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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4686号】人ひととき 矢崎 容子さん

2009年11月7日
主への讃美に生かされて 「信仰の原風景」をキリスト者はそれぞれにもつ。クリスチャンホーム育ちの容子さんにとって、それは日本基督教団諏訪教会の礼拝での讃美歌だった。会衆の歌声が自然と四重唱になっていく美しさに惹かれた。中高生の頃、足が遠のきがちになっても、讃美歌に魅せられて年数回は教会へ足が向かった。 就職を機に東京へ。知人の紹介で聖ヶ丘教会のクリスマス・イヴ讃美礼拝を訪れた。あるとき、率先して会堂清掃をしている山北牧師を見て「本物だ!」と感じた。その姿に、私たちの救いのため、罪にまみれた人間の世界に到来されたキリストの出来事が重ね写しになった。やがて自分が言い知れない不安の中で求めていた「絶対に変わらず、動かず、崩れないもの」、それは神の愛であると知らされ、信仰を告白し洗礼を受けた。 受洗以来、聖歌隊員として奉仕し続けている容子さんは「原風景」を思い起こしつつ、「嬉しい時だけでな……

【4686号】「インド・スマトラ・フィリピン被災者救援募金」のお願い

主の御名を賛美致します。 9月末インド南部は集中豪雨による洪水に見舞われ270人が死亡、250万人が家屋を失いました。インドネシア・スマトラ島沖では強い地震があり、死者・行方不明者は1,000人を超えました。フィリピンでは10月3〜4日にかけて前の台風16号に続いて17号「バァーマ」が直撃、死者は375人に上ります。 現在各地域では救援、支援活動が活発に行われています。社会委員会は すでに被災者支援活動をはじめたAction by Churches Together (ACT) International の呼びかけに応えて緊急救援募金を行いたいと思います。ご協力をお願いいたします。 2009年10月15日 日本基督教団社会委員会委員長  福井博文 記 ◎募金期間 2009年12月末 ◎目標額 特に定めず ◎送金先 加入者名/日本基督教団社会委員会 ◎郵便振替 00150……

【4686号】信愛荘を支えるための チャリティーコンサート

東京クローバークラブ演奏♪ 信愛荘を支えるための チャリティーコンサート ◎日時 2009年11月28日(土) 14:00開演(13:30開場) ◎場所 東洋英和女学院 マーガレット・クレイグ記念講堂 ◎演奏 東京クローバークラブ、ムジカ・インフィニタ(賛助)、小川明子(アルト)、荒井牧子(オルガン)、小林香太(指揮) ◎チケット 2,000円 ◎問い合せ 信愛荘主事・池田浩二(℡0428-22-2283)

【4686号】ドイツ留学奨学金公募

◎資格 神学・基督教学で修士課程修了程度 ◎募集奨学生 若干名 ◎応募期限 1月18日 ◎問合せ先 NCC・峯田敏幸(℡03-3203-0372)

【4686号】お会いしましょう

「キリストこそ わが救い」これは、プロテスタント伝道150年記念行事の標語です。この標語のもとに、記念式典に集い、喜びを共にしましょう。聖書の歴史も、教会の歴史も、大切な節目では、みんなで集い、讃美し、祈ったのです。 「ありがとう150年、つなごう200年、主とともに」これは、信徒大会の標語です。全国の信徒が信徒の名で呼びかけて一堂に会するのは40年振りになります。継ぐ責任を集うことで示しましょう。 ♦11月22日(日) 東京山手教会で ♦11月23日(祝) 東京青山学院で お会いしましょう。 伝道150年記念行事 準備委員会委員長

【4686号】献身のとき No.8

素通りしていくのか! 堀地 正弘(河内長野教会牧師) 早いもので、神学校に入学してから20年が経ちました。しかし、献身の志を与えられた日のことは、今でもはっきりと覚えています。 当時、就職したばかりの私は、求道中の友人(女性)に誘われて教会に通うようになりました。それから約1年後の神学校日の礼拝で、「収穫は多いが、働き手が少ない」との御言葉に捕えられ、神様に降参して、献身の道を歩み始めることになったのです。 そのときの経過は、こうでした。その年の夏頃、私を教会に誘ってくれた女性との結婚話が浮上しまして、2人で牧師に相談したのです。これを契機に、2人とも同じ日に洗礼を受けることとなり、結婚式も教会でお願いすることになりました。ところが、通っていた教会が当時会堂建築中で、すでに旧会堂は解体されています。さすがに仮会堂で結婚式は…。途方に暮れていましたところ、牧師が代務者をしておられ……

