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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4859号】▼救援対策本部会議▲6年間、通算53回の会議を終える

2017年4月22日

 3月6日、教団救援対策本部最後となる40総会期第3回(通算第53回)会議を教団会議室にて開催した。

 会議に先立って教団派遣専従者からの報告を受けた。平田信之専従者(ハートフル釜石)からは、復興公営住宅の入居状況のほか、お茶っこサロン活動継続について釜石市社会福祉協議会と相談していること等が報告された。佐藤真史専従者(エマオ仙台)からは、祈りとスローワーク(出会いとコミュニケーション)を中心とした活動を続けることができたことの感謝と共に、今後被災地にあっては「心の復興」が課題となるとのことが報告された。小川幸子専従者(エマオ石巻)からは、高齢の方たちへの在宅支援、子どもたちへの支援の必要性等が報告された。報告の後、それぞれの働きに対して感謝の祈りをささげた。

 会議においては報告事項として、1月末現在で国内募金が10億2819万9823円、海外からの献金が4億811万2041円と報告された。次に救援対策室および担当幹事より、被災教会貸付金返済状況、救援対策本部活動終結準備、東日本大震災6周年記念集会開催準備、教団救援対策本部会計等の報告がなされた。続いて、奥羽・東北・関東の各教区から、被災教会借入金返済状況、教区内被災教会支援活動等の報告がなされた。

 審議事項では、郡山で放射能問題に取り組むグループへの活動支援、全国募金郵便振替口座閉鎖等を承認した。なお被災3教区幼稚園・保育園の建物被害復興支援申請に関しては、本部会計からの支援は困難であるため、申請には応じられないことを伝えることとした。

 また、救援対策本部活動終了後の支援等に関して、40総会期第1回常議員会において設置した救援対策継続事業委員会への申し送り事項を確認し、本部会計決算の確認等のために、5月8日に開催される同委員会に本部委員が陪席することにした。

 以上をもって6年間に及ぶ本部会議を終えた。(雲然俊美報)

教団新報
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