2007年12月以来準備してきた「日本伝道150年記念行事」が、諸教会の協力のもとで行われ、それぞれ大変恵まれたものとなったことを感謝します。
柱は次の3つです。
①日本伝道150年記念日本基督教団創立記念日礼拝
6月24日(水)に富士見町教会で、山北宣久教団総会議長の説教により行われました。320名が集い、共に聖餐にあずかりました。礼拝後、勤続50年の現職の教師61名の表彰が行われました(出席者は26名)。
②日本伝道150年記念大会
11月23日(月)に青山学院講堂を会場に、午前の部は礼拝、午後の部は記念式典として行われ、1500名の出席がありました。式典においては、2つの講演、2団体による音楽演奏、信徒会作成の記念映像などがあり、大会宣言がなされました。
前日の22日(日)午後6時より「日本伝道150年記念信徒大会」が東京山手教会において行われました。これは東京信徒会を中心とする実行委員会によって計画され、当委員会の主催と位置づけて行われたものです。全教区より、950名が集い、会場は超満員となりました。22、23両日の集会が教団としての「記念大会」です。
③記念出版
記念大会に合わせて、『キリストこそ我が救い-日本伝道150年の歩み』を出版しました。日本基督教団の最近50年の歩みを振り返ることを主眼とし、CoC関係学校協議会、日本キリスト教社会事業同盟の50年の歴史をも掲載しています。どうぞお買い求め下さい。
委員の力不足と短時間での準備のため直前までバタバタとしましたが、教団事務局や有志の助け手に支えられ、何よりも当日参加して下さった多くの方々に励まされてこれらの行事を行うことができ、感謝しております。
この150年の記念行事には反対の表明もなされていましたが、その理由とされているベッテルハイムの琉球伝道のことも、これらの行事を通して改めて覚えることができたと思います。
また、この事業のために予算500万で献金を募りましたが、予算を超えた献金が全国から献げられたことを感謝をもって報告いたします。
(藤掛順一報)