去る1月21日~22日教団部落解放センターを訪問した。
東谷誠運営委員長、谷本一廣活動委員長そして小林明主事をはじめ各委員の方々と会合を持つことができた。
昨年の6月13日~22日四国教区で実施したキャラバンの成果、また今年6月7日~9日、東京、西東京教区の協力を得て開催する第11回全国会議の準備状況などを伺い当面する様々な課題について丁寧に意見を交換した。
特に「教会の中に差別はない」「もう差別問題は過去のことではないか」という声の中で、実は次々と起る差別の実態とその根深さ、深刻さは教会が宣教の課題として真剣に担わねばならないとの思いを新たにさせられた。
そんな中、部落解放青年ゼミナールにおおくの参加者が集うていることは心強い限りだ。
解放劇、神学校教育、連帯、青年、広報、狭山事件再審要求運動の部門別に広範な運動、活動を展開しているセンターであるが、その働きの中心に毎月第一金曜日に「教団部落解放センター朝祷会」があることを教えられた。
祈り祈られつつ部落解放の働きが結実するよう、7月第二聖日の「祈りの日」を各教会で実施していくことが大切だ。
いずみ教会(安田和人牧師)を皮切りに信太山での地域での研修の機会も与えられた。
同センターの事務局を28年にわたって担当下さった五十嵐照美姉に再会し改めて謝意を表した。
(教団議長 山北宣久)