立川開拓伝道推進決議
西東京教区第26回定期総会は、5月27~28日、阿佐ヶ谷教会を会場に開催された。開会時出席正議員は209名中126名。組織会の後、准允に関する件を承認した。
開会礼拝では岩田昌路牧師(狛江教会)が「恐れるな。語り続けよ。黙っているな。」と題して説教、続いて大村栄議長司式により准允式が執行された。また今総会の開会礼拝においては、教区設立以来初めてとなる聖餐式が執り行われ、記念すべきときとなった。
第1日目その後の議事では、諸報告および決算について取り扱われた。議事と並行して、常置委員選挙(半数改選)ならびに教団総会議員選挙が行われた。選挙方法に関して、常置委員会提案の全数連記に対し、常置委員選挙では予備選の実施、教団総会議員選挙については少数連記と立候補による所信表明を実施との提案が議場からなされた。提案理由での「顔が見えない」との意見に対し、「聖餐式が……
常陸大宮伝道所開設承認
第62回関東教区総会は5月29~30日、大宮ソニックシティ・小ホールを会場に、開会時正議員268名中202名の出席で開催された。総会礼拝の中で4名の准允式が執行された。
また、「『日本基督教団常陸大宮伝道所』開設に関する件」が承認され、伝道所開設の喜びを分かち合うひとときとなった。
その後、教団問安使・石橋秀雄教団議長による挨拶を受け、質疑応答は主に「東日本大震災救援募金関連」、「NCC関連」、「戒規関連」の3点についてなされた。石橋教団議長は、「震災救援募金会計支出は会計監査をもって詳細の報告をする」、「NCCは新議長により『伝道に熱くなる』NCCを目指している」、「戒規は教団の訓練規定、北村氏は未受洗者陪餐をやめて帰って来てほしい」と述べた。
「議長報告」で、秋山徹教区議長は「教団募金に集中して協力する体制をとっているが、そのために、教区としてもこれ……
新庄三教会、山形南北地区合同
第67回東北教区総会が5月29日~30日、仙台青葉荘教会と東北教区センター「エマオ」を会場に、開会時正議員153名中130名の出席を得て開催された。
最も関心を集めた議案は「新庄教会と新庄本町教会と新庄新生教会合同に関する件」と「東北教区山形南地区・山形北地区合同に伴う教区規則第45条①改定に関する件」。審議は、一日目、開会礼拝と准允式執行の後、「第38回教団総会議員選挙に関する件」の予備投票の直後に、法定議案より先に行われた。
多勢眞議員(新庄教会主任)より経過説明がなされた後、「三教会が合同したが、名称はどのように決めたのか」「会堂の使い方など今後の展望は」など幾つかの質問が出された。多勢議員は、「名称は最後まで審議した。計50回の合同委員会はその結果である」「礼拝は旧新庄教会で、祈祷会は旧新庄新生教会で行っている」と答えた。最後に高橋和人教区議長は……
伝道所信徒議員資格を巡り議論沸騰
第69回沖縄教区総会は、5月27日から2日間、沖縄キリスト教センターで開催され、開会時、正議員44人中38人が出席した。
沖縄教区は、03年以来、連続10年、教団問安使を拒否したが、沖縄訪問中の石橋秀雄教団総会議長は、昨年に引き続き、総会を傍聴した。
午後4時30分からの開会礼拝終了後、組織会に入る直前、「昨年の教区総会で可決した教区規則改正にのっとり、何故、伝道所信徒議員が正議員として招集されなかったか」の質問から長い論議が始まった。
竹花和成議長は、「本年1月、信仰職制委員会から規則変更不承認との通知、2月、総会議長名で『常議員会で否決されたので不承認』との通知を受け取った。合同の経緯に何ら反省、配慮しないやり方には、教団にますます距離を置き続けざるを得ない」との議長総括報告を読み上げ、「三役は、今総会までの任期なので、新三役の下で検討して……
[主催】 青山学院
【場所】 間島記念館(青学キャンパス内、2階展示室)
【内容】
本多庸一(青山学院日本人初の院長1848~1912)の召天100周年を記念し、聖書の一説を記した直筆の書や絶筆書簡(複製)、写真、肖像画など、ゆかりの品々を豊富に展示、明治期キリスト教界の中心人物としての足跡を追う。
【期日】 ~2012年11月30日(金)
*7月末までは、毎週月・火・水(休日、祝日を除く)に開館しています。
8月以降の公開日程については、下記問合わせ先までお尋ね下さい。
【時間】 10:00~16:00
*上記以外の日時をご希望の場合、電話にてご相談下さい。
【問合わせ先】
青山学院資料センター
