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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4688号】キリストこそ我が救い 日本基督教団日本伝道150年記念大会

2009年12月12日
    日本基督教団日本伝道150年記念大会が、11月23日(月)青山学院講堂を会場に、『キリストこそ我が救い』の主題のもと開催された。出席者は、約1500名、聖歌隊等を加えると1600名、日本伝道の歴史に大きな印を刻む集会となった。「不振・低迷が指摘される日本伝道が新しい時代を切り開く分岐点となるのではないか」と、準備委員の一人がもらした。そのような期待を抱かされる熱気が会場に溢れていた。 10時からの午前の部、青山学院オルガニスト鷺晶子氏による奏楽が高らかに奏でられ、長崎哲夫東京教区議長の司式で礼拝が始められた。コリント一1章18~25節が朗読される。司式者の力の入った祈祷、更に韓国で最も歴史ある教会であるセムナン教会から海を越えて駆け付けたイェボン讃美隊60名による奉唱が、いやが上にも記念式典の雰囲気を盛り上げた。 説教は小島誠志前教団議長……

【4688号】ありがとう150年、つなごう200年、主とともに

  福音に共にあずかる   プロテスタント日本伝道150年を記念する記念大会と信徒大会が11月22日・23日の両日開催された。両大会合わせ2500人を超える記録的な出席者となった。讃美の歌声は会場を揺るがし、大会はこれまでの150年間の主のご恩寵とお導きに感謝し、これを更なる福音宣教の機会として、200年に向けて伝道に奮起することを誓い合った。   150年記念信徒大会は、11月22日午後6時から東京山手教会で開催され、北海道から沖縄まで全国166教会から950人が出席した。4階から6階までの広い会堂も埋まり、2・3階ロビーのTV中継を見守る人も出た盛況で、讃美の歌声の熱気は、身震いを覚えるほどだった。 第1部開会礼拝で、「福音に共にあずかる」と題して説教した山北宣久教団総会議長は、「日本におけるプロテスタント伝道は信徒の手によって切り開かれた……

【4687号】神の国への入口

2009年11月28日
  時々、教会の様子を電話や手紙あるいは直接の訪問で尋ねられる方々がある。いずれもこの教会で洗礼を受け、後に転出して、それぞれの教会で信仰生活を続けておられる方々である。懐かしそうに語られる文章や声を見聞きしていると、母教会への感謝と愛情がそこに溢れていることを深く感じさせられる。ほとんどの方は長い信仰の人生を振り返りながらその原点となった時と場を確認し、神の恵みを噛み締めておられる。母教会が変わることなく主の福音を宣べ伝え、そこに立っていることに大きな喜びを感じておられるのである。私自身もまた母教会に対して同じ思いを持っているので、その方々の気持ちに寄り添うことが許され、話がはずむこともしばしばである。 信仰を与えられた時と教会、それは私共にとって神の国への入口、天国への門でもある。主が召して下さったことを確認する場である。それ故に多くの方々が母教会を覚え、その働き……

【4687号】人ひととき 佐藤 恵子さん

  キリストを証する記者として 恵子さんは、宮城高等女学校を卒業後、上京し同盟通信社に入社。戦後、会社は共同通信社となる。同期入社の女性が少なかった中で女学校にて培われた英語を生かして外国特信部に長く働いた。外国からのニュースを翻訳する部署とは違って、海外に出かけて行って取材し記事を書くことの多い部署だった。 同僚があまり行きたがらない外国取材を、チャンスととらえて、恵子さんはどこにでも出かけた。32年に亘る勤務で訪問取材した国は33カ国。思い出深い取材は、東西に分断されていたドイツ、まだソビエト連邦と呼ばれていたロシア、社会に根付いた相互扶助の精神を経験したデンマーク、ローラ・インガルスに憧れて訪ねた大草原、アメリカ・カンザス等々。特に南欧への思い入れは深い。 恵子さんは、どこに行くのも、誰と会うのもほとんど臆することはない。国王や女王でも取材したい、と……

