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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4722・23号】お知らせ

2011年5月7日
「教団新報」今号を4722・23合併号とし、次号4724号は、6月4日に発行します。 総幹事 内藤留幸

【4722・23号】各教区被災状況報告

  臨時常議員会の中で、各教区議長または代理者により、東日本大震災関連事項に絞って、教区報告が行われた。特に被災3教区報告には時間が割かれた。 奥羽教区邑原宗男議長は、宮古、新生釜石、千厩、大船渡の4教会の被害状況や近隣地域への救援活動を主に、詳細に報告した。宮古は教会・牧師館一階が水没したものの、盛岡YMCAやカナンの園職員により掃除がなされ、逆に近隣地区の救援基地として用いられていることが、新生釜石については、ボランティア活動によってヘドロと瓦礫に埋まった礼拝堂の片付けが行われたこと、淀川キリスト教病院から医師・看護師の応援が与えられ、地域の方々の相談に与っていること、北海教区からの応援、教団議長はじめ東京神学大学生のボランティアのことなどが詳しく述べられた。また、教区の調整を通さない一方的なボランティア活動による混雑などにも触れられた。 千厩は礼拝堂・牧師……

【4722・23号】被災地に、被災地の教会に、共に熱い祈りを

<全キリスト教会の11246祈りの会の呼びかけ> 東日本巨大地震と津波がもたらした大惨事と、二次災害としての福島第一原子力発電所事故は、地域を不安の中に陥れ、戦後最大の危機として日本社会を脅かしています。 大津波は1万2千を超える命を呑み込み、なお1万5千名の行方不明者がおり、言語を絶する悲惨に言葉を失っています。 一つの命にどれほどの愛する者のつながりがあったでしょうか、人のつながりがあったでしょうか。その関係が断ち切られた絶望をどれほどの人が味わっているでしょうか。 「エロイ、エロイ、レマ、サバクタニ」と叫ばれた十字架の主の声が心に浸みこみます。 十字架の主に慰めと希望があります。日本の諸教会が心を一つにして、共に熱い祈りを捧げる時をもちたいと強く願っています。 11246(11日 午後2時46分)、この日とこの時間を覚えて共に祈りましょう ……

【4722・23号】第2回(臨時)常議員会 地域に仕える教会の再建を目指す

  東日本大震災 被災支援の基本理念を立てる   12億円の海外献金プロジェクト承認   未曾有の東日本大震災を受けて、その対策を協議する第37総会期第2回(臨時)常議員会が、4月18日、教団会議室で30人中28人が出席して開催された。 石橋秀雄議長は、冒頭の議長報告の中で、「いま日本は未曾有の危機に直面している。地震発生翌日に、救援対策本部の設置を宣言し、翌々日の3月13日から16日、3月28日から31日の2回、被災教会を訪問、お見舞いした。 救援の基本的な方針として、地域に仕える教会の再建を目指す。礼拝の場、教会の再建を中心とし、教会を通しての社会的弱者、子どもと高齢者の支援に当たる。全教団的な取り組みをしたい。海外からドイツの1億円の募金申し出を始め、多くの献金が寄せられている」と報告した。 続いて……

第36総会期 第6回宣教師人事委員会 外国人教師が用いられる教会的筋道を

2011年5月6日
 去る1 月28日(金)、教団B会議室にて、第36総会期第6回宣教師人事委員会が開催された。  この委員会は宣教師の人事手続を円滑に進める必要上、今総会期委員会の組織を待つことができないため、前総会期の委員会が総会期を越えて開催されたものである。  はじめに宣教師及び関係諸教会に関する報告、世界宣教委員会のもとにある各委員会の報告、幹事による宣教師訪問、事務局訪問者との面談報告等がなされた。  協議事項として、北米及びその他の地域からの宣教師の任期満了退任・任期継続・延長・海外渡航等、宣教師に関する人事事項を取り扱った。  3月末に任期を満了して退任する宣教師が4名、その中には、10年、20年という長い期間にわたり宣教師として奉仕した先生方がある。日本に福音を宣べ伝えるために、多くの時間を捧げて貰ったことを覚えて、心から感謝しつつ、退任を承認した。  今委員会では、外国人教師受け入れに関……

