第38回総会期第5回宣教委員会は9月3日、戸山サンライズを会場に開催された。
3日の午前中まで宣教委員会の下にある「障がい」を考える小委員会が主催する「第4回『障がい』を考える全国交流会」に合流参加。主題は「牧会者ならびにその家族の精神的なケアを考える」。講師の藤掛明氏(聖学院大学准教授)は、2つのテーマ「牧会者のストレスとメンタルヘルス」「教会とパーソナリティ障害」に具体的事例を紹介しながら決して軽くないこれらの課題を簡潔に語られた。その後、35名の参加者は5つの分団に分かれて、それぞれの持ち場で抱えている課題を分ちあう有意義な時を過ごした。
「全国交流会」を終え、通常の委員会を白戸清委員の奨励により開会。常議員会報告、常設委員会報告、自主活動団体報告を受け、その後、次期総会期申し送り事項に関連する左記の件について協議がなされた。
統一原理問題連絡会報告に統一協……
9月1日~2日に東北教区センターエマオで、教団教育委員会主催の第4回青年担当者会を行った。9教区・支区より参加者があり、教団教育委員と事務局も合わせて19名の参加者で行った。
清藤淳委員長による開会礼拝の後、自己紹介ゲームで参加者が仲良くなり、東北教区センター主事の山元克之牧師と職員の小野なおみ氏から「教団関係団体としての青年・学生センター」という題で発題を聞いた。宣教師の働きとして始まった青年・学生センターの歴史や現状、課題について詳しく話してもらった。夕食後、増田将平委員より8月19日~21日に行われた教団教会中高生・青年大会の報告を受けた。そして各教区での青年活動の取り組みと課題について報告を受けた。
教団教会中高生・青年大会と関東教区の青年活動の報告はDVDにまとめたものがつくられたので、それをみんなで鑑賞した。
2日目はA、B、Cの分団に分かれて、発題を聞いて……
「障がい」を考える小委員会が主催する第4回全国交流会が、9月2~3日、新宿・戸山サンライズにおいて開催された。今回は、「牧会者ならびにその家族の精神的なケアを考える」交流会として、講師に藤掛明氏(聖学院大学准教授)を迎えた。牧会者とその家族を中心に14教区35名が出席した。
1日目には、「牧会者のストレスとメンタルヘルス」をテーマとする講演であった。牧師のストレス研究では、教職同士や信徒とのパワー争い、信徒へのサービスによる消耗、自己や家族の問題等がバーンアウトの要因の上位を占めること等が紹介された。牧会者は、援助者役割が身に染みており、自らに影の世界が無いかのごとく振る舞う。いかに援助者役割を解き、光と影を統合していくか。「SOSサイン」や素の自分に向き合うための「気晴らし行動」、「語り合うこと」の重要性について話された。夕べの分団は、講演内容を分かち合い、それぞれの課題が自由……
7月18日に38総会期教団救援対策本部第16回(通算第33回)会議を、また9月19日に同第17回(通算第34回)会議を教団会議室にて開催した。
まず募金状況として、9月19日現在、国内募金総額は8億9517万6688円、海外からの献金は3億7121万9644円となっていることが報告された。
救援対策室からは、仙台エマオ・石巻エマオでの活動状況、PCT(台湾基督長老教会)から派遣されたボランティア・チームの活動、こひつじキャンプ開催、ハートフル釜石(遠野から移転)の活動等の報告がなされた。
被災教区報告として奥羽教区からは、宮古教会会堂建築工事および一関教会の礼拝堂改修工事に向けての現状について、建築資材および工事担当者の人手不足が深刻な状況であること等が報告された。東北教区からは、被災者支援センター関係(6月末のボランティア総数が6千名を越えたことなど)、および放……
第38総会期第6回伝道委員会が9月8日~10日、札幌教会で開催された。9日、美馬牛福音伝道所を訪問、祈祷会。
伝道推進室関連
①三重キャラバン(9月14~15日)の件、15の教会で礼拝説教応援。15日名古屋・金城教会で伝道推進室名古屋大会・信徒の友50周年記念大会。②伝道トラクト第3弾、クリスマストラクト。③Cコース夏期研修会26名参加。④ユースミッション報告。⑤伝道推進室報第4号発行。⑥伝道推進室実行委員を1名増員する提案がなされ承認した。宣教委員会を通じて常議員会に諮る。⑦伝道推進室への意見。多岐にわたる活動のため委員増員と共に、各委員会、有志団体との協力体制が必要である。伝道推進室の働きについて常議員会報告、総幹事報告を通して全教団で情報共有すべきである。トラクトにキリスト教基礎知識入門編を作ってほしい。推進室の活動全体について、伝道方策を明確にすべきと分析した。
