河田彌太郎氏(隠退教師)
3月12日、逝去。86歳。東京都に生まれる。'51年日本聖書神学校を卒業、'52年羽犬塚教会に赴任、三春教会を経て、'60年から鏡石教会を牧会した。遺族は、妻・ケイ子さん。
9 月 7 日~ 9 日、第36総会期第 3 回社会委員会が開催された。
今回は平和をテーマにヒロシマ・イワクニのフィールドワークを行った。
1 日目は広島を訪れ、原爆ドーム、原爆資料館を見学し、その後公園内の碑めぐりをした。 2
日目は岩国へと移動し、岩国基地を視察した。
視察後、岩国教会において委員会を行った。釜土達雄委員による開会礼拝をもって委員会を始めた。今回から社会事業同盟の推薦を受けて社会委員となった原田史郎教師(南房教会)から挨拶を受けた後、議事に入った。 2 回委員会議事録を書記が読み上げ、一同承認した。続いて担当幹事及び担当職員より教務・業務報告を受けた。その後、常議員会報告を担当幹事より受け、日本キリスト教社会事業同盟、日本キリスト教保育所同盟、靖国・天皇制問題小委員会の報告を担当委員から受けた。
各委員会報告の後、台湾……
第36総会期第3回宣教委員会が9月15日(火)~16日(水)、教団会議室にて開催された。小西望委員による開会礼拝をもって開会。
初めに具志堅篤書記による発題「ベッテルハイムと琉球伝道」があった。
1846年に琉球を訪れた英国の宣教医ベッテルハイムの働きを紹介。彼の4つのヴィジョンのうち学校設立の夢は叶わなったが、伝道、医療、聖書翻訳といった働きが約8年の滞在期間中多くの困難の中で展開された。
ベッテルハイムが訪れた当時の琉球(近世琉球)についての歴史認識に関する最新の研究成果に基づいて「日本伝道150年」への反対を唱える立場の歴史認識のベースとなる伊波普猷の琉球史観、つまり、アイデンティティー喪失の奴隷状態の琉球とは異なる見解を述べた。
当時の琉球は幕藩体制と中国との冊封朝貢関係の狭間(「従属的二重朝貢」)にあって独自の国家を維持していたというこ……
第36総会期第3回予算決算委員会は、9月14、15日の両日、2日間に亘って開催された全国財務委員長会議の前後に開催された。主たる議題は、2010年度予算案の編成であった。定例の総幹事報告では、7月の常議員会で2名の幹事が退職したこと、後任に藤盛勇紀幹事と道家紀一幹事が、8月31日開催の常任常議員会で承認を受け着任したことが報告された。
2010年度経常会計予算案は、諸教会の財政状況を考慮して、収入で教区の負担金を前年度に引き続き1%の268万円減とし、それに対応する支出削減を入れて可決された。原案には、支出縮小のためにNCC分担金支出の減額、沖縄教区宣教連帯金の減額があったが、相手方への影響を考慮して、前者の減額は一年遅らせて2011年度実施とすること、後者は40万円減にすることが決議された。収益事業会計は、賃貸料の減収、センター分担金の増収などを織り込んで、前年……
第36総会期第1回全国財務委員長会議が9月14日~15日に教団会議室で開催された。開会挨拶で、伊藤瑞男予算決算委員長は沖縄教区の参加がなかったことに心が痛むと述べてから、各教区の日頃の協力に対する謝意を表した。
第1日目は、最初に各教区の報告で、北海教区から九州教区まで順番に行われた。教勢が衰退するなかで、多くの教区が互助活動を活発に行うことにより各個教会を支えている姿が共有できた。次に内藤留幸総幹事から、08年度の負担金が完納されたことと、教区の互助活動に勇気づけられていることへの謝意が述べられた。また計良祐時財務幹事は08年度教団の決算は縮小予算の中にあって収支バランスを取り、教団財政に安定があると報告した。
第1日目の最後の議題として10年度の教団予算について協議した。伊藤委員長は各教区の財政事情を考慮した結果、今回も負担金収入を1%減額し、そのために……
◇宣教師公募 1名
カナダ合同教会バンク ーバー日系人合同教会 日語部 主任牧師
◎資格
日本基督教団正教師、要英語力
◎締め切り
2009年11月30日(月)必着
