総会中3つの礼拝を献げた。
初日、開会礼拝は「ただ主にのみ望みをおく」(イザヤ40・27〜31、マルコ10・23〜27)と題し、木下宣世牧師(東京・西千葉教会)が説教した。
「9月には満75歳の兄弟姉妹にイザヤ40・31を記した写真集を贈る。身体が弱り痛みや疲れを覚える人たちにとって御言葉は慰めとなる。しかし、新たに力を得、という御言葉には注目するが、主に望みをおく、には注意を払わないのではないか。キリスト者ならば当然と思っているが、本当に主に望みをおいているか。主に問われている。〈伝道する教団の建設〉においても神に信頼する、主に望みをおく信仰が求められている。
捕囚の民は誇りを打ち砕かれ、異教の地で屈辱を受け困難にあった。解放と祖国帰還を祈ったが落胆し絶望していた。その民に、イザヤは、主なる神は生きておられる。万物の創造主、全知全能の神、永遠にいます方に望みをお……
「イエス・キリストの名によって立ち上がり歩きなさい」とのテーマで、8月19~21日、御殿場の東山荘で行われた「教会中高生・青年大会2014」について、増田将平実行委員長より報告がなされた。また、山元克之実行委員作成のDVDによって大会の模様が伝えられた。増田委員長は「この大会が第32回教団総会の青年伝道決議の具体化であり、伝道・教育委員会と伝道推進室の共催、予算は、教育、伝道委員会から30万円ずつの支援があった他、目標680万の献金を募って行われた。講師は、青年・芳賀力東京神学大学学長、高校生・深井智朗金城学院大学教授、中学生・塩谷直也青山学院大学教授が担当し、基本的には、中学、高校、青年とプログラムを変え、特に分団を大切にした。また、スタッフ含め370名が集まり、全教区153教会からの参加があった他、在日大韓基督教会や台湾、韓国、アメリカ、ドイツ等からも参加者があった。更にこの大会を通……
韓国基督教長老会
チェ・プオク副総会長
ファン・ヨンデ議長、リ・ホーソン副議長、ベー・テジン総幹事から、宜しく。
47年に亘って、韓国基督教長老会は、貴教団とパートナー関係を築き上げることができ感謝している。貴教団が1967年に韓国三教会と協約を結んで下さり、共に発展することが出来た。
3年前に東北地方で起きた、地震・津波・原子力発電所事故の際、大韓イエス教長老会、基督教大韓監理会と共々、貴教団と深い連帯で結ばれた。また復興プロジェクトでの協力、支援のとりまとめを行い、被災地の方々に寄り添うこともできた。私たちの教団は南北統一のために毎週月曜日に祈祷会をはじめた。また、セウォル号沈没事件での犠牲者遺族のために、慰めと平安を祈り、事件の調査を徹底的に行えるよう動いている。祈りに覚えていただきたい。
台湾基督長老教会
チェン・ウェンジェン副議長
……
佐川俊也氏(隠退教師)
14年9月30日逝去、86歳。東京都に生まれる。55年日本聖書神学校を卒業。60年より川崎境町教会で牧会し、04年に隠退。
遺族は妻・佐川眞弓さん。
福島聖二氏(白岡伝道所主任担任教師)
14年10月6日逝去、83歳。埼玉県に生まれる。53年青山学院大学基督教学科卒業。56年より熊谷、和戸、久美愛、朝霞教会を経て、85年より白岡伝道所を牧会。
遺族は妻・福島英子さん。
課題・当日とも準備の差が明らかに
9月16日から18日にかけて、大阪クリスチャンセンターを会場に、秋季教師検定試験が行われた。
今回の検定試験の受験者数は、補教師試験22名、正教師試験63名、転入試験2名、計88名であり、この数年で最も多い受験者数となった。広い会場が手狭に思えるほど、多くの受験者(献身者)が与えられ、神に感謝せずにはおられなかった。
試験全体の印象は次の通りであった。
まず、提出試験の釈義と説教であるが、全体的に誠実に取り組んだものが多く見られた。釈義も説教も丁寧なものが多く、丹念に準備された努力のあとを見て取ることができた。しかし、「もう一歩踏み込んで、聖書を読んでほしい」と思えるものも多く、聖書を自分のこととして、また教会のこととして、もっと読み取ってほしかったという印象が残った。また、釈義に課題を持つ受験者もいた。中には、釈義と黙想の区別……