……
協約のこれまで・今・これからを協議
1984年2月8日、教団、在日大韓基督教会(KCCJ)にて結ばれた協約の30周年記念集会が、この9月16日、在日本韓国YMCA(東京・千代田)にて開催された。
開会にて献げられた記念礼拝は、伊藤瑞男教団副議長司式、趙重來(チョウ・ジュンレ)KCCJ総会長・船橋教会牧師が「山に立ちなさい」と題して説教した。列王記から、恐れ洞穴に閉じ籠る預言者エリヤを、神は再び召され、広く開かれている地平、バアルに跪かなかった残りの者たちを示されたこと、両教会も現状維持ではなく、今、新しい歩みを始めなくてはならないことを語った。
昼食を兼ねたレセプションにて出席者紹介ののち、午後には発題者4名を立て、長崎哲夫総幹事司会により、協約の過去、現在、未来について発題、パネルディスカッションが行なわれた。
李根秀(イ・グンス)総会書記・大垣教会牧師は、協……
笠利 睦氏(別帳教師)
14年4月1日逝去、92歳。兵庫県に生まれる。41年青山学院神学部女子部を卒業。44年より48年まで神戸天城教会を牧会。
遺族は、息・笠利和彦さん。
武藤幸代氏(無任所教師)
14年7月29日逝去、82歳。千葉県に生まれる。61年日本聖書神学校を卒業。62年から67年まで鶴見教会を牧会。
遺族は、夫・武藤功さん。
「宮崎は地方か」と問われるならば、おそらく「はい」と言えるかもしれません。しかし、私が遣わされています宮崎中部教会は宮崎市の中心部にある教会です。近隣の住人の移り変わりは多く、教会の両隣にはマンションが建っています。歩いて5分もしないところに宮崎一の繁華街があり、教会よりも古くからこの地に住んでいる人は数えるほどです。礼拝に出席している方々も元々は県外出身である方が多いです。その意味では「宮崎は地方か」と問われるならば「はい」と答えられますが、「宮崎中部教会は地方型教会か」と問われるならば、「どちらかと言えば都市型教会です」と答えることになると思います。そのような状況の中で礼拝・伝道・牧会に励んでおりますので、そのような話になるかもしれません。
私がこの地で伝道していく中で気づかされたことは、伝道という言葉が意外な事に関係しているという事実でした。ある時伝道について話し合っており……
2015年春季教師検定試験を左記の要領で行います。
一、受験要綱の申し込み
受験要綱と教団指定の願書用紙は160円切手を同封し、正教師受験志願者か補教師(A、B、Cコースの別も)受験志願者かを明記した上、封書でお申し込みください。
なお、正教師受験志願者は「教師検定規則第12条②」によるものに限ります。
二、受験願書の提出
受験願書と必要書類を整えて、受験料とともに所属教区に提出してください。
①教区締切 2014年11月10日(月)
(教区により締切が早まる場合がありますので、教区事務所に確認してください)
②教団締切 2014年12月10日(水)
(各教区から教師検定委員会に提出する際の締切です)
*受験料は正教師1万3千円、補教師1万円
三、補教師について
①「説教」「釈義」の課題テキスト
旧約 出エジプト記3章11~15節……
2年前に幼稚園の園長を退任し現場を離れた。自分が園長のときに園にいた子どもたちが、洗礼を受けて同じキリスト者として同じ礼拝を捧げている。これ以上の神様からのご褒美はないと語る。
教会に初めて足を踏み入れたのは小学校入学直前、疎開先の千葉でのこと。クリスチャンではない母親の勧めであり、西洋の文化に触れさせたいという思いからの勧めであったと感謝しつつ振り返る。
高校生時代から本格的に自覚的に教会に通い、毎日の寄り道はほぼ教会であった。多くいた仲間は高校卒業時に洗礼を受けたが、自分はその流れに乗るのが受け入れられず、周囲からは少し遅れて洗礼を受けた。同じ時期にキリスト教保育者としての歩みも始まった。信仰者としての歩みがそのまま保育者としての歩みと重なるのである。
仕えた幼稚園は3つ。本格的にキリスト教保育を学んだ経験がなかったため、基本的には実践でキリスト教保育の何たる……