【4832・33号】人ひととき 神吉 学さん 神の言葉を運ぶ

 福岡市の中心、天神にほど近いところに九州キリスト教会館はある。3階には日本基督教団九州教区事務所が入る。1階に神吉さんの経営する「新生館」が店舗を構えている。新生館は西日本一円で放送伝道、文書伝道の活動をしていた西日本新生館の活動を引く継ぐ形で1984年に誕生した。2000年、神吉さんが創業者から経営を引き継ぎ、今日に至る。

 神吉さんは不思議な導きでキリスト教書店という、全く未知の分野へと飛び込んだ。

 日中、新生館に立ち寄っても神吉さんの姿はほとんどない。朝、出勤すると、入荷品のチェックや、事務作業の後、パートさんと交代すると、書籍・グッズを車に積み込み、配達に出る。昼食は運転しながら摂ることになる。新生館の担うエリアはほぼ九州全域と広域だ。配達するエリアは福岡県内だが、各教会・幼稚園までの距離は長い。店舗に戻るのは夕方、閉店の少し前。そこからまた、事務作業が始まる。翌日の配達準備をすると夜遅くなることも多い。

 神吉さんは所属する周船寺教会の子どもの教会リーダー、会報委員、そして長老でもある。日曜日は朝9時前には教会に来て、子どもの教会の準備を整える。礼拝後は役員会、会報委員会などが入る。

 ここ数年は以前とは比べ物にならないぐらい書籍が売れなくなったと言う。出版業界の厳しい現状の中、キリスト教書店の現状はさらに厳しい。しかしそれでも神吉さんは今日も黙々と書籍の注文を受け、届いた書籍を届ける。教区・地区・諸教会の集会等で依頼があれば日曜・祝日も出張販売に出かけていく。

 キリスト教書店もその地域に立ち、神の言葉を取り次いでいる。「特別なことはしていない」と神吉さんは言うが、文書伝道の業は貴い。信仰と祈りがその働きを支えている。

1968年年福岡生まれ、福岡育ち。地元で自動車の営業マンを経て現職。両親も周船寺教会員。

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