西村 哲氏(隠退教師)
11年1月23日、逝去。84歳。福井県に生まれる。'53年同志社大学を卒業、同年旭東教会に赴任、舞鶴青葉教会、松山城南高校を経て、'96年まで長崎外語短期大学の宗教主任を勤め、07年隠退した。遺族は息・西村真人さん。
中島 渼(なみ)子氏(隠退教師)
11年4月10日、逝去。95歳。富山県に生まれる。'35年バプテスト女子神学校を卒業、'58年小諸教会に赴任、'77年まで牧会し、隠退した。遺族は息・中島弘光さん。
上 良康氏(無任所教師)
11年4月17日、逝去。97歳。鹿児島県に生まれる。'41年日本神学校を卒業、'42年両国教会に赴任、'47年より'98年まで(旧名・和田本町教会)十貫坂教会を牧会した。遺族は妹・上齋(いつき)さん。
赤阪英一氏(無任所教師)
11年4月18日、逝去。78歳。東京都に生まれる。'57年同志……
幼稚園の土地拡張、増改築、新築のため、幼稚園融資金2011年度分を次の要領で募集します。
◎金 額 50万円~300万円
◎返済期限 5年以内
◎利 子 期限内 年1%(東日本大震災関係は無利子〔最長10年〕)
期限後 年2%
2011年度は総額600万円を2~3の教会幼稚園に貸し出します。希望幼稚園は、教区事務所を通して教団教育委員会まで申し込んでください。
◎締 切 8月31日
◎問合せ 融資規定、申請書は教育委員会へ。(TEL03-3202 -0544)
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4月18日、19日の日程で第37総会期第2回教育委員会を開催した。本来ならば、3月中に行われる委員会であったが、3月11日に起こった東日本大震災の影響を受けて延期されての開催となった。
震災を覚えて祈りつつ始めた今回の会議では、議題の内容でも震災を巡って扱う課題がいくつかあげられた。まず日本基督教団所属教会の付帯施設として設置された幼稚園・保育所の被災状況の報告を受けた。建物の被害ばかりでなく、原発事故の影響で開園できない施設もある。閉園を決断した施設も相当数あるとのこと。教育委員会としては、被災施設に対して、従来から扱っていた幼稚園融資資金を無利子にて融資することを決定(詳細は下記を参照)。
また隔年で行って来た教会教育セミナー、および教区教育担当者会の会場について、当初の計画では福島を開催地として予定していたが、被災状況を鑑み、改めて計画を見直すこととし……
4月4日、教団会議室にて、教団救援対策本部の第1回会議が開催された。本救援対策本部は、3月11日に発生した東日本大震災への対応のために、第1回常任常議員会(3月22日開催)において、石橋秀雄議長を本部長として設けられたものである。
会議の冒頭において、本救援対策本部の構成員については未確定であることをふまえ、震災への具体的な対応については、当面災害発生時の初動対応を担う救援対策委員会が行い、本会議の本格的な活動が始まった段階で、同委員会の活動を引き継ぐことを確認した。
そこで、議事としては、まず委員について検討し、その結果、石橋秀雄、岡本知之、雲然俊美、北紀吉、佐久間文雄、長山信夫、大村栄、藤掛順一、および、日本キリスト教社会事業同盟と宣教協力学校協議会から各1名を委員候補者とし、第2回(臨時)常議員会(4月18日開催)に提案することとした。(注)
次……
第37総会期第1回予算決算委員会は、2月14・15日と2日間にわたって開催された。今総会期に選出された委員は、伊藤瑞男(招集者)、津村正敏、外崎孝、長島恵子、宮下重康、森川恵美子、山上清之の7名であった。委員長に、伊藤瑞男、書記に外崎孝、常任委員に森川恵美子が決まった。なお、監査委員会から初日に服部能幸、2日目に寺門文雄が陪席したほか、総幹事内藤留幸と財務幹事計良祐時が陪席した。
総幹事報告として、第37総会期第1回常議員会で自然災害に備える救援対策基金が設置され、今後兵庫、関東、中部の被災経験教区の意見を聞いて、体制作りを進めること、伝道方策特別委員会が設置されたことなどが報告された。
財務幹事からは、全国の教会の経常収入、現住陪餐会員数が年平均1%減少している(過去5年間)ことなどで経常会計の対応が必要であるとの報告があった。
2010年度の補正予……
第2回委員会は、2011年4月4日(月) 、高橋和人書記(東北教区議長)欠席、大震災で被災された方々と教会をおぼえながら開かれた。
