第36総会期の第5回教師検定委員会が、1月25日(月)~26日(火)、教団会議室において、委員7名全員が出席して行われた。
委員長・事務局報告は次の通り。教師検定規則第4条変更の常議員会可決を受けて、変更規則本文と規則運用のための資料を、「教師検定試験受験の手引き」と一緒に各神学校に送付した。「手引き」は、教区事務所にも送付し、教団新報に案内文を掲載、申込みに応じて販売している。12月1日付けで100部印刷し、1月中旬、100部増刷した。
なお、「手引き」に紹介した参考書が絶版で入手できないとの苦情を受けて、教団出版局刊行の書籍についてオンデマンド出版を依頼し、委員会が買い取る形で補助し、希望者に販売することとした。
次いで、2010年春季教師検定試験の準備を行った。試験日程と会場について確認し、補教師受験志願者59名と正教師受験志願者8名の受験資格を、個別に照合した上で確認した。試験に関しては、次のように協議をし、決定した。先ず、提出物(釈義、説教、神学論文等)の採点結果を突き合わせ、合否判定、再提出等、それぞれを確定した。続いて、学科試験問題を作成し、決定した。個人面接については、受験者の居住地に配慮し、原則的に遠距離の受験者から行うこととした。受験費用援助に関して、今回申請書が提出された16件について、これを検討し、承認した。
また、教師転入志願者に対して試験を実施することについて、内規に明記することとした。
最後に、教師検定規則第四条変更を受けて、変更規則に基づく試験実施に向けて、規則運用の手順、今後の作業工程等について協議した。委員会作成の工程表をたたき台として各神学校に送付し、意見を聞くこととした。
◇今回は、転入志願者2名を加えて受験志願者総数は69名(前年比17名減)となりました。神の召しを問いつつなされる受験準備の上に、主の祝福と支え・導きを祈ります。
(東野尚志報)