藤川辰夫氏(無任所教師)
14年10月17日逝去、91歳。東京都に生まれる。52年に受允し、同年より頌栄、代々木山谷教会を経て、56年より84年まで広島女学院に務める。
遺族は妻・藤川玲子さん。
塩見耕讀氏(隠退教師)
14年10月30日逝去、83歳。愛媛県に生まれる。56年に同志社大学大学院を卒業、同年より奈井江中部、札幌北光、宮崎教会を経て、94年に隠退。
遺族は妻・塩見邦子さん。
小原順子氏(隠退教師)
14年10月28日逝去、96歳。東京都に生まれる。45年に日本女子神学校を卒業、47年より淀橋教会で牧会し、90年に隠退。
遺族は姪・川上善子さん。
第39回教団総会は、教区活動連帯金、伝道資金を巡る議論に多くの時間を割いた。教区活動連帯金検討が総幹事に委ねられて以来、3総会期に亘り常議員会は継続審議、今総会にて連帯金廃止を決定し、新たに伝道資金規則を制定した。15年度より運用開始する。制定された規則に則り伝道に資する資金として用いることが、今総会期からの大きな課題となる。会期中、報告会を持った東日本大震災救援対策、青年伝道も次のステップに進まなくてはならない。
新副議長に佐々木美知夫氏
石橋秀雄議長・雲然俊美書記再選
「伝道する教団の建設-信仰の一致に基づく伝道の推進」を主題に掲げて、第39回教団総会が10月28日から3日間、東京・池袋のホテルで開催された。総会議員400人中、開会時374人が出席。沖縄教区は、34回総会以来、連続して議員を選出しなかった。
石橋秀雄議長は、議長報告で、「伝道は一致……
先日、牧師同士で旅の話になった。時間をやりくりし費用を工夫してじょうずに国内外の旅に行く牧師もいる。君はどこに行きたいか、と問われて困ってしまった。あまり行きたいと考えていなかったからだ。元々、出不精なせいで必要が無いと旅に出る腰も重い。教会学校のキャンプ、新報の取材、目的がはっきりしていれば重い腰も上がる。▼そうなら夫婦で、家族で美しい自然、日常とは異なる文化、社会に触れ、ふだん口にすることのない食事を楽しんだりは大切な目的じゃないの、と家族の声が聞こえてきそうだが。夏冬に元気な様子を互いに確かめ合うため実家に行くというのがここ最近の家族旅行だ。▼タスクをひとつひとつ消化してゆく毎日が旅にも思えるので非日常を求める旅を欲さない、と言ったら強がりか。日常が旅という考え方をどこで身に着けたか思い直してみるに、聖書、教会に出会ったことに源がある。聖書が記す旅する神の民、教会に自分も取り込まれ……
常議員会提案「教区活動連帯金廃止」「伝道資金規則制定」議案に関連し、審議方法を提案する「連帯金廃止・規則制定統合審議」議案(提案・小西望議員〔東北〕、賛同59名)、対抗議案として「連帯金推進」議案(提案・京都教区)がまず先議された。
常議員会が「廃止」「制定」を2議案で提案したのに対し、小西議員は、両議案を統合し一つの議案とし審議することを提案した。提案理由を「連帯金廃止を可決し規則制定を否決する場合、教区間財政互助制度を失い、教区互助制度等は困難に陥り地方小規模教会が打撃を受ける」とした。賛否討議し挙手にて採決、370名中賛成171名で統合案を否決した。
「連帯金推進」議案は、伝道資金規則を制定せず、今後も教区活動連帯金を推進し、規則新設、全教区の参加義務づけを提案している。井上勇一議員(京都)が議案を説明「伝道資金の配分方法の公正性、緊急性、妥当性の確保が課題である。……
総会中3つの礼拝を献げた。
初日、開会礼拝は「ただ主にのみ望みをおく」(イザヤ40・27〜31、マルコ10・23〜27)と題し、木下宣世牧師(東京・西千葉教会)が説教した。
「9月には満75歳の兄弟姉妹にイザヤ40・31を記した写真集を贈る。身体が弱り痛みや疲れを覚える人たちにとって御言葉は慰めとなる。しかし、新たに力を得、という御言葉には注目するが、主に望みをおく、には注意を払わないのではないか。キリスト者ならば当然と思っているが、本当に主に望みをおいているか。主に問われている。〈伝道する教団の建設〉においても神に信頼する、主に望みをおく信仰が求められている。
捕囚の民は誇りを打ち砕かれ、異教の地で屈辱を受け困難にあった。解放と祖国帰還を祈ったが落胆し絶望していた。その民に、イザヤは、主なる神は生きておられる。万物の創造主、全知全能の神、永遠にいます方に望みをお……