震災前の第1回委員会で当委員会の位置づけと任務について大枠を決めてあったが、大震災を踏まえて、協議内容を変更すべきではないかとの提起があった。
即ち、現況下での教区連帯の在り方について新たに検討し直す必要があるのでは。また、他の委員会との協働、予算決算委員会との連携、多岐にわたる課題の浮上など意見が交わされたが、既定通りとして、自由提案・自由討議の形で進められた。
現行の教区活動連帯金はすでに2011年度分は決定しており、本年9月の配分協議会においては2012年度も現行通りと予想されることから、それ以後の対応を視野に進めることとした。以下は自由討議の様子である。
連帯金、教区負担金等についての問題点について
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第56回定期総会は、5月3・4日、大阪女学院ヘールチャペルを会場として開催された。開会時出席正議員は294名中211名。開会礼拝では、一木千鶴子牧師(高石)が「主の優しさに生かされて」と題し説教、聖餐式は鈴木賛美牧師(愛隣)が司式、「洗礼を受けた者、小児洗礼を受け信仰告白式をおわった者は、どこの教会員であっても共に聖餐にあずかってください」と宣明して執り行われた。続いて、向井希夫教区議長司式により准允式が行われ、2名が受允した。
諸報告および決算・予算関連議案の審議では、次年度への繰越金が常態化している会計状況に対し、教区負担金を減額して各教会・伝道所の負担軽減を求める意見、負担金納入に困難を覚えている教会への配慮を求める意見が繰り返された。
今総会で特記される議案は以下の通り。
「『分かち合い特別資金』(仮称)設置とその給付に関する件」は、質疑の段階……
第69回定期総会は、4月28・29日、道後温泉・椿館を会場として開催された。
開会礼拝では、木村一雄牧師(琴平)が説教、また聖餐式が宇賀充牧師(三島真光)の司式により、執り行われた。
開会時出席正議員は151名中117名。1日目は、教区議長メッセージを受けた後、諸報告が扱われた。
その後、教団問安使挨拶を受けた。雲然俊美教団書記は議長挨拶・総幹事報告に加えて、東日本大震災への教団としての対応について述べた。特に被災教会現況については、自身の被災地実踏による写真も回覧して、詳細な報告がなされた。
夕食は会場の大広間に一同で会し、時間中に各分区の近況報告がなされ、互いの教会の一年の歩みを覚え合うひとときとなった。
夜には「伝道の幻を語り合う」と題して協議会を開催。福田哲(多度津教会牧師)・筧牧人(伊予長浜教会牧師)・濱田康行(土佐教会信徒)3氏……
北海教区、第71回総会は5月5日~6日、改装の成った札幌北光教会を会場として開催された。
冒頭、組織会で議員資格について議論があり定数確認まで30分を要した。教区分担金支出を留保している札幌教会に議員資格を認めるか否かの議論であった。教区の教務執行に抗議することを理由として、3年に亘り札幌教会が分担金支出を留保し、教区財政を圧迫していることから総会議員資格を停止すべきとする意見と、また札幌教会からは訴願問題に端を発する抗議内容が述べられた。書記より、常置委員会では議員資格を停止しない決定をしていること、分担金未納教会への延滞金賦課が提案されることが説明された。名簿どおり点呼され議員129名中110名の出席を確認した。
開会礼拝では正教師按手と補教師准允が各2名ずつ執行された。
「議長総括」を巡って再び、教区と札幌教会の問題が多くの時間を割いて論じられた……
九州教区、第61回総会は、5月2日から3日間、九州キリスト教会館に正議員242名中、開会時170名が出席して開催された。
深澤奨九州教区議長は、議長報告で「今後教区の教勢・財政はますます厳しくなって行くことが予想される。教区負担金を縮減するために、機構改正を図り、教区財政のスリム化に努める」ことに理解を求める一方で、「互助献金が初めて1、100万円を突破した」と、教区の特色である互助を中核とした祈り支え合う共同体を強調した。
この議長報告を受けて、機構改正のための教区規則改定議案が今総会の最重要議題となった。同議案は、「教区の教勢・財政に見合った機構へと縮小・改正する」として、①常置委員10名を8名とし、教師・信徒各1名減の各4名②各委員会も1、2名減③集会・催しを必要に応じて隔年開催など、島嶼部を含め10地区と広範な教区に付随する交通費の縮減が狙いとなって……