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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4687号】荒野の声

2009年11月28日
▼猿を捕まえる方法をご存知だろうか。猿の手がギリギリ入るような口の小さい壺の中に、猿の大好きな食べ物を入れて置く、すると猿は壺に手を突っ込んで中の食べ物を掴む。当然握り拳になり、最早手を引き抜くことが出来なくなる。▼握るのを止めて拳をゆるめ食べ物を離したら、簡単に手を抜くことが出来る。しかし、猿は一端握ったものを手放すことをしないから、壺から手を引き抜くことが出来ずに、そのまま捕まってしまうのだそうだ。▼日光で猿が大暴れしている。何度もニュースで見た。しかし日光で、この方法を使って猿を捕まえたと言う話は聞かない。実際には、こんな方法で猿を捕まえることなど出来はしない。▼一度握ったものを手放すことが出来ずに、まんまと捕まってしまうのは、猿ではない。それは人間だ。一端握ったものを手放すことが出来ずに、その奴隷となってしまうのは人間だけだ。▼高い木に登って下りることが出来なくなった猫や熊の子がい……

【4687号】それぞれ難題を抱えた諸委員会報告 センター明確化方針決定は困難な状況

  一日目夕食休憩後のセッションでは、議事日程に従い順次議事が進められた。 「能登半島地震」被災教会会堂等再建支援委員会報告の件では、長山信夫委員長より、原田謙委員の病気辞任に伴い木下宣世委員が補充されたことが報告された。その上で、委員会として心砕いているのは、募金状況であるとし、2300万円の目標未達、年内達成が危惧されており、支援先の復興計画が具体化する中で、なお一層の協力を願うと述べた。 センター明確化推進小委員会報告の件では、欠席の後宮敬爾委員長に代わり、鈴木功男委員より報告を受けた。現在、桜井圀朗氏(東京基督教大学教授)による学習会など、今後の歩みにおいて、コンサルタント的な助言を得つつ進め、12月に最終方針を確定する予定。しかし、各センターが方針を明確化できないままでいる現状があり、来年9月までの方針決定は難しい状況になっていると述べた。 伝道……

【4687号】第36総会期 第3回常議員会 幹事任用論議に時間を費やす 連帯金問題でも激しい議論

  第36総会期第3回常議員会は、10月19日から2日間、教団会議室で、30人中開会時28人が出席して開催された。 開会早々、「要求陪席を認めるべきでない」「かつて要求陪席者によって常議員会が混乱した」「今後のあり方を検討してほしい」など、要求陪席についての発言が相次いだ。山北宣久議長は、「今総会期第1回常議員会の冒頭、節度ある要求陪席は認めるとの方針を明らかにし、受け入れられた」とし、一括承認を求め、賛成19人で承認された。 続く前回記録承認議案で、幹事任用議案に関し、北紀吉常議員が「幹事解任の理由を明記せよ。総務幹事の辞意も、事態を一任された三役、総幹事が当然慰留すると議場は思っていた。議事録の記載に疑義がある」と発言し、第1日目の大半の時間を費やした幹事任用論議が始まった。長崎哲夫東京教区議長は、「陪席者を全員退席させて解任を決めたのは、日ごろ人権を唱えて……

【4686号】教団の会議について思うこと

2009年11月7日
教団の教憲4条には『本教団は教憲および教規の定めるところにしたがって、会議制によりその政治を行う』とあります。教団が行う会議制による政治とは、いわゆる長老制でも会衆制でも監督制でもなく、それらとは異なる教会政治形態を取り入れているというわけです。教団総会を初め、教区総会、教会総会の他、教団の宣教を担う各委員会なども会議を通して事を決め、それを実行していくというのです。 教団の会議制で大切な点は、教会の会議の持ち方にあります。教会会議は当然のことながら祈りをもって始め、祈りをささげて終ります。このことは教会会議には生ける主キリストが働かれ、主のみ心が示されると皆が信じていることを表しています。 したがって、会議のメンバーたちが議題を審議する際に大切なことは、なによりもまず、その議題について主キリストのみ心はどこにあるのかを考えつつ語り合うことではないかと思います。熱心さのあまり、ただ自分……

