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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4745号】互いの課題と痛みを通して互いが近づき 第13回台湾基督長老教会と日本基督教団との教会協議会

2012年4月7日
「第13回台湾基督長老教会と日本基督教団との教会協議会」が、2月20日から23日にかけて台南の真理大学麻豆キャンパスを会場に行われた。 出席者は日本基督教団(以下教団)より、石橋秀雄議長、内藤留幸総幹事始め18名、台湾基督長老教会(以下PCT)より石蓮城議長、張徳謙総幹事始め37名。 東日本大震災と台湾において2009年に700人近くの犠牲者を出した大水害(八八水災)との共通の痛みに祈り、その対応を互いに学ぶことを通して両者の関係をより強固にしていくことが、今回の協議会の目的であった。 真理大学は、PCTが直接運営する大学であり、広大な自然の中に宿泊施設も備えられた豊かな会場であり、また八八水災により浸水し、貴重な図書などに被害を受けた現場でもあった。 20日の開会礼拝ではPCT総会議長の石連城牧師から、東日本大震災への慰めと祈りが語られ、PCTと教団との災害と宣教における協力関係……

【4745号】信仰者としての農に対する姿勢 松山で伝道委員会、「農」に関する協議会

第37総会期第4回伝道委員会 第37総会期第4回伝道委員会が2月27日~28日、松山城東教会(四国教区)において開催された。28日午後から同じ会場で開催される第8回「農」に関する協議会の、最終確認をも兼ねた委員会であった。 議事に先立って川﨑善三委員の説教による開会礼拝を行った後、以下の主な案件を取り扱った。 2012年度開拓伝道援助申請に関する件(3件)では、矢板教会(関東教区)、千葉北総伝道所(東京教区)、桃花台伝道所(中部教区)からの申請を受理し、各240万円の援助を行うことを決定した。 2011年度後期分会堂貸出金申請に関する件(1件)では、茨木東教会(大阪教区)からの申請を受理し、1千万円の貸出を行うことを承認した。 伝道アイデアアンケートについては、集計作業に時間がかかり、現段階で各教会に提供できる形には至っていない。任期中に発行できるようスケジュール調整を諮り次……

【4745号】イースターメッセージ 起き上がりなさい

横たわる人々 エルサレムというのは都です。王宮があり、また神を礼拝する神殿がありました。大きな祭りのときにはユダヤ各地から、また世界中に離散しているユダヤ人たちが集まって来ました。イエスも(弟子たちと共に)そのときエルサレムに上られたと記されています。 城壁のめぐらされた街ですから、出入りするいくつかの門がありました。その中の一つ、羊の門と呼ばれる門のかたわらにベトザタという池がありました。 そこに大勢の病気の人が横たわっていました。「横たわっていた」(ヨハネ5・3)というのはむろん事実を言っているわけですが、同時に、そこにいる人々の生きざまを表現している、とも言えるのであります。ぐったりと横たわっていた、というような姿であります。気力を失なっている様子です。 なぜそうした病人がそこに横たわっていたのか。一つの理由は、おそらく、都に来る人々の施しを受けるためであったでしょう。そ……

【4744号】教区活動連帯金について

2012年3月24日
先の総会からの継続事項の一つに教区活動連帯金配分に関する新制度の提案がある。単に配分方法を再検討するだけではなく、教区活動における連帯とは何か、また連帯の方法についての新たな提案をなすことが求められている。 この使命を託された委員会は、常議員会に対し2度にわたり新たな制度設計を提案してきた。 第27総会の決議に基づき、教団に所属する全教会が経常会計の1%を拠出し、これを3等分して教区と各個教会の伝道活動に用いるという提案である。詳細は教団新報関連記事をご覧頂きたい。 この提案は発表以来、各個教会の負担増に繋がるというご批判を頂いている。尤もなご心配であると思う。 これについて私は、この提案と同時進行で検討すべきことがあると考えている。 それは教団総会の思い切ったスリム化等に収斂するであろう教団政治機構の大幅な縮小ということである。全てのことを、現在の教団の実力に見合ったものとし、……

【4744号】人ひととき 布施 英雄さん ウェスレーの騎士を目指して

1924年生まれ。社会福祉法人愛隣団・財団法人共愛館理事長、キリスト教社会事業同盟顧問、頌栄教会員。 終戦間もないある日のこと「教会ではパンと葡萄酒が出て、歌も歌える」と聞き、仲間を誘って4人で出掛けた。パンと葡萄酒はダメだったが、気分よく讃美歌を歌えた。みんな優しくて、居心地がよくて、教会に行くのが楽しくなった。生齧りの信仰だったが洗礼も授けられ、念願のパンと葡萄酒に与れた。日曜学校の小学科を担当し、開拓伝道にも参加した。 1949年、大学の建築科に進むと決めたころ、ボランティアを頼まれて行ったのが社会事業施設の愛隣団。創立者のサンビー宣教師が、奉仕によって主に仕える「日本のウェスレーの騎士団」になぞらえて命名した。意義深い働きだが、自分の人生とは別の世界だと感じていた。 そのとき「上野で収容した浮浪児たちが、ベッドの上でなく下に潜って寝ている。そのほうが安心して眠れるという。……

