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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4675号】『2009年度日本基督教団年鑑 追録』発行のお知らせ

2009年5月30日
 『2009年度教団年鑑』発行後に編成された各委員会委員名簿等の追録及び「正誤表」を内容とする『追録』が発行されましたので、入手ご希望の方は年鑑をお求めになった書店または教団事務局年鑑係に直接お申し込み下さい。 〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-10 TEL 03-3202-0541 FAX 03-3207-6768 日本基督教団事務局 年鑑係……

【4675号】訂正・お詫び

4671号3面神奈川教区総会選挙結果【常置委員・信徒】氏名、武田利邦(六角橋)を、(横浜二ツ橋)にお詫びして訂正致します。

【4675号】教区コラム 四国教区

神と教会に仕える議長に  黒田道郎  四国教区は第67回定期総会において、新しい執行部を選出しました。旧三役から一人残った形で新議長に選ばれた者として、抱負や教区の課題を述べる機会が与えられました。と申しても議事を進めることで精一杯で、二日目の准允式では早速とちるような欠けの多い者にとって、抱負などを絞り出すのも困難です。  少子高齢化の最先端を進む教区の一つとして、課題は山積しています。互助制度による謝儀援助が基準の60%台に下がりましたし、中堅の教師の他教区転出、教会の体力低下も顕著です。  しかし総会の空気は暗さがまったく感じられません。伝道意欲を静かに秘め、神のなさることに希望をもって期待する諸教会の信仰がありました。  背後には長年培ってきた教会相互の信頼があります。これらを武器に伝道戦線に向かう教会の姿を見させていただけるのは幸いです。  四……

【4675号】〝具体的な生きた交わり〟への歩みを PCT(台湾協約)との教会協議会

 「第12回日本基督教団と台湾基督長老教会との教会協議会」が"主を喜び祝う"(ネヘミヤ8章10節)をテーマに、4月21日から24日にかけて大阪台湾教会を会場に行われた。  出席者は日本基督教団(以下教団)から27名、台湾基督長老教会(以下PCT)からは11名。  この協議会はこれまで秋に開催されることが多かったが、今秋は「日本プロテスタント宣教150年」行事が予定されているため、この時期の開催となった。PCTの方々にとっては前週に総会を終えた直後であったにもかかわらず、協議会に対する深い思いを持って臨まれたことに感謝したい。  今回の協議会の特徴は、教団各教区からの出席者がほとんど信徒だったということである。これまでの協議会でも、PCTがこの協議会を基本として信徒の相互交流を切望していることが明らかにされてきたが、教団側は出席者のほとんどが教職という状況で、PCTの意向を……

【4675号】宣教方策会議開催決まる

 第36総会期第1回宣教委員会が3月30(月)~31(火)10名の委員、3名の陪席のもと開催された。  招集者の司式で開会礼拝を行った。先ず、委員の自己紹介を行い、それから組織会がなされ委員互選により、委員長に小出望(静岡草深教会)、書記に具志堅篤(読谷教会)が選出された。  第36回総会を受け、宣教委員会の在り方、その意義を再認識するための協議を行った。それから前期委員会からの6つの申し送り事項、①「宣教方策会議の開催」、②「刑務所伝道の推進」、③「在日大韓基督教会との宣教協力の推進」、④「障がいとの取り組み」⑤「統一原理問題連絡会の開催」、⑥「農、林、漁業の問題との取り組み」についての協議がなされた。  常議員会、常設専門委員会(伝道委員会、教育委員会、社会委員会)、自主活動団体(全国教会婦人会連合、日本キリスト教保育所同盟、全国教会幼稚園連絡会、統一原理問題連絡会)……

【4675号】2009年度 教区総会報告 北海教区

札幌教会の負担金保留問題で議論 北海 北海教区総会は4月29日と30日、北海道クリスチャンセンターで開催された。正議員128名中108名の出席で成立した。 開会宣言がなされた直後、ある議員から、札幌教会の議員資格について疑義が出された。札幌教会は分担金未納(保留)状態にあり、負担金を納めていない教会の議員が登録されていることの当否を問うものであった。この背景には、現在「訴願問題」と呼ばれている一昨年来の問題があり、札幌教会と教区との意見が対立している。それは、札幌教会の行った信徒の戒規について申し立てられた不服(訴願)に関し、その取り扱いを巡る同教会と教区との理解の食い違いである。そうした背景も理由となって、今回の教区総会の会場も、当初は例年通り札幌教会が予定されていたが、同教会が会場提供を断り、北海道クリスチャンセンターでの開催となったという経緯がある。 札幌教会の議員資格に関……