【4686号】人ひととき 矢崎 容子さん

主への讃美に生かされて 「信仰の原風景」をキリスト者はそれぞれにもつ。クリスチャンホーム育ちの容子さんにとって、それは日本基督教団諏訪教会の礼拝での讃美歌だった。会衆の歌声が自然と四重唱になっていく美しさに惹かれた。中高生の頃、足が遠のきがちになっても、讃美歌に魅せられて年数回は教会へ足が向かった。 就職を機に東京へ。知人の紹介で聖ヶ丘教会のクリスマス・イヴ讃美礼拝を訪れた。あるとき、率先して会堂清掃をしている山北牧師を見て「本物だ!」と感じた。その姿に、私たちの救いのため、罪にまみれた人間の世界に到来されたキリストの出来事が重ね写しになった。やがて自分が言い知れない不安の中で求めていた「絶対に変わらず、動かず、崩れないもの」、それは神の愛であると知らされ、信仰を告白し洗礼を受けた。 受洗以来、聖歌隊員として奉仕し続けている容子さんは「原風景」を思い起こしつつ、「嬉しい時だけでな……

【4686号】「インド・スマトラ・フィリピン被災者救援募金」のお願い

主の御名を賛美致します。 9月末インド南部は集中豪雨による洪水に見舞われ270人が死亡、250万人が家屋を失いました。インドネシア・スマトラ島沖では強い地震があり、死者・行方不明者は1,000人を超えました。フィリピンでは10月3〜4日にかけて前の台風16号に続いて17号「バァーマ」が直撃、死者は375人に上ります。 現在各地域では救援、支援活動が活発に行われています。社会委員会は すでに被災者支援活動をはじめたAction by Churches Together (ACT) International の呼びかけに応えて緊急救援募金を行いたいと思います。ご協力をお願いいたします。 2009年10月15日 日本基督教団社会委員会委員長  福井博文 記 ◎募金期間 2009年12月末 ◎目標額 特に定めず ◎送金先 加入者名/日本基督教団社会委員会 ◎郵便振替 00150……

【4686号】信愛荘を支えるための チャリティーコンサート

東京クローバークラブ演奏♪ 信愛荘を支えるための チャリティーコンサート ◎日時 2009年11月28日(土) 14:00開演(13:30開場) ◎場所 東洋英和女学院 マーガレット・クレイグ記念講堂 ◎演奏 東京クローバークラブ、ムジカ・インフィニタ(賛助)、小川明子(アルト)、荒井牧子(オルガン)、小林香太(指揮) ◎チケット 2,000円 ◎問い合せ 信愛荘主事・池田浩二(℡0428-22-2283)

【4686号】ドイツ留学奨学金公募

◎資格 神学・基督教学で修士課程修了程度 ◎募集奨学生 若干名 ◎応募期限 1月18日 ◎問合せ先 NCC・峯田敏幸(℡03-3203-0372)

【4686号】お会いしましょう

「キリストこそ わが救い」これは、プロテスタント伝道150年記念行事の標語です。この標語のもとに、記念式典に集い、喜びを共にしましょう。聖書の歴史も、教会の歴史も、大切な節目では、みんなで集い、讃美し、祈ったのです。 「ありがとう150年、つなごう200年、主とともに」これは、信徒大会の標語です。全国の信徒が信徒の名で呼びかけて一堂に会するのは40年振りになります。継ぐ責任を集うことで示しましょう。 ♦11月22日(日) 東京山手教会で ♦11月23日(祝) 東京青山学院で お会いしましょう。 伝道150年記念行事 準備委員会委員長

【4686号】献身のとき No.8

素通りしていくのか! 堀地 正弘(河内長野教会牧師) 早いもので、神学校に入学してから20年が経ちました。しかし、献身の志を与えられた日のことは、今でもはっきりと覚えています。 当時、就職したばかりの私は、求道中の友人(女性)に誘われて教会に通うようになりました。それから約1年後の神学校日の礼拝で、「収穫は多いが、働き手が少ない」との御言葉に捕えられ、神様に降参して、献身の道を歩み始めることになったのです。 そのときの経過は、こうでした。その年の夏頃、私を教会に誘ってくれた女性との結婚話が浮上しまして、2人で牧師に相談したのです。これを契機に、2人とも同じ日に洗礼を受けることとなり、結婚式も教会でお願いすることになりました。ところが、通っていた教会が当時会堂建築中で、すでに旧会堂は解体されています。さすがに仮会堂で結婚式は…。途方に暮れていましたところ、牧師が代務者をしておられ……
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