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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4792号】荒野の声

2014年2月22日
 インフルエンザの流行に注意する旨、幼稚園に連絡が入った。ところがその流行地域の地図を見ると教会、幼稚園の建っている地域だけ色が薄い。注意、警戒の地域となっていない。▼我が園は、毎年、流行の全盛から2、3週間遅れでピークを迎えることが多い。まだ数人の発症だ。卒園式まで1ヶ月以上あるが、流行が重ならないよう願うばかりだ。うちだけはだいじょうぶという訳にはいかない。▼教団という教会の一部でも秩序が壊されてしまっているなら、各個教会がどんなに健全に伝道し教会建設を続けているとしても、健全と思われるこの教会も秩序が壊れてしまっていることを覚えなくてはならない。▼洗礼を授けてくれた牧師が戒規のことを教えてくれた。信徒としてかつて属した教会で執行された戒規のことだった。戒規を受けた教会員が戒規の解かれるまで毎主日の礼拝で会衆席の最前列に座り礼拝を守り続けた姿に教えられた、と言うのである。戒規は悔い改め……

【4792号】▼信仰職制委員会▲教師関連の諮問に答申を行う

 第38総会期第3回信仰職制委員会が、1月20日~21日、委員7名全員の出席により、教団会議室で行われた。  まず大阪教区常置委員会による「免職された教師の教団の名簿での扱いについて」の諮問を取り上げて、以下のように答申をまとめた(諮問本文は省略)。 【答申】  教師が免職された場合、その教師は「教師としての身分を失う」(『教憲教規の解釈に関する答申集』125)わけですから、「教団の名簿」(教規第123条)から抹消されます。したがって「教団の名簿」に登録された状態であるとは言えません。なお、抹消後の事務的取り扱いは事務局にお尋ね下さい。  続いて長崎哲夫総幹事による「任地の有無と准允との関係について」の諮問に対して、以下のように答申をまとめた(諮問省略)。 【答申】  ご指摘の通り、『教憲教規の解釈に関する答申集』91には、「補教師検定試験合格者であって任地がな……

【4792号】▼救援対策本部会議▲支援計画の着実な実行と責任ある報告を確認

 1月21日、38総会期教団救援対策本部第11回(通算第28回)会議を教団会議室にて開催した。  まず、1月21日現在の国内募金総額は6億5359万5436円、海外からの献金は3億6994万8959円(アメリカ合同メソジスト教会海外災害支援部〈UMCOR〉からの支援金を含む)となっていることが報告された。  続いて救援対策室から、台湾における第1回目のこひつじキャンプ実施、救援対策本部会議予算執行状況および今後の計画、被災地支援コンサート計画、本部委員による各教区での報告会開催計画、各センターの現状等が報告された。  また、UMCORからの支援金を感謝をもって受けると共に、支援申請内容に従って計画を着実に実行し、責任をもってその報告をすることの確認、ハートフル遠野の今後の活動のあり方について、さらに、ボランティア活動のあり方と今後の方向性・事故対応について、支援予算案・支……

【4792号】▼教師検定委員会▲春季検定試験、資格審査を実施

 第38総会期第5回教師検定委員会が、1月20日~21日、教団会議室において、委員7名全員の出席によって行われた。  聖書朗読と渡部和使委員長の祈祷をもって委員会は開始された。議題はおもに、2014年春季教師検定試験に関わるものであった。    まず、日程、時間割、会場等の確認がなされたあと、受験志願者70名の資格審査を行った。その結果、2名の書類不備の受験志願者をのぞき、68名の資格が確認された。なお、2名の書類不備の受験志願者は、書類がすべて整い次第、承認することにした。  また、1名の転入志願者について協議し、この春季教師検定試験において正教師としての転入審査を行うことを決定した。  その後、試験当日の委員の責任分担、受験志願者の受験費用援助について協議された。それに続けて、すでにレポート提出試験として課されていた説教、釈義、組織神学論文等の採点を行った。結果は……

【4792号】▼台湾協約委員会▲8月、教会協議会を札幌にて開催

 第38総会期第2回台湾協約委員会が1月22日・23日の両日、教団小会議室において行われた。  田中文宏委員長の開会祈祷の後、会議の冒頭、加藤誠幹事より昨年韓国釜山において行われたWCC総会の報告があった。  世界中より500以上の教派が集うこの総会において、震災後特にその意味を増した世界の教会と日本基督教団の連帯、特にアジアの教会との連帯が必要とされていることを確認した。また台湾基督長老教会(PCT)からは青年が15名派遣され常設のブースを構えており、積極的に海外や教会の働きへと青年を派遣し、トレーニングを行っている姿勢などが報告された。  全てのWCC加盟教会の共通の課題と関心として「宣教」があり、アジアやアフリカにおける宣教の熱の報告を受け、我々も想いを新たにした。  次に、今年3月に仙台において予定されている「東日本大震災国際会議」については、WCC総会場に……

