【4831号】人ひととき 種房正勝・惇子さん 東神大初、夫妻で入学

 第1の職業を終えてから、志を得て神学校に進む人は、珍しくなくなった。だが、夫妻で同時に入学したのは東京神学大学で初めてで、今4年生。先ごろ共に修士課程に進む手続きを終えた。

 70代となった2人が、神学校で学ぼうと思うようになった切っ掛けは、転居のため06年、銀座教会に転入会し、6年後、同教会で行われる東神大夜間講座の案内を見たこと。正勝さんが「受講してみようか」と切り出すと、惇子さんが「前から考えていた」と応じて、2年間、熱心に学んだ。終了に差しかかった頃、正勝さんが「東神大で学んでみようか」と切り出すと、惇子さんは「ずっと前から同じことを考えていた」と応じて、昨年、共に学士入学した。入学時、正勝さん72歳、同級生27人のうち、夫妻を含めて70代3人、60代1人。4人に1人が50代以上。より高年齢者は過去に存在したが、同学年で学ぶ夫婦は、東神大で初めてとなった。

 東神大に学ぶようになって、何よりも驚いたのは、火曜から土曜、午前8時30分から午後5時40分までぎっしり授業があり、出欠は無論、宿題、レポートが絶えず与えられることだった。正勝さんは日本の商社に27年、米国の会社に17年勤務し、惇子さんも英語の辞書や研究書で知られた出版社に10年勤めていたから、共に英語には通じていたが、ギリシャ語には苦労したそうで、ギリシャ語の活用表を張り出して、必死になって覚えたとか。

 修士課程を終えると、夫妻とも70代半ばからの牧会となる。正勝さんは、「前半生は、利益を上げるという目標に向かって努力して来た。神学校への進学は、世俗のことを忘れて謙虚に生きようという闘いの信仰だった。そうした信仰を述べることが、多少なりとも意味のあるものなら」と語り、惇子さんは、「礼拝を守っている喜びを伝えられる分かり易い説教をしたい」と抱負を述べた。

正勝氏1942年生まれ。転居のため、大宮前教会、経堂北教会を経て銀座教会員。

  • 日本伝道の推進を祈る日

    「2021 日本基督教団教会・伝道所一覧」発行

    10

    新型コロナウイルス対策資料

    共に仕えるためにPDF

    牧会者とその家族のための相談電話

    International Youth Conference in Kyoto

    日本基督教団2019年度宣教方策会議

    公募・公告

    エキメニュカル協力奨学金 申込書類一式

    日本基督教団年鑑2020年版

    よろこび

    日本基督教団 伝道推進室

    東日本大震災救援対策本部ニュース

    にじのいえ信愛荘

    教団新報 archive

    教日本基督教団 文書・資料集 申請書等ダウンロードコーナー

    月間 こころの友