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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4835号】▼教師委員会▲ 6月開催、新任教師オリエンテーションを準備

2016年2月20日
 1月25日、第5回教師委員会を開催した。議事日程、前回議事録承認、諸報告を受けた後に、主に以下の協議を行った。 ①新任教師オリエンテーション  すでに2016年度新任教師オリエンテーションについては、日程が6月13~15日、会場がハートピア熱海に決定しているが、主題等について次のように決定した。  ⑴主題は「伝道を共に担う教団の教師」とする。これまでの主題「教団の教師として宣教を共に担う」を継承しながら、伝道する教団の教師のオリエンテーションとしたいと願っている。  ⑵プログラムは例年のように石橋秀雄教団議長の講演、長崎哲夫総幹事などによる教団機構の解説などが行われるが、特別講演として塩谷直也牧師(青山学院大学)、東日本大震災の被災地から小西望牧師(東北教区議長)、牧会講話に内藤留幸牧師(前総幹事)を迎えることになった。 ②奥羽教区被災地教会・伝道所の教師問安 ……

【4835号】被災教会支援 チャリティーコンサート

 2013年春より始まった被災地支援コンサートに続き、昨年冬から新たに被災教会支援のためのチャリティー・コンサートが始まった。主催は開催教会で、救援対策本部が共催する。チケットを販売し、演奏に関わる費用は本部が負担、チケット売り上げは全て被災した教会の貸付金返済のために用いられる。  2015年12月10日の郡山教会を皮切りに、コンサートは、千葉本町教会(1月22日)、アジア学院(3月9日)、横浜指路教会(3月10日)、田園調布教会(3月26日)と続けられる。  郡山教会では、山口幸子さん(新日本フィル・ヴァイオリニスト)と高橋碧伊さん(ピアニスト)によるデュオの演奏で、教会備え付けの椅子がほとんど全て出されるほどの盛況であった(参加者112人)。  また、千葉本町教会は、母と子向けの昼の部と一般向けの夜の部の2回開催で、大人74名・子ども19名の計93名が参加し、チケッ……

【4835号】▼世界宣教委員会《宣教師派遣式》▲ 南米、ドイツに宣教師を派遣

 1月7日、教団会議室において世界宣教委員会主催の小井沼眞樹子宣教師の派遣式が持たれた。司式は加藤誠幹事、説教は秋山徹世界宣教委員長が担当した。小井沼宣教師は2015年6月までブラジルのペルナンブコ州オリンダにあるアルト・ダ・ボンダージ・メソジスト教会へ派遣されていたが、2016年2月から新たにバイーヤ州サルバドール市の貧困地区にあるヴァレリオ・シルヴァ合同長老教会に協力牧師として赴任する予定。前任地同様、教会周辺には日本人は住んでいない。  1月17日、小松川教会礼拝堂を会場にして、同教会主任担任教師である佐々木良子教師の宣教師派遣式が行われた。司式は秋山徹委員長、説教は加藤誠幹事。佐々木教師は本年4月よりドイツのケルン市にあるケルン・ボン日本語キリスト教会に派遣される予定。  1月29日、教団会議室において知花スガ子教師の派遣式が行われた。司式は吉岡光人書記、説教は西之園路……

【4835号】♦年金局理事会♦ 資産運用保全のため対策を進める

 第3回年金局理事会が1月15日、教団会議室で開催され、理事(含代理)、監事、東京教区支区代表、支える運動推進委員長代理、総勢26名が出席した。  資産運用に関しては以下の報告がなされた。昨年前半までは円安、株高の追い風を受け良好な運用環境であったが、昨年8月に実施された中国人民元の大幅な切り下げをきっかけとして、世界中の株式市場、金融市場に変動が起き、きびしい運用環境となった。今年に入り急激な原油安が加わり、市場はさらに混乱している。  この事態に備えて、年金局では、年度末に向けて運用資産の保全のための対策をさらに進めることとしている。  制度検討諮問委員会からは『教団年金のあゆみ』の試作版が示された。1987年10月発行の『年金局10年のあゆみ』の続編を作成する必要があるとの見解から、制度検討諮問委員会が2011年度より着手してきたものである。日本基督教団創設時からの……

【4835号】2・11メッセージ

 2月11日は、日本の建国記念日とされる。しかし、主イエスと共に歩む我らにとって、「建国」とは、取りも直さず、「神の国建設」を意識させられる。「先ず神の国とその義を求めよ、あとは添えて与えられる」とされる故に、先ずは、神の国を目指して進まねばならない。  この世の「国家」、すべての権力は、神の国の下に成立する。神の赦しと許しがあってこその「建国」である。人間の歩み、しかも正しく聖書の神と向き合わないこの世の建国は、甚だ未熟であり、的外れな罪深いものとなる。実際、我が国のみならず、キリスト教国と言われる世界の多くの国々さえも、同様に失敗と間違いの繰り返しがある。  その「この世」と「真の神の国」との狭間にあって我らのなすべきことは、執りなしの祈りと悔い改めの歩み、更に「この世」に絶望せずに関わることである。国を導く政治家が道を踏み外さぬよう祈り、間違いがあれば悔い改めるよう祈り、……

