第3回社会委員会が9月28日~29日、洛陽教会を会場にして開催された。
開会礼拝の後、ヘイトスピーチについて理解を深めるために、講師として許伯基牧師(在日大韓基督教会京都南部教会)を招き、学びの時を持った。許牧師は、「第3回『マイノリティ問題と宣教』国際会議」の事務担当者である。
ヘイトスピーチについての定義や、実際、日本国内で行われていた映像や、この動きに至るまでの背景や、他国のヘイトスピーチに対する考え方など、自身の経験や学びに基づき、資料を用いながら説明した。
その後開催された委員会では、諸報告がされ、特記すべきことは、ACTの要請に応え、ネパールの大地震の募金を行い、8月末で1000万を超える献金が献げられたこと、「第3回『マイノリティ問題と宣教』国際会議」に、教団が後援団体から共催となったこと、この会議のために現在20万を超える献金が献げられていることが報告された。
協議事項としては、「第3回『マイノリティ問題と宣教』国際会議」への参加について、第39総会期全国社会委員長会議について、社会福祉施設援助金を希望する施設を各教区から推薦してもらうこと、そのためのクリスマス献金を各教会に依頼すること、「社会委員会通信」第49号発行について話し合われた。
その他、社会委員会の使命に関わる事柄について協議し、意見を交換した。(加藤孔二報)