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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4803・04号】▼教育委員会▲ クリスマス献金送付先を決定

2014年8月9日
 2014年6月30日~7月1日に日本キリスト教会館6階会議室で、第5回教団教育委員会を行った。委員出席6名。  1日目は前委員会の記録の承認をし、ドイツ・アメリカユースミッションに関する報告、クリスマス小委員会報告、キリスト教教育主事認定試験小委員会報告、教師の友編集委員会報告、全国教会幼稚園連絡会報告、教会学校応援セットの教会訪問報告を受けた。  続いて協議事項について話し合った。クリスマス献金に関する件では、「みんなで生きよう」誌特別号を2千部発行し、ゆるキャラ作品の当選者を発表する。特賞・佳作の方にプレゼントを送ることを決めた。2013年度クリスマス献金送付先と献金額は、南インド合同教会に300万円、東北教区放射能問題支援対策室いずみ、奥羽教区、関東教区(のこどもたちのために)各100万円献金することにした。2014年度のクリスマス献金の送付先は、シリア難民・レバノンの……

【4803・04号】▼救援対策本部会議▲ 再建支援申請、ほぼ出そろう

 6月20日、38総会期教団救援対策本部第15回(通算第32回)会議を教団会議室にて開催した。  最初に、6月16日現在の国内募金総額が8億7322万8469円、海外からの献金は3億7121万9644円となっていることが報告された。  続いて、救援対策室から、被災教会会堂再建支援・貸付申請受付、被災三教区幼児教育担当者会開催、被災地支援コンサート開催、救援対策本部主催報告会開催、台湾からのボランティア受入れ準備等の報告がなされた。  被災教区報告として、奥羽教区からは、宮古教会会堂新築計画の進捗状況、一関教会の礼拝堂改修工事計画、江刺教会の会堂改修計画検討状況等が報告された。  東北教区からは、教区総会での議決事項(教会救援復興委員会、被災者支援センター、放射能問題支援対策室の活動を2017年3月まで継続することなど)、被災教会教会堂・牧師館再建復興状況、ボランティ……

【4803・04号】消息

宮部 望氏(無任所教師)  14年6月14日逝去、78歳。東京都に生まれる。03年東京神学大学大学院を卒業、同年一関教会に赴任し、五反田教会を牧会。  遺族は、息・宮部徹さん。 太田司郎氏(隠退教師)  14年7月4日逝去、79歳。静岡県に生まれる。60年関西学院大学大学院を卒業、同年松山番町教会に赴任し、滝野、城辺、高浜、城崎、島田、三津教会を牧会し、98年に隠退。  遺族は、妻・太田薫さん。

【4803・04号】2014年 平和メッセージ

2014年 平和メッセージ 2014年 平和聖日 日本基督教団 総会議長 石橋秀雄 在日大韓基督教会総会長 趙 重來 「平和を実現する人々は、幸いである」(マタイによる福音書5章9節)  2014年7月1日、安倍政権は「直接的な攻撃を受けていなくても、他国の戦争に参加する」という集団的自衛権の行使を閣議決定しました。これは「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」、「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」と明確に憲法9条で謳いながらも、自衛のための軍隊を持ち続け、周辺諸国と武力による直接・間接的なせめぎ合いを続けてきた日本の軍事状況が、新しい段階に入ったことを意味します。これによって、日本国は、政府の決定によって、ついに「戦争に軍事力で加担できる国」となるのです。  また、2013年12月26日の安倍首……

【4803・04号】統一原理問題全国連絡会

 2014年度の統一原理問題全国連絡会が6月26日と27日の両日、札幌の北海道クリスチャンセンターで開催された。韓国イエス教長老会(P C K)異端似非対策委員会の方々、自主参加者等を含め、50名の参加者を得た。  会は、連絡会代表世話人の張田眞委員長の挨拶と参加者の紹介、開会祈祷、PCK代表リム・ジョンシク氏の挨拶で始められた。  第1日目は北海道マインドコントロール研究所のパスカル・ズイヴィ氏、グ・チョンソ氏、北海道「青春を返せ裁判」の郷路征記弁護士の講演がなされた。  パスカル氏は自身の活動での韓国との関わりを紹介し、関わったケースを引用して被害の実態を紹介した。フランス人という立場から「従軍慰安婦」問題を取り上げ、日本の教育で教えられないこの問題を統一協会がいかに利用して献金させているかを語った。韓国と日本では被害の状況が違うため、日本での統一協会の被害について理……

