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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4749号】消息

2012年6月2日
柴田 勝氏(北星学園女子中学高等学校教務教師) 05年11月26日逝去、70歳。滋賀県に生まれる。'60年東京神学大学大学院修了、同年札幌教会に赴任、渡米しマウントバーノン教会、日米合同教会を経て、'73年より北星学園女子中学高等学校に勤めた。 遺族は、妻・柴田敬子さん。 北久保勝也氏(隠退教師) 12年3月14日逝去、'87歳。東京都に生まれる。'53年日本基督神学専門学校を卒業、同年京都丸太町教会に赴任、和戸教会、熊谷教会、長崎古町教会を経て'67年より'95年まで洗足教会を牧会した。 遺族は、娘・巌崎悦子さん。 鎌谷きよ氏(隠退教師) 12年4月2日逝去、96歳。群馬県に生まれる。'38年神戸女子神学校を卒業、'54年新発田教会に赴任、倉吉教会を経て'86年まで八頭教会を牧会し、'87年隠退した。 遺族は、娘・深井光さん。

【4749号】福島第一原子力発電所事故に関する議長声明

福島第一原子力発電所事故に関する議長声明 2012年3月27日 日本基督教団総会議長 石橋 秀雄 「地とそこに満ちるもの、世界とそこに住むものは、主のもの。」    (詩編24編1節) 東日本大震災の発生から一年が経過しました。2012年3月11日現在で、死者15,854名、行方不明者3,155名という厳しい現実を前に、主なる神の憐れみを願い求めます。 被災し、今なお大変な困難の中で生活しておられる方たち、福島第一原子力発電所の事故による放射能汚染により、将来の不安を抱える中で、その生活の場から避難することを余儀なくされている方たちを覚え、主の支えと導きを心よりお祈りいたします。 日本基督教団では、震災後直ちに被災者・被災地の救援と支援活動を開始し、今日に至るまでその活動を展開しておりますが、このことのために教団の諸教会のみならず、海外の多くの教会において祈りがなされ、支援が継……

【4749号】世界各地での困難な宣教の働きを覚えて 第3回世界宣教委員会

3月19日、キリスト教会館遺愛会議室で、今期第3回世界宣教委員会が開かれた。1月27日の開催が、インフルエンザ、雪のため交通途絶などにより定足数を満たさず、流会となったので、この日の開催となった。 報告の中で、アルゼンチン・ブエノスアイレスの在亜キリスト福音公同教会責任者谷智恵子さん(前牧師夫人)が自宅前で強盗の襲撃に遭い、重傷を負われて1月10日逝去されたことを聞き、痛みをおぼえた。 <RUBY CHAR="洛雲海","ナグネ">(韓国、長老会神学大学)、齋藤篤(ドイツ、ケルン・ボン日本語キリスト教会)、ベルトラン小川文子(フィリピン、ボホール・ゴスペル・サテュレーション・プロジェクト)各宣教師の派遣式をそれぞれ行ったこと、台湾長老教会(PCT)との教会協議会が台湾の真理大学で行われ、教団より17名が参加し、震災援助関連のことをテーマとして協議が行われたこと。また、米国合……

【4749号】会堂・牧師館再建支援委員会設置を協議 教団救援対策本部第10回会議

3月23日、教団会議室にて、教団救援対策本部第10回会議を、震災から一年を経過した被災者および被災地にある教会の歩みの上にさらなる主の支えを願う石橋秀雄本部長の祈りによって開会した。 まず、3月24日現在での国内募金総額が3億245万9、758円、海外からの献金総額が2億968万1、305円となっていることが報告された。また、海外献金プロジェクト小委員会および救援対策室(11号室)から、エマオ笹屋敷開所式、エマオ石巻ワーク、こひつじキャンプ、ハートフル遠野等の報告がなされた。 続いて、奥羽・東北・関東の各教区から、震災一年を覚えての礼拝の開催、教会再建に向けての現状、諸支援活動の内容等が報告された。また、被災3教区の各支援担当者が集まり、各教区における支援活動の現状などの情報交換をする予定であることが報告された。 なお、以上の報告を受け、これらの教団の救援活動の状況を、海外の諸教会に……

【4749号】釜ヶ崎弾圧裁判報告

3月28日、大阪地方裁判所は、いわゆる四・五釜ヶ崎弾圧事件の判決を下した。 被告らは共謀し、4人全員有罪との、不当な判決だった。自由・平穏な日本において、どのような事情であれ、投票所の静謐を乱す言動をしてはならない、と。 事は2007年3月、大阪市が釜ヶ崎解放会館などを住所としていた2088人の日雇い労働者や野宿者たちの住民票を、居住実態がないとして、一斉に職権消除したことにそも遡る。 住民票を消除された人々の多くが、生活上の不便を強いられ、また誰にも保障されているはずの投票権を行使できなくなった。 一定条件を満たせば投票できると約束した大阪市は、しかしその周知活動をほとんどしなかった。 釜ヶ崎医療連で働く大谷隆夫教師を始め、釜ヶ崎の労働者の権利のため闘ってきた人たちが、市に代わって投票を呼びかけ、付き添い・監視活動を選挙のたびに行って来た。 2010年7 月の参議院選挙時にも……

