に取り組む中で、この断固たる告白に導かれることを願ってのことだった。
また震災直後に、「11246祈り時を」と全国の教会に訴えた。重大な課題にまず祈ることから始めたいと願ったからだ。
毎月11日2時46分に祈り合い、この祈りをもって「全教団的に取り組む」ことを訴え、宣教協力学校協議会、日本社会事業同盟の協力を得て、被災者、被災教会支援に取り組んできた。
海……
第39総会期第1回教師検定委員会が、3月19日、教団会議室において、委員7名全員の出席によって開催された。
冒頭、今総会期から新しく加わった4名の委員をはじめとして各委員の自己紹介を終えたのち、長崎哲夫総幹事からのあいさつを受けた。あいさつの中で、総幹事より、教師検定とそれを担う検定委員会の重要性が述べられ、委員会として与えられた務めの重さを再認識した。
その後、委員長、書記の選出が互選により行なわれた。その結果、前総会期の書記であった鷹澤匠(信州)が委員長として選出され、書記は服部修(蕃山町)に決まった。
議事日程の確認の後、委員長より前総会期からの申し送り事項の説明がなされた。その内容に基づき、議論の結果、前総会期同様「第32総会期第5回常議員会の議決をふまえ、和解の福音に根ざしつつ、合同教会としての日本基督教団の形成を担う教師を立てることをめざす」との方針を……
3月19日、教団会議室において第39総会期の第1回世界宣教委員会が開催された。今総会期に招集された委員は以下の7名である。秋山徹(上尾合同・招集者)、鍋谷憲一(根津)、西之園路子(滝野川)、村山盛芳(南山)、デイヴィド・マーチー(宣教協力学校協議会)、長沢道子(日本キリスト社会事業同盟)、吉岡光人(吉祥寺)。委員による互選により委員長は秋山委員、書記は吉岡委員が選出された。また、委員長、書記に鍋谷委員を加えた3名が常任委員となった。
当委員会のもとに招集される小委員会は次の方々に委嘱することが承認された。
宣教師人事委員会=荒川朋子(アジア学院校長)、ディヴィド・リーディー(青山学院大学)、ウエーラー・ルツ(魚津)、横山良樹(半田)、上内鏡子(神戸イエス団教会)。
協約関係委員会=横山基生(東京聖書学校)、廣石望(代々木上原)、岸憲秀(千葉本町)、ディヴァン・スクルマ……