昨年7月に開催された37総会期第6回常議員会において、「伝道推進室設置に関する件」として「伝道委員会の下に伝道推進室を設置し、教団が伝道に進んで取り組み、教団内の諸教会の伝道の進展に寄与する」ことが可決された。
その活動内容は、「伝道方策の検討、伝道キャラバンの企画・実施、伝道トラクトの作成、伝道礼拝・集会等の講師派遣、諸教会の伝道相談への対応、教師・信徒の研修等」とされている。
37総会期の構成員は、石橋秀雄室長(越谷・関東)、岩田昌路書記(狛江・西東京)、北紀吉委員(愛宕町・東海)の3名(辞退による欠員1名)。38総会期は、3名が継続し、「伝道委員会の下に」を踏まえた伝道委員会選出委員として山畑謙委員(小金井緑町・西東京)が加わった。
37総会期(設置後3ヶ月間)は、4回の委員会開催において、『基本方針』作成、協力委員の選考、発足記念大会準備、日本伝道会(有志団体)主催の沖縄伝道……
3月4日~5日に教団会議室で、第38総会期第1回教育委員会を開催した。
出席者は清藤淳、有澤慎一、兼清啓司、加藤孔二、筧伸子、増田将平の各委員。
まず委員会組織を行い、委員長に清藤委員、書記に有澤委員を選んだ。
次に、今回初めて教育委員になる者が多かったので、自己紹介をした上、委員会の担うべき事項を一つ一つ確認し、役割分担を決めた。
教育委員会の担うべき事項は次の通りである。
教会教育プログラムの作成、「教師の友」編集委員会への委員派遣、キリスト教教育主事認定試験、クリスマス献金と「みんなで生きよう」広報誌の作成、精勤生徒表彰、教区青年担当者会、教会中高生青年大会、全国教会幼稚園連絡会、キリスト教学校との関わり、教会教育セミナー、教区教育担当者会、台湾基督長老教会の青年交流プログラム、宣教委員会との連絡など多岐にわたる。
教会中高生青年大会への共催・参加に関しては伝道委員会から……
2月12日、日本キリスト教会館会議室にて、教区議長会議が開催された。出席者は教団三役と各教区議長(またはその代理者)15名(兵庫教区と沖縄教区は欠席)、および長崎哲夫総幹事ほか幹事4名であった。
石橋秀雄議長による開会祈祷の後、同議長が、本会議は教規39条(2)の規定による開催であること、東京電力福島第一原子力発電所事故による放射能汚染問題に対する教団としての取り組み等について、各教区議長から意見を聞く時間をもつために本会議の開催を呼びかけたことを述べた。
会議では、教団における東日本大震災救援活動について、教団救援対策本部報告と救援対策室報告がなされ、さらに、被災教区(奥羽、東北、関東、東京の各教区)からの報告がなされた。
次に、福島第一原子力発電所事故と放射能汚染問題に関連して、各教区から、原子力発電所および原子力関連施設の問題に関する取り組みの報告がなされた。
その報告では、……
東日本大震災2年を迎えた3月11日、直近、10日の主日をはさみ各地で記念礼拝が行なわれた。奥羽教区では、秋田、北東(青森)、北西(同)、岩手各地区にて「2年を覚えての礼拝」が持たれた。東北、関東には、台湾基督長老教会から布興議長が訪問、今後の教団との支援協力が確認された。
台湾総会議長、被災地を視察
3月10日、仙台北三番丁教会主日礼拝で、前日来日した布興大立(プシン・ターリ)台湾基督長老教会総会議長が説教を行った。「昨年夏、台湾から送り込んだ多くのボランティアをこの教会に泊めて戴き、感謝しています」と前置きして始まった「悪霊を追い出す」(ルカ11・14〜23)と題した説教は、中国語の説教を入江玲子姉が通訳、同時にプロジェクターで字幕を映して行われた。
「イエスが追い出した悪霊は一つではなく、数種の悪霊がいた。第1は、口が利けなくなる悪霊。正義が話せなくなる。どの国にも本当の……
総幹事就任以来、兼任となった渋谷の東京山手教会の聖書集会に仕事の合間を縫って通っている。
わたしは、牧師となった若い日から教会の集会を休んだことがない。ただ、60歳を過ぎたある年の8月、前立腺ガンの全摘手術で3週間止むなく入院したが、もともと8月は週日の諸集会を休会していたので、その間の主日礼拝説教2回は信徒が代行した。
何を言いたいかと言うと、10月の教団総会で現任牧師の総幹事選任は、前任の竹前昇牧師の時もそうだったが、3月末の牧師退任まで相当負担であることだ。 「集会は休まない」と言ったが、これまで、教会では主日と、説教をつくり面会もする土曜日以外、次週の週報原稿書きは月曜日朝、火・金曜日朝と水・木曜日夜の聖書集会を行なって来た。要するに牧師としてのわたしは、牧師として教会を休むことはいけないことのように思う古い時代のタイプの部類なのかも知れぬ。 都会の事情もあるが……