【4803・04号】人ひととき 石塚 猛さん 出て行けば、 得るところがある

 「た~た」こと石塚猛さんが、青年伝道のために、妻の初子さん(「はっぴい」)と共に、家庭を開放し、集会を始めたのは2004年のことだった。月1回、午後6時30分から9時30分まで、8〜10名程の青年が集まっているそうだ。  集会では、食事を共にし、御言葉を黙想し、それぞれが得たことを分かち合う。3つのルール(①もらさない、②裁かない、③しきらない)がある他、ニックネームで呼び合うそうだ。自らの悩みや課題を、時に涙しながら包み隠さず語り合い、祈り合う。気付いてみると、予定の時間をはるかに過ぎ、日をまたぐこともしばしばだという。  「はっぴい」は、ある集会の時、一人の青年が、「ただいま」と言って、入って来たことが心に残っているという。お二人の信仰から生まれるホスピタビリティが、青年たちの心を開くのだろう。この10年間、114回の集会が開かれ、のべ94名の青年が会に参加し、7名が受洗……

【4803・04号】核無き世界に向かって WCC声明文

 7月2〜8日ジュネーブで開催されたWCC(世界教会協議会)中央委員会が声明文「核無き世界へ向かって」を採択したとの知らせが届いた。  この知らせは、原発についての国際会議を今年3月に仙台で開催した我々がひそかに待ち望んでいたものであった。というのは、昨年11月に釜山で行われたWCC第10回総会で、右記表題の声明文は総会に上程されたが、時間切れにより、中央委員会に付託されていたからである。  ただし、この声明文原案は、その後修正されて英文A4版6ページにわたる長いものになった。この修正に関わった人々の中に、カナダのM・L・ハーレイ氏、ドイツのU・シュミットヘッセ氏、ニュージーランドのJ・ホーキー氏の名がある。この3人は、仙台の国際会議に参加し、多大の貢献をしてくださった方々である。  また、声明文の後に参考文書が挙げられているが、その冒頭に、我々の国際会議の声明文が明記し……

【4802号】2014年度教区総会報告 神奈川 総幹事報告 教団総会開催年、重要案件を審議

2014年7月26日
議員資格を巡り冒頭にて議論 神奈川教区  第132回神奈川教区総会は、6月28日、清水ヶ丘教会で正議員235名中178名出席で開催された。  会議冒頭において、北村慈郎氏の議員資格を問い質す発言があり、「緊急で常置委員会を招集し、北村氏の議員推薦を取り消したものを議場に提出。あるいは、推薦を保留とし、教区総会開始後に議論したい」との提言がなされた。平良愛香教区総会議長は、「北村氏の議員資格を問い、推薦議員から外すことを求める緊急動議」として受け止め、議場から意見を求め、採決することを判断。「教規第143条に抵触するため認められない」、「神奈川教区総会での決議では、北村氏への戒規という教団の判断は間違っているとの立場にある。この立場にありながら、北村氏を議員と認めないことはできない。規則を軽んじるわけではないが、我々は規則のもとにではなく、神の義のもとにいるのである」との賛成反対の……

【4802号】2014年度新任教師 オリエンテーション

 6月16~18日、天城山荘(伊豆市)にて、2014年度新任教師オリエンテーションが開催された。出席者は70名(そのうち新任教師44名)であった。主題は「教団の教師として宣教を共に担う」であった。教師委員会としては、このオリエンテーションが、教団における宣教の働きの学びと共に、教団教師として、新しい出会いと交わりの恵み(同期の者が集まる唯一の機会)を味わうことを願って準備に当たった。 《日本基督教団の伝道》  1日目、小宮山剛委員長による開会礼拝説教では、委員長自身が新任教師として輪島教会に遣わされた時に、伝道の困難さを突きつけられた出来事を通して語られた。暗澹たる思いに支配された中で、伝道の主体が誰なのかを示され、その主体は自分ではなく、復活のイエス・キリストであることを示された。自分に力がなくとも、復活の主に力があり、神の栄光は主の福音によって現されることを力強く語られた。 ……

【4802号】全国社会委員長会議 震災取り組みを共有

 6月16日〜17日、第38総会期全国社会委員長会議が教団会議室にて開催された。  前回に引き続き今回も東日本大震災関連の取り組みの共有をおもな目的とし、「原発事故 そしてこれから-東日本大震災から3年を経て」と主題を掲げた。  第1日目には2つの講演が行われた。伊藤瑞男教団副議長からは、過日開催された東日本大震災国際会議について、その準備段階から実施に至る実務的な内容を含む報告を受けた。会場からは、同会議中採択された「東日本大震災国際会議宣言文」を評価する声と、報告者に対して同会議後の教団の取り組みについての言及を求める声が聞かれた。  続いて片岡輝美会津放射能情報センター代表からは、日々刻々と変化する東日本大震災被災地、殊に原子力発電所事故による影響を受けている地域の現実が語られた。その中、会津放射能情報センターの続ける情報の収集と発信の実践、学習会などによる相互ケア……
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