第30回部落問題に取り組むキリスト教連帯会議(以下、部キ連)総会が、5月20日、日本キリスト教会大阪北教会に於いて開催された。出席議員数は19名中17名。日本基督教団からは長崎哲夫総幹事、東谷誠氏(教団部落解放センター運営委員長)が出席した。また関雅人氏(大津東)、樋口洋一氏(久米田)、小林明氏(教団部落解放センター主事)が陪席者として出席した。
開会礼拝の後、 2012年度の諸報告、13年度の活動計画案・予算案の説明、各教団・教派の活動報告、部キ連九州の活動報告がなされ、その中で、13年度から日本基督教団が議長教団となることが決まった。関氏が議長、樋口氏が書記に選出された。
部キ連は、1983年に「全日本にあるキリスト教団、教派が連帯して、部落差別を克服すること」を目的として結成され、今年30周年となる。
現在の加盟教団・教派は、在日大韓基督教会、日本ナザレン教団、日本聖公会、日本……
教団の教師として宣教を共に担う」を主題として
6月17~19日、天城山荘(伊豆市)にて、2013年度新任教師オリエンテーションが開催された。出席者は77名(そのうち新任教師51名)であった。主題は「教団の教師として宣教を共に担う」であった。教師委員会としては、このオリエンテーションが、教団における宣教の働きの学びと共に、教団教師として、新しい出会いと交わりの恵み(同期の者が集まる唯一の機会)を味わう機会となることを願って準備に当たった。
伝道に燃える 日本基督教団》
1日目、小宮山剛教師委員会委員長による開会礼拝説教では、永く教会から離れていた信徒が、信仰生活を取り戻そうとしていたその時に、火事に見舞われる試練があった。小宮山牧師は、「神様どうしてこんなことをなさるのですか」と祈ったが、後日その信徒が牧師の所を訪れ、信仰があったからこそ、この試練から守られたこ……
教団総幹事 長崎哲夫
本年各地で開催された教区総会は、何れも皆出席に近い総会議員の参加のもと盛会の内に終わった。
ただ、教団と教区との関係からして、京都教区並びに沖縄教区総会は、今回も教団問安使を受け入れず、代わりに京都教区は後の何れかの常置委員会に教団議長を招くとの約束がなされ、将来に希望はある。
教団問安使について、「本教団はその教会的機能および教務を遂行するために教区を置く」(教憲第6条)とあることから、教団が派遣する問安使は教区総会に各教会教師・信徒が集まるこの機会をもって安否を問うため総会に出席し、教団として教区と教会との間柄を深め、互いに恵みを分かち合おうと願って今日までの歩みを進めて来た。
それ故に、問安使はまず教区総会のために、主の恵みと平和を祈り、教区と教会の負う宣教的課題を共有するのである。
今回、わたしもそうした願いを込めて各教区総会に出席さ……
神奈川教区
教区形成基本方針朗読を巡り議論
第130回神奈川教区総会は、6月29日、清水ヶ丘教会で正議員233名中183名出席で開催された。
議事日程承認に関する件が上程され、神奈川教区形成基本方針の朗読される直前に、議場から「この基本方針は、教団信仰告白および教憲教規の枠内で朗読されるものか」との発言があり、論議が始まった。「教区形成基本方針を朗読するならば、教団信仰告白は前提としてあるということを議長団は明言してほしい」「基本方針は教区運営一致のために生み出されたものであり、決めつけをしないためにも今まで通り朗読すべき」との意見が続いた。
その中で、「教区形成基本方針の代わりに、教団信仰告白を告白する」という議事進行修正案が提出され、178名中58名の賛成によって、修正案は否決され、従来通り、教区形成基本方針は朗読された。
また、補教師の准允の執行方法について、議場か……
米国ニューヨーク郊外ユニオン日本語教会主任牧師
◎資格 日本基督教団正教師
◎最終締め切り
2013年10月1日(火)
◎面接 随時
◎資料請求
世界宣教部(℡03-3202-0544)
《2013年7月15日(月)午後1時より5時》