第38総会期第1回目の常議員会において、前事務長である森啓一兄が委員長に任ぜられたため、森兄から引き継ぐ形で、「隠退教師を支える運動」推進委員会事務局長に任ぜられた。他に東京教区東日本大震災救援募金委員に名を連ねている。委員会の中でこの人事案が示された当初は躊躇する思いしかなかったが、世代交代という一言は重かった。祈りつつ、神の御心と信じ、受ける決断をした。
委員として初めてこの運動に関わったのは2007年。千葉支区の推進委員という立場であった。その後、東京教区の推進委員となり、今日に至っている。これまで推進委員としてこの運動をアピールすることが主な務めであったが、、今回実際の事務業務に初めて関わることとなり、その仕事量の多さに驚いている。
務めの内容に変化はあるが、運動に対する思いは変わることはない。これまでも、そしてこれからも大切にしたい思い、それは第一に、この運動の原点は、北海教……
教区が主体となり、教区ならではの開拓伝道
教会を生み出す教区
西東京教区は現在JR立川駅周辺にて「教区が主体となって」「教区ならでは」の開拓伝道を試みています。
1999年に設立された西東京教区は、設立の理念として「教会を生み出す」ことを掲げました。しかし、教区になって10年、教会を生み出せないで来ました。2008年「めじろ台教会」が設立されましたが、この教会は西支区時代の親教会群制度に始まった「八王子めじろ台伝道所」がようやく実った結果でした。新規の開設としては、「阿佐ヶ谷恵み伝道所」一つでした。そこで、教区伝道部(当時は大村栄現議長が委員長)を中心として、教区が主体となって教会を生み出す方向が、2005年辺りから模索されました。
2005年から2007年にかけて、毎年秋に開催される「教区伝道協議会」(富士箱根ランドスコーレプラザ)では、「教区開拓伝道のビジョン」という主題を……
小﨑弘雄氏(隠退教師)
13年1月22日逝去、86歳。東京都に生まれる。'52年日本基督教神学専門学校を卒業。同年岡崎教会に赴任、07年まで刈谷教会を牧会し、隠退した。遺族は息・小﨑眞さん、娘・芹野恵美さん。
土山牧羔氏(栂・泉ヶ丘伝道所主任担任教師、泉北ニュータウン教会兼務担任教師)
13年1月28日逝去、93歳。大阪府に生まれる。'58年プリンストン大学大学院を修了。'48年阪南教会に赴任、大阪丸山教会、阪和泉ヶ丘教会を経て、泉北ニュータウン教会、栂・泉ヶ丘伝道所を牧会した。遺族は息・土山牧夫さん。
杉田太一氏(隠退教師)
13年1月29日逝去、87歳。兵庫県に生まれる。'54年京都大学を卒業。'80年受允、'82年受按。'80年伏見東教会に赴任、西宮基督教センター教会を経て、'86年より07年まで京都西田町教会を牧会し、隠退した。遺族は妻・杉田智登瀬さん。
第38総会期第1回伝道委員会が2月11日~12日、日本キリスト教会館で開催された。
今期委員は、小林克哉(招集者、呉平安)、川﨑善三(姫路福音)、北川善也(洛北)、高承和(聖和)、成田いうし(磐上)、山畑謙(小金井緑町)、山元克之(花巻)の7名。
小林委員長、成田書記を選任した。各担当として、宣教委員に小林委員長、「こころの友」「信徒の友」編集委員に北川・高各委員、農村伝道に北川・成田各委員、刑務所伝道に川﨑・山元各委員、さらに今期より、伝道推進室派遣に山畑委員、青年伝道担当に高・山元各委員を選任した。
今期委員会の方針を協議した。前期申し送り事項と伝道方策検討委員会の「基本提言」を踏まえ、教規に則って伝道委員会の使命を明確化した。今期計画の柱の一つとして「青年伝道」を加えることにした。
2013年度予算330万円の案を承認。前期発行した『伝道アイデアパンフレット』(頒布額200円……
2013年3月11日
台湾基督長老教会総会議長 布興大立
総幹事 張徳謙
東日本大震災2周年に際して、日本基督教団議長石橋秀雄牧師は、「東京電力福島第一原子力発電所事故3年目に際しての議長声明」を発表しました。台湾基督長老教会は、日本基督教団との長年の協力関係、及び基督の肢体として一つの肢体が苦しめば他の肢体も共に苦しむとの信仰の精神に基づき、3・11東日本大震災に受けた日本の苦難を日本基督教団と共に担うことを願っています。また日本基督教団が過去2年の間、震災からの復興に力を尽くして取り組んでいる努力とその働きを是とし、敬意を表します。
ところで、福島第一原子力発電所の事故を通して、私たちは人類の傲慢さと弱さを見ることが出来ました。私たちは、これまで私たちの発明や設計は絶対に間違いがなく、安全で心配することがないと思っていました。原子力発電所の設計と核科学の運用の面でも同じ思い……