2日目午前の講演Ⅱの後、10分団に分かれて、少人数での話し合いの時が持たれた。この様子は、午後の全体協議で、各分団3分ずつの時間で報告された。詳細を知るには至らないものの、活発な議論また体験の共有がなされたことを伺い知ることができた。
信徒の参加者が多いことが、今回の宣教方策会議の特徴であったが、教会そして福音宣教を巡る基本的なこと、言い換えれば根本的なことについて質疑がなされたことは、評価すべきことであろう。翻って、開会冒頭の小出望宣教委員長による主催者挨拶も、一部は、内藤留幸総幹事の主題講演に重なるものであり、教団の最重要課題に真正面から向かい合い、信徒・教職が共にこの課題を担おうという姿勢を鮮明にするものであった。
具志堅篤宣教委員会書記が、閉会礼拝・説教に当たった。5年前トルコで起こった羊の集団自殺?の出来事を紹介することから始めて、詩編80編15~20節に基づき、危機的な状況にある教団に今何が必要かを、説得力をもって語った。
讃美歌Ⅰ525を歌い、会は閉じられた。「恵み深き主のほか、たれか我を慰めん」