この一日が、その人にとってこれからの10年、20年先に影響を及ぼす一日であったとしたら、どれほどこの一日は重要な日になるだろうか。たった数分揺れた地震、その日、その時に起こった土砂崩れ、噴火。大きな被害を受けた人、家族の10年後、20年後、また一生を左右した。▼2012年に有志団体が協力して行なった教会中高生・青年大会と、この夏、教団主催にてほぼ半世紀ぶりに開催することのできた大会、二つの大会の集合写真を見比べてみた。2012年、270名。2014 年、370名。大きな教会の一主日の礼拝出席者分ほど増えた参加者たちの写真は、一人ひとりの顔が判別しがたいほどに大きな会衆となった感じがした。あの一日、あの大会が、参加した中学生、高校生たち、青年たちのこれからを励ますものであったなら幸いだ。▼教団総会を迎える。これまでの2年を反省しこれからの2 年を展望する。しかし、2年毎の短期的な反省と展望……
第38総会期第7回予算決算委員会が9月16日~17日に全国財務委員長会議を挟む日程で、日本キリスト教婦人矯風会館において行われた。本委員会が今期の任期最後の委員会となった。
主な報告内容は以下のようである。
一、2015年度予算案について
現在、教団事務局は2年間の予定で新大久保の一時移転先事務所において働きを担っており、移転2年目の費用約2433万円を支出として盛り込んだ予算編成となっている。予算決算委員会としても、教会・伝道所の財政が依然厳しい状態にあることを覚えながらも、教団事務局機能の維持を考慮して負担金は前年度と同額のまま、経常会計の予算案を組むことを了解願いたい。
各教区、各教会の負担金軽減については、日を同じくして持たれた財務委員長会議においても、各教区財務委員長が一様に要望されたことでもあり、予算決算委員長もその発言を受け止めた。
二、20……
第38総会期第2回全国財務委員長会議が、9月16日~17日に、日本キリスト教婦人矯風会館会議室で開催された。
第1日目の冒頭、愛澤豊重予算決算委員長は、各教区の財務状況の分ち合い、15年度予算案と負担金賦課額、伝道資金の問題を、今会議の大きなテーマと示し、議事に移った。
先ず、教区財務状況報告の時間がもたれ、例年のように、事前配布の報告書を補う形で、各教区より発表がなされた。どの教区も、現住陪餐会員の減少から財務状況は厳しい傾向にあり、教区互助制度の資金逼迫に関連し、伝道資金にふれた教区が多かった。
次いで、長崎哲夫総幹事から挨拶がなされ、13年度の負担金完納への感謝、教団事務所移転と震災募金の報告があった。また、負担金と伝道資金に関して、公平性を保つためのものであり、教団は一つを目指したいと述べた。
愛澤予決委員長から、15年度予算案と負担金賦課額につい……
当年度教区活動連帯金配分協議会は、去る9月17日、日本キリスト教婦人矯風会館3階会議室にて、東海教区、沖縄教区を除く全教区代表者の出席を得て開かれた。開会より閉会まで僅か22分間という異例の会議であった。
配分検討委員長である真壁巌西東京教区議長の開会挨拶は、「教区活動連帯金を廃止する件」並びに「伝道資金規則制定に関する件」が教団総会の議案となることが決定している状況の中で本協議をもつことに対する、疑義とも困惑ともつかぬ心情の開陳となった。
次いで長崎哲夫総幹事より、“教区活動連帯金制度に於いて教区相互の信頼感の破れが明らかとなったことを踏まえ、まことに互いの伝道を支え合う道とは何かを求めることがこの場には問われている”との挨拶を受け、協議に移った。
議事日程、前回議事録承認の後、「連帯金拠出・受入額の件」について計良祐時財務幹事より従来通りの計算方式によるとして……
宮原亨教師に対する戒規適用(免職)の決定について
2014年6月18日付で教師委員会が決定した宮原亨教師の戒規適用について、同教師は2014年7月22日、教団総会議長に上告し、教団総会議長は戒規施行細則6条にもとづき常議員会の議を経て審判委員会を選出し、審判をさせました。これを受けて審判委員会は、2014年9月26日に左記の通り決定しました。これにより、同日付で宮原亨教師の免職が確定しました。
宮原亨教師がこの決定を受けとめ、悔い改めをもって復帰の道(戒規施行細則8条)へ進まれることを願うものです。
2014年10月1日
日本基督教団総会議長 石橋秀雄
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宮原亨氏の上告について
宮原亨氏が、今日に至るまで統一協会とのつながりを持ちながら、日本基督教団教師として活動してきたことを教師委員会が確認し、教規141条、戒規……