◎選考
書類と12月11日の面接をもって決定
◎資料請求
世界宣教部(℡03-3202-0544)
◇募集《管理組合主事》
職種 会館管理事務
年齢 65歳程度まで
勤務 8:00~16:30
休日 土・日、祝日
給与 18万円以上、賞与あり(詳細は要綱による)
日本キリスト教会館
東京都新宿区西早稲田2-3-18(東西線早稲田駅歩5分)
応募・問合せ ℡03-3202-0543
日本基督教団 計良(けら)……
去る9月10日(木)、教団B会議室で、第2回宣教師人事委員会が開催された。
報告事項として、世界宣教委員会のもとにある各委員会の報告、事務局訪問者との面談報告等がなされた。
主な協議事項として、北米及びその他の地域からの宣教師受け入れの承認、任期延長等、受け入れ宣教師に関する人事事項を取り扱った。
この秋から新しく3名の宣教師が働きを始められた。この方々の背後に、どれほど多くの信仰者たちの祈りと支えがあるかを思う時、主のみ業に大きな畏れと感動を覚えざるを得ない。
これから2年、3年といった時間が、これらの宣教師一人ひとりにとって豊かな恵みの時となるように心から祈る。
また、神から委ねられた賜物を捧げて仕える宣教師の働きを通して、受け入れる側の伝道の場、また教育の場が、あふれる主の祝福を味わうことができるために、共に祈りをもって仕えていきたい……
第36総会期第2回宣教師支援委員会が、9月9日(水)14時~17時、教団会議室において開催された。出席者は、今橋朗委員長(日本聖書神学校)・杉森耀子(小田原十字町教会)・永嶺雄三(女子学院)の各委員、事務局の石丸泰樹幹事。
宣教師支援委員会は教会やキリスト教主義学校に働く宣教師の個人的問題を受け止め、側面からサポートし、日本での活動が円滑にいくように支援することを使命としており、本委員会が担当している次の4項目を中心に協議をおこなった。
①新任宣教師オリエンテーション
今年は関東に赴任する宣教師が多いため、新任6名に対して、11月に東京にて行うこととした。
②宣教師会議
年1回開催され、宣教師親睦と情報交換、コミュニティ形成のよい機会となっている。
来年は3月25日(木)~27日(土)を候補として会場を選定することにした。運営について……
韓国協約委員会は、9月14日から16日まで、韓国訪問をした。
それは7月27日、スイス・韓国協約(合同)委員会の決定に基づいて、来年度の三国間協議会開催を視野に見据えつつ、それがより実りあるものになることを期待しての、まずは顔つなぎとよりよい関係の確立のためであった。
韓国協約委員3名(委員長・石田周介、書記・高田和彦、朴美愛)は、世界宣教担当事務方2名(石丸泰樹幹事、髙田輝樹職員)と共に韓国の協約相手である3教団を訪問した。
15日一日で、慌ただしく韓国基督教長老会(PROK)、基督教大韓監理会(KMC)、大韓イエス教長老会(PCK)の3教団事務局を訪問した。石田委員長が来訪の目的と三国間協議会への積極的な出席、貢献を依頼した。
すでに大筋で確認されている主題が「平和」であることが再度確認され、それぞれに好意をもって迎えられた。
さらに発……
教師の働きと両立困難な中でこそ
日常の研鑽を積むことが
2009年秋季教師検定試験が9月15日(火)~17日(木)、大阪会場(大阪クリスチャンセンター)において行われた。
受験者総数は93名。試験直後に行われた検定委員会での学科試験判定の結果は次の通りである。
正教師試験は64名が受験し、合格者が33名、保留者が23名、不合格者が8名であった。また補教師試験は25名が受験し、合格者が2名、保留者が5名、継続者が17名、不合格者が1名であった。
保留者とは、学科試験の結果が合格点にわずかに及ばなかった受験者で、レポートが課せられ、後日そのレポートによる再判定を受ける者のことである。
また継続者とは、主にCコースにおいて、複数年かけて補教師試験を受験する者の中で、次回以降も受験する必要がある者のことである。
今回はさらに、……