【4686号】第3回信仰職制委員会

第36総会期の第3回信仰職制員会が9月28日(月)に、委員7名全員の出席のもと教団会議室で行われた。 愛澤豊重幹事の辞任にともない、新しく担当幹事となった藤盛勇紀幹事の紹介と挨拶がなされた。 今回は、新しい諮問が出されていなかったため、答申を出す作業は行わなかった。 前委員会からの申し送り事項である「教団教会暦行事についての問い合わせ(出版局)」について検討し、「教会暦」についてのみ答申することとした。これについて委員が作成した試案をもとに討議し、継続とした。 次回委員会は、2010年1月25日(月)~26日(火)の予定。 (小堀康彦報)

【4686号】消息

大石嗣郎氏(隠退教師) 8月31日、逝去。87歳。アメリカ合衆国・カリフォルニア州に生まれる。'60年東京神学大学大学院を卒業、同年碑文谷教会に赴任、04年に隠退した。遺族は、妻・陽子さん。   相沢良一氏(隠退教師) 9月23日、逝去。91歳。静岡県に生まれる。'45年日本基督教神学専門学校研究科を卒業、'45年大島元村教会に赴任、岡田伝道所、北ノ山伝道所を兼任し、'97年に隠退した。遺族は、妻・悦子さん。   福島健之氏(無任所教師) 9月26日、逝去。72歳。東京都に生まれる。'97年農村伝道神学校を卒業、同年国分寺教会に赴任、'98年より薬園台教会を牧会した。遺族は、妻・明美さん。

【4686号】被差別の実態から学び、連帯し続けて

西中国教区が、教団の中で部落問題を提起して51年(1958)。この委員会を立ち上げて26年、現場を拠点とした研修会は、17回を数えるに至った。この教区は、被差別の実態から学び、部落と密着し、連帯をずっと重んじてきた。 今年の研修会も、3人の講師を迎え9月6日〜7日福山東教会と府中市旧隣保館で行った。参加者40名。 第1日目開会礼拝、夕食、報告(広島キリスト教社会館と教団解放センター)を聞いて、講演会。 講師の岡田英治さんは、解放同盟広島県連合会副委員長、尾道向島支部長、県では運動の中心的存在。 「実は福山延広教会で結婚式をあげました」と話し始めたので、皆の心がなごんだ。「でも結婚する迄、先方のご両親の差別にあい難儀をしましたが、説得に成功して挙式ができました」と笑って話された。 「解放運動の中で、沢山の差別事件があり、悩みました」と事例を話された。部落解放への3つの命題、①部落差……

【4686号】再び広がる大学カルト被害 九州・西東京・東京三教区合同統一原理問題研修会

9月7日(月)、九州キリスト教会館4階で、「九州・西東京・東京三教区合同統一原理問題研修会」が開かれた。 これまでも若者、主婦、高齢者がカルトの主な被害者だったが、最近また大学での被害が広がっていることもあり、出席者47名のうち8名が大学関係者だった。 まず「今日の統一協会の現状について」大神周一弁護士から、これまで統一協会に対して起こされた訴訟や、刑事事件として立件された事件を検証しながら、統一協会側の主張の変化やこれまでの対応についての説明があった。 次に大学でのカルト問題について、アンケート調査の結果が紹介され、主にA大学のカルト対策と具体的な事例が報告された。今春脱会したBさんは、自身の経験に基づいて大学におけるカープ(大学生の原理研究会)の働きについて語った。それによると、祝福二世(所謂合同結婚で生まれた夫婦の)と信仰二世(夫婦での入信者の)が各大学で中心となって活動してい……
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