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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4750号】第6回教師委員会報告

2012年6月16日
被災地教師の健康管理  第37総会期第6回教師委員会が、教団会議室にて4月20日に行われた。  事務局報告があり、特に「被災教会・伝道所担任教師健診(人間ドック)」(対象者は教師と配偶者)について、奥羽・東北・関東の教区議長及び教師宛に文書を発送した結果として、70名くらいの希望者があった旨、報告があった。報告を踏まえて、人間ドック後の治療(精密検査・毎年の受診・疾病が発覚した場合の対処)について、教師委員会より救援対策室長に進言・質問することとした。  また被災教会・教師問安について、昨年秋に13教会、今年2月に問安をかねて郡山教会(安積教会も問安)で教師委員会を開催したが、継続していく必要性を確認した。  さらに今回は、新任教師オリエンテーションの具体的内容、担当について集中して話し合われた。新任教師オリエンテーションは、6月18日~20日、2泊3日で天城山荘で開催される。……

【4750号】第7・8回教区活動連帯金検討委員会報告

「資金積み立て」で議論深める  第7回委員会は3月29日、第8回委員会は5月7日、それぞれ教団会議室にて開催された。当委員会は教区活動連帯金の執行が継続できないことと、教団の教勢の危機的見通しを踏まえて、緊張感を持って作業を重ねている。これまでに当委員会が提案した伝道資金構想(仮)について、その後の他の委員会等からの要望や意見を踏まえて構想の検討を継続している。  主な検討内容は教区活動連帯金がどのように活用されているか。特に受け入れ教区の多くで謝儀互助や支援に用いられていることをどのように考えるか。格差是正については是正するための計算式や係数の設定をどのようにすることができるか。教区のニーズに対する交付をどのようにするか。有効に資金が活用されるための交付方法とそれを扱う伝道推進室(仮)の役割と位置づけについて検討した。  伝道資金は文字通り伝道推進のために用いられるものとなる。……

【4750号】教区総会報告-東海教区-

「ボランティアの派遣を巡り活発な議論」 第92回東海教区総会は5月22日と23日、熱海後楽園ホテルで、正議員196名中、開会時151名が出席して開催された。 第一読会では、まず、小出望議長による「2011年度議長報告」がなされた。無牧及び兼牧の状況、教区事務所移転案の見直し、2012年度から始まる新規則による互助、伝道部による「伝道応援説教者派遣制度」、教区の財政状況と「教区活動・財政検討小委員会」の発足、東日本大震災被災者救援ボランティアの派遣などについて、その概要と期待を述べると共に、財政が逼迫しているとはいえ、伝道を大いに進めなければならない、と語った。 議長報告に対する質疑応答に40分ほどの時間が割かれた。主な内容は次のとおりである。 教区事務所移転を巡る疑惑について、小出議長は経緯を改めて説明、事務所経費の新たな負担を減らしたいという切なる希望から出たことながら様々な……

【4750号】教区総会報告-兵庫教区

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【4750号】教区総会報告-中部教区-

「謝儀互助等の宣教協力を信頼の上に」 5月22日~23日、第62回中部教区総会が、名古屋中央教会を会場に、開会時正議員201名中180名の出席を得て開催された。 常置委員会報告において、主に以下の報告がされた。◎能登半島地震被災教会再建は、最後の羽咋教会の会堂建築が完成した。◎「教区開拓伝道としての桃花台伝道」は2011年度をもって終了し、今後は祈りをもって支えて行く。◎平和聖日献金による在広韓国人・朝鮮人被爆者への支援は、現在支援をしている4人で終結する。◎愛知老人コミュニティーセンターシルバーホーム「まきば」は、教団特別財産として、教団センターとして残る。 報告に対して、沖縄キリスト教団との合同のとらえ直しについて議論がなされていないことの疑義が述べられた他、新入管法について、教団が在日大韓基督教会と宣教協約を結んでいることを踏まえ、主体的な課題として受け止めるべき等の意見が……

【4750号】教区総会報告-西中国教区-

「この世の非福音的状況に否と」  第61回西中国教区総会が5月7日~8日、カリエンテ山口にて開催された。出席正議員は、開会時128名中113名。  2011年度教区総会議長総括報告において、柴田もゆる議長は、この世の非福音的状況に対し「否」と言い表して行くべきだと述べ、「『改定』出入国管理法」問題に対する取り組みを深めて行くこと、「日本軍『慰安婦』問題の解決を求める要望書」を常置委員会名で内閣総理大臣ほか関係各所に送付したこと等を報告した。  「北村慈郎教師の『免職』処分の撤回を求める件」が上程された。提案理由として、*「戒規申立を第36総会期教師委員会が受理したことは第36回教団総会議案44号を可決した教団総会の意思に反している」。*決定の根拠条文は直接聖餐の在り方を規定するものではない。*戒規にいたる過程で、北村教師との面会が行われていない。*法的措置の前に神学的議論の領域が……

