【4690・91号】宣教師からの声

 

福音主義教会の伝統・柔軟性・バランスを大切に

岡田 直丈(ベルギー・ブリュッセル日本語プロテスタント教会牧師)

 

私は主の導きによって2006年春より宣教師として約6200人の日本人が在住しているベルギーに派遣され、ベルギー福音宣教会(BEM)という福音派のグループに所属し、首都ブリュッセルでフランス語教会を借りて日本語教会を開始しました。それ以前は24年間月1回日本語礼拝が守られてきた集会でした。ブリュッセルはヨーロッパ連合(EU)の中心地でたくさんの日本企業が進出しています。生活費は今のところ4分の3は日本の諸教会の支援会の皆様による経済的支援、残りは日本語教会メンバーによる献金によって成り立っています。そういう訳で、私は07年夏に10週間日本に一時帰国して約40教会、09年秋には8週間約50教会で宣教師デピュテーション(礼拝・集会奉仕、宣教報告)をさせていただきました(今後は2年毎)。

私たちの教会は、07年のクリスマス礼拝で初めての洗礼式(音楽留学生と研究者の女性2名)、09年のペンテコステ・教会創立3周年記念日礼拝で2度目の洗礼式(駐在銀行員の男性2名)を行い、教会開始から3年間で4名の受洗者が与えられました。本教会の構成員は、国際結婚・現地組と数年で入れ替わる駐在員・留学生組から成り、信徒約15名、求道者約5名、CS生徒約10名で、礼拝出席者数は1520名です。

ヨーロッパには約20の日本語教会、約10の集会がありますが、現在日本基督教団からの派遣宣教師は4名で、その他の殆どは福音派の教職です。経済的に自立している教会は2教会(ロンドン、デュッセルドルフ)だけで、その他は殆どが日本から派遣されている宣教師が伝道牧会しています。本教会並びにヨーロッパの殆どの日本語教会は、「超教派単立教会」なので、教会メンバーは日本基督教団の他に様々な教派的背景の人がおり、その多くが福音派です。このような福音派がメインであるヨーロッパ全体の超教派の交わり(約200300名集まる「キリスト者の集い」、約50名の青年が集まる「青年リトリート」、「欧州日本語教会・集会教職者研修会」など)と各個教会内のそれとが、信仰と伝道牧会に力を与え、豊かなものにしているのが、ヨーロッパの日本語教会の特徴です。また、海外の日本語教会は、開放的家族的雰囲気があるので、求道者・受洗者が比較的多く与えられており、日本伝道の一環を担っています。

しかし、それ故の難しさもあります。単なるコミュニティーセンターにならないよう教会としての本筋を保ちつつ、今目の前にいる未信者・求道者を信仰に導き、様々な背景を持つ信徒を配慮し、帰国後も教会に繋がるよう気を配らなければなりません。そこで私は、本教会の信仰と伝道牧会と教会形成において、「福音主義教会の伝統」「柔軟性」「バランス」を大切にすることを心がけるようになりました。神学的教理的には「宗教改革者・改革派の伝統」を基盤として「信仰告白・教理・教会秩序」を重んじ、月に一度は子供と一緒の「ファミリー礼拝」を行い(伝道礼拝にもなる)、礼拝に「ワーシップソング」も取り入れ(青年伝道に必須!)、説教に証しやジョークも入れ(親しみやすさと明るさも大切に!)、教会の門戸を開くために年に一度は伝道コンサートを行い、年に数回持ち寄りの愛餐会や毎月婦人会と青年会それぞれで愛餐会をしています(交わりが豊かになり、伝道に繋がる)。

私は宣教師・海外日本語教会牧師になって、交わりと視野が広がりました。皆様のお祈りに感謝!

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