【4749号】教区支援委員会設置を決定

北海教区 4月30日~5月1日、札幌北光教会を会場として第72回北海教区総会が開催された。開会時の出席正議員は、127名中105名だった。 点呼後、4年にわたり教区分担金未納を続けている札幌教会の議員資格を問う質問があった。久世そらち議長は「未納により議員資格を消失する規定は教区規則にはない」と答弁した。 組織会に続く開会礼拝では、聖餐、3名の正教師按手が執行された。按手礼式に先立ち、二種教職制の問題指摘が従来どおり司式者によって述べられた。 「議長総括」で久世議長は、まず「時代の状況の中で」として東日本大震災後の被災地支援対応を報告した。この中で「北日本宣教会議」を北海教区担当にて11年10月に東北・奥羽両教区からも参加を得て開催できたことを報告した。 次に「教会内外の課題」として現住陪餐会員数、礼拝出席者数の減少、教会員高齢化が顕著で財政状況も厳しいことを述べた。また、2……

【4749号】「教師戒規免職」巡る建議案可決

九州教区 第62回九州教区定期総会は、5月3・4日、九州キリスト教会館にて開催された。開会時出席正議員は237名中187名。 1日目午前の議事で議長報告、次いで受按者・受允者承認に関する件を承認。准允式が行われ、3名が受允した。 午後、諸報告についての質疑では、按手礼式と正教師就任式の関係について議論が交わされた。九州教区では総会決議に基づき、受按教師の牧する教会を会場に按手礼式が執行される。正教師就任式は同日でなく「別の日に改めてすれば良い」また「正教師就任式はしなくても良いもので、むしろ二種教職制問題が露顕するのでふさわしくない」とする常置委員会での意見に対し、「会場教会の負担に配慮してほしい」「就任式を望む教会の声を受け止めてほしい。そうでないと『教区議長挨拶』で教団に対し、教会の主体性を主張した姿勢と矛盾するのではないか」と質問がなされた。深澤奨議長は「按手礼式は教区、就……

【4749号】荒野の声

▼我が教会は、建て増しや改修を重ねてきたせいで、建物の統一性に欠ける。それが如実に表れるのは、天井灯などのスイッチ類だ。礼拝堂照明のスイッチ板は、隣接の部屋にあり、上から天井の奧側の部分、手前の順。集会室は部屋の中にあり、上から換気扇、手前側、奧の順。手洗いは換気扇が一番下。エアコンも同様で、部屋毎に勝手が違う。教会台所、流しのレバーは押し下げると水が出、牧師館は逆。一番新しい教会手洗いは、手をかざすだけの自動。▼以上のことは、しばしば間違えるものの安全性には問題がない。しかし階段のスイッチは危険だ。一歩降りた所にスイッチがあるので、上りは良いが、下りだと闇の中で奈落に踏み出す危険がある。実際何回かヒヤリとした。▼かような次第で、闇の中でスイッチを探すのは危ない。停電時、先ず懐中電灯が先だと、冷静に判断、探したが常備している筈の場所にない。懐中電灯を探すべく思わず叫んだ「天井灯を点けて」。……

【4749号】東日本大震災支援の協議会

四国教区 第70回四国教区総会は4月30日~5月1日、高知教会を会場として開催された。 開会時出席正議員は155名中125名。 開会礼拝では矢野敬太牧師(愛南)が説教、廣澤幹夫牧師(川上)の司式により聖餐式が執り行われた。 第1日目冒頭では、昨年度からの東日本大震災救援・支援への取り組みの継続、教区規則文言の整理等について、「議長メッセージ」が語られた。 その後、諸報告を扱い、教団総会議員選挙が行われた。夕食の時間中には各分区の近況報告、新任教師紹介があり、互いの教会の一年の歩みを覚え合うひとときとなった。 夜には、「東日本大震災支援」と題し協議会を開催。森分望伝道師(八幡浜)より宮古教会・被災地への支援活動報告、広瀬満和牧師(三津)より「エマオへの道・四国」(東日本大震災ボランティアを送る会)活動報告がなされた。 更にボランティア活動に参加した教師から「被災地へ行ってみ……

【4749号】大谷教師の裁判に支援決議

大阪教区 5月3日~4日、大阪女学院ヘールチャペルを会場に第57回大阪教区定期総会が開催された。開会時出席正議員は297名中202名。 准允式、聖餐式を含む開会礼拝が行われ、その後、「原発100キロの地で子供たちと生きる」と題した講演が片岡輝美氏によってなされた。夕食を挟んで諸報告がされ、1日目の日程が終了した。 2日目は、会計関係の議論から始められた。特に、繰越金の処分案とそれに基づく新年度予算案について、活発な議論がされた。昨年度会計において教区は多額の繰越金を出している現状があり、それならば新年度予算において負担金を減らすなどの対応ができないかどうか、実績に基づいた予算案を組むことができないか、そのことが議論の中心であった。それぞれの教会の財政が逼迫している状況は大多数が認めることであったが、負担は単なる負担ではなく恵みである等の意見も聞かれた。議論の末、繰越金処分案、……
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