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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4721号】訂正・お詫び

2011年4月23日
「教団新報」4720号4面「教師検定試験公告」6、補教師「説教」「釈義」の課題テキスト①旧約 イザヤ書42章<1~14節>を<1~4節>にお詫びして訂正いたします。 教師検定委員会

【4721号】消息

  安藤恵三氏(隠退教師) 11年1月5日、逝去。78歳。旧満州・大連に生まれる。'57年同志社大学大学院を修了、同年坂祝教会に赴任、蘇原教会を兼務し、世光教会、野洲教会、福岡城東橋教会を経て、02年まで高鍋教会を牧会し、隠退した。遺族は妻・安藤豊子さん。  

【4721号】東京教区 連帯金拠出

  去る1月21日、日本基督教団会議室で開催された第69総会期第6回東京教区常置委員会で、「2009年度に行った教区活動連帯金拠出留保を解除する」との、全教団的に見ても重大な提案がなされた。この日、長崎哲夫議長は下記の提案理由を上げた。 1.三里塚教会問題に対する他教区並びに一部常議員からの発言が止んだ。2.沖縄教区は教団と距離を置き、問安使さえ拒否しながら教区活動連帯金並びに教団沖縄宣教連帯金だけは受領していたことについて、問題は解決していないが、教団が当該教区宣教連帯金を段階的に減額している現状。3.兵庫教区は阪神・淡路大震災関連の第二次募金に関し、教団との間で解決が見られないものの、第37総会期第1回常議員会が「第二次募金」の内、その役割を終えたものと、関東教区からの「新潟中越沖地震救援募金」の残金繰り入れの申し出を受けてスタートする議案23号「救援対策基金設置……

【4721号】モルモン教からの転入に関し答申 第1回信仰職制委員会

  第37総会期の第1回信仰職制員会が2月28日(月)~3月1日(火)に、委員7名全員の出席のもと教団遺愛会議室で行われた。 まず委員の自己紹介がなされ、続いて組織会を行い、互選により委員長に菅原力(弓町本郷教会牧師)、書記に小堀康彦(富山鹿島町教会牧師)が選出された。委員長より、信仰職制委員会に関する規定及び職務について説明がなされた。 今回提出された諮問は、前委員会から引き継いだものを含めて5つあったが、「①モルモン教からの転入会に関して『先例集94.モルモン教徒が転会を申し出た場合の処置』によればモルモン教における洗礼を正しいと認める判断が下されていますが、この判断を正しいものとして受け入れて良いでしょうか。また既に、キリスト教会の洗礼を行わずにモルモン教からの転入会を認めた者がいる場合には、改めて洗礼を行うまでは、名簿から除籍し、陪餐を停止すべきでしょう……

【4721号】新任教師オリエンテーションの協議 第1回教師委員会

  第37総会期第1回教師委員会が、教団会議室にて3月8日(水)に行われた。 ヨシュア記3章1~5節より御言葉を聞いた後、招集者の小宮山剛委員が祈祷をささげた。各委員の自己紹介の後、委員会組織の協議を行い、互選により小宮山委員(富山二番町)が委員長に、堀眞知子委員(瀬戸キリスト)が書記に選出された。今期の委員は井ノ川勝(山田)、宇田真(佐久)、大友英樹(赤羽)、岸俊彦(経堂北)、吉澤永(愛知)である。 教師委員会所轄事項、今年度委員会開催予定、予算などについて確認後、前期委員会よりの申し送り事項が資料に基づいて、道家紀一担当幹事より報告され、質疑応答がなされた。その後、今期委員会の活動計画について、話し合いがなされた。 特に新任教師オリエンテーションの具体的内容、担当について集中して話し合われた。新任教師オリエンテーションは、6月20日(月)~22日(水)……

【4721号】「伝道する教団の形成」に貢献するために 第1回伝道委員会

  第37総会期の第1回伝道委員会が2月14日(月)~15日(火)、日本キリスト教会館にて開催された。 今期委員は、岩田昌路(狛江教会・西東京)、川崎善三(米子錦町教会・東中国)、北川善也(洛北教会・京都)、小林克哉(呉平安教会・西中国)、杉森耀子(小田原十字町教会・神奈川)、成田いうし(磐上教会・大阪)、米倉美佐男(招集者/札幌教会・北海)各委員の7名。 委員長に米倉委員、書記に岩田委員を選任、各担当には、宣教委員に米倉委員長、「こころの友」「信徒の友」編集委員に北川、杉森各委員、農村伝道に岩田、成田各委員、刑務所伝道に川崎、小林各委員、伝道方策検討委員に小林委員を選任した。 今期委員会の方針と計画は、前期委員会からの申し送り事項を引き継ぎ、「伝道する教団の形成」に貢献するために学び、協議し、提言する方向を決定した。2011年度予算は、教誨師会負担金を教……

