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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4793・94号】第38総会期第4回常議員会

2014年3月15日
教師養成制度の検討に関する答申提出  第37総会期第3回常議員会(2011年7月4日~5日)で「日本基督教団教師養成制度の検討に関する件」が承認された。教師養成制度検討会議はこれに基づく諮問「日本基督教団における神学教育の歴史的経緯を踏まえた上で、現行の教師養成制度を批判的に検討し、教団の将来を担いうる教師養成のあり方について提言されたい」について、13回の会議を開催し、検討を行ってきた。  今常議員会に岡本知之座長より検討結果をまとめた答申が提出された。  趣旨は、「教団はこれまで、教団立神学校と認可神学校に教師養成をゆだねてきたが、教会をとりまく社会環境の激変と教勢の著しい低下に直面し、豊かな伝道力をもって教会と地域に仕えることのできる人材を育成するために、神学教育の一層の充実を図ることは焦眉の急務であるとの認識に至った。教団における教師養成のあり方を根本的に見直し、21……

【4793・94号】第131回 神奈川教区総会

 教区活動方針について議論、原案を可決  第131回神奈川教区総会は、2月22日、清水ヶ丘教会で正議員235名中、160名出席で開催された。 2名の准允と2名の按手礼が執行された。なお、執行前には志願者の所信表明がなされた。  今総会で最も活発に議論されたのは、次年度教区活動方針関連であった。教区宣教の項目冒頭に「教区を挙げてイエス・キリストの福音を伝道することに全力を注ぐ」を付加する修正案も一括上程されたが、議場から「修正案に関しては、伝道との言葉を入れることに意図的なものを感じる」、「全力とは何を意味しているのか」との声が挙がった。修正案には、文言を教区活動基本方策案の前文に置く修正動議が提出された。これ以降も議論は続き、「原案において、伝道は自明であり、大前提であるので、敢えて挿入する必要はない」、「私たちが信頼するのは、福音の力である。神が与える福音の基盤に立って全力を……

【4793・94号】▼予算決算委員会▲教団総会予算縮小について議論

 第38総会期第4回予算決算委員会が1月30日に教団B会議室において行われた。  冒頭、総幹事より会館問題の現状について検討資料と共に報告がなされた。 以下の議事がなされた。 1.2013年度第一次補正予算に関する件  一部の委員会において予算の枠を越えた支出が見られるため、予算主義の原則を再確認することを担当幹事に求めると共に、支出超過となった原因を調べて当委員会に報告してもらうこととした。  以上を踏まえた上で、補正予算を承認した。 2.負担金算定に関する件  負担金算定方法はここ数年、各教区の収入と支出の差に基づいて算定する方法をとってきたが、教規では経常支出に基づくと定められているため検討を重ねてきた。これについて、収支差額方式は既に慣例となっており、各教区は納得しているのではないか、今この時に変える必要性があるのかとの意見も出されたが、教規に基づくと……

【4793・94号】▼教区活動連帯金検討委員会▲伝道資金規則案、論点を整理

 第7回教区活動連帯金検討委員会は1月27日教団会議室において開かれた。  今回は、「伝道資金規則案」に対する反応についての検証が中心となった。  主に、10月に開催された全国財務委員長会議、また第3回常議員会での意見から問題点を整理した。  大別すれば次の2つに集約できる。 ⑴現在の「教区活動連帯金」についての理解。 ⑵「伝道資金規則」の基本理念についての理解。  それぞれについて要約するとおおよそ次のようなことが言えよう。  ⑴は、第27総会の決議に基づいて平衡交付金から名称変更して引き継がれていることについては共通理解がある。しかし、その基となる第15回総会の「機構改正」決議には基本理念があり、それについての理解があるとは言い難い。第15回総会機構改正に伴う推薦事項を引用すれば、「一つの信仰告白を告白し、教憲および教規に従うところの全教会全信……

【4793・94号】消息

原田讓治氏(無任所教師)  13年11月2日逝去、55歳。東京都に生まれる。07年東京神学大学大学院修了。同年阿佐ヶ谷教会に赴任し、09年まで牧会した。  遺族は、妻・原田裕子さん。 福士卓司氏(隠退教師)  14年1月17日逝去、70歳。兵庫県に生まれる。67年日本伝道隊関西聖書神学校を、74年日本基督教会神学校を卒業。84年聖愛ホーム(九州教区)に赴任、東郷教会、呉平安教会、釧路教会を経て、12年まで伊勢崎教会を牧会し、13年隠退した。  遺族は妻・福士克子さん。 菅原一夫氏(隠退教師)  14年1月29日逝去、70歳。宮城県に生まれる。67年東京神学大学卒業。73年名古屋教会に赴任、有田教会、香椎教会、フィリピン合同教会を経て11年まで出水・水俣伝道所を牧会し隠退した。  遺族は、妻・菅原マグダレーナさん。