【4792号】《教会中高生・青年大会2014実行委員会》教団主催大会、半世紀ぶりに開催

 1月21日、教会中高生・青年大会2014実行委員会が教団会議室で開催された。委員会開催は今回で5回目となる。  前回、下見を兼ねて大会の会場である御殿場の東山荘で行われた委員会において、準備委員会の中に、スタッフ小委員会、プログラム小委員会、広報小委員会、募金小委員会、総務小委員会という5つの小委員会を設けて具体的に準備を進めることが確認されたのだが、今回の委員会はそれぞれの小委員会の報告から準備の進捗状況を確認することが主な内容となった。  スタッフ小委員会からは、現段階で80人弱の教職、教育主事にスタッフの依頼が済まされていること、また今後、大阪、東京でのスタッフミーティングが開かれること、さらに、必要に応じて他の地域でもミーティングを行いたいとの報告がなされた。  プログラム小委員会からは、大会のプログラムのたたき台が示され、詳細な検討がなされた。特に、中学生、高……

【4792号】♦統一原理問題東京地区連絡会/研修会♦ 全国連絡会準備を兼ね、 札幌にて研修会

 去る1月20~22日にかけて、統一原理問題東京地区連絡会の研修会が札幌にて行われた。  今回の研修会は、北海道における統一原理問題への取り組みの実情と課題を共有すると共に、6月に札幌で行われる統一原理問題全国連絡会の準備を兼ねて行われた。  現在、統一協会は、拉致・監禁キャンペーンを展開しているが、脱会を支援する牧師たちに攻撃を加えることで、文鮮明亡き後の動揺や、霊感商法で次々と敗訴している現状に対する統一協会員たちの不満の矛先をかわそうとしている。  この日、北海教区事務所で全国連絡会の打ち合わせをした後、全国連絡会で講師を依頼する予定のズィヴィ・パスカル氏から、拉致・監禁キャンペーンにどのように対処するのか、また、統一協会問題やカルト問題にどのように関わったらよいのかを聞くことが出来た。  パスカル氏は、「統一協会側は、メンバーたちに統一協会が行っていることの……

【4792号】消息

笠利 尚(たかし)氏(隠退教師)  05年4月11日逝去、84歳。福岡県に生まれる。47年同志社大学大学院修了、50年東京天城教会に赴任、上富坂教会、吉祥寺北伝道所を経て、84年まで東美教会を牧会し、89年隠退した。  遺族は息・笠利和彦さん。   新里昌平氏(隠退教師)  13年10月7日逝去、80歳。東京都に生まれる。60年日本聖書神学校を卒業。同年三崎町教会に赴任、76年より02年まで神戸聖愛教会を牧会し、隠退した。   遺族は妻・新里友子さん。   中込己一郎氏(勝浦教会主任担任教師)  13年12月11日逝去、72歳。神奈川県に生まれる。06年東京聖書学校を卒業。同年東調布教会に赴任、07年より勝浦教会を牧会した。  遺族は妻・中込愛子さん。

【4792号】宣教師の声 番外編 山梨英和創立に関わった若者たちとウィントミュート初代校長 深沢美恵子 (山梨英和中高同窓会「歴史をたどる会」)

 カナダ伝道会社は1873年創立50年を記念して外国伝道の開始を議決し、鎖国を解いた日本に第一陣として2名の宣教師を派遣した。山梨への伝道は1876(明治9)年その第二陣として派遣されたイビー(C.S.Eby)が遣わされた。彼は甲府盆地内を騎馬伝道し、3年間の伝道活動によって最初の教会、日本メソジスト甲府教会が創設された。1878(明治11)年であった。その教会の会員になっていった地元の青年たちは妹たちが尋常小学校を卒業しても進学する普通教育の学校がなかったことなど様々な動機を以て女子が高等教育を受けられるような学校を望み、発起人会を設立した。その発起人会は建物を準備するが、教師はカナダ婦人伝道会社に求めた。その求めに応じて派遣されたのがサラ・アグネス・ウィントミュート(Sarah Agnes Wintemute)であった。  ウィントミュートは1864年、カナダ・オンタリオ州に生ま……

【4792号】人ひととき 佐久間文雄さん 召命に応える

 佐久間さんは戦時中に生まれ育ち、22歳のとき、1960年イースターに国際キリスト教団代々木教会で受洗。その7年後、教会員の女性、弘子さんと結婚し、志木教会へ転入会した。  大衆伝道の時代、代々木教会の平和の鐘運動に参加し、毎日早天祈祷会、路傍伝道をしながら職場へ行き、夜間は国際宣教神学校で学び、家庭礼拝をささげた。やがて母、妹、2人の姉夫婦、兄夫婦、父と、次々に家族が受洗した。  49歳のとき、市役所に勤めていた妻の勧めで、日本社会事業大学の講習を受けた。学長から「これから大変な時代、社会福祉の時代がやってくる」と言われ、すぐに会社を退職し、大学へ入学、社会福祉士の資格を習得した。  その後、日本社会事業大学の非常勤講師を務めつつ、地域福祉論、ボランティア論を学んだ。介護保険制度前から全国社会福祉協議会の会議で制度設計に関わり、初年度からケアマネージャーを務めている。基……
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