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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4808・09号】▼全国財務委員長会議▲ 15年度予算、負担金、伝道資金をテーマに

2014年10月25日
 第38総会期第2回全国財務委員長会議が、9月16日~17日に、日本キリスト教婦人矯風会館会議室で開催された。  第1日目の冒頭、愛澤豊重予算決算委員長は、各教区の財務状況の分ち合い、15年度予算案と負担金賦課額、伝道資金の問題を、今会議の大きなテーマと示し、議事に移った。  先ず、教区財務状況報告の時間がもたれ、例年のように、事前配布の報告書を補う形で、各教区より発表がなされた。どの教区も、現住陪餐会員の減少から財務状況は厳しい傾向にあり、教区互助制度の資金逼迫に関連し、伝道資金にふれた教区が多かった。  次いで、長崎哲夫総幹事から挨拶がなされ、13年度の負担金完納への感謝、教団事務所移転と震災募金の報告があった。また、負担金と伝道資金に関して、公平性を保つためのものであり、教団は一つを目指したいと述べた。  愛澤予決委員長から、15年度予算案と負担金賦課額につい……

【4808・09号】▼教区活動連帯金配分協議会▲ 廃止が提案される制度のために協議、徒労感

 当年度教区活動連帯金配分協議会は、去る9月17日、日本キリスト教婦人矯風会館3階会議室にて、東海教区、沖縄教区を除く全教区代表者の出席を得て開かれた。開会より閉会まで僅か22分間という異例の会議であった。  配分検討委員長である真壁巌西東京教区議長の開会挨拶は、「教区活動連帯金を廃止する件」並びに「伝道資金規則制定に関する件」が教団総会の議案となることが決定している状況の中で本協議をもつことに対する、疑義とも困惑ともつかぬ心情の開陳となった。  次いで長崎哲夫総幹事より、“教区活動連帯金制度に於いて教区相互の信頼感の破れが明らかとなったことを踏まえ、まことに互いの伝道を支え合う道とは何かを求めることがこの場には問われている”との挨拶を受け、協議に移った。  議事日程、前回議事録承認の後、「連帯金拠出・受入額の件」について計良祐時財務幹事より従来通りの計算方式によるとして……

【4808・09号】公 告 宮原亨教師に対する戒規適用(免職)の決定について

宮原亨教師に対する戒規適用(免職)の決定について  2014年6月18日付で教師委員会が決定した宮原亨教師の戒規適用について、同教師は2014年7月22日、教団総会議長に上告し、教団総会議長は戒規施行細則6条にもとづき常議員会の議を経て審判委員会を選出し、審判をさせました。これを受けて審判委員会は、2014年9月26日に左記の通り決定しました。これにより、同日付で宮原亨教師の免職が確定しました。  宮原亨教師がこの決定を受けとめ、悔い改めをもって復帰の道(戒規施行細則8条)へ進まれることを願うものです。  2014年10月1日 日本基督教団総会議長 石橋秀雄 …………………………………………………………… 宮原亨氏の上告について  宮原亨氏が、今日に至るまで統一協会とのつながりを持ちながら、日本基督教団教師として活動してきたことを教師委員会が確認し、教規141条、戒規……

【4808・09号】▼社会委員会▲ 震災後初の災害支援、募金を再開

 9月29日から10月1日の期間、第38総会期第6回社会委員会が開催された。  真和志教会を会場にした委員会では、冒頭、8月29日に2人の死刑が執行されたことに伴い、即日、社会委員長名で要望書(「死刑執行を繰り返さないよう要望します」)を内閣総理大臣、法務大臣宛てに送付したことを確認した。  諸災害支援について、東日本大震災後、同震災被災地救援に力を注ぐために、国内外を問わず災害支援の新規呼びかけを行なってこなかったが、先般「セルビア洪水被害支援全国募金」をもって呼びかけを再開した。これに速やかな応答があることが確認され、今しばらく支援金を募り、11月末をめどにACT(Action by Churches Together)へ送金することとした。  諸関係団体について、社会委員会との間で委員・理事の相互受け入れを行なっている日本キリスト教社会事業同盟は、諸部門に意識的に新……

【4808・09号】♦伝道推進室主催「三重伝道キャラバン・名古屋大会」♦ 15教会に派遣、奉仕を行う

 9月13日~15日、伝道推進室主催で三重伝道キャラバン・名古屋大会が行われた。キャラバン隊は教職9名、神学生13名、総勢22名。三重地区内15教会から説教者派遣の要望があり、東京聖書学校と東京神学大学の協力を得て、キャラバンを実施することができた。  14日(日)は朝5時に宿泊先で早天礼拝を捧げ、各教会に向かった。受入教会と奉仕者(一人目が説教者・他は立証者)は以下の通り。阿漕教会(岩田昌路牧師・阪根啓子)、尾鷲教会(野々川藍)、幸町教会(瀧山喜与美)、鈴鹿教会(吉川進)、津教会(山北宣久牧師)、松坂教会(山畑謙牧師・宮本裕子)、山田教会(安藤果菜)、四日市教会(北紀吉牧師・平向倫明)、上野教会(宮本義弘牧師)、鵜方教会(横山基生牧師・斎藤文博)、大台めぐみ教会(今村あづさ、上田充香子、北浦圭祐)、紀伊長島教会(阿部晋也)、津示路教会(成田いうし牧師)、鳥羽教会(石橋秀雄牧師)、名……