【4750号】教区総会報告-奥羽教区-

緒についたばかりの復興対応 5月22日~23日、奥羽キリスト教センター(盛岡)にて第67回奥羽教区総会が開催された。開会時、出席議員は、114名中102名であった。 組織会の後、1名の准允受領願いを全会一致にて承認し、補教師准允を執行した。 邑原宗男議長は「議長報告」において、まず東日本大震災対応として、津波被災をした宮古、新生釜石、大船渡各教会、地震被災をした千廐教会の復旧・復興進捗状況を報告し、1年を経てなお復興の緒についたばかりである、とした。教区は震災対応として組織した緊急支援委員会と共に教区事務所の業務体制を強化し対応に当たった。常置委員会は津波被災3教会の緊急支援の他に経常会計支援(12年度分、各教会100万円)を実施した。震災1年となる12年3月11日には、教区内4地区6会場において495名の出席者を得て礼拝を守ったことを報告した。 教勢減少とこれに伴う財政力縮小……

【4749号】「教会中高生・青年大会2012」

2012年6月2日
《主題》 日本伝道のために -召命と派遣- 《日時》 2012年8月21日(火)~23日(木) 《会場》 恵みシャレー軽井沢 (長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1374-5) 《講師》 青   年 近藤勝彦先生(東京神学大学) 中 高 生 髙橋貞二郎先生 (東洋英和女学院中学・高等部) 祈りの奨め 左近 豊先生(聖学院大学) チャプレン 小倉義明先生 (使徒教会・前聖学院院長) 《条 件》 所属教会牧師の了解を得ること。 《参加費》 15,000円 《締切り》 7月31日(火) 《詳細・申し込み》 【事務局】 日本基督教団青山教会(増田将平牧師) 〒107-0062東京都港区南青山4-9-4 Tel/Fax 03-3401-6814 E-mail  aoyamachurch2004@yahoo.co.jp 《後援》 日本基督教団伝道方策検……

【4749号】人ひととき 網中 彰子さん 新たな召しに忠実に

日本キリスト教協議会(NCC)総幹事。教団世界宣教委員。 網中牧師は、「《主がお入り用なのです》との信仰により、すぐにお受けしました」と語り始め、次のように続けた。 「今総会期の標語はマルコ1章17節《わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう》。総幹事として選出された総会の場所は聖アンデレ教会(聖公会)でした。3代前は銚子の網元だったと聞いている私にとって、この聖句は東洋英和の小学部の時から好きな聖句でした。務めを果たす力は神さまが下さると信じ、気負わずにおります」。 NCC総幹事の役割について尋ねると、「議決機関の長である議長の指示に基づき、執行機関の長として淡々と冷静に業務にあたります。ただし教団と違い、協議会の特徴の一つに、委員の派遣制度があります。委員は委嘱ではなく、加盟教団・団体が派遣する人が自動的になるのです。主にある交わりを信頼し、福音に根差した活動が出来るよ……

【4749号】能登半島地震被災 羽咋教会会堂 … 能登の喜びを東日本に … 献堂式 

能登半島地震被災教会最後の再建、羽咋教会の献堂式が4月30日行われた。 新会堂は、七尾線羽咋駅から徒歩10分弱、羽咋高校前の市の中心部にあり、1、000㎡の土地に鐘楼を持つ木造平屋建ての会堂と牧師館が並ぶ。 会堂は昨年11月末完成し、12月から使用を開始していたが、雪解けを待っての献堂式となり、春を待ち兼ねたかのように、近隣の教会、中部教区、全国の関係者など、51教会184人が出席した。 会堂の扉を開け放って玄関ロビー、廊下に隙間なく椅子を並べ、あるいは別室でビデオ中継を見守る中で午後2時、献堂式が始まった。 「新しい天と新しい地」と題した式辞で内城恵牧師は、「能登半島地震の直後、5年後に羽咋教会の献堂式を迎えることが出来るとだれが考え、97年前に伝道所としてスタートした時、2012年に新会堂を建設出来ると、だれが想像し得ただろうか。私たちの祈りを主は叶えて下さった。 イザヤ書の……
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