インスタグラムアイコンツイッターアイコンyoutubeアイコンメールアイコン
日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4779・80号】部落解放九州教区キャラバン2013

2013年8月17日
「部落解放九州教区キャラバン2013」を6月20日から7月3日まで、日本基督教団九州教区と部落解放センターの共催(主催・同実行委員会)で開催しました。キャラバン隊は小林明(部落解放センター主事・隊長)、隊員に応募してきた金耿昊(キムキョンホ)さん(在日大韓基督教会横須賀教会執事・大学院生)、大川祈さん(同志社大学神学部生)、前回の関東キャラバンにも参加した桝田翔希さん(同志社大学神学部生)の4名。部落差別がなくなることを願い、解放運動への熱い思いを伝えるために、また九州教区の各地の教会・伝道所で取り組んでいる方々との出会い、さらに新たな出会いを求めて九州教区を駆け巡りました。 九州キリスト教会館北九州分室で行われた出発式で各隊員は決意表明をし、梅崎浩二九州教区議長から力強い励ましと祝福をいただき、九州教区の方々の熱い祈りをもってキャラバン隊は送り出されました。その後、北九州、大分、宮崎、……

【4779・80号】消息

菅原栄三氏(隠退教師) 13年6月3日逝去、81歳。愛媛県に生まれる。'57年同志社大学大学院を修了。同年沼田教会に赴任、'63年より'97年まで馬込教会を牧会し、隠退した。遺族は妻・菅原牧子さん。 髙田 弘氏(隠退教師) 13年6月15日逝去、73歳。北海道に生まれる。'69年農村伝道神学校を卒業。'72年置戸教会に赴任、01年まで牧会し、04年に隠退した。遺族は妻・髙田聖子さん。 加山宏路氏(隠退教師) 13年6月18日逝去、83歳。大阪府に生まれる。'69年プリンストン神学大学を卒業。'64年河内長野教会に赴任、大和郡山教会を経て、'76年より01年まで梅花学園女子大学に務め、隠退した。遺族は妻・加山従子(よりこ)さん。 新垣武夫氏(隠退教師) 11年11月6日逝去、78歳。'59年東京神学大学大学院を修了。'63年与那原教会に赴任、'69年ボストン大学神学……

【4779・80号】委員会コラム 社会委員会 

様々な思いに信仰の光を当てて 釜土 達雄 社会委員会は宣教委員会のもとにある常設専門委員会の一つです。その扱うべき課題は教規によって定められています。 その中でも特に、「社会福祉事業団体との協力および連絡」に関しては、日本キリスト教社会事業同盟と日本キリスト教保育所同盟との関係を、特に大切にしています。社会委員会からそれぞれの団体に理事をおくり、日本キリスト教社会事業同盟からは社会委員を迎えています。 また「その他社会問題に関する事項」では、命に関わる諸問題が、継続的に取り組まれてきた課題です。今後も社会委員会として継続的に取り組んでいきたいと願っています。 社会的な課題は、多岐にわたります。普遍的な価値として啓発が必要な課題もあれば、様々な立場を尊重するが故に、論争となる課題もあります。具体的な課題を担うが故に、継続的な活動が必要な課題がありますし、継続的な支援が必要な課題もあ……

【4779・80号】教区活動連帯金配分検討委員会 14年度現行制度の継続を確認

第38総会期第2回教区活動連帯金配分検討委員会が、7月2日に開催された。 今年度の教区総会で教区議長の変更があったことにより4名の委員のうち次の3名が交替して新しく委員となった。真壁巌(西東京、委員長)、平良愛香(神奈川)、梅崎浩二(九州、書記)。委員長、書記は、教区で継承している。邑原宗男(奥羽教区)委員は継続。梅崎委員は欠席であった。 教区活動連帯金制度についての検討が、同検討委員会により進められているが、その結論が出るまで現行制度は続くことを確認し、2013年度教区活動連帯金配分協議会を10月1日に開催することを決定し、2014年度拠出額、受入額についての検討を行った。 同年度の拠出・受入額は、従来の計算方法により算出される額を提案することとした。 しかし、計算値では受入教区となっているにもかかわらず、「増減は前年度の額の10%以内とする」という取り決めにより計算上は受入教区……

【4779・80号】伝道推進室 推進室設置から1年を経過

教団常議員会決議により伝道委員会のもとに伝道推進室が設置されて1年が経過した。38総会期第2回常議員会で承認された主な内容と伝道推進室の近況を報告したい。 まず常議員会で承認された主な内容2点を記したい。第1に、すべての伝道推進室の基盤となる「伝道推進室基本方針」(本文と経緯)である。本文のみ以下に掲載する。 「日本基督教団は、聖なる公同の教会に連なる福音主義合同教会である。本教団は、簡易信条と公会主義の伝統を継承しつつ、十字架と復活の主のご委託に応えて、日本伝道の幻に仕える。伝道推進室は、伝道委員会のもとに設置された機関であり、『日本基督教団信仰告白』と『日本基督教団教憲教規』に基づく信仰の一致をもって、さらには将来の『伝道局』構想を視野に入れつつ、教団全体における伝道の実践と研究に取り組み、教団内諸教会、諸団体における伝道の推進に仕えるために活動する」。 第2に、「伝道礼拝・伝道……

