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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4636号】任務評価のあり方に課題 第3回宣教師人事委員会

2007年10月6日
九月三日(月)午後二時より、第三回宣教師人事委員会が開かれた。 今回は、委員五名と陪席者のジャンセン宣教師に加え、七月九日より教団総幹事として就任されている内藤留幸教師が同席した。 そして、自己紹介の際に、今総会期で世界宣教部が常設となったことの責任を再確認し、宣教師人事委員会と宣教師支援委員会の相互協力によって、受け入れ宣教師の働きを更に充実させることを期待するなど抱負を語った。 当委員会の当面の課題は、すべての受け入れ宣教師の人事手続きを統一し、任期中のサポートのあり方なども再検討することが最重要と考えられている。 その認識の上で、当委員会は、個々の宣教師の人事事項の検討以外に、「受け入れ宣教師人事手続きに関する件」について多くの時間を割いて検討した。 特に、任期中の任務評価のあり方全般について話し合われた。元来CoC(宣教協力協議会)の受け入れ宣教師は、三~五年毎の任務評価……

【4636号】"Go to the People" アフリカ・タンザニアへ~愛と希望のロケットを送る JOCS日本キリスト教海外医療協力会

絶望のあるところに希望を、憎しみの代わりに愛を JOCSは、タンザニアに九月下旬から新しく清水範子ワーカー(看護師・助産師・保健師)を派遣します。同国中央部、ダルエスサラームから約1000キロ離れたタボラにある大司教区の母子保健活動がミッションです。タンザニアの人口は3500万人。宗教はイスラムが約三割、キリスト教も約三割、他約四割が伝統宗教。周辺八カ国は紛争が絶えず、アフリカの最貧国の一つでありながら、難民庇護国として難民を受け入れてきました。(大江は、調査と実務折衝のため、七月初旬に現地入り) タンザニアの保健指標-出生時平均余命46歳、乳幼児死亡率67(出生1000対)、5歳未満死亡率122(出生1000対)、妊産婦死亡率1500(出生10万対)、成人推定HIV有病率(15歳以上)6.5%-ユニセフ2007より-となっており、母子保健に関しては深刻な状態にあります。清水ワーカ……

【4636号】教師検定試験公告

二〇〇八年春季教師検定試験を左記の要領で行います。 一、受験要綱と受験願書の提出期限 受験要綱と教団指定の願書用紙は一六〇円切手を同封し、正教師受験志願者か補教師(A、B、Cコースの別も)受験志願者かを明記した上、封書でお申し込みください。願書と必要書類を整えて、受験料とともに所属教区に提出してください。 なお、正教師受験志願者は「教師検定規則第十二条②」によるものに限ります。 ①教区締切 十一月十六日(金) (教区により締切が異なりますので、教区事務所に確認してください) ②教団締切 十二月三日(月) (各教区から教師検定委員会に提出する際の締切です) *受験料は正教師一万三千円、補教師一万円 二、補教師について ①「説教」「釈義」の課題テキスト 旧約 ヨシュア記  一章一~九節 新約 ローマの信徒への手紙 五章一~五節 ②コースによって「説教」「釈義」の提出内……

【4636号】ケルン・ボン日本語キリスト教会へ 林原泰樹宣教師派遣式執行

林原泰樹宣教師派遣式が七月三一日、木下宣世世界宣教委員会委員長の司式と説教により教団会議室で執り行なわれた。 林原氏はドイツ、ラインラント州のケルン・ボン日本語キリスト教会に派遣される。 同教会は一九七七年にボン聖書集会として歩みだし、今年で創立三〇周年を迎える。毎聖日ケルン市郊外のボンヘッファー教会で礼拝を持ち、地域の日本人伝道を担ってきた。 これまで八名の宣教師が派遣され、伝道、牧会にあたった。この間EKU(福音主義合同教会)と教団との宣教協力により当教会は支援され、EKUに所属しているラインラント州教会が財政を負担してきた。 しかし、二〇〇三年にEKUはUEK(福音主義教会連合)と改組され、EKD(ドイツ福音主義教会)の傘下組織となった。ラインラント州教会、UEK、EKD、教団の四者協議により、ラインラント州教会が財政的支援を含めた宣教協力を継続することとなった。けれども、宣教……

【4636号】秋・春の教師検定試験に備える 補教師23名、正教師69名受験へ 教師検定委員会

第35総会期第二回教師検定委員会が、八月二〇日(月)~二一日(火)、教団会議室において、委員七名全員が出席して行われた。 最初に、内藤留幸新教団総幹事からの挨拶があった。 委員長・事務局報告において、第二回常議員会(七月九、一〇日)で決定された、日本キリスト教会館四階の教団会議室の模様替え(改修)工事について説明があった。 次いで、二〇〇七年秋季教師検定試験の準備を行った。先ず、補教師受験志願者二三名と正教師受験志願者六九名の受験資格が確認された。なお、補教師としての在籍期間の不足な者一名について、受験資格がないことを確認した。 更に、試験について次のように協議をし、決定した。先ず、提出物(釈義、説教、神学論文等)の採点結果を突き合わせ、それぞれを確定した。次いで、学科試験問題の決定、学科試験当日の責任分担、試験日程、時間割、全体会と面接の持ち方、試験会場である大阪クリスチャンセン……

