【4695号】教区コラム 兵庫教区

 

何故、今、互助・連帯か 林 邦夫

 

「兵庫県最北端に灯された福音の灯りを消さないために」との熱き祈りのもと、20087月、竹野伝道所の献堂式は執り行われました。この献堂式は、但馬地区挙げての連帯を基になされたみ業であり、教区にとって大きな喜びであると共に、大切な問いを与えられる出来事でした。これに先立ち、兵庫教区は2007年に常置委員会のもとに設置した「竹野伝道所に関する協議会」において、4回の協議を重ね、また、常置委員会でも協議の時を持ちました。その内容の骨子は概ね以下の通りです。

固有の地域に建てられ、現在、宣教活動の継続が困難になった伝道所の課題、例えば、礼拝をどう守るか、また、会堂維持・確保など、その存続の問題は、一伝道所だけの問題ではなく、教区全体の課題であり、教区がどのように各個教会・伝道所に向き合うのか、教区としての姿勢が問われる事柄であります。また、宣教困難な地域に立つ教会・伝道所と共に歩むことを志す宣教論の構築が求められると同時に、互いの絆をより一層強める具体的方策を考えていく必要があります。そのためには教区がこれまで培ってきた互助・連帯の諸制度や伝道関連の融資制度の更なる充実が求められています。

まさに、「何故、今、互助・連帯か」という問いを、教区的宣教課題として受けとめ、「互助と連帯」「共生」の内実を深め、謝儀保障制度を含む一層の連帯態勢づくりを積み上げていくことが求められています。

(兵庫教区総会議長)

 

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