地の塩 世の光- 教会の肢としての明日の宣教を担う-マタイによる福音書を学びつつ
長い月日をかけて、祈りつつ周到な準備がなされ、また、待望されてきた『全国教会婦人会連合40周年全国集会』が、6月2日(火)~3日(水)、幕張メッセ国際会議場を会場にして開催された。
主題は、「地の塩 世の光-教会の肢として明日の宣教を担う- マタイによる福音書を学びつつ」。
2日11時30分の受け付け開始と共に、続々と人が集まり、13時、開会礼拝が始まった時には、既に広い会場に人が溢れんばかりだった。
出席者は1,200余名と発表された。閉会礼拝時に司式・聖餐式・辻順子牧師(下谷教会)、説教・横山ゆずり牧師(半田教会)によって守られた聖餐礼拝には、「胸が一杯になって、涙がこぼれた」という、会衆の声が聞こえてきた。数が絶対ではないと言うものの、圧倒的な迫力であった。そ……
①4676号、京都教区総会報告記事の常置委員選挙結果、竹ヶ原正輝を、竹ヶ原政輝に、お詫びして訂正致します。
②4676号、大阪教区総会報告記事の常置委員選挙結果、【信徒】の欄に、大きな間違いがありました。正しくは、以下の通りです。山田淳子(大阪聖和)、鎌田英子(玉出)、東谷誠(いずみ)、田口省三(豊中)、山崎喜美子(愛隣)、糸本資(石津)、江本義一(茨木東)、楠原道温(茨木)
※江本義一氏のお名前が抜けており、また、次点者4名を記してしまいました。
お詫びして訂正致します。関係者の方々に、大変ご迷惑をお掛けしました。
幼稚園の土地拡張、増改築、新築のため、幼稚園融資金2009年度分を次の要領で募集します。
◎金額 50万円~300万円
◎返済期限 5年以内
◎利子 期限内 年1%
期限後 年2%
2009年度は600万円を2~3の教会幼稚園に貸し出します。希望幼稚園は、教区事務所を通して教団教育委員会まで申し込んでください。
◎締切 8月31日
融資規定、申請書は、教育委員会へ。(℡03-3202-0544)
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導きだと信じて 宗 保子(松江教会牧師)
1973年頃、北九州復興教会が曽根に教会を建てようというビジョンのもとに曽根の一斉戸別訪問を始めました。その時に私(保子)の家も訪問を受けました。先ずは家庭集会へのお誘いでした。
故郷に教会が建つというその幻に惹かれて私は他教会員ではありましたが出掛けて行きました。集会に通う内にその家の方からクリスチャンの青年を紹介されました。彼が夫(盛興)です。やがて曽根に教会が誕生しました。私たちも結婚し、3人の子どもを授かり北九州復興教会で教会生活を送っていました。同じ世代の若ホームの交わりを通して親も子も信仰生活を励まされてきました。
夫が40歳になった時、喘息を患い、失業と入退院を繰り返す日々が続き夫婦は険悪ムードになってきたのです。牧師ご夫妻にも度々相談に乗って頂きました。ある日牧師は夫に献身を考えたことはありませんかと問われました。……
吉岡英世氏(隠退教師)
3月16日、逝去。80歳。京都府に生まれる。'57年同志社大学神学部大学院卒業後、新宮教会に赴任。播磨新宮、加古川東、大崎、新発田、帯広、新得の各教会を経て、'91年から琴似中央通教会を牧会し、'96年隠退した。遺族は、妻・吉岡みち子さん。
澤 東吾氏(隠退教師)
3月22日、逝去。 90歳。愛知県に生まれる。'41年、明治学院卒業。'50年、横浜大岡教会に赴任、'92年に隠退するまで42年間にわたって牧会した。遺族は、妻・澤妙子さん。
石田 孝氏(浜坂教会主任担任教師)
3月31日、逝去。76歳。大阪府に生まれる。'59年、同志社大学神学部大学院卒業後、伊丹教会に赴任、福岡警固、伊丹、交野、高石の各教会を経て、'93年から浜坂教会を牧会した。遺族は、妻・石田悦子さん。
山田 忠氏(隠退教師)
4月10日……
地方教区の豊かさを 深澤 奨
山あいの小さな町の小さな教会をお訪ねしたら、二人の信徒が迎えてくださいました。
一人はホーリネスの信仰を持ち、商店街の一角にある自宅を開放して熱心に伝道を続ける女性、一人は「社会派」で有名だった牧師の薫陶を受けて育ち、今も社会的な課題に精力的に取り組む女性。この二人がタッグを組んで長年役員として教会を支えてきたといいます。