【4779・80号】教区活動連帯金検討委員会 規則に連帯金廃止明記を検討

第3回教区活動連帯金検討委員会は6月20日教団総幹事室において開かれた。 今回は、小林克哉伝道委員長に陪席を求め、関連事項を確認しながら協議した。 協議は多岐に亘って行われたが、中心は「伝道資金規則」の整備にあった。 一つ目は、「伝道資金規則案」の冒頭に、教区活動連帯金制度を廃止し、新たに「伝道資金」制度を設置する、と明記することについて詳細な検討、つまり、廃止に至る分かりやすい説明が必要であろうというもの。 二つ目は、新制度「伝道資金規則」の具体的執行に当たって、各教区、常議員会、予算決算委員会、伝道委員会等との関連についての協議である。 規則冒頭の「廃止」についてのポイントを挙げれば、「教区活動連帯金」が設置された当初の理念がその通りに受け継がれてこなかったことがある。更に名称が表明している「連帯」が自明のものでなくなったことなど、教団全体が抱える問題と接するものであった。 ……

【4779・80号】教師委員会 新任教師オリエンテーションを挟み委員会開催

6月17日及び19日、天城山荘にて、第2回教師委員会を開催した。新任教師オリエンテーション前に、全体のプログラムと担当者を確認。新任教師にとって良い研修の時となるように祈りを合わせた。 伝道推進室企画による教師検定規定第3条6項による教師(いわゆるCコース)の研修について。この研修会は教師委員会主催ではないことを確認した。 戒規適用申立に関する件として、中部教区常置委員会からの報告がなされ、第62回中部教区総会における島しづ子教師の未受洗者への配餐の発言について、教区常置委員会の対応を教師委員会として見守ることとした。 2012年度の会計報告がなされ、牧会者共同研修委員会の設立の経緯を次回委員会までに調べることとした。 新任教師オリエンテーションのため、田邊由紀夫委員の祈祷を以ていったん会議を閉じ、終了後に委員会を再開。オリエンテーションの反省を行った。 2014年度新任教師オリ……

【4779・80号】社会委員会 北陸・能登にてフィールドワークを実施

6月17日から18日にかけて第38総会期第2回社会委員会が七尾教会にて開催された。会議の前後には、北陸は能登半島の教会・伝道所の訪問およびフィールドワークが行われた。 訪れた輪島教会、羽咋教会、富来伝道所、七尾教会はいずれも2007年3月25日に発生した能登半島地震で被災した教会・伝道所であるが、教会堂および関連諸施設の再建が果たされた姿を見ることとなった。当該教会の教師および信徒と共に、主の導きをおもい祈るひとときとなった。 震災当時の社会委員会による迅速な対応と支援の呼びかけ、それに端を発する各教区、教団からの支援に対する感謝の意が異口同音に聞かれたことは印象的であった。 フィールドワークとしては、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律の公布に伴う、制度変更の要点のレクチャーを受けた。 同時に、教会関連諸施設を訪問し、施設長、職員……

【4779・80号】メッセージ わたしの中のキリスト

ガラテヤの信徒への手紙2章20節 生きること、食べること 8月16日には、五山の送り火が終わりました。下旬には地蔵盆があります。日本では、夏は生と死とが交差する時期です。この時に生と死について考えてみましょう。 生きるということは食べることです。人はパンのみでは生きていませんが、パンなしでも生きられません。その意味では、生きているということは他のいのちを奪うことです。そのことを描写した詩があります。 「くらし」 石垣りん 食わずには生きてゆけない。 メシを 野菜を 肉を 空気を 光を 水を 親を きょうだいを 師を 金もこころも 食わずには生きてこれなかつた。 ふくれた腹をかかえ 口をぬぐえば 台所に散らばつている にんじんのしつぽ 鳥の骨 父のはらわた 四十の日暮れ 私の目にはじめてあふれる獣の涙。 『石垣りん詩集 表札など』 ……

【4778号】ヘルンフート兄弟団を訪問して

2013年8月3日
5月7日から15日にかけて加藤誠世界宣教担当幹事と共に、ドイツとスイスの関係教会を訪問した。その際に、今までにない異色の教会訪問があったことを報告したい。 我々は8日の朝ヘルンフート兄弟団を訪れた。ヘルンフートは、ドレスデン空港から車で1時間半かかる旧東独の町で、チェコとポーランドとの国境に近い所だ。ケルン・ボン日本語キリスト教会の斉藤篤宣教師が車を運転してくださった。 なぜ、ヘルンフートに行くことになったかというと、偏に、同兄弟団が我が教団の東日本大震災救援募金に、大泉べテル教会とその関連施設であるベテスダ奉仕女母の家を通して600万円の献金をしてくださったことによる。 母の家は、ヘルンフート兄弟団(モラヴィア兄弟団ともいう敬虔主義教会)が発行する「日々の聖句(ローズンゲン)」の日本語版を50年以上にわたって出版してきたからである(その端緒をつくったのは故深津文雄牧師であった)。 ……
PageTOP
日本基督教団 
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18-31
Copyright (c) 2007-2024
The United Church of Christ in Japan