於:西宮教会
《2013年7月23日(火)午後1時より5時》
於:札幌北光教会
◎講 師 7月15日=岡村宣氏(矢吹教会牧師、全国認定こども園協会理事)、鈴木信行氏(教団信徒、聖愛幼稚園理事長) 7月23日=岡村宣氏、岸憲秀氏(千葉本町教会牧師、羔幼稚園園長)
◎対 象 牧師、幼保園長・設置者、幼稚園教諭、保育士、教会役員他
◎参加費 2,000円(当日、お支払いください)
交通費・宿泊費は自弁にてお願いいたします。
◎参加申込 教団事務局宛にファックス(03-3207-3918)してください。締切は7月8日(西宮教会開催分)、7月16日(札幌北光教会開催分)です。
◎詳 細 日本基督教団公式サイト uccj.org をご覧ください。
◎主 催 日本基督教団伝道委員会・伝道推進室
◎共 催 北海教区(札幌北光教会開催分)……
♦日時 2013年7月13日(土)14:00〜16:30
♦場所 日本基督教団 大阪教会
《説教》「ひとりを捜し出す」
小島誠志氏(久万教会牧師、元教団議長)
《講演》「ゴルゴタの十字架の主と私たちの洗礼」
近藤勝彦氏(神学者、前東京神学大学学長)
御言葉に養われ、子どもと共に歩む者として
上尾合同教会付属の上尾富士見幼稚園主任の河原塚成江さんは、東京・足立区の愛恵学園で自由保育の中で育ったことが自らの原点だと語る。園長でもあったミス・ペイン宣教師が創立した愛恵学園は、子どもの親の教育にも熱心だった。両親は月一回揃って「両親の会」に行き、それで家庭も教育された。この時の経験は、今も息づくものとなっている。
幼稚園卒園後も、愛恵学園が勧める日曜学校に通い続けた。東京神学大学の神学生も多く関わる日曜学校だった。高校3年の時に受洗。幼稚園の先生になりたいと願い、聖和大学(現在は関西学院に合併)に入学。四年制の一期生となった。そして結婚。結婚後も働く意志はありながらも、2人の子どもが大きくなるまで幼稚園教師を退いた。その後、復職し、上尾富士見幼稚園に来て、もうすぐ20年になる。
今一つ、教会と幼稚園の働きが結びつかず、悩むことも多か……
エキュメニカル協力奨学生を選考
第38総会期、第2回国際関係委員会が、5月17日、教団小会議室にて開催された。中道基夫委員長が開会祈祷を捧げた。
前回議事録確認の後、報告事項がなされた。
特にアメリカ合衆国長老教会(PCUSA)主催のPresbyterian Youth Triennium(7月16〜20日・於インディアナ州・パデュー大学)についての経過報告を行い、前年度エキュメニカル協力奨学生の2名(同志社大学、東京神学大学)から届いた報告書について説明がなされた。
今回の主な協議事項は2013年度エキュメニカル協力奨学金・奨学生選考に関する件であった。応募があった4名の資料をもとに長時間の議論が交わされた。
エキュメニカル協力奨学金とは、広い意味でエキュメニカルな相互理解と宣教協力に資するために日本において研究・研修に従事するアジア地域等からの留学生を支援するためのもので……
小松川教会牧師 佐々木良子
ドイツ・ルター教会の要請により、日本基督教団から黒石教会・伊丹秀子牧師と共に派遣された。
東方正教会、ローマ・カトリック教会、プロテスタント教会、ユダヤ教のラビ等、世界中から延べ約30万人が集められたという。
この大会はこのようにエキュメニズムの取り組みの一つで、1949年に設立されドイツの州で隔年開催され、68年の歴史がある。34回目となる今年は5月1日~5日、ハンブルグにおいて「あなたが必要なぶんだけ」(Soviel
du brauchst 出エジプト記16章18節)のテーマのもとに開催された。
私たちはまず何が必要であるかを知る必要がある…。神はあなたの手を開いてくださり、良いもので満たされていることを知る。(詩編104編24~31節)これらを中心に、聖書研究や討論会等の集会、賛美、祈りコンサート等、毎日8時~22時30分まで開催された。2500……