【4744号】謝恩日献金、祈りをもって努力する 第3回年金局理事会

第37総会期第3回年金局理事会がさる1月27日(金)教団会議室で開催され、教区代表理事、東京教区支区代表を含め23名(沖縄教区は欠員)が出席した。 謝恩日献金1億1千万円を含む「2012年度年金局財務計画」、および2008年7月に承認・改正された「教師退職年金等規則」により、反映される「教師退職年金審査会規則」と「退職年金等規則施行細則」の条文番号を訂正すること、同時に名称「退職年金等規則施行細則」を教師退職年金等規則施行細則」に変更する2議題を討議し、承認された。この議題は2月開催の第37総会期第5回常議員会に提議され、承認を求めるものである。 謝恩日献金の状況は昨年同時期より減少傾向にある。各教区代表理事が教区の状況を報告した。大震災の影響、高齢化、人口減少等で教会員、教会、教区の財政も苦しいが「必要な物は神様に献げるという素朴な思いで謝恩日献金に祈りをもって努力する」とある教区代……

【4744号】主の召しに応えて 伝道のともしび

わたしは福音を恥としない 高原教会牧師 大坪 直史 私たちの教会、日本基督教団高原教会は、1918年、米メソヂスト教会婦人部が派遣した婦人伝道者の開拓伝道により、日本メソヂスト泡瀬教会として創立されました。その後、日本基督教団、沖縄キリスト連盟、沖縄キリスト教会、沖縄キリスト教団、再び教団所属の教会として歩み、名称は、立地の移転に伴い、三浦教会、桃原教会と改称し、1952年には、現所在地である沖縄市高原(旧・美里村字高原)に落ち着きました。 戦中、教会堂と牧師館が焼失しましたが、信徒たちは山中にて礼拝を守り続け、戦後は米軍払下げのコンセット・ハウスを教会堂として用い、それが台風によって倒壊するという困難にも見舞われましたが、度重なる危機的状況の中、神は、その都度、高原教会をお支え下さり、伝道のともしびが絶やされることはありませんでした。こうして私たちの教会は今年94年目の歩みを迎えさ……

【4744号】教団年鑑係からのお知らせ

『2012日本基督教団年鑑』の正誤表(A5判1ページ)が出ました。ご希望の方は年鑑をお求めになった書店または事務局まで直接お申込み下さい。 日本基督教団事務局総務部〒169-0051東京都新宿区西早稲田2-3-18(03-3202-0541、FAX 03-3207-3918、E-mail:somu-b@uccj.org)

【4744号】消息

森里忠生氏(隠退教師) 12年2月16日逝去、97歳。兵庫県に生まれる。'37年関西学院大学神学部を卒業、同年芦屋教会に赴任、京南教会、八幡浜教会、豊中教会を経て'73年より'86年まで豊中いわお教会を牧会し、隠退した。遺族は息・森里信生さん(関西学院教会主任担任教師)。 高橋久幸氏(隠退教師) 12年2月18日逝去、86歳。東京都に生まれる。'62年東京神学大学を卒業、同年芝教会に赴任、池袋西教会、辻堂教会を経て、05年まで金沢八景教会を牧会し、隠退した。遺族は息・高橋潤さん(神奈川県在住)。

【4744号】部落解放の取り組みが、 さらに支えられることを願いつつ開催 第5回部落解放センター運営委員会

2月2日(木)~3日(金)、教団会議室において第5回部落解放センター運営委員会が開催された。出席者は陪席者をあわせ延べ25名。 今委員会でも多くの議事の審議や報告が行われたが、特に各教区の取り組み報告時に、それぞれの教区での働きを振り返りつつ「運営委員の役割」を朗読して共有し、思いや抱えている課題、悩みを語り合った。運営委員会を通して各教区での取り組みが支えられることを願ってやまない。また、前回委員会に続いて東京電力・福島第一原発事故による放射能差別についての報告がなされた。 活動献金の目標額は昨年に引き続き700万円、また各教区の活動献金目標額も昨年と同額とすることが承認され、2012年度の予算が承認された。 中間決算報告が行われたが、厳しい財政状況が続いている。活動献金の目標達成に向けて呼びかけていくと同時に、組織や活動の見直しが進められている。センターの機構や活動の「みなおし委……
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