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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4746号】被災教会再建・復興計画報告に 教団救援対策本部第9回会議

2012年4月21日
2月27日、教団会議室にて、教団救援対策本部第9回会議を開催した。 2月24日現在での国内募金総額は2億6、996万3、762円、海外からの献金総額は2億968万1、305円であることが報告された後、海外献金プロジェクト小委員会および救援対策室(11号室)から、仙台エマオ・石巻エマオの活動状況の報告、第1回こひつじキャンプの報告等がなされた。 続いて、奥羽・東北・関東の各教区から、被災教会の再建・復興計画および支援活動状況の報告がなされた。被災教会の修復・再建に関しては、修繕工事(応急処置)を行なっている教会、土地取得・会堂建築の準備を進めている教会、教区からの支援(資金立替え)を受けて修復・復旧工事を終えた教会などの報告がなされた。 その他、「東日本大震災救援対策本部ニュース」第2号発行、「311祈りのしおり」作成・発送、「被災3教区幼児教育(幼児施設)担当者会」開催等が報告された……

【4746号】荒野の声

▼同じ町内に住む婦人から突然の電話があり、葬儀を依頼された。この人とは全く面識がないが、会って、子細を聞いた。80才を超える夫婦間で、日頃話していたと言う。「その日が来たら、あの教会で葬式をしてもらおうね」。その家から、教会の屋根の十字架が見える。かつては、礼拝前の鐘の音も聞こえた。▼夫婦は礼拝に出たことは一度もない。それでも、教会に憧れか、少なくとも、好感を持っていたのだ。長男が中学までは教会学校に出席していた。また、高校まで近くのキリスト教主義学校に通っていた。▼受難週の最中、一年中で一番忙しい時だが、日程を調整して何とかやりくり出来そうだ。それも御心かと、受難日の葬儀を引き受けた。何しろご近所だ。当人にとっては人生の最大事、これを断わるのと受けるのとでは、教会への印象度に大きな差が出る。ご近所だから、近所の人々の列席もあるかも知れない。▼ところで、礼拝前の鐘の音は、10年ほど前に止め……

【4746号】マンガ アニメ聖書展in東京

▽日 時 2012年5月12日(土)10時~17時 ▽会 場 教文館・ウエンライトホール ▽入場料 大人1、000円 中学生以下500円 ▽目 的 聖書に関係するマンガ、絵本、アニメビデオを通し青少年に福音を伝える。 ▽内 容 マンガ聖書等の展示・ミニライブ・パネルディスカッション・メッセージ ▽詳 細 実行委員・内野正(047-349-1530、日本基督教団清水教会員)まで。

【4746号】消息

北久保勝也氏(隠退教師)  12年3月14日逝去、87歳。東京都に生まれる。'53年日本基督教神学専門学校を卒業、同年京都丸太町教会に赴任、和戸教会、熊谷教会、長崎古町教会を経て'95年まで洗足教会を牧会した。遺族は娘・巖崎悦子さん。

【4746号】講 評

春季の試験では、正教師は再受験者のみで、神学校を卒業・修了した補教師の受験者が多くなります。 それだけに、面接試験において、伝道者として召され、遣わされる者としての覚悟を厳しく問う場面が、多々ありました。 学科の試験はできていても、神の召しについて、また宣べ伝えるべき福音の内容について、言葉が整わない受験者もありました。 改めて、神に召された者として立てられ、遣わされていく事実を、厳粛に受けとめていただきたいと思います。 補教師として教会・学校に仕える日々の営みが、そのまま正教師試験受験の準備になります。御言葉を説くことに全力を注ぎ、説教者としてたゆみなく成長して行かれることを望みます。 また神の民の歴史を振り返りながら、私たちが生きる今という時を神から捉え返していくセンスを磨いてください。祝福を祈ります。 第37総会期教師検定委員長 東野尚志

【4746号】2012年春季・補教師検定試験問題

教憲教規および諸規則・宗教法人法(60分) (A,B,CⅢ) 次の2題に答えてください。 1.「教憲教規および諸規則」が示す教団の教師とは何であるかを述べてください。 2.あなたが4月から赴任された教会に於いて、『教会規則』を変更することになりました。そのために為さなければならない必要な手続きを「教憲教規および諸規則」と「宗教法人法」の規定に沿って、その発議から完了に至るまでのすべての手続きを順序正しく(=時間系列に沿って)述べてください。 旧約聖書神学(60分)(B,CⅢ) 次の2題に答えてください。 1.旧約聖書におけるキリスト証言について、述べてください。 2.エレミヤ書の内容と思想について、述べてください。 新約聖書神学(60分)(B,CⅢ) 次の2題に答えてください。 1.共観福音書におけるキリスト論的称号を2つ以上挙げ、テキストを示しつつ論じてくだ……