「イエス・キリストの名によって立ち上がり歩きなさい」とのテーマで、8月19~21日、御殿場の東山荘で行われた「教会中高生・青年大会2014」について、増田将平実行委員長より報告がなされた。また、山元克之実行委員作成のDVDによって大会の模様が伝えられた。増田委員長は「この大会が第32回教団総会の青年伝道決議の具体化であり、伝道・教育委員会と伝道推進室の共催、予算は、教育、伝道委員会から30万円ずつの支援があった他、目標680万の献金を募って行われた。講師は、青年・芳賀力東京神学大学学長、高校生・深井智朗金城学院大学教授、中学生・塩谷直也青山学院大学教授が担当し、基本的には、中学、高校、青年とプログラムを変え、特に分団を大切にした。また、スタッフ含め370名が集まり、全教区153教会からの参加があった他、在日大韓基督教会や台湾、韓国、アメリカ、ドイツ等からも参加者があった。更にこの大会を通……
韓国基督教長老会
チェ・プオク副総会長
ファン・ヨンデ議長、リ・ホーソン副議長、ベー・テジン総幹事から、宜しく。
47年に亘って、韓国基督教長老会は、貴教団とパートナー関係を築き上げることができ感謝している。貴教団が1967年に韓国三教会と協約を結んで下さり、共に発展することが出来た。
3年前に東北地方で起きた、地震・津波・原子力発電所事故の際、大韓イエス教長老会、基督教大韓監理会と共々、貴教団と深い連帯で結ばれた。また復興プロジェクトでの協力、支援のとりまとめを行い、被災地の方々に寄り添うこともできた。私たちの教団は南北統一のために毎週月曜日に祈祷会をはじめた。また、セウォル号沈没事件での犠牲者遺族のために、慰めと平安を祈り、事件の調査を徹底的に行えるよう動いている。祈りに覚えていただきたい。
台湾基督長老教会
チェン・ウェンジェン副議長
……
佐川俊也氏(隠退教師)
14年9月30日逝去、86歳。東京都に生まれる。55年日本聖書神学校を卒業。60年より川崎境町教会で牧会し、04年に隠退。
遺族は妻・佐川眞弓さん。
福島聖二氏(白岡伝道所主任担任教師)
14年10月6日逝去、83歳。埼玉県に生まれる。53年青山学院大学基督教学科卒業。56年より熊谷、和戸、久美愛、朝霞教会を経て、85年より白岡伝道所を牧会。
遺族は妻・福島英子さん。
課題・当日とも準備の差が明らかに
9月16日から18日にかけて、大阪クリスチャンセンターを会場に、秋季教師検定試験が行われた。
今回の検定試験の受験者数は、補教師試験22名、正教師試験63名、転入試験2名、計88名であり、この数年で最も多い受験者数となった。広い会場が手狭に思えるほど、多くの受験者(献身者)が与えられ、神に感謝せずにはおられなかった。
試験全体の印象は次の通りであった。
まず、提出試験の釈義と説教であるが、全体的に誠実に取り組んだものが多く見られた。釈義も説教も丁寧なものが多く、丹念に準備された努力のあとを見て取ることができた。しかし、「もう一歩踏み込んで、聖書を読んでほしい」と思えるものも多く、聖書を自分のこととして、また教会のこととして、もっと読み取ってほしかったという印象が残った。また、釈義に課題を持つ受験者もいた。中には、釈義と黙想の区別……
この一日が、その人にとってこれからの10年、20年先に影響を及ぼす一日であったとしたら、どれほどこの一日は重要な日になるだろうか。たった数分揺れた地震、その日、その時に起こった土砂崩れ、噴火。大きな被害を受けた人、家族の10年後、20年後、また一生を左右した。▼2012年に有志団体が協力して行なった教会中高生・青年大会と、この夏、教団主催にてほぼ半世紀ぶりに開催することのできた大会、二つの大会の集合写真を見比べてみた。2012年、270名。2014 年、370名。大きな教会の一主日の礼拝出席者分ほど増えた参加者たちの写真は、一人ひとりの顔が判別しがたいほどに大きな会衆となった感じがした。あの一日、あの大会が、参加した中学生、高校生たち、青年たちのこれからを励ますものであったなら幸いだ。▼教団総会を迎える。これまでの2年を反省しこれからの2 年を展望する。しかし、2年毎の短期的な反省と展望……