これが地方教区の現実だと思いました。都会の教会では決して一緒にはならない者が、互いに協力し祈り合いながら教会を形成する。その喜ばしさを豊かにたたえているのが九州教区であり、今後もその喜ばしさ、その豊かさを損なうことのないように務めたいと願っています。
しかしそのような喜ばしさはありつつも、財政的には非常に困難な状況が続いています。
東京教区が教区活動連帯配分金の拠出を保留したことが、その困難さに拍車をかけてもいます。東京教区の……
教区活動連帯金拠出留保可決 東京
第68回東京教区総会が、5月26日、富士見町教会を会場にして開催された。開会時、出席正議員は、501名中318名。
藤村和義牧師(渋谷)の説教によって開会礼拝を献げた後、午前中は来賓、教団問安使等の挨拶を受けた。午後に入り、三役、常置委員半数改選選挙と並行して審議が始まった。
長崎哲夫議長は、議長報告の中で教区活動連帯金について触れ、教区間の信頼に基づいてこれまでこの制度の維持に精一杯協力してきたが、しかし、08年度秋に開催された教区活動連帯金配分協議会において諸教区の実情に遺憾の意を表明したうえで、09年度教区拠出を留保することとした、と報告した。
留保の理由として次の点が挙げられた。「教区が結論を出した三里塚教会問題を現在も尚、一部常議員や教区議長が糾弾していること」、「阪神淡路大震災救援金等にかかわる諸問題を当該教区が明らかに……
新四役誕生 東海教区
5月26日(火)~27日(水)、第87回東海教区定期総会が山梨県笛吹市のホテル君佳を会場に行われた。
議員205名中、172名が出席し、成立が宣言された。
今総会で常に中心に置かれたことは、2006年に発覚した「教区会計背任・横領事件」である。議長報告の中での関連する記載と、元会計担当者が4月12日付で教区に当てた謝罪文が読み上げられたことを受け、質疑がそこに集中した。会計や互助に関する問題の中でも、横領に関して言及されることがしばしばあった。
議長報告への質問に対して、北紀吉議長から元会計担当者が戒規を受けてから、今年2月に戒規を解くまでの間、在籍する教会の牧師などと共に指導に当たった経過が丁寧に説明された。また、互助に関して献金を募ったことに関しても、横領で失われた基金とは無関係であること、これからも積極的に融資をしていきたいという方針であ……
教区の宣教を共に担う 奥羽教区
第64回奥羽教区総会は、5月26~27日、奥羽キリスト教センターを会場に、正議員110名中、開会時で106名の出席をもって開催された。この数字は、初日の選挙等を通じて変わらなかった。2日目朝8時30分から行われた追悼礼拝でも、出席率は90%を越えた。ここに奥羽教区の姿勢そして伝統をうかがい知ることが出来るように感じた。
教区議長報告は、A4版びっしり6ページになる詳細で具体的なものであった。邑原宗男議長は全文を朗読、その前半部分は、過疎化、財政難に苦しむ奥羽諸教会の現状が滲み出るような表現が目立った。しかしその中でも「教区の宣教を共に担う」ことが強調された。「一教会一牧師の維持困難...現実的になる中で...男鹿教会と八郎潟教会の宣教協力(兼務)は、...(ただ経済事情によるものとは)事情が異なり、新しい宣教協力体制に期待をつなぐものです」、とい……
教区センタ-組織運営を再検討へ 東北教区
第64回東北教区総会は5月26~27日、仙台青葉荘教会及び、東北教区センター「エマオ」を会場に開催された。開会時出席正議員は151名中120名。
開会礼拝では「神の前にとどまっている」信仰共同体として、教区の主にある宣教協力を御言葉より確認し、聖餐式が執行され、さらに逝去者追悼式が持たれた。
第1日目の議事において、「名取教会第二種教会設立に関する件」が承認された。「1982年、仙台長町教会の伝道により始まり、1990年5月に名取伝道所として開設、これまでも幾度か第二種教会設立の機運はあったが、塚本恭子教師就任後、その実現に向けて伝道計画と教会計画を策定し2008年度定期総会において『第二種教会設立への取組み』を全会一致で可決、親教会である仙台長町教会定期総会においても『名取伝道所の第二種教会設立承認の件』が承認された。その後臨時……