【4819・20号】人ひととき 木村みやまさん 「あめなるよろこび」の中で

 結婚式を終えて家に帰るや否や、夫(木村栄寿牧師)は「座って下さい」と言い、「あなたの御言葉はわたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯」(詩編119・105)を読み、「あめなるよろこび」を歌った。このようにして結婚の日々は始まり、この御言葉と讃美は夫が召された今も自分の存在を貫いている。

 水戸の偕楽園近くに生まれ、3歳の時に「子ども会にどうぞ」と招かれて、兄姉と一緒に行った先が教会学校だった。その体験があるので、戦後、社会も自分も揺れ動く中、教会に飛び込むことができた。水戸教会で受洗。結婚後には、教会に、また静岡英和女学院の教務教師として遣わされる夫と共に歩んだ。

 どの教会においても、忘れがたい経験がある。教会の中での試練や争いも幾度も経験した。しかし、それらを超える不思議な主の導きをいつでも与えられてきた。語りつくせない思いの中で、佐渡教会の大雪の日のことは今も鮮やかに思い出す。礼拝の定時に、誰も来ることができない。夫である牧師と二人待ち続ける中、時計は12時を過ぎる。二人で祈り、礼拝をささげようと考えていた時、教会の扉が開き、5つの人影が立っているのが見えた。普段でも徒歩20分の距離を、御言葉を聴くことを胸にどれほどの時間をかけてやってきたのだろう。共に礼拝をすることがどれだけ喜びであったか。御言葉を受けるということの恵み深さと共に、主の御心にかなって礼拝はなされることを噛みしめた。

 今、御言葉を聴き続け、多くの時を経て、年を重ねた心をもつからこそ見えることが増えてきた。だからこそ、今も隣人に寄り添う学びを欠かすことはできない。自らに与えられている信仰の友と少しでも深く主の喜びに生きるために。

 「神様から見たら小さな器でしかないものなのに、神様は今でも用いてくださる。今までも幸せな歩みであったし、今はもっと幸せ」。

茨城県水戸市生まれ。静岡教会員。

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