【4695号】宣教方策会議 主題講演 教憲に示された教会観

 

内藤留幸総幹事による主題講演は、「日本基督教団教憲に示された教会観について」。後の質疑で答えたように「今回の宣教方策会議は、信徒の参加者が多いという前提で、専門用語はなるべく避け、平易な言葉を用い」、「詳細に立ち入るよりも今日の教団で大きな問題になっている事柄に照準を合わせた」ものだった。

先ず、印刷配布されたレジメの「はじめに」に従い、講演の主旨と教憲の意義を、次のように述べた。

▼最近の教団内の諸活動をみると、日本基督教団の教会観、教団に属しているということは、どういう信仰に生きていることなのか、教団内の各部門が何をなすのかということ等について、整理された形で理解されていないのではないか。教団がキリストのからだなる教会として、制度を持った教会であり、その実体がどのようなものなのかを、しっかりと捉え、理解することが大切である。

教団は合同教会だと言われる。確かに歴史的経過からみて、30余の旧教派が合同した。しかし「教憲」は、「聖なる公同教会の交わりに入るに至った」と語る。合同教会として誕生したのではない。因みに「教憲」には合同教会という語は一度も用いられない。「合同教会だから何をやるのも自由だ」とか「あらゆる立場を切り捨てない」というような教会ではなく、聖なる公同教会として、主キリストから託された福音を宣べ伝え、聖礼典を守り、主の再び来たり給うことを待ち望みつつ神の救いの聖旨を成しとげることを志す教会であることを明示している。

従って、聖なる公同教会に連なる教団は、正典である聖書に基づき、教団信仰告白を誠実に告白しつづけ、制度を持つ教会として、教会法(教憲・教規・諸規則)に則って福音宣教のわざに励んでいく。

この宣教方策会議において、日本基督教団がどのような教会観を持った教会であるのかを「教憲」に絞って、素描してみようと思う。

そもそも、「教憲」とは教会の「憲法」、英語では、constitution、「形」を示す。その団体の持つ基本的な形を表わしている。「教憲」は教団の教会としての基本的な形、即ちどんな組織体・制度を持っているのかを示している。教団はキリストのみ言葉の秩序(教会法)を持つ教会である。

教会法である「教憲」「教規」は、教団の信仰や秩序を守るために大切なもの、その力点は、さまざまな信仰行動を規制し、束縛するというよりも、信徒たちが正しく豊かな信仰生活をするための指針や手引きの役割を果たすところにある。

以下教憲の学びに入り、逐次、具体例や体験を交えた説明が加えられた。網羅すると字数に余るので、特徴的印象的な所を拾うと、次のようになるだろうか。

▼教憲前文では、弾圧という外的な理由だけで教団ができたのなら、敗戦後は直ぐに元の教派に戻るはず。そうならなかったのは、聖なる公同教会に連なるという摂理信仰が存在した故であると強調された。

2条では、教団信仰告白の成立とその歴史的位置に詳しく触れ、基本信条と福音主義的信仰告白を受け継ぐものであることが指摘された。

6条では、教団が教会的機能と教務を行うために教区が置かれたこと、教区は教団所属教会の地域的共同体の会議であり、教団は教区連合体ではないことを確認した。

7条では、教会総会は信徒総会ではないということが論拠を上げて説明され、新鮮に聞こえた。

8条では、教会の主日礼拝の内容(構成要素)に触れ、説教と聖礼典(洗礼と聖餐)を中心に据えられた礼拝であることが述べられた。

9条では、教団の教師規定(召命観と正規の手続き)を説明し、養成と検定の形で、教団が教師を立てることが強調された。

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