組織・役割分担を決定、委員長に岸憲秀氏 第1回教育委員会開催

 2011年1月27日、日本基督教団第37総会期第1回教育委員会が招集された。  教育委員会は教規47条に基づいて、宣教委員会のもとに置かれた常設専門委員会として、教会及び幼稚園におけるキリスト教教育の調査・企画、キリスト教教育主事の育成・指導に必要な事項、青年の指導に関する事項などを取り扱う。これらが具体的に展開するために、多くのプログラムを行う委員会である。  第37総会期教育委員会は岸憲秀委員(千葉本町)が招集者となり、次の各委員が招集された。  北畠友武(門司)、佐藤飛文(宣教協力学校協議会派遣)、清藤淳(和歌山)、塚本一正(信夫)、平田和子(吐田郷・信徒)、宮地健一(向日町)。  尚、担当幹事・野村和正、担当職員・草深茂雄。  第1回委員会では、内藤留幸総幹事による挨拶、及び教育委員会の司る事項についての説明を受けた後、委員会組織を行う。委員長は、招集者の岸委員、書記は清藤委員……

第125回 神奈川教区総会

 第125回神奈川教区総会は2月26日、清水ヶ丘教会で開会時正議員233人中、172人が出席して開催された。  冒頭の組織会で、北村慈郎氏が常置委員会推薦の推薦正議員となっていることに論議が集中。「何故推薦議員なのか。紅葉坂教会の欄を(未定)とするのでなく、北村氏(免職中)と書くべき」「北村氏は紅葉坂教会から議員として推されている。(未定)は教団の処分を認めることになる。紅葉坂教会議員として登録すべき」「原案の推薦正議員では○印がなく信徒扱いとなっている。信徒ならどこの教会信徒か」などの意見が続いた。  この中で、「北村氏を推薦准議員とする」「紅葉坂教会議員とする」の両案が動議として成立し、採決の結果、准議員案が投票総数179中、賛成39、紅葉坂教会議員案が賛成59でともに少数否決となり、原案通り、北村氏の推薦正議員が決まった。  議論の流れで、他の2人の推薦正議員についても「推薦准議員……

【4721号】東日本大震災緊急救援募金のお願い

2011年4月23日
  主の御名を讃美いたします。 3月11日(金)14時46分頃、マグニチュード9.0を記録する巨大地震が東北地方太平洋沖で発生いたしました。地震とそれに伴う津波により、岩手・宮城・福島を中心に大きな被害が出ています。被害の全容は未だ明らかではありませんが、被災した教会のために、多くの資金が必要となる事は、まちがいありません。日本基督教団では地震直後から情報収集を始め、12日には救援対策委員会を設置、支援のための準備を整えはじめております。 けれども事は急を要します。教団社会委員会では、ただちに募金を開始いたします。祈りをもってご協力をいただきますよう、お願いを申し上げます。なお、本格的な募金は、常議員会が設置する委員会にて行なわれる予定です。   2011年3月14日 日本基督教団社会委員長 釜土達雄 記 ◎募金期間 特に定めず ……

【4721号】地震に加え、放射線被害の恐怖も

苦渋の決断...福島教会礼拝堂撤去 いわき市は、福島第一原発から半径30キロの屋内退避エリアに一部がかかっている。人々が避難し、物流も滞り、閑散としているこの町には、教団の3つの教会がある(磐城教会、常磐教会、勿来教会)。 常磐教会は、この地に赴任して6年目の武公子先生が牧する。週日は併設する保育園の働きを担っているが、地震直後、園児の家庭を回っていた同労者が突然亡くなった。地震のショックに加え、ライフラインが途絶えた上、原発事故が起り、不安と緊張の中で過ごす。27日になって、教会員と共に礼拝を捧げることが出来た。15名程の教会員がいるが、礼拝出席は7名程であった。保育園には、53名の園児がいるが、登園しているのは9名程である。 磐城教会には、この4月から、上竹裕子牧師が遣わされた。引っ越しが出来なかったために、スーツケース一つだけを持っての赴任である。役員の桜井姉が最低……

【4721号】献身のとき No.17

真理を求めた44年 大坪 章美 (札幌中央教会牧師) 私は、1942年、錦州(旧満州)で警察官の父と陸軍看護婦の母との間に生まれました。引き揚げ後は、長崎に住みました。 4月8日生まれの私は母から「仏縁がある」などと聞かされて育ち、人一倍宗教に関心を持っていました。中学の頃から無性に「人生のバックボーン」を求めるようになりました。 就職の時期になり私は或る大手メーカーに内定し、1966年初めて九州を出て大阪に赴任しました。ところが、1970年の結婚後間もなく、オイルショックを境に会社は大きなダメージを受け、私はそれこそ、土日も無いほど忙しくなりました。 その頃妻は母子家庭のような家を一人で守り、疲れ切ってしまい、ある時近所のご婦人から教会の礼拝に誘われたのを機に夫婦で出かけるようになりました。 教会に通い始めて、受洗の気持ちが湧いてきた頃、東京への転勤が決まり……
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