【4675号】2009年度 教区総会報告 四国教区

共に伝道し、共に支え合う、三役に女性2名 四国 第67回四国教区総会は、4月28日から29日まで、徳島市内の徳島グランドホテル偕楽園を会場として開催された。議員154名中128名(開会時)が出席した。 開会礼拝・組織会の後、議長メッセージが発表された。野村忠規議長は、合同教会としての深い交わりへと導いた先輩教師たちの指導と、謝儀に関する互助運動を始めた先輩信徒たちの熱意に感謝の辞をまず述べた。次に、「そのバトンを受け継いで、足元の歩みに忠実に教区形成をなしつつ、加えて教団中央に敏感に対応しながら、歩んでいきたい、また、財政的には、教区活動連帯金がなくなりかけているなどの厳しい環境にあるが、これも教区は何のために必要かという問いを、教区は教会に仕えるためにあることを再認識する時としたい」とも述べた。最後に、6年間の任期中、すべての教師と信徒の方々から助言と祈りをもって支えられたことに……

【4675号】2009年度 教区総会報告 九州教区

按手礼執行方法変更可決 九州 第59回九州教区総会が5月4~6日、福岡中部教会を会場として開催された。開会時、正議員260名中188名が出席した。 西畑望議長は、8項目にわたる議長報告を行った。議事に関係する主な項目として、按手礼執行方法変更の再提案について「二種教職制の課題に向き合いながら按手礼を行なうことは、そのこと自体現行制度の中で矛盾を抱え持つ中で行なうものであることを認めざるを得」ない、「教規に定められている教区の処理すべき事項に按手礼がある」として、決議に至る審議を求めた。また、教区財政、教区互助制度について「教会負担金の会員一人当たりの負担額は『大規模教会』と『小規模教会』との比較において最大で2倍の開きがあることが判り(中略)、『小規模教会』に負担を強いる不平等な格差が存在している」として、是正する負担金算出方式検討を行なったことの理解を求めた。 「按手礼執行方法……

【4675号】2009年度 教区総会報告 西中国教区

問安使の処遇で激論、三役再任 西中国 第58回西中国教区定期総会は、5月6日から2日間、広島市のエソール広島で正議員141人中、開会時、116人が出席して開催された。 冒頭の組織会で、「なぜ教団問安使が来訪者で、沖縄教区問安使が准議員なのか」との質問が出て、教団問安使問題が大きな論点となった。 柴田もゆる議長は、教団、沖縄教区との問安使派遣を巡る交信を文書で配布し、教団、沖縄教区とも問安使の派遣取り止めに至った経緯を説明した。両者の処遇の差について柴田議長は、「沖縄は、教区が派遣を要請したので准議員とし、それ以外は来訪者とした」と答えた。総会には、中部教区が能登半島地震報告の特使を派遣したが、来訪者として挨拶を行った。 これに対し、「受け入れる限りは准議員とするのは当然で、好きか嫌いかは議論の中ですること」との反論が出たが、柴田議長は、「教団問安使には、これまで条件を付けて来た……

【4675号】2009年度 教区総会報告① 西中国・九州・四国・北海

嵐の気配が強まる中で 大不況、新型インフルエンザの脅威と、嵐の気配が強まる中で、各教区絵会が始まった。ここでも、嵐の予感がする。問安使の拒否、敬遠、教団新報でも取材拒否や、議席どころか座席が貰えないという事態がある。勿論暖かく迎える教区も。一方で、この世では政党の代表交代が大きなニュースになり、諸教区では三役が新しく若返る所が多い。新風が吹くのか、それとも風邪か嵐か、この号の発行日翌日はペンテコステ。聖霊の風よ吹け、新しい命を吹き込めよと、祈るばかり。  
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