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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4745号】人ひととき 葛沁芸さん 長いときを望むライフワーク

2012年4月7日
1988年、中国・蘇州生まれ。藤本壮介建築事務所スタッフ。柿ノ木坂教会員。 蘇州は、上海からほど近いところに位置する比較的温暖な地で、運河が町中を行き巡る風光明媚な町である。第一線を退いた有力者たちが蘇州で過すことも多いそうだ。この町に沁芸さんは生まれたが、両親に連れられて4歳で日本にやって来たので、この町に過した記憶はわずかである。沁芸さんの幼少期、少女期、青年期のそれは、富山、横浜、東京となる。 日本語には何の不自由もない。両親は蘇州地方の方言も使うが、沁芸さんには聞き取ることはできても、しゃべることは日本語ほどには自由ではない。中国語を覚えることも必要と考えた両親は、小学校5年から中学まで、沁芸さんを横浜山手にある中華学校に学ばせた。 横浜山手という地域、また一緒に学んだ学友とその家族に少なからずキリスト者がいたことが沁芸さんのキリスト教との出会いであった。再び、高校、大学……

【4745号】教師検定試験公告

2012年秋季教師検定試験を左記の要領で行います。 1、受験要綱の申し込み 受験要綱と教団指定の願書用紙は160円切手を同封し、正教師受験志願者か補教師(A、B、Cコースの別も)受験志願者かを明記した上、封書でお申し込みください。 2、受験願書の提出 受験願書と必要書類を整えて、受験料とともに所属教区に提出してください。 ①教区締切 2012年6月1日(金)(教区により締切が異なりますので、教区事務所に確認してください。) ②教団締切 2012年6月28日(木)(各教区から教師検定委員会に提出する際の締切です。) *受験料は正教師1万3千円、補教師1万円。 3、正教師「説教」「釈義」の課題テキスト ①旧約 申命記26章1~11節 ②新約 マタイによる福音書16章13~20節 4、正教師の「神学論文」の課題 『今日における宣教の課題』に、「特に~をめぐって」という副題……

【4745号】主の召しに応えて 伝道のともしび

礼拝を守る伝道の灯 神の愛キリスト伝道所牧師 小池与之祐 神の愛キリスト伝道所は、霞ヶ浦の南岸の茨城県稲敷市光葉団地にあります。神社や寺の絆が強い農村で、礼拝を守る伝道の灯です。 2000年4月に七里教会の東町集会として私の自宅で礼拝が始まりました。 私たちは年金生活で開拓伝道しているので「こころの友」を買う資金がありませんでした。 私は神様に祈り求めました。 日本基督教団伝道委員会が「こころの友」の文書伝道を援助してくださいました。応援教会に感謝し涙を流して種を蒔きました。 「こころの友」を読まれた4人の信徒が、集会の礼拝に来られました。4人が洗礼を受けました。 個人の家は誰でも来られないと言われました。会堂を建てる土地を求めて7年祈りました。神様は土地を買うときに、老後の蓄えを献げる信仰を試されました。 竜ヶ崎教会が関係教会になって土地を買いました。神様は日本基督教団……

【4745号】遠野センター《ハートフル遠野UCCJ》 傾聴ボランティア「お茶っこ」スタッフ募集

◎日時 毎週 火・水・木曜日 7:45~18:00 4月下旬の講習会開催まで、毎週募集(前泊可) ◎資格 臨床心理士および理学療法士、またはそれに準じる方 連続して3日以上活動できる方 ◎問い合わせ・詳細 遠野センター メール:tonouccj@yahoo.co.jp

【4745号】消息

佐久間吉松氏(隠退教師) 12年3月2日逝去、85歳。福島県に生まれる。'56年農村伝道神学校を卒業、'57年飯盛野教会に赴任、生野教会、越生教会、大町教会を経て、'88年より'96年まで益子教会を牧会し隠退した。遺族は息・佐久間牧人さん。

【4745号】働きを祈りのうちに覚える 第2回宣教師支援委員会

第37総会期第2回宣教師支援委員会が、2月6日、教団A会議室において開催された。 始めに、前回宣教師支援委員会議事録が承認され、続いて、事務局より、世界宣教委員会についての報告を受けた。 その後、新任宣教師オリエンテーションに代わり、現在、着任した宣教師を個別に訪問している加藤誠幹事より、受け入れ宣教師の近況が報告された。宣教師の活動状況の報告に多くの時間を用いることが許され、それぞれの任地におけるお働きを祈りのうちに覚えるという宣教師支援委員会の本来の役割を果たすことができた。 今後も、委員会において宣教師の近況報告を継続して行うことの大切さが確認された。 協議事項に移り、宣教師会議2012の企画に関して話し合われた。前回の宣教師支援委員会において提示された宣教師会議2012(案)の中で当初予定されていた日程と場所において開催できないことが分かり、委員会において開催場所と時期につ……