【4793・94号】▼教育委員会▲教区教育担当者会、教団教育セミナー開催

 1月28日~29日に青山教会と教団会議室で、第4回教育委員会を行った。委員出席6名。  1日目は前委員会の記録の承認をした後、教師の友編集委員会報告、全国教会幼稚園連絡会報告、キリスト教教育主事認定試験小委員会報告を受けた。  続いて協議事項について話し合った。直前に行われた教区教育担当者会、教団教育セミナーの反省をした。6月30日~7月1日に第5回教育委員会を教団会議室で行う。  各教区青年担当者会は毎年行うこととし、2014年は9月1日~2日に仙台の東北教区センター「エマオ」を会場にして行う。台湾長老教会ユースミッションについては、2014年7月~8月に7名の青年を台湾に送る。リーダー2人を委員会から依頼し、残り5名の青年を募集することとなった。  キリスト教教育主事認定試験については、1名の受験志願者があったので、3月7日に大阪クリスチャンセンターで試験を行……

【4793・94号】公告

 教師検定委員会では、2015年春季教師検定試験より、教師検定規則第6条⑥に基づき、同規則第3条6号対象者(所謂Cコース受験者)に対する認定面接を実施します。  つきましては、左記のように、第1回・第2回認定面接を行います。2015年春季試験以降にCコース受験を志願される方は、本委員会の指定した書類を7月4日(金)までにご提出いただき、いずれかの面接にご出席ください。なお、面接要領・提出書類用紙については、百円切手を同封の上、本委員会事務局に直接お申込みください。 記 ★第1回認定面接 日時 8月5日(火)13時~ 場所 日本キリスト教会館4階小会議室 ★第2回認定面接 日時 9月18日(木)15時~(予定) 場所 大阪クリスチャンセンター  なお、第3回以降の面接については、原則として年2回(春・東京、秋・大阪、いずれも教師検定試験終了後)実施します。その都……

【4793・94号】人ひととき 亀山卓也さん・明美さん 野菜売りの証し人

 亀山卓也さんが初めて教会に行ったのは、中学生の時に父親が牧師という友人にクリスマスの聖歌隊に誘われた時だった。きつねうどんで釣られたことは大きな声では言えないが、それから教会に行く機会はなかった。  もともと八百屋のせがれで今は四国の山野を駆け巡って野菜の仲買を生業としている。四国の野菜や果物がどこで生産されているか熟知している。注文があれば山の頂上であろうと嵐であろうとどこへでも行く。  はじめから今の仕事をしていたわけではない。香川県内の高校、短大で商業科の教師として教鞭をとっていた。今でこそ温和でユーモアたっぷりだが強面で生徒たちをビビらせていたという。今でも当時の生徒たちとの交わりを持っていることから慕われていたことが伺える。  それから家業の八百屋を明美さんと共に継いだ。だが時代の流れに翻弄され倒産した。その日の食べる物にも困るほど逼迫した生活の中で人生を終わ……

【4793・94号】職員の命を守る

 去る2月18日、第38総会期第4回常議員会の第29号議案「教団事務局等の一時移転に関する件」が可決された。この件が此処に至るまでの経緯は、何よりも3年前の2011年3月11日午後2時46分、東京地方にも襲った震度5.5の地震にある。教団三局及び関係団体入居の日本キリスト教会館が1970年献堂当時の建築基準により7階のものが、4階以上には鉄骨が入っていない建物だったことに気づかされたのだ。  更に建物の精査によれば、此処には外階段無し、土地の形状から6階以上への梯子車は入れず、屋上には各階部屋のエアコンのための10トンのガスヒートポンプが設置されているが、これが床に固定されておらず、大地震により、屋上から落下する危険があることも指摘された。以来、JOCS(キリスト教海外医療協力会)、在日本インターボード宣教師社団、キリスト教保育連盟等はいち早くここから退去して他所に移り、この春にはN……

【4792号】伊豆・大島、台風26号報告 フィリピン地震・台風報告

2014年2月22日
フィリピン・ボホール♦ベルトラン小川文子宣教師 相次ぐ災害の中、霊的復興を  神様が一吹きしたら、誰もそれを止めることはできないな」。フィリピン・ボホールでマグニチュード7.2の地震が起きた時、クリスチャンでない友人がもらした感想です。  13年10月15日、地震を経験したことのない人々は恐れ、叫び、高台へと逃げる人、客を降ろして家に帰るバス、工事現場で滑落する人、将棋倒しになって亡くなる子ども、地割れに一瞬にして呑まれた家もありました。  大きなパニックが起こらなかったこと、その日が休日であったことは幸いでした。家や学校や市庁舎が倒壊し、歴史的建造物である古い教会堂はほとんどが全壊か半壊、橋が落ち陸の孤島になったところもありました。  こちらの建物はブロックを積んでセメントで固めてあるだけなので崩れやすく、余震の続く間、外で寝る人がほとんどでした。入院患者が皆病院の……
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