【4721号】日本語礼拝閉鎖の危機と闘いながら 第1回世界宣教委員会

  第37総会期第1回世界宣教委員会が2月17日、教団会議室で開かれた。組織会によって木下宣世委員が委員長に、秋山徹委員が書記に選ばれ、前総会期からの申し送り事項を確認し、新年度の歩みを始めた。 世界各地に派遣された宣教師の消息、困難な状況や病気などの情報、また受け入れ宣教師の各地での働きなど、前期より特に力を入れている派遣・受入れ宣教師の働きの現場を訪れて牧会的な配慮をしたことについて、また、当委員会の傘下にある6つの小委員会に関連する報告、今年7月に東京で開かれるスイス・韓国・日本の三国間協議会の準備状況などの報告を聞き、承認した。 米国・サンフランシスコ・パイン合同メソジスト教会で4年間の任期を終えて帰国した藤浪敦子宣教師の活動報告、米国ハワイ・ウエスレー合同メソジスト教会日語部で4年2カ月の任期を終えて帰国した上田創宣教師の活動報告を昼食を共にしながら聞……

【4721号】2011年 春季教師検定試験

  神からの召しが問われる 遣わされた教会の願いと祈りがある   2011年春季教師検定試験は、3月1日(火)~3日(木)、東京会場(早稲田の日本キリスト教会館)において、4階の教団会議室と6階の会議室(貸室)で行われた。 今回の受験者総数は74名で、内訳は補教師58名(Aコース26名、Bコース17名、Cコース15名)、正教師の再受験15名、教師転入1名であった。 学科試験直後の委員会における判定の結果、補教師試験受験者58名の内、合格者37名、保留者8名、継続者(Cコース)11名で、不合格者は2名となった。正教師試験では、再受験者15名の内、合格者7名、保留者6名で、不合格者2名となった。また教師転入の受験者1名は合格となった。 保留者というのは、学科試験の得点が合格点に少し足りなかった受験者で、改めてレポートが課せられ、後日提出された……

【4721号】くじけてはならない、イェスさまの愛があるから

  4月4~8日(月~金)、奥羽・東北両教区に献金を届け、一つでも多くの被災教会を訪ね共に祈ることを目的として被災地を訪問した東海教区小出望議長、宮本義弘伝道委員長(教団宣教研究所委員長)に、教団新報も同行した。 教会員の消息も、会堂・牧師館の被害状況も、余震の度毎に変化する。普段は、原稿締め切りから印刷所入稿まで一週間、発送までは更に5日が必要なのだが、震災後、その一週間を2日に短縮して新報を発行している。しかし、被害の一覧を出しても、数日経てば殆ど無意味になってしまい、結果的に誤報にさえなりかねない。速報はHP等に委ね、数日では変化しない事柄をお知らせしたい。 宮古教会は、津波に浸かった教会を、主に地域に支援物資を届ける集積センターとして用いている。森分和基教師から、自然発生的に奉仕が始められた経緯、隣接の公設避難所とのやりとりなどを聞いた。その手際の良さに……

【4721号】東日本大震災 戦場さながらの被災地を行く

  教団訪問団、宮古・釜石へ   岩手県海岸沿い、そこは戦場であった。自衛隊員は迷彩服姿で重機を操縦し瓦礫を撤去。消防隊員は隊列を組んで行方不明者を捜索。津波後、火災が襲った山田町では建物が焼け爛(ただ)れる。バレーボール程の大きさの、養殖用ブイは葡萄のように何百個と連なったまま、店舗の屋根に絡みつく。震災から2週間半も経っているのに。いつもなら立ち入り禁止の危険区域を、一般車輌が中央突破できる非日常が、そこにあった。 市民は浸水家屋から泥まみれの家具・畳・商品を道端に運び出していた。百キロで走る車が激突して倒れぬ電柱さえ、2箇所で折れ曲がる。防波堤裏手に群生する松の木は剃刀に切り取られたよう。海底での凄まじいエネルギー解放により、海水が底の泥砂を巻き上げ、昼下がりの市民を強襲した。 3月13日出発の第1回訪問に続き、教団は3月28日、第2回目の訪問……
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