インスタグラムアイコンツイッターアイコンyoutubeアイコンメールアイコン
日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4640号】未受洗者配餐をめぐって

2007年12月8日
日本基督教団 総会議長 山北宣久 苦渋にみちた「勧告」に至るには 聖餐にはバプテスマを受けた信徒があずかるものとする。・・・準則第8条① *苦渋の常議員会決議 第35総会期第三回の常議員会は苦渋にみちたものでした。 それは「北村慈郎教師に対し教師退任勧告を行う件」を上程し、審議し、可決したことをさします。 この議案上程と同時に、案件を撤回するよう要望書が寄せられ、議決後も抗議が届けられています。もっとも、常議員会はこの重要議案をきちんと扱い、教団としての筋を通すようにとの要望もありましたが。 ここでは、この件につき反対する意見に対してコメントするようにとの依頼に従うこととします。 *闇討ち、騙し討ち! 前回の七月常議員会にて北村慈郎教師が紅葉坂教会にて未受洗者への配餐を行っていることを報告し、聖餐の在り方に多様性があってよいと主張されました。 こ……

【4640号】訂正・お詫び

第四六三九号第一面常議員会報告記事中、『会議冒頭、議事日程承認では、この「教師退任勧告」議案を取り下げるよう強く訴えられた。本常議員会前には、同等の取り下げ要望・抗議が奥羽、神奈川、京都、兵庫、東中国、西中国、九州の各教区から、また紅葉坂教会からは質問書が常議員会宛てに送られていた。』とありますが、文中から、『奥羽』を削除致します。 奥羽教区が、教区常置委員会の決定に基づき『取り下げ要望・抗議』をした事実はなく、常議員会に寄せられた抗議文書は、『江刺教会牧師 邑原宗男』名によるものである旨、岡村宣奥羽教区書記より、指摘を受けました。誤解を与える記述であったことを関係各位にお詫びし、訂正(削除)させて頂きます。 また、前述のものを含め殆どの『取り下げ要望・抗議』は、未受洗者の倍餐を認めるものではないのに新報の記述は誤解を与えるとの指摘も、同書記よりありました。新報にはもとよりそのような意……

【4640号】『北支区五十三次』東京教区北支区青年部 自転車で支区内53教会を巡る

祈ることの大切さを改めて教えられ 一○月八日の祝日に行われた「『北支区五十三次』第一回新宿区編」に参加させて頂きました。東京教区北支区青年部では、支区内諸教会の青年相互の交流をより豊かなものとするため、諸教会の声に聞きつつ、青年部の委員を中心に積極的な活動を展開しています。そして、今年度諸計画の中でも特に柱となるものの一つとして実施されたのが、「北支区五十三次」です。 *諸教会と出会うための一歩 東京教区北支区には、現在、五三の教会があります。その数だけに注目すれば、決して大所帯とは言えない規模と言えるかもしれません。しかし規模が小さければ、諸教会間の交わりが容易に深められるかと言えば、そうとも言えないのが実情です。諸教会の青年たちが自由に出会い交わりを深めるには、規模の大小にはよらない諸教会共通の課題があると思うからです。特に青年たちの出会いの場としても機能してほしい教……

【4639号】第35総会期 第3回常議員会

2007年11月24日
「教師退任勧告」の議案を可決  今常議員会の関心は「北村慈郎教師に対し教師退任勧告を行う件」に集中した。常にない程の陪席者があり、組織会時から議案の取り下げを要求する声が上がるなど、白熱した(二面に記事)。一方で、「合同のとらえなおし」、教区活動連帯金配分協議会の法的位置づけについて、地震被災教会の支援、等々、多くの重要案件・課題を抱え、それらの審議にも多くの時間が割かれた。

【4639号】議案巡り、開会時から議論白熱

 一〇月二二日、二三日、教団会議室において第35総会期第三回常議員会が開かれた。出席は開会時二八名、最終二九名の出席となった。要求陪席者が開会時点四七名と、山北宣久議長から提案された「北村慈郎教師に対し教師退任勧告を行う件」への諸教会の関心を示した。本議案は、直接には、第二回常議員会における聖餐に関する懇談会で北村教師が未受洗者に聖餐を執行しているとの報告を受けての提案である。会議冒頭、議事日程承認では、この「教師退任勧告」議案を取り下げるよう強く訴えられた。本常議員会前には、同等の取り下げ要望・抗議が奥羽、神奈川、京都、兵庫、東中国、西中国、九州の各教区から、また紅葉坂教会からは質問書が常議員会宛てに送られていた。取り下げ要望には実質、内容の審議に触れるものも含まれていたため、当該議案が扱われるところにて議論すべきと判断され、二八名中十六名の賛成により議事日程が承認された。  次に……

