去る7月8日・9日パシフィコ横浜にて行われた「日本プロテスタント宣教150周年記念大会」は3つの集会にほぼ1万5千人ほどが参加した。
1年前から「キリストにあって一つ」という主題のもと開催されたこの会は460年前のザビエル、163年前のベッテルハイムによる日本宣教を憶えつつ展開された。特筆すべきはNCC系、福音同盟系、ペンテコステ系の3つが「日本教会の連合と一致」という面で初めて集うたことである。
準備段階から協力一致がなされ、大会後も与えられた成果を生かして行こうとしている。
日本伝道の中核にあるはずの教団は教団内の不一致ゆえ、この会には消極的ならざるをえなかったが、今後、伝道協力の輪を他教派と共にさらに広く拡げていくことは大きな課題の一つであることには変わりないはずである。
今夏、近畿福音ルーテル教団の修養会、日本アライアンス教団の宮島聖会に招かれ講師をつとめさせていただいた。……
「日本プロテスタント伝道150年子どものつどい」(東京教区東支区)が、9月6日午後、銀座教会に、13教会308名(内、子ども120名)が集い開催されました。
この行事はプロテスタント日本伝道150年を覚え、次なる200年に向けた伝道の働きを子どもたちへ託すことを目指して企画したものでした。
第1部の讃美歌の伴奏が始まると日野原重明先生が会場に現れ、両手を挙げての指揮、続いて「命」についての50分間の授業を展開してくださいました。一ヶ月後に98歳になられるご自身の活力をアピールしながら、大切なものは目に見えないこと、神様から与えられている命も見えない、他の人のために生き、世界中が平和になるようにと、子どもたちに直に問い掛け、答えを求め、黒板に書かせ、演技させ、子どもの関心を引き付けながらの見事な展開で、大人を含め緊張と笑いの中で、会場全体が一つになって学んだ「命の授業」でした。
第2部……
第49回(2010年)「キリスト教教育主事」認定試験を次のとおり行います。
◆受験願書提出期限 2009年12月15日(月) (提出物1~7を教区に提出)
◆論文提出期限 2010年2月19日(金)
(試験科目ハの論文・教団教育委員会に提出)
◆試験期日 2010年3月12日(金) 午前11時~午後2時
◆試験場所
〒540-0004大阪市中央区玉造2-26-47
TEL06-6761-8562
大阪クリスチャンセンター会議室
◆試験科目
イ.筆記試験 日本基督教団教憲、教規および諸規則(60分)
*試験時間に日本基督教団「教憲教規および諸規則」を貸し出します
ロ.面 接
ハ.論 文 400字詰原稿用紙 15~20枚
「日本におけるキリスト教教育の歴史と展望」
……
合併に伴い、平屋建て旧館を建て替え
隠退教職が安心して過ごせるように
10月5日午前11時、青梅市長淵にある従来の信愛荘の一部が取り壊され更地となった一画で、にじのいえ信愛荘B棟改築工事起工式が執り行われた。強い台風が接近中、天候が心配されたが、式を終えるまでは何とか持ち堪え、式が終わると同時に小雨となった。
最初に鍬入れを行った長崎哲夫合併特設委員長(東京教区議長)の、エィーと大きな声が、建築そして募金に向かう気概を表すかのようで印象的であった。
合併・建築の意義を雄弁に語っている長崎委員長による式辞を、以下に抜粋要約する。
▼2009年は、1549年(天文18年)フランシスコ・ザビエル鹿児島上陸460年、1859年(安政6年)プロテスタント宣教師・ヘボン、フルベッキ来日150年に当たる祝賀の時である。この記念事業とし……
河田彌太郎氏(隠退教師)
3月12日、逝去。86歳。東京都に生まれる。'51年日本聖書神学校を卒業、'52年羽犬塚教会に赴任、三春教会を経て、'60年から鏡石教会を牧会した。遺族は、妻・ケイ子さん。
9 月 7 日~ 9 日、第36総会期第 3 回社会委員会が開催された。
今回は平和をテーマにヒロシマ・イワクニのフィールドワークを行った。
1 日目は広島を訪れ、原爆ドーム、原爆資料館を見学し、その後公園内の碑めぐりをした。 2