【4746号】2012年春季教師検定試験 遣わされる者としての覚悟が問われ

個人面接を試験と位置づけて 2012年春季教師検定試験が2月28日~3月1日、東京会場(教団会議室4階、6階)において実施された。1日目は開会礼拝の後に学科試験、2日目と3日目は全体会の後に個人面接試験という日程であった。 今回初めて、教師検定規則改正第4条3号(36総会期常議員会で可決)に基づいて試験が実施された。従来、大学神学部を経ないで教団立および認可神学校大学院に入学し卒業予定の補教師志願者も、Aコース受験(学科試験は教憲教規および諸規則・宗教法人法の一科目、提出課題は説教一編を課す)が認められていた。しかし正教師検定受験時に基礎学力不足が露見するケースが相次ぎ、問題が指摘されていた。規則改正により、在学中に履修した学部科目を教師検定委員会が認定し、未履修科目を受験科目に加えて試験が行われることとなった。 今回の受験志願者総数は67名。内訳は補教師が57名、正教師9名、転……

【4746号】NCC議長に、小橋孝一氏 総幹事に、網中彰子氏

日本キリスト教協議会(NCC)第38回総会が、3月26~27日、日本聖公会聖アンデレ教会を会場に、70名の議員が出席し開催された。 冒頭から、会議の成立要件を巡って議論が紛糾するなど、波乱の幕開けであった。 過去10年以上にもわたり、NCCの活動全般、特に社会問題への取り組みの姿勢、教団の分担金査定について、教団とNCCには、少なからぬ意見の不一致があった。 最近には、現行の常議員制度から、参加団体から一名ずつの理事を得ての運営に、機構を改革するという案についても、負担金との絡みで議論があった。 しかし、今総会においては、現行の常議員制度が継続されることとなり、新執行部が組織された。 教団から、議長に小橋孝一牧師(新島教会)、総幹事に網中彰子牧師(ベテル教会)が選出され、東日本大震災への対応、機構改革と重大な局面で、重い責任を担うこととなった。

【4746号】キリスト教施設での「協働」と伝道 「十字の園」での実体験から

主題講演Ⅱ「伝道と伝道協力」は、1日目夜、夕食休憩後の午後7時より行われた。 講師は平井章氏(社会福祉法人十字の園理事長、日本キリスト教社会事業同盟総監事)。 1時間あまりの講演は、後の夫人に「クリスチャンでない人と結婚する気持ちはない」と言われたことが、教会・信仰との出会いに繋がったという、氏の結婚の逸話から始められた。「そのような者が、キリスト教福祉の施設長として働き、社会事業同盟総監事として、この場に立っていることに不思議を感じる」と述懐した。このことは、単に興味深いエピソードであるにとどまらず、講演全体の背景色となっていた。 十字の園に属する特養老人ホームの一つに、ノンクリスチャンの施設長を採用した。この人の夫人はお寺の住職の娘、本人も得度し、お坊さんの資格を持っており、施設長として既に10年勤めている。その中で、「キリスト教精神でなければ福祉は出来ない」と確信するに至り、つ……

【4746号】「伝道協力について」のテーマで4人が発題 分団で自由活発な意見交換も

第2日目、午前には4つの発題、昼食を挟んで8つの分団での協議、午後には分団報告を含む全体協議を行なった。 発題は「伝道協力について」のテーマで宣教協力学校協議会、伝道方策検討委員会、東北教区、四国教区から各15分ずつ行なった。 宣教協力学校協議会から本田栄一氏(桜美林中学高校)は、「伝道協力-キリスト教学校の役割と課題」と題して、北陸学院、女子学院、そして桜美林中学高校とキリスト教学校に勤めてきた者として宣教協力について一緒に考えたいとした。まず、ユニセフ「先進国の幸福度調査」(2007年)、日本青少年研究所調査(2008年)、東京都教育委員会調査(2009年)によって、日本の子どもたちの孤独感、中高生の自己能力に対する不安、自己否定の感情が高いといった調査結果を紹介した。このような子どもたちを取り巻く状況からキリスト教学校はどのような教育を行い子どもを育てるかという課題として、「ひと……
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