【4636号】「教会教育セミナー」初開催へ 来年三月高知県で 教育委員会

第35総会期、第三回教育委員会が九月三日(月)、四日(火)の両日、教団会議室にて開催された。小委員会や委員が派遣されているそれぞれの委員会の報告の後、協議に入った。主な協議は教会教育セミナーとクリスマス献金及び二〇〇八年度台湾青年プログラムについてであった。 「教会教育セミナー」は今回初めて開催される。これまでは公開教育セミナーとして開催されてきたものの意図を、更に明確にするために名称を変更し、企画をより現場の教会教育の必要に近づけたく願っている。二〇〇八年三月三日(月)~四日(火)の日程で、高知の二つの教会を会場に予定している。主題は「主の業に召される喜び」講師は教育委員会の平田和子委員(吐田郷教会キリスト教教育主事)である。今回は教区教育担当者会も併せて開催する。前回は十六教区から参加があった。教育委員会としては全教区の参加を心待ちにしている。 今年のクリスマス献金は国内では、能登……

【4636号】荒野の声

▼海辺の町で、漁師に素潜りを習った。シュノーケルも足ひれも着けず、ゴーグルだけ。全然駄目。波に浮かんでいる状態では、潜水の態勢さえ作ることが難しい。そこで腹まで波が届く岩場に立って、そこを根拠に、頭から潜っていく。一メートルも無理、身の丈ほども潜れない。頭は海に浸かっていても、足が空中に出ている。▼同じことを、何度も繰りしてから、彼が初めて問題点を指摘してくれた。飛び込む前に、肺活量の限りに息を吸い込んでいるというのだ。それでは、浮き輪を着けて潜るようなもので、絶対に無理だと言う。なるほど、息を吐き出して、浮力を少なくしなければならない。▼理屈では納得しても、これを実践するのは困難。どうしても、直前に吸ってしまう。これはもう、本能だ。何度か繰り返し、数メートルは潜った。しかし、息が苦しくなると、空気を吐き出す。つまり、未だ空気は残っていて全部吐き出してはいないのだ。▼全てを捨ててイエスに従……

【4636号】メッセージ

ヨハネによる福音書20章19~23節 遣わして下さるのは主 田中かおる ・「自分を知る」ということ 「自分を知る」ということは、人間にとってとても大切なことです。自分の何たるかがわからないから人はイライラする、とさえ思います。生き生きと生きられないのです。「自分を知る」とは、「自分の生の姿を知る」ということです。「生の姿を知る」ということは、あたりまえのようで、実はこれがなかなか難しいのです。 「自分を知る、すなわち自分の問題を知る」ということをテーマにした漫画を見つけました。この漫画は、アメリカ人による漫画で、犬が主人公、といえば、ピンとくる人も多いと思います。犬のキャラクターが、日本でもすっかりおなじみです。このシリーズの中に、興味深い四コマ漫画がありました。少年Cに対して、少女Lが、このC少年の問題の本質を鋭くついている、そういう四コマ漫画でした。それはこんな展開……

【4635号】ある牧師の生涯

2007年9月22日
六月に、ある温泉街の外れにある教会の礼拝に招かれた。 少し前の四月に伺ったのは、急逝された牧師の前夜式で、当然ながら重苦しい雰囲気であったが、それらのことは完全ではないにしろ、相当乗り越えられた様子。 婦人長老の司式で、奏楽はなく、ヒムプレヤーでの讃美歌で、この日の礼拝には十三名の出席(前年度平均は六名)。ある長老が「牧師が召されたので、自分たちで教会を守らねば、という思いになったのです…」と少し恥ずかしそうにおっしゃった。 召される直前の牧師が、教区総会資料の教会現状報告で「数える指が痛むような少人数の教会だが、熱心に聖書に取り組み、読後感想を語る姿に年齢の影は消える。高齢者二名が召天したが、とられた主の御旨に委ねて摂理に頼むほかはない。教会は、農村の中の温泉街という厳しい状況に、なお立ち続けている」と記しておられる。 この牧師は、神学校を卒業後、この教会に赴任されて十七年。自分……

【4635号】人ひととき 成松三千子さん

全国教会婦人会連合委員長に就任した 高齢化や若年層の空洞化はどこの教会でも直面している課題で、全国教会婦人会連合も例外ではない。成松さんによると「婦人会がなくなっている教会もある」という。その名が示すように教会婦人会の連合組織なのだが、教区によっては暫定的に個人としての加入を考慮せざるを得ない状況に立ち至っている。 「婦人会離れ」という言葉も耳にするようになった。成松さんは、その理由として「有職、趣味の多様化、介護」を上げ、教区、教団などへの関心が薄く、婦人会連合でも委員の成り手が少ない現状について、「自分の教会で満足している人が多いのではないか」と感じている。 婦人会連合に関わって二〇年になる成松さんは、「いろいろな集会、勉強会の場で他教会、他教区の人たちから多くの刺激、喜び、励ましを受けて来た。合同教会の難しさではなく、素晴らしさを知って欲しい」と願っている。 組織、財政の……
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