【4808・09号】▼世界宣教委員会▲ 宣教師派遣支援について協議

 9月30日、第38総会期・第5回世界宣教委員会が、新大久保の教団会議室で行われた。  毎回なされるように、加藤誠幹事より、派遣宣教師・受け入れ宣教師の状況に関する報告や、協力関係にある海外諸教会が主催する夏期プログラムに教団から派遣された参加者の報告もなされた。  協議事項としては、「世界宣教の日」の献金を2015年からイースターに合わせて各教会に依頼し、『共に仕えるために』も(2016年より)その時期に合わせて発行する案が幹事より出され、これを承認した。ここ数年、目標金額に対して、献げられた献金が大幅に少ないという現状があり、10月は他の目的の献金(神学校日など)と重なるのでこの時期を避けた方が良いというのが主な理由である。  宣教師を教団としてどう送り出し、支えてゆくかということについても議論された。海外の諸教会では、宣教師志願者に対して、語学や異文化での生活のこと……

【4808・09号】消息

延原信子氏(無任所教師)  14年3月11日逝去、71歳。大阪府に生まれる。67年関西学院大学大学院を卒業。同年より豊中教会、70年より06年まで加茂兄弟団伝道所で牧会。  遺族は、夫・延原時行さん。   横溝洋三氏(隠退教師)  14年8月2日逝去、83歳。中国・大連に生まれる。62年日本聖書神学校を卒業。同年より天童、太田八幡、水戸中央教会を経て、00年に隠退。  遺族は、妻・横溝玲子さん。   北谷 顕氏(無任所教師)  14年8月18日逝去、72歳。大阪府に生まれる。06年日本聖書神学校を卒業。同年より13年まで笠岡教会を牧会。  遺族は、妻・北谷穂波さん。   加藤さゆり氏(隠退教師)  14年8月23日逝去、86歳。山梨県に生まれる。56年東京神学大学大学院を卒業。同年より若草教会、牛込払方町、鎌倉……

【4808・09号】伝道のともしび この地にある教会としての歩み 喬木教会牧師 伊奈 聡 

 私が喬木教会に赴任したのは2000年。今年で15年目に入ったところです。喬木教会は、長野県の南、飯田市の隣にある喬木村にあります。私が赴任した年、村の人口は7300人程でしたが、今はその頃より千人程少なくなりました。多くの若者は、進学や就職で都会へ。とは言いましても、現在6300人もの人々がいるのでありますから、希望をもって福音を届けて行きたいと願い続けています。  喬木教会は戦後すぐ、この村出身の湯澤實牧師が郷里伝道に導かれたことから始まりました。本当に貧しい時代で生活が厳しく、キリスト教に対する偏見がある中、ただ主を信頼して、霊に燃えて伝道し続けました。湯澤實牧師が召された後、子息の湯澤宣道牧師が後を次いで牧会しました。この先生方の地道で熱心な働きによって、教会は地域に信頼され、受け入れらました。この地域から信頼されるという状況は、本当に大きな信仰の産物であり、主の御名を崇めま……

【4808・09号】第54回「キリスト教教育主事」認定試験公告

第54回(2015年)「キリスト教教育主事」認定試験を次のとおり行います。 ◆受験願書提出期限 2014年12月12日(金) (提出物1~7を教区に提出) ◆論文提出期限 2015年2月6日(金) (試験科目ハの論文・教団教育委員会に提出) ◆試験期日 2015年3月6日(金)  午前11時~午後2時 ◆試験場所 〒5400004大阪市中央区玉造2-26-47 TEL06-6761-8562 大阪クリスチャンセンター会議室 ◆試験科目 イ.筆記試験  日本基督教団教憲、教規および諸規則(60分) *試験時間に日本基督教団「教憲教規および諸規則」を貸し出します ロ.面  接 ハ.論  文  400字詰原稿用紙 15~20枚 「日本におけるキリスト教教育の歴史と展望」 ◆提出物 ◎以下の書類を整え必ず期限までに教区事務所に提出する。 1.受験願書・所属教会……

【4808・09号】人ひととき 村瀬 紀子さん 神を父と呼べる喜びから

 人生で初めて聖書に触れたのは、成美学園(現在の横浜英和学院)への中学入学の時。何もかもが初めてで戸惑っている時に、そばにいた子に教わって聖書や讃美歌を開いたことを新鮮におぼえている。それから学校での毎朝の礼拝と、聖書科の授業で御言葉に親しみ、友だちに誘われて横浜ナザレン教会に通うようになった。  父親は第二次世界大戦で戦死。物心つく前には出征していたので、顔も写真でしか覚えがなく、「お父さん」と呼んだ記憶もない。高校3年の時、父親代わりに頼りにしていた祖父も失い、人の死というものを強烈に意識した。自分の頼りになるものは何かと探し求める中、日頃の礼拝の言葉が結びつき、受洗への道が開かれた。  それゆえに、神を「父なる神様」と呼べることは、自分の中で言いつくせない深いものがある。そして、主イエスが語りかける「汝の罪は赦された」との誰にも言えない言葉が、自分の中でも響くものとなった……
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