【4639号】「合同のとらえなおし」実質審議の上、継続

『合同のとらえなおしに関する件』については、山北宣久教団議長が「特に新しく議案という形で上がっているわけではないが、これまでも、基地問題をめぐる声明など、様々な事柄について対応してきた。今日も、時間の許す限りで、協議の時間を取りたい」と述べた上で、この件について意見を求めた。 常議員の中から「沖縄教区内の教団名義財産について、調査報告結果はいつ頃出るのか。特に沖縄教区の場合、合同議定書との関連もあるのでないか」との質問があり、内藤留幸総幹事は「前任者との引き継ぎが途中で、時期について明言するのは難しいが、発言を受け止め、なるべく早く調査報告できるようにしたい」と答えた。 その他「第25回教団総会では、沖縄教区との合同の実質化という議論の中で、教団の沿革の加筆・修正をするということが議論され、常議員会に付託されている。このことを『合同のとらえなおしに関する件』の一つの作業として行うことこ……

【4639号】議長談話

去る一〇月二二日~二三日開催された第35総会期第三回常議員会にて「北村慈郎教師に対し教師退任勧告を行う件」を可決致しました。 「未受洗者への配餐を直ちに停止するか、さもなくば速やかに日本基督教団を退任されることを勧告する」との内容です。 未受洗者への聖餐の執行は、教憲教規に違反し教団の不一致をもたらし、教会の生命を危うくします。 各教区、各個教会においても正しい聖礼典の執行による教会形成に励み、伝道する群れとなりつづけられるよう心して下さい。 二〇〇七年一〇月三一日 宗教改革記念日 教団総会議長 山北宣久

【4639号】お知らせ

★東京教区原理問題相談会 時=11月30日(金)13時~15時/所=日本キリスト教会館4階会議室/問合せ=東京教区事務所(℡03-3203-4270)

【4639号】「未受洗者配餐」の是非を巡り議論沸騰 北村慈郎教師に対し教師退任勧告を行う件

二日目は、「北村慈郎教師に対し教師退任勧告を行う件」が上程された。議長が提案者のため小林眞副議長が議長を務めた。この件については、いくつかの教区や教区議長などから要望書や抗議、質問が常議員会や議長に寄せられていたため、山北宣久議長はまず冒頭で、そうした抗議・要望等に応答する形で議案の趣旨を述べた。 第二回常議員会における「懇談会」について、これは常議員会の記録には載せないということだったため、懇談会での北村常議員の発題を問題にしているこの議案は「だまし討ち」ではないかとの批判が、議論の中でもあった。それに対して山北議長は、「あの懇談会は公開されたものであり、そこで未受洗者に陪餐させる聖餐執行が明らかにされた。北村氏は以前から同様の発言をしている。その執行を問題としているのである」と反論した。また、「唐突であり、拙速ではないか」などの批判に対しては、「私はかねてよりこの問題を取り上げている……

【4639号】被災教会会堂等再建支援委員会報告

「新潟県中越地震」 小橋孝一委員長は、七月の第二回常議員会で募金目標額が一億八千万円に定められたが、募金累計額が九月現在で一億六千万円を超えたことを、「感謝をもって」報告し、年度内には必ず、なるべくならクリスマス献金での達成を願っていると述べた。被災五教会の現況は、次のように報告された。 ①十日町教会牧師館建設、九月起工十二月完成予定。 ②見附教会新会堂建設、七月着工十一月完成予定。 ③小出教会保育園補修工事を先行、一〇月末完成予定。新会堂建設着工は〇八年春以降。 また、募金目標を早期達成し、「能登半島地震」の再建支援に集中する環境を作るべきことを強調した。 疋田國磨呂関東教区議長は、前日に長岡教会で持たれた「被災地・被災教会を祈りに覚える日」の記念礼拝の様子を報告し、各教会の工事の進捗状況について、詳細に説明した。 複数の常議員から、今後予想される災害に長期的展望・対応策を……
PageTOP
日本基督教団 
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18-31
Copyright (c) 2007-2024
The United Church of Christ in Japan