【4835号】消息

宮谷宣史氏(関西学院大学神学部神学教師)  15年10月15日逝去、79歳。大分県生まれ。64年青山学院大学大学院卒業、66年より青山学院高等部を経て、73年より関西学院大学神学部に務める。  遺族は妻・宮谷則子さん。   阿部丑治氏(無任所教師)  15年12月6日逝去、90歳。南満州生まれ。53年日本聖書神学校卒業。同年より柚木、本荘、磐城、玉出、御所、森小路、東舞鶴教会を経て87年に隠退。  遺族は妻・阿部良子さん。   篠原 満氏(無任所教師)  15年12月6日逝去、82歳。東京都生まれ。60年東京神学大学大学院卒業。同年より聖和、下関、下関東、小月教会を経て15年に隠退。  遺族は妹・竹本和子さん。   山田富稔氏(佐久教会主任担任教師)  16年1月2日逝去、82歳。茨城県生まれ。08年受允、09……

【4835号】宣教師からの声 番外編 ゲーンス先生-教師、教育者、宣教師 そして広島女学院の創設者として ロナルド・クライン (広島女学院元教授)

 1886年に布教を始めたアメリカ南メソジスト監督教会(MECS)は、日本で比較的遅く布教活動を始めたキリスト教団体ではありましたが、日本の数多くの若者の教育と精神生活に大きな影響を与えました。このような影響を与えることができたのは、祖国での安全で安心な生活を捨て、遠く離れた日本にやってきた宣教師たちの献身的な布教と教育活動によるものです。  ウォルター・ラッセル・ランバスは、布教と医療活動を行っていた彼の父親、ジェイムス・ウィリアム・ランバスとともに、1886年に中国から日本にやってきました。その直後、ウォルター・ラッセル・ランバスは、故郷の広島で女性の教育を始めていた若き牧師砂本貞吉から宣教師派遣の要請を受け取ります。ランバス牧師を通じて話を聞いたMECSは、1887年に当時27才だったナニー・ゲーンスを日本に送ることを決めます。それから45年、ゲーンス先生は校長、名誉校長として……

【4835号】人ひととき 伊藤多恵子さん 礼拝奏楽にささげる生

 日本では何人ものオルガニストのいる大教会がある一方で、奏楽者ゼロの小さな教会も少なくない。オルガニスト・ゼロの小さな教会を励まし、後継者を育てるのが自分の使命だ、と伊藤さんは語る。1か月の内、福島、千葉、大阪の教会の礼拝奉仕へと出かけて行く。  伊藤さんは、父三井勇牧師と母夏野さんの間に4人兄妹の長女として生まれた。幼少時は虚弱体質で引っ込み思案、ただピアノを弾くことが楽しみの少女だった。父は、伊藤さんのピアノ演奏をだれよりも喜び、応援した。戦後、皆食べることに精いっぱいで楽器を勉強する余裕などない時代。特に、父が仕えていた銀座教会では毎日の正午礼拝、その他の集会でオルガニストが払底しており、高校生の時には公同礼拝の奏楽を奉仕した。父が50歳で急逝したことは、一家にとって大きな試練となる。  伊藤義清牧師と結婚し、子どもを授かると、だれより健康的で積極的な女性に変貌した。母校……

【4835号】自宅出産その理由が面白い

 1月の教会付属幼稚園父母の会役員会の会長挨拶で、「家族が見守る中での赤ちゃん誕生」の話を嬉しそうに話したのを聞いた。  昨年12月18日年長組ページェント礼拝に出た母親は翌日自宅で赤ちゃんを産んだ。上の2人は病院で生まれたが、3番目の子は自宅で出産したい、その理由は母親がページェント礼拝に出ることを何より大事と考えたからだ。  「予定日がページェント礼拝に近く、病院で出産したらページェント礼拝に出れない。ページェント礼拝に妻の気合が入っていた。だから妻の希望を聞いて自宅出産にした」と父母の会会長が話してくれた。  幼稚園では、待降節から毎日ページェント礼拝を重ねる生活をする。練習はしない、毎日が本番だ。役は子どもたちが自由に選び、いろいろな役をする。この礼拝で子どもたちの成長を見た親は感動し涙を流す。保護者たちが楽しみに迎える礼拝。この礼拝を捧げた喜びの中で翌日、赤ちゃ……

【4834号】新春 メッセージ 神の栄光を見た 石橋秀雄

2016年1月30日
言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた。ヨハネは、この方について証しをし、声を張り上げて言った。「『わたしの後から来られる方は、わたしより優れている。わたしよりも先におられたからである』とわたしが言ったのは、この方のことである。」わたしたちは皆、この方の満ちあふれる豊かさの中から、恵みの上に、更に恵みを受けた。律法はモーセを通して与えられたが、恵みと真理はイエス・キリストを通して現れたからである。いまだかつて、神を見た者はいない。父のふところにいる独り子である神、この方が神を示されたのである。 《ヨハネによる福音書1章14〜18節》 言は肉となって、わたしたちの間に宿られた  言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た」(14節)との御言葉が、新しい年の最初の越……
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