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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4776号】消息

2013年6月29日
今駒泰成氏(隠退教師) 13年3月25日逝去、87歳。東京都に生まれる。'57年日本聖書神学校を卒業。同年川崎教会に赴任、日本盲人キリスト教伝道協議会、再び川崎教会を経て、'78年より'89年まで豊島岡教会を牧会し、隠退した。 遺族は息・今駒伊佐久さん。 川名かね子氏(別帳教師) 13年3月27日逝去、92歳。東京都に生まれる。'48年日本基督教女子神学専門学校を卒業。同年より'49年まで東京教区に務め、'48年より'62年まで東中野教会を、その間'50年より'52年まで白金台教会を牧会した。 遺族は弟・川名政次郎さん。 柳田剛行氏(隠退教師) 13年4月4日逝去、61歳。東京都に生まれる。'88年農村伝道神学校を卒業。同年和田山地の塩伝道所に赴任、所沢みくに教会、橋本教会、台湾基督長老教会国際日語教会を経て、13年3月まで見付教会を牧会し、隠退した。 遺族は妻・柳……

【4776号】委員会コラム 教師検定委員会

基本方針に忠実に歩めるよう 渡部 和使 日本基督教団は毎年春と秋に教師検定試験を実施しています。その実務を委ねられているのが教師検定委員会です。この働きを担うことになった委員一人ひとりは責任の重みをかみしめながら任務に当たることになります。 3月末に開かれた第1回委員会において基本方針を決定しました。「本委員会は、主の召命に応えて日本基督教団の宣教を担い、主の教会に仕える教師を送り出すために、教憲教規に則って教師検定試験を実施する」と始まります。この部分は総会期によって大きく変わるということがありません。教憲第9条を受けています。それに「第32総会期第5回常議員会(2002年7月)の議決(「合同教会のゆたかさの中で、教団信仰告白を基準として教師検定を行う」)を踏まえ、和解の福音に根ざしつつ、合同教会としての日本基督教団の形成を担う教師を立てることをめざす」と続きます(以下略)。委員会……

【4776号】救援対策本部会議 放射能汚染現状視察を報告

5月17日、教団会議室にて、38総会期教団救援対策本部第5回(通算第22回)会議を開催した。 最初に5月17日現在の国内募金総額が5億5692万6287円(前回4月1日から約2550万円増)、海外からの献金が2億5250万8875円(同950万円増)となっていることが報告された。 続いて救援対策室から、本部会議での検討事項の報告、および3月までの会計報告がなされた。 被災教区報告として、奥羽教区からは、千厩教会の新会堂・牧師館の引渡しがなされたこと、宮古教会の移転新築計画の状況、新生釜石教会の修築工事計画の状況等が報告された。東北教区からは、被災教会の再建復興状況、放射能問題支援対策室設置検討、被災者支援センター関係(ボランティア登録状況、活動内容など)の報告がなされた。関東教区からは、被災支援委員会報告として、仙台エマオへのボランティア派遣、第2回被災地を訪ねる旅の企画、被災教会へ……

【4776号】2013年度教区総会報告 日本伝道・教区伝道を論点として 東北、沖縄、東中国、東京、西東京、関東

東北教区 東北教区センター設立総会を行う 第68回東北教区総会が5月28~29日、仙台青葉荘教会および東北教区センター「エマオ」にて開催された。正議員156名中、開会時136名の出席であった。按手礼と准允式が執行され、新たに正教師、補教師各1名が立てられた。 「東日本大震災に関する件」の中、第66回教区総会で可決された「東日本大震災対応及び東京電力福島第一原子力発電所事故対応に関する件」の基本姿勢の継続が確認された。2013~2014年度の2年間は、東北教区教会救援復興委員会と教区被災者支援センターが継続されることとなった。その後も仮設住宅がある限り活動継続は望まれるが、目まぐるしく変化する状況の中で対応していく。また、放射能問題支援対策室の設置に向かうため、教団への協力が叫ばれた。高橋和人議長より「再度原子力発電所の廃止を求める声明」が読み上げられた。 また、被災復興がカ……