(℡ 03-3409-6742)
「ハンセン病を正しく理解する講演会」2012年
【主催】社団法人 好善社
《関西・講演会》
◎日時 6月30日(土) 午後2時~4時30分
◎会場 日本キリスト教会 西宮中央教会
◎講演 「明日に向かって」-これからの人生をありのままに-
◎講師 宮良正吉さん(元国立療養所沖縄愛楽園入所者、ハンセン病関西退所者「いちょうの会」会長)
◎関西連絡先 川崎正明、長尾文雄
《関東・講演会》
◎日時 7月7日(土) 午後2時~4時30分
◎会場 日本基督教団 新栄教会
◎講演 「わたしの歩んできた道」-キリスト者として本名を名乗る-
◎講師 福仲 功さん(国立療養所星塚敬愛園入所者、園内単立キリスト教会恵生教会代表)
◎協賛 日本基督教団東京教区南支区社会部
【問合せ先】 社団法人 好善社
*聴講無料*
岸和田生まれ岸和田育ち、だんじり祭りをこよなく愛するコテコテの岸和田っ子である。
家族にクリスチャンはいなかったが、幼少期よりクリスチャンである叔母に連れられて、習い事感覚で教会に通っていた。以来、岸和田教会一筋である。その教会生活は、常にクリスチャンホームへの憧れと共にあった。
いつからかその思いは、牧師と結婚してクリスチャンホームを築きたいという思いに変えられていく。しかし、人の思いと神の思いは必ずしも一致するものではなく、示された伴侶は信仰を持たない男性であった。
ここからクリスチャンホームへの強い思いは、自分の子供と一緒に教会へ通い、子供と夫ともども信仰が与えられることによってクリスチャンホームは完成する、という思いへ変えられる。しかし、子供を与えられることはなかった。
同様に、人間の思いと、神の思いの違いを心底実感する教会生活を歩んでいる。人間の思いと神の思いの……
「子どもたちが外で遊ぶ姿に親も癒され」
第3回こひつじキャンプは、GWを利用した4月28日(土)~4月30日(月・祝)までの3日間、9家族31人の参加者が与えられ、東京YMCA山中湖センターのキャンプ場で行われた。
天候にも恵まれ新緑の輝くなか、野外炊事やキャンプファイヤー、ボートやカヌー体験、ハイキングなど、今まで以上に、よりキャンプらしいプログラム内容になった。
今回は、三菱商事のリフレッシュ・キャンプと連動した内容になっており、山中湖センターには期間中約80名の福島の親子が短期保養のために滞在した。
郡山を経由し会津放射能情報センターを出発した参加者たちは、大型連休中にも関わらず不思議に渋滞も無く、バスの中でも子どもたちを飽きさせない東京YMCAの巧みなバスプログラムを楽しみながら、約6時間かけて山中湖に到着した。
湖畔では「約1年ぶりのお砂場あそびです」という幼少のお……
八木康雄氏(隠退教師)12年4月3日逝去、81歳。奈良県に生まれる。'95年大阪キリスト教短期大学神学専攻科を卒業し、'96年羊之舎教会に赴任、03年より07年まで生駒教会を牧会し、同年隠退した。遺族は妻・八木裕子さん。
松隈正徳氏(無任所教師)12年4月9日逝去、61歳。長崎県に生まれる。'78年同志社大学神学部神学研究科を卒業し、同年天満教会に赴任、磐上教会、善通寺教会を経て、06年より11年まで延岡城山教会を牧会した。遺族は妻・松隈智子さん。
横竹明房氏(福岡社家町教会主任担任教師)12年4月16日逝去、61歳。福岡県に生まれる。'78年西南学院大学神学部神学科を卒業し、同年久留米櫛原教会に赴任、福岡警固教会を経て、'97年より福岡社家町教会を牧会した。遺族は妻・横竹房江さん。
自らの心に潜む差別意識に向き合う
同懇談会は、3月23日午後、早稲田セミナーハウスを会場に行われ、教団部落解放センターから4名、神学校関係者6名、大久保正禎牧師が参加した。
開会礼拝の説教は大久保牧師(東京・王子教会)が担当した。
同牧師は、とくに東京のような所で、被差別部落の人々に対する自らの差別意識を自覚することは、それほどたやすいことではないと述べたのち、ある社会学者の次のことばを引用した。「人が差別することの意味を考えることができるのは、いままさに差別をしようとしている瞬間、自分自身の姿を見ることから可能になるということだ。後からいくら厳しく指摘を受けたとしても、反省はできるが、差別している自分の姿をなまなましく生きることなどできないからだ」。
この言葉は、どうやったら自分の中の深いところに潜む差別意識に向い合うことができるのか、そのための大切な示唆を与えてくれている、……