【4745号】希望を持って取り組んでいる 教区教育担当者会

2月7日から8日の日程で、大阪教会、河内長野教会を会場に、第37総会期教区教育担当者会を開催した。 17教区と東京の5支区で教会教育を担当している者が集い、情報の共有と、教会教育のための祈りが一つとされることを目的としている。 この会議は当初東北教区での開催を計画していたが、3・11の震災を経て変更を余儀なくされた。被災地への祈りをもって開かれた会議であったことも報告しておく。 北海教区、京都教区、沖縄教区、東京・西南支区をのぞく17教区・支区からの参加を得た。多くの参加者が与えられたことを感謝したい。 大阪教会・岡村恒牧師による開会礼拝に続き、各教区の教会教育の現場からのレポートを得た。17教区・支区の発表は、各々の置かれている状況や、地域性を反映したバラエティーに富んだものであった。どの現場でも独自の工夫があり課題があり労苦がある。一つひとつの活動の継続性という共通の課題がある……

【4745号】被災したお友だちを覚えて 第5回教育委員会

2月8日から9日の日程で、大阪教会を会場に第5回教育委員会が開催された。今回、大阪での開催となったのは委員会に先立って、教区教育担当者会議が当地で開かれたためである。 今回、委員会の協議事項の中心となった一つは、全国の諸教会に呼びかけたクリスマス献金の用い方である。今年度のクリスマス献金の全国の呼びかけ趣意書では「被災したお友だちを覚えて」ということをアピールした。このことを覚えてささげた教会・教会学校も少なくない。「被災したお友だちを覚えて」ということを具現化するためにどのように集められた献金を分配することができるだろうかと議論した。 協議の末、教団の救援対策本部の救援募金を通して、奥羽教区、東北教区、関東教区に、また一部は救援対策本部の活動のためにささげることとした。 またクリスマス応援セットの送付先の検討も行った。昨年度の応援セットの送付先である西伯法勝寺教会へ北畠友武委員が問……

【4745号】互いの課題と痛みを通して互いが近づき 第13回台湾基督長老教会と日本基督教団との教会協議会

「第13回台湾基督長老教会と日本基督教団との教会協議会」が、2月20日から23日にかけて台南の真理大学麻豆キャンパスを会場に行われた。 出席者は日本基督教団(以下教団)より、石橋秀雄議長、内藤留幸総幹事始め18名、台湾基督長老教会(以下PCT)より石蓮城議長、張徳謙総幹事始め37名。 東日本大震災と台湾において2009年に700人近くの犠牲者を出した大水害(八八水災)との共通の痛みに祈り、その対応を互いに学ぶことを通して両者の関係をより強固にしていくことが、今回の協議会の目的であった。 真理大学は、PCTが直接運営する大学であり、広大な自然の中に宿泊施設も備えられた豊かな会場であり、また八八水災により浸水し、貴重な図書などに被害を受けた現場でもあった。 20日の開会礼拝ではPCT総会議長の石連城牧師から、東日本大震災への慰めと祈りが語られ、PCTと教団との災害と宣教における協力関係……

【4745号】信仰者としての農に対する姿勢 松山で伝道委員会、「農」に関する協議会

第37総会期第4回伝道委員会 第37総会期第4回伝道委員会が2月27日~28日、松山城東教会(四国教区)において開催された。28日午後から同じ会場で開催される第8回「農」に関する協議会の、最終確認をも兼ねた委員会であった。 議事に先立って川﨑善三委員の説教による開会礼拝を行った後、以下の主な案件を取り扱った。 2012年度開拓伝道援助申請に関する件(3件)では、矢板教会(関東教区)、千葉北総伝道所(東京教区)、桃花台伝道所(中部教区)からの申請を受理し、各240万円の援助を行うことを決定した。 2011年度後期分会堂貸出金申請に関する件(1件)では、茨木東教会(大阪教区)からの申請を受理し、1千万円の貸出を行うことを承認した。 伝道アイデアアンケートについては、集計作業に時間がかかり、現段階で各教会に提供できる形には至っていない。任期中に発行できるようスケジュール調整を諮り次……
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