【4775号】牧師職の重さ

2013年6月15日
4月以来、漸く教会を離れて総幹事職に専念している。 顧みれば、牧者として半世紀、長く重いものがあった。今、その職務から解かれてつまり一教会の牧師ではなくなって、正直な所何にも譬え様のない、際限無き軽さの中の日々にある。 「牧師」は、少年時代の向う見ずの憧れであった。外的なある種の強制とか逆にそれが周囲の人々の祝福等とは縁遠い、全く無欲且つ自由な選択によりこの身が被った仕事であった。 だが、一旦この世界に嵌まれば、蜘蛛の糸に絡まれた羽虫とは言わぬし、しかも教会を蜘蛛の巣城とも決して言わぬが、身動きとれぬその不自由さを自由として生きるしかない宿命を負う者となる。 大したことを言うのではない。携帯電話の一つも持ち合わせていなかった開拓伝道時代、今年40才になる息子が未だ学校に上がらぬある朝、たまには一家3人横浜の港辺りを歩こうと教会を空けた。 夕方、帰宅するや戸口に、「先生、祖母が昼に……

【4775号】人ひととき 西村 大吉さん

機動的にキリストに仕える ジャケットの下にはタイトな黒いシャツ、足元は動きやすそうなスニーカー、何かあったら直ぐに駆けつけられそうな出立ちで教区総会に出席する西村大吉さんは、かつて機動隊員だった。愛媛県の久万で育ち、上京して警視庁で働いた。大学紛争があった時で、特別機動隊に配属され、成田や浅間山荘にも行った。現場に赴く時は、「やはり怖かった」という。逃げ遅れて命を落とした同僚もいる。部隊から外れないように必死だった。 教会と接点が無かった西村さんが信仰を与えられるきっかけとなったのは、熱心なクリスチャンである聖子さんと結婚したことだった。教会で、御言葉を聞き、衝撃を受けた。この世の法では、心に思うことは自由である。しかし聖書は、心に思うことも罪と言い、右目、右手を失ってでも、神の国に入る方が良いと語る。自らの罪を知らされると共に、キリストの愛を受け止めた。44歳の時、福音派の教会で……

【4775号】「ハンセン病を正しく理解する講演会」2013年

関東・講演会》 ◎日時 6月22日(土) 午後2時~4時30分 ◎会場 日本基督教団 新栄教会(03-3713-9276) ◎講演 「ハンセン病療養所の今、そしてこれから」 ◎講師 福西征子(ゆきこ)さん(国立療養所松丘保養園名誉園長) ◎協賛 日本基督教団東京教区南支区社会部 《関西・講演会》 ◎日時 6月29日(土) 午後2時~4時30分 ◎会場 日本キリスト教会 西宮中央教会(0798-67-4347) ◎講演 「わたしの歩んできた道」-ハンセン病回復者として- ◎講師 福仲 功さん(国立療養所星塚敬愛園入所者、園内単立キリスト教会恵生教会代表) 【問合せ先(主催)】 社団法人 好善社(http://www.kt.rim.or.jp/~kozensha/、tel 03-3712-3845、fax 03-3791-1150) *聴講無料*

【4775号】教会幼稚園融資金募集

幼稚園の土地拡張、増改築、新築のため、幼稚園融資金2013年度分を次の要領で募集します。 ◎金  額 50万円~300万円 ◎返済期限 5年以内 ◎利  子 期限内 年1%(東日本大震災関係は無利子〔最長10年〕) 期限後 年2% 2013年度は総額600万円を2~3の教会幼稚園に貸し出します。希望幼稚園は、教区事務所を通して教団教育委員会まで申し込んでください。 締切は8月31日。融資規定、申請書は教育委員会(☎03-3202-0544)へ。

【4775号】主の召しに答えて 伝道のともしび

御言葉の力を見せていただく歩み 愛南教会牧師 矢野 敬太 愛南教会は2007年に名称変更するまでは城辺教会(1930年創立)であった。愛媛県の最南端に位置し今も鉄道が通っていない。 代務の期間も多くあった83年間の歩み。転機が訪れたのは1992年、13年間、牧した大舘義夫牧師(故人)が隠退した時だった。代務者の脇坂恵子牧師(保内教会)は3年間ただ共に御言葉を語り続けた。脇坂牧師が代務者を辞任した後、分区・県境を越えて宿毛栄光教会の大串眞牧師(現・千葉北総教会)が代務者となった。また大串牧師に協力して芦名弘道牧師(近永教会)、黒田若雄牧師(須崎教会、現・高知教会)が説教の応援に来てくださった。 当時会員は6名。ある説教者は初めて城辺教会に説教に行った時の印象について「数は少ないが一致もない。この教会は無くなる、そう思った」と語った。この教会に牧師を招聘する。どう考えてもその幻……

【4775号】消息

稲垣守臣氏(隠退教師) 13年3月3日逝去、101歳。長野県に生まれる。'39年同志社大学神学部を卒業。同年神戸教会に赴任、旭東教会、聖ヶ丘教会を経て、'88年まで筑波学園教会を牧会し、隠退した。遺族は息・稲垣壬午さん。
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