【4687号】「第36回日本基督教団総会議事録」の訂正

   57頁17行目行頭に「和田献一 155票」が欠落していました。お詫びして訂正いたします。 (事務局)  ……

【4687号】制度そのものの協議に時間割かれる 教区活動連帯金配分協議会

  2009年度教区活動連帯金配分協議会は、9月15日、教団会議室で開催された。出席者は、各教区総会議長および財務委員長(東海教区、沖縄教区は欠席)、教団宣教委員長、伝道委員長、予算決算委員長で、総幹事、財務幹事、予算決算委員が陪席した。 教区活動連帯金配分検討委員会(以下、「検討委員会」)委員長の疋田國磨呂関東教区議長、内藤留幸総幹事の挨拶に続き、検討委員会が議長団となって協議に入った。 前回記録の承認を巡り、東海教区が脱退を表明しているのに記録に欠席者として記載されていることへの疑義が出されたが、議長団からこの協議会は第27回教団総会で可決された議案第36号に根拠を持っており、全教区が参加するという議案の趣旨を超えて、脱退を承認することはできないため欠席扱いとなっているとの説明がなされた。前回記録は他の箇所を一部修正の後承認された。 この制度のあり方に……

【4687号】献身のとき No.9

神に起こされた石ころ 金田佐久子(西川口教会牧師) 私の献身のきっかけは母の死でした。母は持病の喘息の発作のため突然亡くなりました。誰もいなくて助けることができず、処置が間に合わなかったのです。 そのときの私には希望がありました。微力ながらも、海外へ行って貧しい人々を助けたいという願いがありました。けれども母が死んで父が残され、私と妹が同居することになりました。母を失った大きな悲しみと共に、挫折し、傷ついた思いもありました。「どうしてこんなことが起こるのか」と問い、一方で、「神様はすべてをご存知である」と、自分の心に言い聞かせていました。 母の死から約1年後の1997年2月、西川口教会は、祈りの集いであるアシュラムの講師に、今は亡き酒井春雄牧師(当時、新潟・栃尾教会)をお迎えしました。アシュラムの後「恩寵あふるる-これらの石ころからでも-」という酒井先生の信仰自叙伝を読み……

【4687号】教団年鑑刊行のお知らせ、お詫び・訂正、CD版グラフが語る日本基督教団の実像

◆教団年鑑刊行のお知らせ このたび、日本基督教団年鑑2010年版を刊行いたしました。前年版以降の新たな情報を満載しておりますので、是非お買い求めください(定価3600円+税)。また、ご購入いただいた方には、是非アンケートハガキにお答えいただき、当年鑑についてのご感想やご批判をいただければ幸いです。来年3月に発行予定の追録をお送り致します。 なお、直接お買い求めの際は、03-3202-0541事務局総務部にお電話ください。 2009年11月 日本基督教団事務局総務部   ◆お詫び・訂正 教団年鑑冒頭の『教団の記録』末尾に『教団創立87周年記念日』とありますが、『教団創立68周年記念日』の間違いでした。また『牧会手帳』収録の『日本基督教団年表』末尾、6月24日の項も、正しくは「教団創立68周年記念日」になります。お詫びして訂正いたします。 ……

【4687号】消息

  吉田 稔氏(無任所教師) 2月1日、逝去。96歳。宮城県に生まれる。 '76年日本聖書神学校を卒業、'78年より日本盲人伝道協議会主事を勤めた。 遺族は、妻・信子さん。     能美敏彦氏(無任所教師) 8月25日、逝去。86歳。愛知県に生まれる。 '43年青山学院専門部高等商業部を卒業、'93年函館教会に赴任、'95年から七飯教会を牧会した。 遺族は、息・能美崇さん……

【4687号】全国交流会の準備を進める 第2回「障がい」を考える小委員会

  10月 6 ~ 7 日、第36総会期第 2 回「障がい」を考える小委員会が教団会議室において開催された。 まず、井上隆晶委員司式・説教による開会礼拝をささげた後、議事に入った。 今回の委員会の主な議事は、「『障がい』を考える全国交流会」について、その準備を進めることであった。今回の交流会は、参加対象を牧会者とその家族にしぼって、「牧会者ならびにその家族の精神的ケアを考える」というテーマで行うこととなった。これは前回の委員会において提案されたように、牧会者やその家族が精神的に大きな負担を強いられ、教会での働きができなくなってしまうという問題に取り組むことが急務と考えられるからである。 そこで委員会としては、全国交流会の内容協議の前に、精神的な病についての理解を深めることとし、加藤幹夫委員による発題を聞き、それに基づいて委員会全体で学びの時を深めた。特に、……
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