日目は岩国へと移動し、岩国基地を視察した。
視察後、岩国教会において委員会を行った。釜土達雄委員による開会礼拝をもって委員会を始めた。今回から社会事業同盟の推薦を受けて社会委員となった原田史郎教師(南房教会)から挨拶を受けた後、議事に入った。 2 回委員会議事録を書記が読み上げ、一同承認した。続いて担当幹事及び担当職員より教務・業務報告を受けた。その後、常議員会報告を担当幹事より受け、日本キリスト教社会事業同盟、日本キリスト教保育所同盟、靖国・天皇制問題小委員会の報告を担当委員から受けた。
各委員会報告の後、台湾……
第36総会期第3回宣教委員会が9月15日(火)~16日(水)、教団会議室にて開催された。小西望委員による開会礼拝をもって開会。
初めに具志堅篤書記による発題「ベッテルハイムと琉球伝道」があった。
1846年に琉球を訪れた英国の宣教医ベッテルハイムの働きを紹介。彼の4つのヴィジョンのうち学校設立の夢は叶わなったが、伝道、医療、聖書翻訳といった働きが約8年の滞在期間中多くの困難の中で展開された。
ベッテルハイムが訪れた当時の琉球(近世琉球)についての歴史認識に関する最新の研究成果に基づいて「日本伝道150年」への反対を唱える立場の歴史認識のベースとなる伊波普猷の琉球史観、つまり、アイデンティティー喪失の奴隷状態の琉球とは異なる見解を述べた。
当時の琉球は幕藩体制と中国との冊封朝貢関係の狭間(「従属的二重朝貢」)にあって独自の国家を維持していたというこ……
第36総会期第3回予算決算委員会は、9月14、15日の両日、2日間に亘って開催された全国財務委員長会議の前後に開催された。主たる議題は、2010年度予算案の編成であった。定例の総幹事報告では、7月の常議員会で2名の幹事が退職したこと、後任に藤盛勇紀幹事と道家紀一幹事が、8月31日開催の常任常議員会で承認を受け着任したことが報告された。
2010年度経常会計予算案は、諸教会の財政状況を考慮して、収入で教区の負担金を前年度に引き続き1%の268万円減とし、それに対応する支出削減を入れて可決された。原案には、支出縮小のためにNCC分担金支出の減額、沖縄教区宣教連帯金の減額があったが、相手方への影響を考慮して、前者の減額は一年遅らせて2011年度実施とすること、後者は40万円減にすることが決議された。収益事業会計は、賃貸料の減収、センター分担金の増収などを織り込んで、前年……
第36総会期第1回全国財務委員長会議が9月14日~15日に教団会議室で開催された。開会挨拶で、伊藤瑞男予算決算委員長は沖縄教区の参加がなかったことに心が痛むと述べてから、各教区の日頃の協力に対する謝意を表した。
第1日目は、最初に各教区の報告で、北海教区から九州教区まで順番に行われた。教勢が衰退するなかで、多くの教区が互助活動を活発に行うことにより各個教会を支えている姿が共有できた。次に内藤留幸総幹事から、08年度の負担金が完納されたことと、教区の互助活動に勇気づけられていることへの謝意が述べられた。また計良祐時財務幹事は08年度教団の決算は縮小予算の中にあって収支バランスを取り、教団財政に安定があると報告した。
第1日目の最後の議題として10年度の教団予算について協議した。伊藤委員長は各教区の財政事情を考慮した結果、今回も負担金収入を1%減額し、そのために……
◇宣教師公募 1名
カナダ合同教会バンク ーバー日系人合同教会 日語部 主任牧師
◎資格
日本基督教団正教師、要英語力
◎締め切り
2009年11月30日(月)必着
◎選考
書類と12月11日の面接をもって決定
◎資料請求
世界宣教部(℡03-3202-0544)
◇募集《管理組合主事》
職種 会館管理事務
年齢 65歳程度まで
勤務 8:00~16:30
休日 土・日、祝日
給与 18万円以上、賞与あり(詳細は要綱による)
日本キリスト教会館
東京都新宿区西早稲田2-3-18(東西線早稲田駅歩5分)
応募・問合せ ℡03-3202-0543
日本基督教団 計良(けら)……